日経BP作品一覧

  • ネット炎上対策の教科書 攻めと守りのSNS活用
    4.0
    この一冊で最新の「ネット炎上」傾向と、ケース別の対策がわかる ネットに関わる業務をしている方、危機管理担当者、必読! あなたの会社の「防火対策」は十分ですか? ペヤングやマクドナルドの異物混入騒ぎ、ルミネの動画広告、飲食店のいわゆる「バイトテロ」など、企業がターゲットとなる「ネット炎上」事件が絶えません。本書は、企業でウェブに携わる方、リスクマネジメントを担う方に向けて、最近の炎上トレンドから、必要な準備・対策、炎上した際の対応までをまとめた“炎上対策の教科書”です。 組織として必要な準備・対策編では、SNSガイドラインのサンプルを収録し、社員研修の進め方を説明しています。有事の対応については「事実無根の場合」「誤解があった場合」「自社に非がある場合」「反論する場合」「ネット右翼対応」などケース別に事例を基に対応策をまとめました。一方、「攻めのSNS活用」も成功事例10社を厳選して掲載しています。企業、学校、自治体などあらゆる組織で役立つ、炎上対策の決定版です。
  • ネット興亡記 敗れざる者たち
    4.3
    記事の更新日には、ツイッターでトレンド入り。 各所で絶賛された人気連載が待望の書籍化! 野望、歓喜、破壊と創造、裏切り、絶望、嫉妬、勝利と敗北、再起。 ある者は去り、ある者は踏みとどまった――。 本書はネット革命の荒波にもまれた起業家たちの苦悩と挑戦の軌跡を追った 熱きビジネスノンフィクションだ。 「平成」から「令和」への約1万日にわたる人間ドラマを追い、 圧倒的な取材量と文章力で描き出す!
  • ネットには神様がいる 「ネットは票にならない」が覆った日
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    無名・支持団体ナシの山田太郎。 参院選比例で野党NO.1の29万票! なぜ奇跡は起きたのか。 ■著者:山田太郎のメッセージ 政治の世界では「ネットは票にならない」と長い間いわれてきた。 しかし、組織も持たない、もともと有名人でもない1回生議員が29万もの票を獲得し常識を覆した。 比例復活による3年半の任期の間に、前回選挙で得た票数の約10倍に。 これは、ネットが初めて大きく票となって現れた奇跡だ。 背景には、10代、20代の若者が抱く政治・経済への不満や思いがある。 彼らが社会の中核となる10~20年後、政治・経済の中心は明らかにネットである。本書は、ネット戦略で29万票を獲得した奇跡の物語にとどまらない。 明らかな日本の政治・経済の未来予測図なのだ。 ■お手頃1200円! こんな人に読んでほしい本です 1.山田太郎に投票した皆さん 2.ネット政治・選挙を成功させたい政治家 3.ネットを活用して顧客をつかみたいビジネスパーソン 4.若者の行動特性を知りたいマーケティング担当者 ■なぜこの本をおすすめするのか 1.支持団体なし野党最大得票29万はすごい。 2.成し遂げた山田太郎。なぜ奇跡は起きたのか。 3.ネットの神様の存在と3つの掟とは何か。 4.数名で「ネットどぶ板」展開って何をやった。 5.「選挙民」を「顧客」に置き換えてみてほしい。 6.これは「ネット・マーケティング戦略書」だ!
  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図
    3.8
    ○インターネットを使った動画配信であるストリーミングは、ハリウッドの巨人ウォルト・ディズニーの参入により、戦国時代に突入した。本書はNHKとTBSで主にデジタルメディアの取材をしてきた放送記者が、ストーリンミングビジネスの最新動向を紹介。 ○映像ビジネスは、映画館、地上波テレビ放送、ケーブルテレビ、衛星放送を利用した配信から、インターネットに移行しつつある。ネットでも数百万の同時アクセスをさばく技術進歩を背景に、インターネットこそが映像ビジネスの主戦場になってきている。 ○ディズニーは19年3月、同業である21世紀フォックスを買収、ディズニーアニメに加え、スター・ウォーズやアベンジャーズシリーズなど世界的ヒット映画の映像資産を多数所有する世界最大のメディア企業になった。その勢いそのまま、スポーツ(ESPNプラス)に続き、映画とテレビ番組のネット配信ビジネス・ディズニープラスをスタートさせ、牙城ネットフリックスへの挑戦を始めた。 ○ディズニーだけではない。ワーナー・メディア、NBCユニバーサル、バイアコムも相次いで、ネット動画配信への参入を宣言した。欧米メディアは、この新旧勢力の対決を“ストリーミングウォー”の時代到来と伝えている。 ○対するネットフリックスなどIT企業は、更なるビジネスの拡大に走る。ネットフリックスは、イギリス、スペイン、フランスにコンテンツ製作スタジオを新設し、海外での事業展開を強化。また昨年の「全裸監督」の大ヒットを契機に日本をアジアの最重点拠点と位置付け、日本のオペレーションの拡充を進めている。アップルもネット配信アップルTVプラスを11月から世界100カ国で開始した。
  • Net Positive ネットポジティブ 「与える>奪う」で地球に貢献する会社
    4.3
    あなたの会社があることで、世界はよりよくなっているのだろうか? ■今、多くの企業が、二酸化炭素排出の大幅削減や「ネットゼロ(オフセットなどを含めて差し引きゼロ)」を目標に掲げています。しかし、著者のポール・ポルマンは、気候変動や人権など今世界が置かれている状況を考えるとまったく不十分だと言います。企業は二酸化炭素排出だけでなく、環境や社会に及ぼすあらゆる悪い影響を減らし、最終的に世界に与える「良い影響」が「悪い影響」を大きく上回る「ネットポジティブ」にする必要があると主張します。 ■キーとなる質問は、「あなたの会社があることで、世界はよりよくなっているのだろうか?」 ■しかも、「ネットポジティブ経営」と企業業績の間には強い相関関係があります。長期的な視点で、事業を通じてさまざまな社会課題に向き合うことで、企業には大きなビジネスチャンスが生まれます。課題はどれも大きく自社だけでは手に負えません。解決には、自社だけでなくほかの企業やNPO・NGO、政府機関などとの協業が必要であり、結果的には他者に尽くすことによって自社にも多大な利益を得ることができます。企業は「問題をつくりだして利益を得る」のではなく、「問題を解決して利益を得るべき」であり、本書ではその具体的な方法を、ネットポジティブ経営を実践しているユニリーバをはじめとするサステナビリティ先進企業の経営をつうじて、詳細を丁寧に解説します。
  • ネットワーク・エフェクト 事業とプロダクトに欠かせない強力で重要なフレームワーク
    4.5
    サービスやプロダクトを急成長させる戦略「ネットワーク・エフェクト」は、時にサービスを破滅にも向かわせる――。しかし、その全貌は知られていない。 シリコンバレーのトップベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)のゼネラルパートナーであり、クラブハウスなど注目のスタートアップの取締役も務めるアンドリュー・チェンが、成長に欠かせない戦略「ネットワーク・エフェクト」を解き明かします。 尾原和啓 氏 推薦! 「事業の立ち上げから軌道に乗せるまでの実践的な解説書。本書を読めば、世界ではGAFAが、日本ではLINEがなぜ勝ち続けているのかが理解できる。仕組み化が苦手で損をしている日本のビジネスパーソンにぜひお薦めしたい」 ◆豊富な実例をもとにわかりやすく解説 大成功したサービスには、ほぼ必ず「ネットワーク」がある。その実例を紹介。 インスタグラム:フィルターなどツールで誘って立ち上げ、ネットワークで定着させる リンクトイン:招待制で友人ネットワークから拡大 ウーバー:集めにくいドライバーのネットワークづくりに注力 ティンダー、フェイスブック:大学ごとのアトミックネットワークをつくって拡大 グーグルプラス:ネットワークよりビッグバン型立ち上げを重視して失敗 ◆ネットワーク・エフェクトのフレームワークとは? アンドリュー・チェンが体系化したフレームワークを解説します。
  • ネットワークトラブル完全ガイド
    3.5
    ネットワークエンジニア必読! あらゆる難易度のトラブルを解説! 本書では多様化する企業ネットワークにおいて、実際にあった今どきのトラブル36事例をテーマごとに分類し、迅速な原因切り分けから適切な解決方法、再発を回避する防止策を丁重に解説しました。 企業のネットワーク担当者や、ネットワーク設計・構築・運用に携わるネットワークインテグレータの方にお読みいただきたい、まさに転ばぬ先の杖となるノウハウ集です。 ネットワークスペシャリスト試験を受験する方の午後問対策本としてもお薦めします。
  • ネットワークトラブル対応 徹底解説(日経BP Next ICT選書)
    5.0
    陥りやすいトラブル例を押さえておきたいテーマ別に分類、トラブル対応の鉄則を伝授。データセンターから拠点間ネットワーク、そしてモバイルまで、エンジニアの実体験に基づくトラブル例を厳選。止まらないネットワーク実現のノウハウが分かる。 ≪目次≫ ■はじめに ■ルーター関連のトラブル ・WANとの接続 ・バックアップ経路 ほか ■スイッチ関連のトラブル ・接続と冗長化 ・ループ対策 ・LANスイッチブレード ・LANスイッチ設定 ほか ■無線LAN関連のトラブル ・品質確保と冗長化 ・無線LANと音声 ・802.11n導入 ・WANとしての3G利用 ■サーバー関連のトラブル ・負荷分散の性能設計 ・セッション管理(1) ・セッション管理(2) ・コネクション管理 ・負荷分散装置の配置 ・サーバーNIC冗長化 ■セキュリティ関連のトラブル ・ファイアウォールのポリシー設定 ・パケット遮断の設定 ・Webサーバーのセキュリティ確保 ・検疫ネットワーク ・無線LANの802.1X認証 ・MACアドレス認証 ・暗号化通信 ■プロトコル関連のトラブル ・パケット長 ・ルーター/スイッチの設定管理 ・冗長化プロトコル  ほか ■その他のトラブル ・LANケーブル ・LANケーブルの接続ミス ・VoIP網を介したFAX  ほか
  • ネットワークトラブル対応 徹底解説2(日経BP Next ICT選書)
    -
