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フランスという国の「輝き」は、どこから生まれているのだろうか。ファッションやアートは言うに及ばず、国際政治でも自主独立外交を貫き、米露大国に苦言を呈する。シラク、サルコジという新旧大統領と親交がある前駐仏日本大使の著者が、フランスの「ブランド力」を解剖し、日本の弱点に踏み込む。「国家ブランド」という未知のテーマに挑んだ異色の提言集。
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Posted by ブクログ
フランスってどんな国なんだろう 言葉とか観光だけじゃなくて フランスって言う国を知りたいって思って本屋さん見てて目にとまった本。 フランスってアメリカとかとは違って大国!!って感じじゃないのに 凄く堂々としてて 誇りを持ってて そういうイメージでした。 もちろんそのイメージ通りの部分がほとんどな...続きを読むんだけど 移民の問題とかいろいろ問題があって でも なんか日本とはちょっと違うなって思える。 フランス人ってフランス大好きなんだろうな。 てかシャルル・ド・ゴールってホント凄い政治家だったんだな。 「国家ブランド」 この言葉凄く似合ってる。 フランス好きだー!!!!
元外交官、フランス大使・インド大使を歴任された著者の話を直接聞く機会に恵まれた。 ご本人いわく、「自他共に認める、外交官らしくない外交官」とのこと。聞いた方も納得。 べらんめぇ調でざっくばらんに外交や他国の国家戦略の裏側を話してくれるのには驚いた。 橋本、小渕、森、小泉。著者が仕えた歴代総理との...続きを読むエピソードを聞けたのも面白い。 さすがに辛辣な批判はなかなか出てこないが、マスコミの表面的な報道からはうかがい知れなかった、大物政治家たちの素顔が分かる。 外交というものが、どのように動いているのか。 フランスという国は、何を考えているのか。なぜ、あのような存在感を維持できるのか。 軽妙で読みやすい語り口で外交と国家戦略について書かれる本書からは、そうした著者の魅力が十分に伝わってくるばかりでなく、何の予備知識がなくても国家のトップ達の思考と実践を垣間見ることができる。これからの日本と世界を作っていく、中学生や高校生にもぜひ読んでもらいたい。
元在フランス大使のエッセイ。フランスの国家ブランド戦略への賞賛が中心だが、それだけにとどまらずに話は多岐にわたる。シラクやサルコジと人柄が伝わるエピソードなど。若干、自慢話っぽい感じ。自分はとても興味深く読めたが、国際政治などに関心がない人が読んでも面白く感じないと思う。
フランスには、独特の「国家ブランド」がある。言い換えれば、フランスには独自の「国のかたち」があり、強い発信力がある。
2008/6 駐フランス大使時代の経験談を中心に、フランスという国の文化を述べている。その根底には国家ブランドというものがあり、それが確立されているのがフランス社会というまとめ方で日本社会と比較している。知られざるフランスの一面を垣間見ることができる。
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フランスに学ぶ国家ブランド
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平林博
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