作品一覧

  • 未知なるミャンマー
    4.0
    1巻330円 (税込)
    民政移管により世界の注目を集めるミャンマー。 豊富な資源と人的資源めあてに各国資本が群がる中、いまだに謎多き国の“未知なる”部分に迫る画期的なルポ。
  • イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実―
    4.4
    1巻660円 (税込)
    今、イランから目が離せない。核開発、開票不正疑惑、大統領の過激発言など、中東発のニュースを独占している。その非妥協的な態度ゆえに、国際社会から孤立しつつも、再建途上のイラクやアフガンを尻目に存在感は増すばかり。しかし、その実像はいまだ不透明なベールに包まれている。核開発の本当の理由、アラブへの近親憎悪、米国への秘めた想いなど、特派員としての取材経験をもとに「中東の大国」の本音に迫る。

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ユーザーレビュー

  • イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実―

    Posted by ブクログ

    [潜在大国の表と裏]その政治体制から宗教、外交政策に至るまで、ありとあらゆる側面で注目を集めるイラン。強硬派とされたアフマディネジャド大統領時代にイランに赴任することになった記者の現地レポートにして、今後のイランの行く末を考えた一冊です。著者は、毎日新聞で記者を務める春日孝之。


    著者は特に「イスラム」と「ナショナリズム」の両面が近年のイランでは溶け合っていく様子に注目しているのですが、イランの複雑さを理解する上でも勉強になる視点なのではないかと思います。多くのイランの有力者のインタビューが掲載されているのも好感が持てますし、赴任が初めてのイラン経験とは思えない程いろいろと考えられているのだ

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    2015年01月19日
  • イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実―

    Posted by ブクログ

    イランて、結構、複雑な国なのだなと言うのが、この本を読んだ感想です。
    機会があれば、イランの歴史とか中東の歴史とかの解説本を読んでみたい気もしますが、とりあえず、そんな時間なさそう。

    ちなみに、この本も、@hideoharadaさんがツイッターで紹介しているのを見て、読みました。

    0
    2010年11月01日
  • イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実―

    Posted by ブクログ

    イランを取り巻く世界がよくわかります。
    現地に行って現地の人の声を聞いているのでリアリティがあり、ニュースで取り上げられていることや自分自身がイランに持っていたイメージなどが全然違ったことに驚きました。

    シーア派VSスンニ派
    イランVSアメリカ
    イスラムVSユダヤ
    革命派VS保守派

    などの様々な状況が入混ざっている国であるため、国民も日々翻弄されているのだなと思いました。
    保守派なのに革命派な要素を持った人
    などが登場してきたところにイランという国を感じました。

    イスラム文化をもっと勉強しよう。

    0
    2010年10月10日
  • イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実―

    Posted by ブクログ

    2005年から4年間、毎日新聞のテヘラン特派員としてテヘランで過ごされた著者によるイラン分析。「へぇ」と思うところが多々あって、面白かった。アメリカ、イラン、イスラエル、アラブ諸国などの関係は表面的に見えているところだけでは判断できないもののようだ。

    以下、覚書。
    *イランは中東では最もアメリカ的なものが好きな国民。
    表向き反米の旗を振りながら、実際は対米関係の修復を志向している。
    *イラン人は日本人以上に本音と建前のギャップが大きい。
    *女性の服装について。
    西洋化政策を進めたパーレビ王政は1936年、チャドルを後進性の象徴として着用禁止令を出した。
    これに対し、王政への不満が強まる中で、

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    2015年05月24日
  • イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実―

    Posted by ブクログ

    イランと中国は似ている。内外に様々な問題を抱えていて、一朝一夕にはよくならないのだろうな。米国とイランが仲直り出来ますように。

    0
    2013年05月27日

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