    2011年4月発行の「ネットワークトラブル対応 徹底解説」の第2弾。スマートデバイスやクラウドコンピューティングが企業に広まる中で、重要性を増すネットワークのトラブル対応は最優先の課題となっています。データセンターやモバイル、リモートアクセスなど新たな接続先・手段の増加がそれに輪をかけます。本書では多様化する企業ネットワークにおいて、エンジニアが現場で実際に出会ったトラブルとその対応方法を、実例を基に図解を交えて丁寧に解説しました。 企業のネットワーク担当者や、ネットワーク設計・構築・運用に携わるネットワークインテグレータの方にぜひお読みいただきたい、まさに転ばぬ先の杖となる解説書です。データセンターなどのテーマごとに陥りやすいトラブルを分類。そのトラブルの原因切り分けから迅速な対応方法、そもそもトラブルを起こさないための対策が分かります。セキュリティ関連のトラブル事例も収録。ネットワークスペシャリスト試験を受験する方の対策本としてもお奨めです。 【第1章】サーバー関連のトラブル 【第2章】IP電話/テレビ会議関連のトラブル 【第3章】セキュリティ関連のトラブル 【第4章】プロトコル関連のトラブル 【第5章】ワイヤレス関連のトラブル 【第6章】データセンター関連のトラブル 【第7章】その他のトラブル
  • NEVER STOP イノベーティブに勝ち抜く経営
    3.8
    ●イノベーションとマーケティングは別個のものではない  多様なデジタル化にかじを切る「第二の創業」を成功させた富士フイルムの古森会長。マーケティングを顧客満足から社会的貢献(マーケティング3.0)、そして顧客の自己実現(4.0)にまで高めたコトラー氏。この2人がタッグを組み、企業成長のエンジンとしての「イノベーション」のあるべき姿に食い込む。  古森会長は経営実務を熱く語る。リーダーシップ論(危機時には、リーダーはワンマンでなくてはならない)、人間力を育む「ビジネス五体論」、PDCAサイクルに代わるSTPD(see-think-plan-do)マネジメントなどが、富士フイルムの「VALUE from INNOVATION」の文化を創り出してきたことがわかる。  コトラー氏はマーケティング4.0に突入した社会において、企業の浮沈のカギを握るのはSDGsにあると語る。今後はSDGsが企業の課題解決に大きな役割を果たす。  イノベーションとマーケティング。これらは互いにループして、企業価値を高めていくのだ。 ●Never Stop――変革をとめるな  翻って新型コロナ感染症が蔓延する世界。日本語版出版にあたって、古森会長が新たにコメントを寄せてくれた。「優れた商品やサービスの提供を通じて社会に新たな価値・優れた価値を届けるという企業の本源的な役割を、今ほど強く感じることはない」という。ヘルスケア事業にも力を注ぐ中、「予防」「診断」「治療」という側面から、社会課題の解決に向けて今後も力を注いでいく。  「高い技術力で、いい製品、優れた製品、進んだ製品を社会に提供する」ことをモットーに、富士フイルムはこれからも存在感のある会社であり続ける。
  • 眠れるWindows10をたたき起こせ!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Win10解説書の決定版 余計な機能を削ぎ落とす ◆いらない機能を全部消してすっきり使いやすく ◆起動が2割も速くなる! 重い原因をとことん排除 ◆こんなことまで無料でできる! お宝機能を大活用
  • ネンドノオンド
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 nendo佐藤オオキ×世界のトップクリエーター17組の 贅沢なオフレコ雑談集 世界的なデザイナー、デザインオフィスnendoの佐藤オオキさんが自腹で世界中を飛び回り、 デザインの権化として君臨する「フィリップ・スタルク」さんや、 国立競技場の設計を手掛ける建築家の「隈研吾」さん、 現代のダ・ヴィンチと称賛されるイギリスの気鋭建築家「トーマス・ヘザウィック」さんなど、 世界のトップクリエーター17組に突撃インタビューを敢行。 デザイナー同士だからこそ引き出せた本音を余すことなく収めました。 デザインとは何か、という哲学的な話から、 クリエーターならではの、仕事と家庭の両立方法、アイデアの生み出し方まで。 プロフェッショナルの生き様が分かる、一流の仕事論としてもおすすめです。 オオキさんの手描きによる各デザイナーの似顔絵や作品などのイラストも 多数掲載しています!
  • 脳科学がビジネスを変える--ニューロイノベーションへの挑戦
    3.6
    農業革命、産業革命、IT革命。そして今、脳科学研究が新たな革命を導きつつある。グーグル、マイクロソフト、IBM、ディズニー、ユニリーバ、フィリップスなど、積極的に研究開発に取り組む米欧企業群。日本企業の後れは致命的なダメージとならないか? 脳科学の産業応用に通暁した著者が描くニューロイノベーションの最前線。
  • 脳科学に基づく働き方革命 Alive at Work
    5.0
    あなたはイキイキと働いていますか? あなたの部下はどうですか? 産業革命時に発明された企業の管理方法は人間の本能に反するもので、そのような管理下に置かれた従業員は多かれ少なかれ「学習性無力感」に陥り、自分の仕事を楽しめず、生産性も向上しない。本書はこのような旧態依然の管理方法から脱して、従業員の生産性を高めるための方法を詳述します。 キーワードは、探求脳(Seeking System)。 従業員の「感情」、その中でも「探求」によって生み出される衝動に働きかけることが、従業員をAlive(イキイキ)させ、生産性向上につながります。 ◎社員を“ALIVE”させる3つの魔法とは… (1)「自分はこんなにすごい!」を会社で披露させる (2)試行錯誤できる「遊び場」を与える【もちろん評価・責任とは関係なく】 (3)自分の仕事の成果、社会への貢献を「実体験」させる【上司の褒め言葉なんて意味がない】 職場はSurviveするものではない! Alive(イキイキ)してこそ生産性は向上する!
  • 農業からあらゆる産業をIoTでつなぎまくる、NTTドコモアグリガールの突破力
    3.6
    たった2名の女性から始まった農業IoT化プロジェクトが、 国を動かす一大事業に! 営業のあり方を変える「巻き込み力」の鍛え方 2013年、東京・丸の内にあるNTTドコモの第一法人営業部で2名の女性による小さなチームが立ち上がった。その名も「アグリガール」。 全国各地の田んぼや圃場、牛舎や豚舎に入り込んでIoTやデータ活用による効率化を支援。さらに全国のJAやスタートアップ企業を駆け回り提携を取り付けた。ドコモ、NTTグループを変える一大プロジェクトが動き始めた瞬間だ。 取り組みは次第に大きくなり、「IoTデザインガール」として国が公認するプロジェクトへと昇華。他社や自治体の女性も参画するまでになった。 大企業で起きた偶然のストーリーではない。どうすれば会社を動かし、イノベーションを起こせるのか。大企業からスタートアップ/ベンチャーまで、生きたヒントが詰まっている。 第1章 農業ICT、地場からの挑戦 第2章 全国にグングン広がる協力の輪 第3章 アグリガールに見る     ビジネスのニューカルチャー [コラム]阿蘇を駆け巡ったレストランバス 第4章 全国に広がる農業ICTプロジェクト 第5章 アグリガールからIoTデザインガールへ [寄稿]今、なぜ農業なのか  第6章 農業ICTを支えるソリューション 全国アグリガール100
  • 農業崩壊 誰が日本の食を救うのか
    4.0
    砂上の飽食ニッポン、「三人に一人が餓死」の明日 三つのキーワードから読み解く「異端の農業再興論」 【小泉進次郎】「負けて勝つ」農政改革の真相 【植物工場3.0】「赤字六割の悪夢」越え、大躍進へ 【異企業参入】「お試し」の苦い教訓と成功の要件 本書は、これまでの農業関係の本では真正面から取り上げられることの少なかった三つにテーマを絞り込んだ。 「小泉進次郎」「植物工場」「企業の農業参入」。これらをめぐり、意見は分かれている。 ある人びとからすれば、小泉は農業改革の旗手であり、植物工場は未来の食料生産を支える希望の技術で、企業は遅れた日本の農業を再建する立役者となる。一方、別の人たちに言わせれば、小泉は農業のことをよく知らず、植物工場と企業参入は失敗だらけ。 収益性の低さにさらされながらも、これまで黙々と農業を続けてきた農家の努力にこそ未来を託すべきだ、となる。 前者の意見は農業を専門としない人たちに多く、後者は農業のことを長年、地道に観察してきた人たちに多い。そのどちらにも正解はないというのが本書の立場だ。 どっちつかずの議論にするのが目的ではない。まずは先入観を排除し、問題を浮かびあがらせる。植物工場と企業参入は失敗例を詳しく伝え、小泉の農政改革に関しては残された課題を詳述した。そのうえで、過小評価されがちな三者の可能性に光を当てた。 農業に関する本としては、本書は「異端」に類するのかもしれない。だが、将来の食料問題を見据え、農業の課題を点検するためには、農業ジャーナリズムもこれまでの境界を越えてテーマを広げるべきだと思っている。 (本書「はじめに」より)
  • 農政改革 行政官の仕事と責任
    4.2
    ☆強い既得権、しがらみが存在する産業領域をどのように変えていけばよいのか。農協改革をはじめ、行政官として、数々の改革に携わった前農水事務次官の著者が、自らの体験を語る。 ☆経済・社会環境の大きな変化など、改革が必要な状況にあって、どのように政策が立案され、利害関係者や政治との折衝など、具体的なルール、制度となっていくプロセスも詳細に語られる。また、さまざまな改革や政策策定における行政の役割も併せて明解に解説する。 ☆農政は、まさに国民の暮らしに直結する分野。これまでの改革、さらに今後の日本の農林水産業のあり方についても明示する本書は、農業、行政関係者、研究者のみならず、広く読まれるべき一冊である。
  • 農政改革の原点 政策は反省の上に成り立つ
    -
    平成の農政改革の原点は、基本法にある。 農業を考える人、必読! 国民のコンセンサスとして1999年に制定された「食料・農業・農村基本法」は、 1961年の「農業基本法」の反省の上に作られました。 本格的農業経営者を中心とする農業構造の確立、 本格的農業経営者への農地の集積・集約化、 本格的農業経営者の自由な経営展開――。 新基本法の目指す方向は明確です。 行政官として農政改革に携わった著者が、新旧の基本法を読み解き、 政策推進のあるべき姿を考えます。農業を考える人、必読の1冊です。
