春日孝之のレビュー一覧
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[潜在大国の表と裏]その政治体制から宗教、外交政策に至るまで、ありとあらゆる側面で注目を集めるイラン。強硬派とされたアフマディネジャド大統領時代にイランに赴任することになった記者の現地レポートにして、今後のイランの行く末を考えた一冊です。著者は、毎日新聞で記者を務める春日孝之。
著者は特に「イス...続きを読むPosted by ブクログ -
イランて、結構、複雑な国なのだなと言うのが、この本を読んだ感想です。
機会があれば、イランの歴史とか中東の歴史とかの解説本を読んでみたい気もしますが、とりあえず、そんな時間なさそう。
ちなみに、この本も、@hideoharadaさんがツイッターで紹介しているのを見て、読みました。Posted by ブクログ -
イランを取り巻く世界がよくわかります。
現地に行って現地の人の声を聞いているのでリアリティがあり、ニュースで取り上げられていることや自分自身がイランに持っていたイメージなどが全然違ったことに驚きました。
シーア派VSスンニ派
イランVSアメリカ
イスラムVSユダヤ
革命派VS保守派
などの様々な...続きを読むPosted by ブクログ -
2005年から4年間、毎日新聞のテヘラン特派員としてテヘランで過ごされた著者によるイラン分析。「へぇ」と思うところが多々あって、面白かった。アメリカ、イラン、イスラエル、アラブ諸国などの関係は表面的に見えているところだけでは判断できないもののようだ。
以下、覚書。
*イランは中東では最もアメリカ的...続きを読むPosted by ブクログ -
イランと中国は似ている。内外に様々な問題を抱えていて、一朝一夕にはよくならないのだろうな。米国とイランが仲直り出来ますように。Posted by ブクログ
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イラン世界がよくわかります。
現地に行って現地の人の声を聞いているのでリアリティがあり、ニュースで取り上げられていることや自分自身がイランに持っていたイメージなどが全然違ったことに驚きました。
ペルシャ人はアラブ人と「同じムスリム」と同一視して欲しくない。自分たちは「アーリア人、白人だ」という思い...続きを読むPosted by ブクログ -
テヘラン特派員として日本人記者が現地で見てきたイラン像が中心となっている本。著者が実際に驚いたことが書かれているからなのか、「え?そうなの?」「なるほど!」と思う箇所が多い一冊でした。
ブッシュ前大統領の「悪の枢軸」発言にしても、対タリバンや対アルカイダという利害一致によるアメリカ支援という当時の...続きを読むPosted by ブクログ -
イランという国に対してなぜか黒いイメージ・・・核開発疑惑やアフマディネジャド大統領のホロコースト否定発言に代表されるような過激発言など・・・が付き纏うのは往々にして僕らが欧米の側に立った視点で見ているからのように思う。本書はそれをイランの側から改めて見つめなおし日本人に知られざるイランの姿を教えてく...続きを読むPosted by ブクログ