  • 脳にきく色 身体にきく色
    3.5
    発想・食欲増進、ダイエットから防犯、事故防止まで意外と知らない「色」の秘密--節電するなら夏は白、冬は黄色? 青色光が防犯や自殺防止に有効なのは本当? 白色光の下のほうが甘みを感じやすい? 食品パッケージに赤や黄色が多いのはなぜ? 家族団らんにはベージュのテーブルクロス? 青色のクルマは事故を起こしやすい? 古代の日本には4色しかなかった? 囲碁の碁石は白と黒で大きさが違う? 歳をとるほど赤や黄色に敏感になる? 青色LEDが白色光に変わるのはなぜ? 色の効果を使いこなして、人生を豊かに! 色は、私たちが思っている以上に、人の心や身体の働きに大きな影響を与えています。例えば、「暖色系」「寒色系」というように、部屋の色調を変えるだけで、実際の体感温度にも、エアコンの設定温度を変えられるほどの差が出るといいます。果物が熟すと赤くなるのは、それを動物に食べさせて種を遠くに運んでもらうためですが、同じ哺乳類でも、果実を餌とせず、草を食む動物は、色覚が発達していません。果実を目立つ色として知覚する必要がなかったからなのです。「この上着に合うネクタイは何色?」「プレゼンでどの色を使ったらわかりやすくなる?」など、色の知識が増えれば、もっと私たちの暮らしは豊かで楽しくなります。 本書は、視覚心理、照明環境の専門家が、学術的なバックボーンのもと、色の見え方や、色が人の心理や生理に与える影響について、上記のような実際例や蘊蓄を交えながらおもしろく解説します。
  • 農は甦る
    4.0
    なぜ日本の農は衰退したのか。単なる企業参入では日本の農の再生は不可能だ。今、日本農業に必要な、複合化、グループ化、安全・安心、流通革新に基づく新たな成長の仕組みを創り出すイノベーターを活写する先端ルポ。
  • 脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法
    3.7
    何歳になっても、脳は変えることができる!  脳の仕組みは非常に複雑だが、実のところ、脳を変えるのはとても簡単だ。 私は博士課程とポスドクとしての研修を終えると、脳研究で有名なエイメン・クリニックで研究部長として働き始めた。このクリニックでは、患者の病歴と脳画像から得た情報をもとに、体と精神と感情に関する様々な問題を治療している。ライフスタイルを少し変え、それを継続するだけで、脳の健康状態が大幅に改善することをそこで初めて知り驚いた。 必要とされる変化は総じてシンプルで、例えば、食べる物を変える、ある種の運動をする、日常的な問題に対して別のアプローチをとる、小学5年生でも理解できる簡単な課題を実践する、といったことだ。 (第1章「あなたの脳は変えられる」より) 著者で脳科学者のクリステン・ウィルミアは、脳画像分析のエキスパートであり、アメリカンフットボール選手(NFL)の脳損傷の解明と治療に関する研究で脚光を浴びた。この研究などを通じてわかったのは、食事の見直しやサプリメントの摂取など、生活習慣を少し変えるだけで、脳の機能が劇的に回復したことだった。当然、NFL選手だけでなく、脳の機能衰えが心配な(あるいは脳の機能をもっと高めたい)一般の人にも、同じ手法が通用する。脳を最適化し、いつまでも記憶力と学習力を維持・向上させるための具体的な方法を本書で提示します。
  • 農林水産業のみらいの宝石箱3 変わる!農・林・水ビジネス
    -
    次の時代の農・林・水が芽吹いている 新しい農林水産業にチャレンジしている方、地域金融機関等の職員・行員、 新規事業開発担当者、サステナビリティ推進担当者、必読! 農林水産業を取り巻く環境は、生産者数が減少し、高齢化も進むなど さらに厳しさを増しています。 こうした厳しい環境にもかかわらず、農林水産業者の積極果敢な取り組みは各方面で進められています。 農業では、技術革新が進むと同時に、品質の高い作物が効率的に供給されるようになりました。 林業や水産業においても、持続可能な資源管理が行われ、豊かな森林や海洋環境を保全しつつ、生産性を向上しています。 本書では農林水産業の現場で行われている新たな取り組み、新技術の活用事例などを多数紹介。 新規事業開発担当者やサステナビリティ推進担当者、必読の1冊です。
  • 農林水産業のみらいの宝石箱2 「時代を拓く挑戦者たち」
    -
    農林水産業のみらいがここにある 2017年6月発行の「農林水産業のみらいの宝石箱」の第2弾。 農林水産業の現場では、創意工夫と活力によってイノベーションを起こし、 持続可能な成長産業を目指す様々なチャレンジが行われている。 みらい基金は、農林水産業が直面する課題の解決に向けて、様々な支援を行い、 将来に向けて活路を拓いていこうとする取り組みは、全国津々浦々に広がっている。 本書では、課題突破のための「あと一歩の後押し」を行い、 現場で積み重ねられた知見や示唆を一冊の本にまとめている。
  • 伸びる子どもは○○がすごい
    3.8
    ●仕事に不適応な新人社員 注意されるとすぐに落ち込んでしまう新人。場合によっては翌日から仕事に来られなくなるケースも。一方で、注意に反発し、仕事の改善が見られないケースなども発生。どうやって接すればいいのか、悩む上司なども大量に発生している。 新入社員になる以前に、小学校の現場では、暴力事件が急増中。子ども同士のコミュニケーションも変調を来しているのだ。中学受験を目指すなどの早期教育は効果はあるが、その効果は一時的なもの。さらには、今の子どもは友達と遊んだり、自然と触れ合ったり、いろいろ冒険したりして、主体性や多様性を身に付ける機会が減っている。 本書では、本来身に付けるべき子どもの教育について、親の立場、会社で指導する立場から見る。 ●自己コントロールなどの「非認知能力」が求められる 2000年にノーベル経済学賞を受賞したヘックマンも、40年にわたる研究で、早期教育が知的能力を一時的に高める効果については認めている。しかし、それだけが学歴や収入という成功に結びついたわけではないと結論づける。現に認知能力(知的能力)に関しては、8歳の時点で効果は失われている。だが、成人後のデータを見ると、早期教育を受けたものの方が、学歴も年収も高くなっていた。協調性、忍耐力、やる気などの非認知能力がその後の成功のカギを握る。 そのためには子どもへの結論を急がない。ひたすら待つ、一緒に考えるという姿勢も必要になるのだ。 本書は子育てについて、心理学や教育学の最新の知見から語るので説得力がある。本書は、『ほめると子どもはダメになる』(新潮新書)の第2弾ともいえる内容で、子どもの忍耐力や協調性、自立性の必要性を強く説く。子育て(幼稚園児、保育園児、小学生)に悩む親世代にとっては、必読の一冊。
  • 飲むだけで体が変わる!効かせる飲み方ガイド60
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 熱中症予防、疲れがとれる!便秘解消、ダイエットに! 血液サラサラ、認知症予防も! ◆水の選び方タイミングで  イライラ解消  便秘改善  疲労回復  ダイエットに ◆毎日3杯のコーヒーで  血液サラサラ  動脈硬化予防  認知症予防  シミをできにくく ◆お茶で 脂肪吸収抑制ダイエットに! ◆白湯で 体内の“毒出し” ◆きな粉ドリンクで 酸化と糖化をストップ ◆手作りフルーツ酢で 疲れがとれる! 食後血糖値の上昇を防ぐ
  • NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX
    4.1
    ●Netflixはどうやって190カ国で2億人を獲得できたのか? ●共同創業者が初めて明かすNetflixビジネスとカルチャーの真髄。 ■Netflixの「脱ルール」カルチャー *ルールが必要になる人材を雇わない *社員の意思決定を尊重する *不要な社内規定を全部捨てよ *承認プロセスは全廃していい *引き留めたくない社員は辞めさせる *社員の休暇日数は指定しない *上司を喜ばせようとするな *とことん率直に意見を言い合う ――新常態の働き方とマネジメントが凝縮
  • HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント
    4.2
    シリコンバレーのトップ経営者、マネジャーに読み継がれる不朽の名著、待望の復刊!! インテル元CEOのアンディ・グローブが、後進の起業家、経営者、マネジャーに向けて、一字一句書き下した傑作。 『HARD THINGS』著者のベン・ホロウィッツ、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグなど、シリコンバレーの経営者や幹部たちに読み継がれ、大きな影響を与えてきた。 アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。 マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアンディ・グローブのアドバイスが満載の経営書である。 <シリコンバレーの起業家など著名人が絶賛!> 「世界最高の経営書だ」――ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者) 「僕の経営スタイルの形成に、本書は大きな役割を果たした」――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブックCEO) 「シリコンバレーのトップ企業は何ができるか、アンディは最高のモデルを築きあげた」――マーク・アンドリーセン(ブラウザ発明者、アンドリーセン・ホロウィッツ共同創業者) 「非常に大切なことをすばらしく教えてくれる重要な本」――ピーター・ドラッカー
  • 敗因の研究 決定版
    4.0
    勝利を約束されたはずの者がなぜ敗れ、何を失い、何を手にしたのか――世紀の名勝負から2001年長嶋ラストイヤーまで、内省を重ね研ぎ澄まされた敗者の言葉は、年初に再起を期す日本人に勇気を与える教訓となる!

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  • 肺炎を正しく恐れる
    -
    新型コロナウイルスは社会の姿を一変させた。 このウイルスに感染すると、風邪のような症状だけで済むこともあれば、 肺炎を発症し、命を落とすこともある。 症状が全くない人からもうつることが分かり、不安は募るばかり。 こうした状況で一番大切なのは、この感染症を正しく理解し、正しく恐れること。 「肺炎」については、誰もがその名前を知っているが、実態を理解している人は少ない。 そもそも肺炎はどのような病気か、なぜ肺炎で亡くなる人が多いのか。 新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでとは何が違うのか。 なぜ、一気に悪化してあっという間に亡くなる人がいるのか。 肺炎を避け、予防するにはどうすればいいのか――。 呼吸器内科医として肺炎と向き合って30年、 実際に新型コロナの肺炎患者も診察し、テレビにもたびたび出演する、 池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんが解説する。 肺炎は、新型コロナウイルスに関わらず、日本人にとって身近な怖い病気だ。 現在、日本では年間で13万人を超える人が肺炎で亡くなっている。 新型コロナウイルスによる肺炎を正しく恐れることができれば、 将来の肺炎対策につながり、日本人の健康長寿に貢献できるのだ。
  • 敗者の錯覚 あなたの努力が実らない40の理由
    3.3
    「顧客を囲い込む」「年末に一年を振り返り反省する」──。こんな錯覚をもつビジネスリーダーたちに、勝者になる秘訣を教えます。 「なるべくやれ」という指示では結局、誰も動かない/失敗の報告を聞いて「怒るだけ」は最悪/「時代の先」が読める経営者などいない/経営者は「限界まで挑戦」してはいけない/「けんかの数」を減らすより「仲直りの数」を増やす/目標設定はかえってゴールを遠ざけることもある/心配している時間ほど無駄な時間はない/あれもこれもやると何一つ達成できない/大切なヒントほど石ころのように転がっている/年末に反省をする人は来年も失敗を繰り返す/上司は嫌われてもいいががっかりされたらおしまい/〔ほか〕

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  • ハイパフォーマー 彼らの法則
    4.1
    数千人の「できる人」を分析して見つかった 「彼ら」に 共通する意外な思考特性、行動習慣とは? 成果が継続する人々は、一般の人やローパフォーマーとどこが違うのか さまざまな業種、多くの企業のハイパフォーマーを分析すると、そこには、 誰もが参考にできる、5つの共通点が発見された! 「偶然の成果を喜ばない」「小さな行動を繰り返す」「仕事をゲームだと考える」……。 一般に広められている「成功法則」からは見えない、「彼ら」の実像に鋭く迫る。 成果が継続する「好循環」の謎を解き、いい仕事をするヒントがつかめる一冊。
  • 「俳優」の肩ごしに
    4.3
    日本を代表する演技派俳優が来し方を振り返り、即興風に綴った初の自伝! ――実人生と俳優業の原理は似ている。そこがおもしろい―― 8月の日経新聞朝刊に連載された俳優・山﨑努さんの「私の履歴書」が早くも待望の書籍化です。連載では掲載しなかった章も多数収録、滋味深き文章にさらに磨きがかかった作品に仕上がっています。3、4歳の頃、染物職人の父におぶわれて散歩に連れて行ってもらった松戸の川べり。父の肩ごしから見ていた、赤い襦袢をまとった“狂人”への畏怖が、自分の俳優業の原点ではないかと書く少年時代。そこから上野の映画館でマーロン・ブランドを観て俳優を志す高校時代までは、なぜ自分がのちに俳優になったか、その原点を当時の思いもよらなかった行動から掘り起こしていきます。 そして俳優座養成所から文学座へ。黒澤明監督の『天国と地獄』の誘拐犯人役にオーディションで選ばれてからは、映画、舞台、テレビドラマで、演技派俳優となっていく半生を、俳優・山﨑努の肩ごしから見つめて紡いでいきます。 登場する人物は芥川比呂志、岸田今日子など新劇の人たち。森繁久彌、三船敏郎といった映画界の人たち。現代テレビドラマの最高傑作のひとつ「早春スケッチブック」の脚本家・山田太一、寺山修司、和田勉。さらに山﨑さんの主役が欠かせなかった映画「お葬式」の監督・伊丹十三。日本の俳優の演技に違和感を持ち続けたゆえに親友となった英国の俳優・演出家テレンス・ナップ……最後は円環を描くような余韻深きラストシーンが待っています。
  • How Google Works
    4.1
    インターネット、モバイル、クラウドという環境激変が、企業から消費者へのパワーシフトを引き起こした。いま企業が成功するためには、考え方を全部変える必要がある。グーグル会長が新時代のビジネス成功術を伝授。
  • 破壊的イノベーター、その視界 新たな価値の創造者たち
    4.0
    安藤忠雄氏、若宮正子氏、川淵三郎氏、伊藤亜紗氏、松岡正剛氏… 新たな価値を生み出した人の行動原理 様々なジャンルで世の中に新しい価値を創出した15人が、その考え方や実践について、さらには、原動力となった発想や情熱について語ります。 これから新事業創出や社会課題解決にチャレンジしようとしているビジネスパーソンやスタートアップ経営者、自治体関係者の方が、発想を生みだしたり行動を起こす際のヒントを探る1冊です。
  • 破壊的新時代の独習力
    3.0
    ◆デジタル化とグローバル化が、仕事の内容を激変させている中で、日本人ビジネスパーソンは、どうすれば、生き残り、繁栄し、ワーク・ライフを充実させることができるのでしょうか。特に、新入社員をはじめとする若手社員は、何を身につける必要があるのでしょうか。少し前であれば、先輩たちから学ぶという手がありました。しかし、もはやその手は通用しません。先輩たちから仕事のやり方を学んでも、そのやり方では、マシン(ロボット・AI)や外国人やもっと若い人たちに太刀打ちすることはもはや無理でしょう。本書では、今、必要な3つの能力と、その身に着け方を解説します。 ◆1つ目は、自分で問題を設定する能力で、それはWHYと WHATと HOWを使いこなすことです。WHYは「なぜそれが必要か」ニーズをたずねる疑問符です。WHATはそのニーズを満たす「能力は何か」をたずねる疑問符です。HOW はその「能力をどうやって形成し、活用するか」をたずねる疑問符です。この3つの疑問符を、WHAT/WHY/HOW やWHY/ WHAT/ HOWやHOW/ WHAT/WHYのように順序をかえて用います。これらの質問を自分に発して自分でこたえる、つまり、自問自答が第1のポイントです。 ◆2つ目は、情報をつなぐ能力です。本書で提案する能力は、「情報をつなぐ力」「情報をつないで情報パターンや物語をつくる力」です。情報をつなぐ力について、「専門性(専門力)」「統合力」「連携力」の3つに分けて解説します。 ◆3つ目は、「作戦をたてて人々を動かす」能力です。サッカーなどの団体スポーツで、作戦をたてて、チームが一丸となってゴールを目指して作戦にそって動くというあのイメージがビジネスでも必要です。コツは、「作戦の立て方」と、「作戦で人々を動かすこと」の2つです。 ◆著者は、外交官出身の人材開発コンサルタントで、話題となった『稼ぐ人、安い人、余る人』をはじめ多くの著作があります。本書は5年ぶりの著作で、自分のコンサルティング活動の中で得られた新しい知見・ケースを多く盛り込みます。
  • 白秋期 地図のない明日への旅立ち
    4.2
    50代、60代、70代こそ、人生の黄金時代。 個人がもっとも自分らしく生きることのできる、人生のハーベスト・タイムです。 ――50代からはじまる「白秋期」に収穫の実りを得るためには、毎日とどう向きあうか。 誰もが避けられない3K問題(健康、経済、老後の孤独)と、どのようにつきあえばよいか。 86歳を迎える著者が、自らの実感を込めて贈る、人生後半の生き方のヒント。 【本書の目次より】 地図のない明日への旅立ち――まえがき 1章 白秋期は人生の黄金期――六十代からはじまる黄金時代 2章 たかがお金、されどお金――脱仕事主義のすすめ 3章 長寿は幸福に能わず――病院に依存しない生き方のすすめ 4章 ことわざの効用――巧言令色のすすめ 5章 孤独のユートピア――慣習の絆を断ち自由に生きる エピローグ――あとがきにかえて 人生を、青春、朱夏、白秋、玄冬の四つの時期に分けて考えれば、白秋期とは五十歳から七十五歳あたりまでの二十五年間である。その季節を私たちはどう生きるのか。 白秋期は晩年ではない。フィジカルにはさまざまな問題を抱えていたとしても、いまの五十歳から七十五歳までの時期は、むしろ人生の収穫期ではないかと、私は思っている。――まえがきより
  • ハグレ医者 臨床だけがキャリアじゃない!
    4.0
    臨床以外の道に進んだ30~40代の医師8人が、そもそも医療を志した動機やきっかけ、現在の仕事を選択した思いをつづる。医師のスキルを生かせば、医療経営、ベンチャー、行政、新薬開発など、他の多くの分野で成功できる可能性があることを、ユニークなエピソードを交えて紹介する。

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  • 派遣法改正ショック(日経BP Next ICT選書)
    -
    ※本書は、日経コンピュータ誌の特集記事「派遣法改正ショック」(2014年4月3日号)を  スマートフォンでも読みやすく再構成した電子書籍です。  専門記者によるレポートが手ごろな価格で手に入ります。 労働者派遣法が改正されます。 この法律はIT業界に深く関わり、記者は「改正による影響を甘く見てはいけない」と警鐘を鳴らしています。 なぜなら、「特定労働者派遣」や「専門26業務」といった、 IT業界のビジネス慣習を支えてきた制度の廃止が見込まれるからです。 これにより、開発要員の調達に支障をきたしたり、 ベテラン派遣技術者の交代を余儀なくされたりする恐れがあると言うのです。 記者は、IT業界に与える影響を、典型的な4つのケースでシミュレーションしています。 ここが読みどころです。 ユーザー企業、ITベンダー、派遣事業者、いずれにも関係する問題で、 押さえるべきポイントを分かりやすく解説しています。 IT業界のすべてのエンジニアに読んでほしい1冊です。
  • 激しく考え、やさしく語る 私の履歴書
    -
    「生の終焉 軽くなる存在」「重荷の対極に涅槃の境地」――2018年3月に日経新聞朝刊に連載された「私の履歴書」の連載第1回の見出しは異彩を放った。多くの読者を獲得した『「ひとり」の哲学』の著者が来し方を振り返ると、その個人史は特に戦後、多くの日本人が失ってきたものを血肉化して次代につなぐ孤独な闘いであったことがわかる。 日本に「哲学」は存在しない、あるのは「思想」だけであり、源流は著者のライフワークでもある親鸞をはじめとする仏教者に淵源を求め、その思想は万葉の歌、そして縄文にさかのぼる。そこに辿り着くためには、マルクス主義への傾倒、ドストエフスキーへの耽溺、インドへの渇望、柳田國男への共感など様々な経緯を辿るが、故郷・花巻を故郷と思えない米国生まれの希有な生い立ちが「ひとり」の哲学に起因していることに行き着く。 と、第一部はある宗教学者の「私の履歴書」ではあるのだが、その来し方を「何ともうっとうしい重い荷物」と言い切るところが、よくある自伝とは趣きを異にする。その断章に近い第一部の一篇一篇が基づく思想を、日常的な言葉によって身近なものにするために、執筆後にロングインタビューを敢行、第二部として収録した。第一部・第二部双方が光となり影となって補い合うことで、著者の孤独な闘いで得てきたものが見える。特に戦後、いや近代化が始まった150年前から、日本人が失ってきたものなのだ。 人生百年時代と言い、多くの人が老いのその先を生きねばならなくなった。終活のみが盛んに叫ばれるが、それは突き詰めればお金の問題に過ぎず、生き方とは何の関係もない。生き恥を晒すか、晩節を汚すか、すべては覚悟の問題だ。日本人は古来、死後の世界のことを見据えて生きてきた。そのことに思いをはせることなく、よく生きることはできないのではないか。本書では、ひとりの個人史が時代への大きな問題提議となっている。
  • 「ハコヅメ」仕事論 女性警察官が週刊連載マンガ家になって成功した理由
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マンガ家でも警察官でも仕事の基本は同じ? コミック累計400万部突破! ドラマも大ヒット 警察という“会社”で生き残る働き方とは? 『ハコヅメ』のネタバレ厳禁裏話も満載! ・異様に早く週刊連載にこぎ着けられた秘密 ・警察官にビジネス書を読む人が多いワケ ・欠点があるほうが、人は話を聞いてくれる ・「山田裕貴さんに悪いから、言うなよ!」 ・よき「聞き手」が人間を成長させる理由
  • 橋の改修・改良図鑑 計画・設計・施工の勘所を目で覚える
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 賢い投資のヒントが満載 土木技術者必携の一冊 道路橋の点検義務化に伴って、その維持管理サイクルが本格的に回り始めつつあります。点検の結果、劣化が進んだ橋や安全性に課題がある橋においては、改修や改良が求められることになります。 改修や改良の手法は数多いものの、その選定を行ったり、実際に施工したりすることが困難な例は珍しくありません。従来の主流であった橋を新設する仕事とは、条件が大きく異なるからです。 本書では、近年の橋の改修・改良事例のうち、設計や施工の面で工夫を凝らした事例を集め、図や写真をもとに分かりやすく、その内容を解説しています。これからの橋の維持管理、設計、施工に携わる技術者が必携の一冊です。 【目次】 Part1 上部構造 Part2 下部構造 Part3 改修・改良プロジェクト
  • はじめてでも安心 パソコン自作超入門2015(日経BP Next ICT選書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自作パソコン関連の情報は雑多なものが多く、ネットを検索してもわかりにくいのが実情です。本書では、パソコンを自作したことがない人でも、すぐに自作できるように、編集面で工夫を凝らしています。いきなり自作を始めるのではなく、まず最初に「基本」と「最近の動向」を解説します。 パソコン自作で高いハードルとなっているのは、組み立てそのものではなく、パーツ選びです。性能や機能が日々更新されるため、スペックの見方を基本から学びます。 そして、最近はどんな製品が入手できるのか、パーツカタログを掲載します。秋葉原のショップなどで売れ筋の製品を中心に、多くのパーツを掲載しました。 その後、「安くて性能が高い」お薦めのパーツを使って、自作する手順を、初心者にも簡単に理解できるよう解説します。今回は、2014年末時点で入手できる最新パーツを用い作ります。1台まるごと組み立てる手順だけでなく、難しいと言われるBIOS設定も丁寧に解説しています。自作ユーザーだけでなく、通販系メーカーのBTOパソコンを強化したいと思っているユーザーにも役に立つ一冊です。
  • 初めてでも使える!Linux超入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※付録DVDは電子書籍には含まれません。予めご了承ください。 パソコンの買い替えやWindows XPのサポート切れなどで、古いパソコンが余っていないでしょうか。本書では、そうしたパソコンを無料で再活用して楽しめる「Linux」という基本ソフト(OS)の活用方法を紹介します。  Linuxに関する基礎知識を学んだら、Linuxで楽しめる便利なアプリ32本の使い方を詳しく解説。Windowsユーザーがつまずきやすいポイントもしっかり説明しているので、初心者でも心配無用です。USBメモリーやキーボード、マウスの活用テクニックや、Linuxで使えるオフィスソフト「LibreOffice」での文書作成術も取り上げます。
  • 初めてでも使える!Linux超入門 Ubuntu 16.10対応版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 パソコンの買い替えやWindows XPのサポート切れなどで、古いパソコンが余っていないでしょうか。本書では、そうしたパソコンにインストールして再活用できる「Linux(リナックス)」という基本ソフト(OS)の使い方を基礎の基礎から紹介します。  最初に「Linuxとは何か?」というところをしっかり学んでから、具体的な使い方を一つずつ見ていきます。Windowsユーザーがつまずきやすいポイントもしっかり説明しているので、初心者でも心配無用。Linuxで使えるオフィスソフト「LibreOffice」をはじめ、役立つフリーソフトを数多く紹介します。USBメモリーやキーボード、マウスの活用テクニックも取り上げます。 ※電子書籍には付録DVDはつきません。予め、ご了承ください。
  • はじめての確定拠出年金
    4.4
    はっきり言って始めないと損! 老後資金を940万円上積みも。隠れた優遇税制をフル活用し、「老後貧乏」を防ぐ! 制度の徹底活用法をコンパクトに解説する入門書。 確定拠出年金は、自分で投資商品を選んで年金資産を運用する制度。掛け金全額が所得税・住民税から控除されるほか、運用で得た利益も非課税になります。2017年1月から対象者が大幅に拡大し、現役世代なら誰でも入れるように。会社員はもちろん、主婦や公務員の方も、本書で学んでぜひご活用ください。加入方法といった制度の基本を押さえながら、カギとなる金融機関の選び方や節税効果を最大限に活かす運用術、お得な受給方法などをわかりやすく解説。さらに、企業型確定拠出年金の有利な活用法も紹介します。
  • はじめての企業価値評価
    4.0
    企業価値評価(バリュエーション)は、かつてはM&Aの買収価格算出など専門家向けの分析手法でしたが、 いまや経営戦略全般を議論する際の重要な判断材料となっています。本書は、ビジネスパーソンが経営 を数字で理解し判断するための必須のリテラシーとなった企業価値評価について、わかりやすく解説 します。 本書のコアとなるのが、DCF(ディスカウント・キャッシュフロー)法です。フリー・キャッシュフローと資本 コストをもとに企業価値をどう算出するか、ケースを用いて、じっくりと手ほどきします。理論を具体的な ビジネスにあてはめて、わかりやすく説明できる研究者と、企業価値評価のスペシャリストがタッグを 組んで執筆しました。 より基本的な段階からスタートしたい方には、姉妹書の日経文庫『コーポレート・ファイナンス入門』が おすすめです。
  • はじめての筋トレBOOK
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 運動が苦手でも必ず続く! カラダ年齢が10歳若くなる! ◆疲れにくい体になる ジャスト“1分”プランク ◆ハスのポーズが腹筋に効く 5秒!腹ヨガで凹む ◆朝たった3分でたるみ解消! 寝たまま&ゆる筋トレ ◆女優たちの美ボディを支える 3人の名トレーナー! ◆世界で話題のトレーニング TABATAも収録 ◆「美尻」筋トレで -5cmヒップに
  • はじめての経済学〔上〕
    4.0
    経済学が難しいと思っている人が多いとしたら、それは出合いが不幸だったせいではないだろうか? 本書は、数式は一切使わず、縦書きで、これだけは知ってもらいたい経済学のエッセンスを厳選し、やさしく解説する。
  • 初めてのスイスプライベートバンク入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これが世界中の富豪を虜(とりこ)にした 驚異の金融サービスだ! 世界中の富豪を虜にする金融サービス「プライベートバンク」。 注目を集めるプライベートバンクの知られざるサービス・魅力を日経マネーが徹底解説。保存版の本格ガイド本です。
  • はじめての投資信託
    4.0
    マイナス金利時代の資産運用に、もっとも有力なのが投資信託。 6,000本以上ある投資信託から、あなたに合った銘柄を選ぶために最適な1冊です。 投資信託の仕組みや投資対象別の特徴、各種データの見方といった基本から、最適な銘柄の選び方、分配金の損得、適切な売買のノウハウまで実践的に解説する入門書。 個人投資家がよく突き当たる疑問や誤解しがちな点をていねいに取り上げ、初歩からわかりやすく説明。毎月分配型ファンドの評価や分散投資のノウハウ、積立投資と一括投資の考え方など、実際の投資に役立つ内容です。 初めて投資に取り組む初心者の方はもちろん、ある程度、投資信託の売買を行ったことがある経験者の方も目からウロコが落ちる1冊です。 著者は、投資信託の評価分析から販売・運用まで豊富な経験を持つファンド・アナリスト。投資信託の定量・定性分析の両面に精通しており、国内約6,000本の投資信託を常時分析しています。
  • はじめてのヘリテージ建築 絵で読む「生きた名建築」の魅力
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「古さ」を楽しむ人が増え、再評価が高まる「ヘリテージ建築(歴史遺産建築)」。なかには建築設計者の手で保存再生され、魅力的な場に生まれ変わったものがあります。元建築雑誌編集長が現地を巡り、分かりやすいイラストを交えながらその面白さを伝えます。
  • 初めてのラズベリーパイ2 新モデル Raspberry Pi2 対応
    -
    未経験でも分かる!作れる! ●ラズパイと手をつなごう!電子工作の手順を解説 ・部品を挿すだけで作れるLED信号機 ・明るさに応じて点灯・消灯するLED ・自動でふたを閉じるボックス ・人を検知して画像や文字を表示するディスプレイ ●プログラミングと電子回路の基礎知識 ●Raspberry Pi2の購入からインストールまで
  • はじめてのLinuxサーバー構築入門2021
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Linuxサーバーの構築がはじめてでも分かる! ●豊富な写真と図解で、はじめてでもつまずくことなくサーバーを構築できます。 ●手順は一番人気の「Ubuntu 20.04 LTS」を使い具体的に紹介しているので、記事通りに進めればサーバーを構築できます。 ●ファイル共有やブログ、フォトギャラリーなど幅広いサーバーアプリを紹介しているので、自分の目的に合ったサーバーを構築できます。 ●話題の新技術「WSL2」と「Docker」を使った新たなサーバー構築の手法も解説しています。 <<目次>> 第1章 Linuxサーバーのインストール 第2章 Linuxサーバー入門 第3章 使ってみようサーバーアプリ 第4章 コマンド入門 第5章 Webサーバー構築入門 第6章 VPN構築 第7章 ラズパイで小型サーバーを作る 付録 コマンドリファレンス
  • はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法
    4.0
    最少のテストケースで最大の効果をあげるためのツールを満載した、小さいけれどすごい本。同値クラステスト、境界値テスト、デシジョンテーブルテスト、直交表と全ペア技法、状態遷移テスト、ドメイン分析テスト、ユースケーステスト、制御フローテスト、データフローテストなど、テスト技法の必須項目を全て1冊に集約しています。平易で実践的な例題を使い、手順を1つ1つ追って説明しているので、新人プログラマや初級のテスト担当者のレベルアップに最適。もちろん、「いまさら人に聞けない」ベテラン技術者にもぜひお勧めです。

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  • はじめよう!Pythonプログラミング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エンジニアから学生、ビジネスパーソンまで、多くの人に使われている注目度ナンバーワンのプログラミング言語「Python」の入門書です。 Pythonプログラミング環境のインストールから始まり、基本的な文法やライブラリの使い方などを、わかりやすく解説します。 話題の画像認識やラズベリーパイを使うIoTのプログラミングにも少しだけチャレンジします。
  • はじめるPython! ゼロからのゲームプログラミング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初めて「Python(パイソン)」というプログラミング言語を学ぶ人を対象に、簡単なプログラムから始めて、最後にはゲームを作りながら、楽しくプログラミングスキルを身に付けるための入門書です。 「手軽に始められて、あまりストレスを感じることなく勉強できて、将来的にも役立つ」(「はじめに」から抜粋)プログラミング言語であるPythonの基本が、この1冊で学べます。 本書の内容は、「なぜPythonの人気が高いのか」、「開発環境の整備」、「初めてのプログラム作成」、「文法の習得」、「重要な概念の理解」と続き、最後に複数のゲームソフト(「スカッシュゲーム」「弾幕系シューティングゲーム」)を作るという、プログラミング学習の正攻法といえる構成です。 ■「おわりに」から抜粋 Pythonは他のプログラミング言語に比べて、本当に読みやすく書きやすい言語なのです。 そして、用途が広いので、いつかあなたの役に立つはずです。
  • 働かない技術
    3.8
    「働かない」のには、スキルと覚悟が必要だ―― VUCAと働き方改革の時代、 古い労働観からなかなか切り替えられないミドル世代は、 残業できない時代を、これからどう生きればいいのか? 人事のプロフェッショナルが贈る、 「ガラパゴス人材」にならないための 働き方の変革のヒント。
  • 働き方改革 個を活かすマネジメント
    4.2
    ◆長時間労働の防止や、多様な人材の活用といった「働き方改革」を具体的にどのように進め、職場に根付かせていけば良いのか。企業の現場や人材活用スキル、そして政策・制度にも精通した著者たちが、職場のマネジメントと、人材のケアという2つの軸から解説します。 ◆職場のマネジメントについては、業務効率を高める「ジョブアサイン」をキーワードにマネジメントの勘どころを解説。人材のケアについては、「インクルージョン」をキーワードに、フルタイムで全力で働ける男性社員を前提せず、様々な事情を抱えた社員でも全員活躍できる職場をつくる具体的な手法を解説します。 ◆著者の大久保氏はキャリア・人材育成の専門家で、内閣官房で「働き方改革」の委員も務める。政策の意図をくみとり、企業の現場でどう体現するかを語る最適任者。皆月氏は、働き方改革が話題になる前から、福祉のソーシャルワーカーの考え方やノウハウを企業に取り入れる活動をしてきた産業ソーシャルワーカーです。
  • 働き方改革で 伸びる女性 つぶれる女性
    5.0
    「働き方改革」とともに推進される「産休・育休」「時短」「女性管理職登用」――すべて「勘違い」の宝庫である。誰が勘違いしているか? 法・制度をつくる国、それに従おうとする会社・雇い主、そして、働く女性自身である。 女性が仕事を持ちキャリアアップしていくことはもう当たり前。しかし一方で、女性が働き続けようとすると、未だに様々なハードルにぶつかるのもまた現実である。 育児と両立できずに仕事を辞めざるを得ない人。 非正規で働きながら「がんばっても先が見えない」という苦しさを感じている人。 正社員でも、「会社の方針が旧態依然としていて、思うように仕事ができない」とストレスを抱えている人。 本書は、人材育成インストラクター歴25年、5000人の研修に携わってきた女性向けキャリアアドバイザーが、研修で出会う女性達から寄せられる悩みも踏まえ、働く女性の先輩として、新しい時代の女性の働き方をやさしくアドバイスするもの。 結婚、子ども、昇進、やりがい……「どうせ私なんかには無理」と勝手に決めつけて、自分で自分をあきらめてしまうのは「もったいない! 」。自分の長所に気づき、能力を活かして、もっと充実した幸せな人生を送るために、やりがいのある仕事を持つことの大切さ、どうすればそれができるのかを、「働き方改革」の上手な活用と実践をヒントに具体的に解説。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために知っておきたい知識もふんだんに盛り込みながら、「幸せな人生」を目指して頑張る女性を応援する一冊である。
  • 働き方改革 7つのデザイン
    3.7
    ◆「働き方改革」は、いまや日本企業にとって最重要テーマ。第1章で述べる働き方改革の背景と全体像に基づいて、7つの領域ごとに改革の方法論を先進企業の事例を交えて解説する。 ◆従業員の「働きがい」に着目したエクスペリエンス思考や、RPA・AIといったテクノロジーを最大活用した企業の生産性改革、未来の働き方に合わせた最新の人材マネジメントのあり方など、働き方改革を進める先進的な手法を紹介。 ◆「働き方改革」のアプローチには、経営者や人事部門だけではなく、IT部門や総務、メンバーのマネジメントをする各部門のリーダーにも携わる。また、経営者のみならず、従業員自身が意識を変えていくことも重要である。企業と従業員が一体となった働き方改革の実現に向け、本書ではその手法を解説する。
  • 働き方改革のすべて
    3.5
    「働き方改革」にどう対応すべきか。改革の実務に携わった著者が、自ら詳細に解説する決定版! いよいよ「働き方改革」がスタート、企業にとっては対応が急務となっています。また働く人も、自らの生活と健康を守るため、新しい制度を知っておくことが必要です。 本書は、内閣官房働き方改革実現推進室で、改革の実務を担った著者が、働き方改革のねらい、改革実現までの経緯、さらに具体的な制度の中身と適切な対応ポイントまで、自ら詳細に解説します。 労働時間、休暇制度、同一労働同一賃金……。「働き方改革」について、正しい知識を学び、具体的なアクションを検討するための必読書です。
  • 「働き方改革」まるわかり
    3.0
    ●17年秋には「働き方関連法」が成立する見込み。関連する法律の成立・実施をにらみ、企業の取り組みも性急になっています。各地で労務担当者を対象にした研修がさかんに実施されるなど、「今から何をすればよいか」の具体的情報がいま求められています。 ●本書では、そういった疑問に答えるべく、企業の労務リスクに向き合ってきた社労士が執筆。仕事に関する時間の概念を明らかにするとともに、現在審議されている法案や考え方の方向性を示しながら、「残業させない」「しっかり休暇をとらせる」施策を解説します。「自主的な勉強会は労働時間なのか」「ダラダラ残業を防ぐには?」「労基署の動きはどうなっている?」など具体的な例を出しながら説明します。パート・派遣社員を含めて多様な働き方をする従業員が増える中、人事・労務担当者、もしくは職場のマネジャー、リーダーが知るべき内容です。 ●著者の北岡氏は、元労働基準監督官で現在は社会保険労務士。政府の動き、企業の取り組みの両面をにらんで解説します。
  • 働き方革命の教科書 ネットワンシステムズ流、次世代モバイル&ITインフラ活用術 (日経BP Next ICT選書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2010年から働き方革命を実践してきたICT (情報通信技術)企業、ネットワンシステムズが監修。最新モバイル技術とITインフラ技術を駆使して構築したテレワーク環境やスマートフォン/タブレットの活用、自社運営MVNO、ERPや業務システムとの効果的な連携手法など、活用の手法を模索してきた同社の実務担当者が、理想論ではなく、実務上の課題にまで踏み込んだ実践的なノウハウを余すところなく紹介する。 同様のテーマを扱う他誌ではあまり触れられていない、ROI(投資対効果)の測定方法、経営管理や人事制度の面での課題と解決策、リモートワーク/テレワーク環境を導入後に社員や部門長が直面する課題とその解決策など、導入企業が必ず直面するであろう実務的な課題を詳しく解説。もちろん、働き方革命を支えるICT(情報通信技術)の各種のアプリケーションや機材の選択・活用方法に関しても網羅する。これから導入を考える企業の経営者や担当者に参考になる情報を満載した1冊である。
  • 働き方の男女不平等 理論と実証分析
    4.7
    ◆先進諸国のなかで、日本の男女平等の度合いが最低ランクなのはなぜか? 学歴の男女差が縮まり、企業が両立支援策を推進しても、なぜなかなか効果が現れず、逆に悪化している指標まであるのはなぜか? 日本を代表する社会学者が日本や海外の豊富なデータと最新の統計分析手法をもとに解明する。 ◆分析の結果、現在の「働き方改革」や「一億総活躍社会」の取り組みにとっても示唆に富む、次のような事実が明らかになる。 *「女性は離職しやすく、女性への投資は無駄になりやすい」という企業側の思い込みが、女性活用の足かせとなっている。 *労働時間あたりの生産性が高い国ほど女性活躍推進を進めやすいが、長時間労働が根付く日本では進めにくい。 *管理職割合の男女差は、能力からはほとんど説明がつかず、性別や子供の年齢、長時間残業が可能かどうかが決定要因となっている。 *女性の高学歴化が進んでも、低賃金の専門職(保育・介護・教育など)に就く女性が多く、高賃金の専門職(法律職・医師など)になる割合が著しく少ないため、賃金格差が広がることになっている。 ◆著者の山口一男氏は、社会学で世界最高峰の位置にあるシカゴ大学で学科長まで務めた、日本人学者としては希有の存在。
  • 働き女子の不調ケア&リラックス大全
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新生活のハイテンションが一服、季節の変わり目は蓄積疲労を自覚する時期です。 「1週間で体が変わるセルフケアプログラム」や「勤続疲労をまるっと解消!」「女性をいやすリラックス大全」など、心と体のプチ不調を手早く改善し、スッキリライフを送るための方法をご提示します。
  • 働く女子の自己投資ライフ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 学び、美容、趣味・・・ かしこくお金を使う人が集合! 月々のお給料を「どう貯めるか」も大事だけれど、「どう使うか」はもっと大事! 収入が多くても少なくても、趣味や勉強、美容、住まい、食…など、 自分が重視するところにしっかりお金を使い、人生を楽しんでいる女性たちがどんどん増えています。 そこで、北海道から沖縄まで、全国で働く女性たちの衣食住へのお金の使い方や、 自己投資ライフ、「推し活」までたっぷり紹介。 お金の使い道だけでなく、収入が減ったり、支出が増えたりしても困らないよう、家計のカイゼン術も紹介します。 自分と価値観が近い人や、まねしてみたい自己投資術がきっと見つかるはず。 明日から幸せに暮らすためのパワーを得られる1冊です。 ◆Part 1 都会&地方で働く女子の「お金の使い道」 ◆Part 2 「私たちの自己投資ライフ」全国リポート ◆Part 3 みんなの「推し活」&リアルお金事情 ◆Part 4 収入減に負けない!家計カイゼン術 ◆Part 5 私たちを元気にする!最高の朝ごはん
  • 働く女性 ほんとの格差
    4.0
    正社員の7割が、自分を“負け組”だと思っている?? なかなか思うように進まない日本の女性活躍推進。 その原因と処方箋を働く女性たちの声からあぶり出す、日経編集委員渾身のルポルタージュ。 「うちの女性課長、何とかしてください! 」――男性社員から起こる悲痛な声 「みんな残業しているのに、ママ友とカラオケ? ありえないです」――子アリ子ナシの溝 「夫がイクメンなら今頃私は管理職なのに・・・・・・」――一筋縄でいかない家庭とキャリアの両立 「同じ『働く母』とはいえ、実家が近いあの人とは違います」――ワーキングマザーの環境差 「今はパート主婦。活躍する元・同期と大きな差がついてしまった」――高学歴主婦の憂鬱 「女性活躍推進? 全く実感ありません。私とは別世界の話ですね」――非正規社員の本音 一体、何が彼女たちの行く手を阻んでいるのか? 「輝けない」40人の証言をもとに、職場の女性社員の力を最大限に引き出すための方法を考える。
  • 働くママたちがむせび泣いた! 「ママ、かいしゃにいかないで」と言われたときに読む本(日経DUALサポートBOOK)
    -
    2013年11月に創刊した共働きママとパパを応援する情報サイト『日経DUAL』掲載のエッセイ、インタビュー記事から、特に人気の高かった記事12本を収録しました。 ◆第1章◆日経DUAL編集長 特別書き下ろしエッセイ「働くお母さんて本当にえらい! でも、たまには泣いたっていいよね…?」 ◆第2章◆『ぐりとぐら』著者・中川李枝子さん感動インタビュー◆誰もが読んだことのある名作『ぐりとぐら』の著者、中川李枝子さんは働くママであり、保育園の先生でした。「子どもにとっては、どんなママもすべてが自慢なの」と、温かい言葉に思わず涙がこぼれます。 ◆第3章◆大人気連載「藤村美里のデュアラーが生きる道」◆仕事と育児を両立させようと、もがきながらも子育ての幸せ、仕事のやりがいを求める等身大のママたちの感動ルポ。その姿に、全国の働くママが共感! 産婦人科医・宋美玄さんの、働くママとして、医師として、二つの視点からのリアルな女の子の育て方アドバイスも人気。 ◆第4章◆テンパり系ママの時間術◆忙しくてやることが多くてついイライラカリカリ。そんな気持ちを落ち着けられる秘訣は?子どもとの時間を増やすために、すぐできる仕事の一工夫は?役立つノウハウを凝縮。 ◆第5章◆共働き家庭のためのお金の知恵◆ファイナンシャルプランナー・花輪陽子さんの、共働き家計の気になるお金の話。「出産で仕事をやめると2億5000万円を失います」 働くママは、仕事と育児の両立で毎日全力疾走。でも、ある日子どもに「ママ、かいしゃにいかないで…」と言われたら? 答えは出ないかもしれないけれど、ママの気持ちに寄り添い、元気と勇気がわく一冊。
  • 8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識
    3.6
    本書では、睡眠の悩みを抱える作家が最前線で活躍中の第一人者に直撃。睡眠に関わる多くの疑問に焦点を当て、睡眠科学の確かなエビデンスに基づく「正解」を詳しく紹介しています。日本人の5人に1人が睡眠の問題を抱える悩ましい現実とともに、驚きに満ちた睡眠の本質が明らかに。不眠症の「眠らない治療法」をはじめ、パフォーマンスの向上だけでなく、生活の質の向上をもたらす理想の睡眠への理解が深まります。睡眠に悩む方々のための必読書、ぜひお読みください。
  • Hacking Growth グロースハック完全読本
    4.3
    ■「グロースハック」生みの親が初めて書き下ろした決定版 技術とデータを活用して手掛ける製品の価値を見定め、 その価値を的確に伝えるマーケティング施策を製品そのものに埋め込む――。 近年、「グロースハック」と呼ばれる手法を用いて急成長を果たす企業が シリコンバレーを中心に続々と生まれている。 本書は、このグロースハックを生み出した人物であるショーン・エリスが、 Facebookでプロダクトマネジャーを務めるモーガン・ブラウンとともに 初めて書き下ろした一冊だ。 彼らが幾多の企業でグロースハックを実践し、体系化してきた手法を、 網羅的に記した決定版となっている。 ■ 基礎から実践まで、豊富な事例をもとに解説 本書は2部構成となっており、第1部【グロースハックの基本】では ・専任チームをゼロから立ち上げる方法 ・ユーザーに愛される製品の作り方(製品の「愛され度」を測定する方法) ・事業を育てる上で継続して追うべき指標の見極め方 ・A/Bテストのような「実験」を通じて成長戦略を立てる方法 などを解説している。 続く第2部【グロースハックの実践】では、 ・多くのユーザーを「獲得」し、 ・製品・サービスの利用を「活性化」させ、 ・その状態をできるだけ長く「維持」した上で、 ・「収益化」につなげる方法 を詳細に説明してあり、日本語版解説には「グロースハッカーの育て方」も記してある。
  • ハッキング思考 強者はいかにしてルールを歪めるのか、それを正すにはどうしたらいいのか
    3.0
    富裕層、権力者、急成長企業はシステムをハッキングして成功した。 AI時代にルールを味方につけるには、「正しいハッキングの考え方」が必要だ。 あらゆるシステム(コンピュータ/金融/法律/政治/認知……)はハッキングでき、それは大きな成果を生む。 ・ピーター・ティールは10億ドルの資本利得税を支払わずに済んだ。 ・グーグルやアップルは税制の抜け穴を利用して多額の税金を逃れた。 ・ゴールドマンはアルミニウムを買い占め供給を操作、膨大な利益を得た。 ハッキングとは、システムが新たな環境・展開・技術に適応していく過程である。 強者と弱者では、ハッキングのしかたに違いがある。 強者は、権力を行使する方法のひとつとして使う。 弱者は、権力構造をくつがえすために使う。 規則は破るためにある、とよく言われる。だがそれ以上に、規則は出し抜かれ、悪用され、回避され、裏をかかれる――つまり「ハッキング」される。人間の独創性をとかくゆがんだ意図に利用し、文明社会のよって立つ制度を損ねるこのハッキングという現象を説明するのに、ブルース・シュナイアーほどの適任者はいない。『ハッキング思考』は、現代社会の活力と健全性を奪いかねないこの力について新たな発見をもたらす重要な一冊だ。 ――スティーブン・ピンカー(ハーバード大学心理学教授、近著『人はどこまで合理的か』) 本書は、 情報セキュリティの第一人者Bruce Schneier著、A Hacker's Mind: How the Powerful Bend Society's Rules, and How to Bend them Back の邦訳です。
  • ハッキング・デジタル DXの成功法則
    -
    DXの「どうやって」を解き明かす。デジタル組織に生まれ変わるための「やることリスト」を網羅。先進事例からベストプラクティスを抽出した実践ガイド。 DXは「プロジェクト」ではなく「ジャーニー」である。DXは1回かぎりのプロジェクトでも、実験的な打ち上げ花火でもない。組織全体に浸透し、デジタル技術が組織活動の基本構造になるまで続く、長い段階的なプロセス(ジャーニー、旅路)だ。本書には、約10年にわたるDXについての研究のなかで著者たちが集めてきた「実践者たちのベストプラクティス」が詰まっている。「変革」という難事業を成し遂げるための手法として役立つはずだ。 テーマごとに、ベストプラクティスや洞察、アドバイスを提供する。順不同で読んでいっても学びや洞察が得られるように、本書はどの章も同じ構成になっている。まずは各章のテーマとなる課題を提示し、最重要のアドバイスを短くまとめたあと、次の4つのセクションで深掘りする。(1)なぜ重要か(なぜそれがDXの成否にかかわるのかを説明する)、(2)ベストプラクティス(その課題にどう取り組むべきか、事例を交えながら説明する)、(3)ツールボックス(すぐに効果を出すために用いることができるツールを紹介する)、(4)チェックリスト(本書のアプローチを取り入れる際の検証に使える質問を提示する)
  • 20日で身につくAutoCAD入門講座
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現場で即生かせるAutoCADの作図力が身につく! AutoCADは、汎用CADとしてデファクトスタンダードとなっているソフトウェアで、建築や土木、機械、エンジニアリングなど、幅広い分野で活用されています。2021年に製品構成の変更が行われた結果、従来よりも低価格で利用できるようになり、人気が高まっています。 本書は、初めてAutoCADに触れる方が、AutoCADの基本操作と実践的な作図力を20日間で身につけられることをコンセプトに制作されました。機能解説に終始する入門書が多い中、本書は作図演習も豊富に用意されているため、実務で本当に役立つ力を身につけられる1冊となっています。 多くの汎用CADが製図板の電子化のようなものであるのに対して、AutoCADはパソコン内に実寸大のモデルを作成することが基本の考え方となるため、特に他CADからの乗換ユーザーは、AutoCADに慣れるまで苦労する方が少なくありません。本書はAutoCADならではのお作法を、順を追って丁寧に解説しているので、過去AutoCADに挫折した経験のある乗換ユーザーの方にもオススメです。 AutoCADを身につけて、業務に役立てるために、本書をお役立ていただければ幸いです。
  • 破天荒! サウスウエスト航空-驚愕の経営
    4.1
    低価格と徹底した顧客サービスで急成長したサウスウエスト航空の強さの秘密とは? サウスウエスト航空は、1971年の参入から驚異的な成長を遂げ、全米最高の評価を得ています。とくに注目を集めているのが、おふざけにも見える型破りの企業文化――「パーサーが仮装して乗務する」といった社員の日常的な行動から、「経営方針の起案より、社内パーティーの企画に時間をかける」「顧客は二の次、従業員が第一」と言い切るなど、経営戦略・企業理念のレベルまで首尾一貫している――の存在。 本書は、矛盾しているように見えるこうした特徴が、明確な基本理念とリーダーシップによって必然的に導き出されたものであることを豊富なエピソードで描きます。

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  • 破天荒弁護士クボリ伝
    4.5
    「闘うビジネス弁護士」の代表格で、人気弁護士ランキングの常連だった著者(久保利英明)の自伝的ノンフィクション。 埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)の質屋の息子に生まれた正義感あふれる少年が、弁護士を目指し、企業と癒着していた総会屋や暴力団との修羅場を乗り越えてトップ弁護士になり、現在は東電原発被害賠償請求や国を相手取った1票の格差訴訟、第三者委員会調査報告書格付け、医療法人や社会福祉法人のガバナンス改革など多彩な活動に注力する姿を描く。牛島信、河合弘之、中村直人各弁護士などの証言「私のクボリ論」を多数収録。 以下は本書からの引用。 「日本一黒い顔の弁護士」 「日本一派手なネクタイと派手なスーツを着た弁護士」 もちろん、これは私のことだ。記者会見に同席する私の様子をテレビで観た人は、その発言よりも、まず容姿に強烈な印象を受けるようだ。ヤクザ相手の債権回収や総会屋相手の株主総会指導などを手掛けていたから、こうなったというわけではない。 ただ、総会屋が記憶に刻まれた私の顔を見て「あいつがいる」と逃げ腰になったことは事実。株主総会の場に私がいるだけで、魔除け、総会屋除けになった。 常に大義のために何かと闘ってきた。相手を説得するまで決して諦めない。依頼者のために全体力と全脳みそを使ってきた。自分にとって弁護士は天職であり、自分は「全身、これ弁護士」なのだと思っている。
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    4.0
    聞く気がない、勝手に早とちりする、知ったかぶり……話が伝わらない相手に共通する諸問題を解決し、注意を自分へ向けさせるにはどうすべきか。究極の「対話力」を身につけ、人づきあいの悩みを解決する方法を伝授。
  • 話を聞かないアルバイト、うまく話せない店長
    -
    「最近のアルバイトはちゃんと話を聞かない」――。 こんな風に思っている店長はいませんか。アルバイトが話をきいてくれなかったり、理解してくれなかったりする原因は、実は店長の話し方にあることが多いのです。 本書には、飲食店の現場で交わされる30の会話例が掲載されています。これらの会話例を通して、アルバイトへの話し方や声の掛け方を身に付けてください。 そうすれば、アルバイトはあなたの話に真剣に耳を傾けるようになるはずです。
  • 「話す英語」の9割カバー!「GSL」最頻出1000語完全マスター
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 話す英語の9割、書く英語の8割を占めるGSL。この英単語集2000語のうち、最初の1000語の用例を収録。最頻出単語をクイズ形式で愉しく習得、さらに例文音声の無料ダウンロードで「聴く英語」「話す英語」はこれで完璧!
  • 「話す・聞く・書く」伝え方のシン・常識 半分にして話そう
    3.5
    テレ東「ワールドビジネスサテライト」、BSテレ東「日経ニュースプラス9」 経済誌「日経ビジネス」、ネット「テレ東BIZ」 多彩なメディアで活躍中の経済キャスターが実体験で語る、ビジネス現場での伝え方 Q:相手に言いたいことを伝えるには? A;言いたいことを全部言おうとしないことです。思い切って半分にしましょう。 Q:説明不足になりませんか? A:相手が「聞き足りない、もっと聞きたい」と思うくらいでちょうどいいんです。 「話す」「聞く」「書く」というコミュニケーション力が、視聴率、実売率、ユニー クユーザー数、といった数字でシビアに示されるメディアの世界。 そこで山川龍雄キャスターが手に入れた「シン・常識」を、対話形式で惜しみなく公開します。 ・テレビで「3つあります」は禁句 ・コメントを半分にすると伝わる ・突っ込み所を残すほうが話題になる ・自分で言うより周囲を巻き込む  ――気楽に、メディアの舞台裏を覗き見るような気持ちで、読み進めていただきたいと思っています。一読すれば、自然とコミュニケーション力が向上する、そんな効用のある本を目指して編集しました。  「話す」「聞く」「書く」という行為は、公私いずれの場面でも求められるスキルです。最新の伝え方の常識を知っておくことが、就活、恋愛、昇進、結婚、転職など、人生の節目を成功に導き、幸運をつかむための大きな武器となるでしょう」(本書「はじめに」より)
  • 鼻専門医が教える 「熟睡」を手にする最高の方法
    3.4
    いびきをかく、夜中に目が覚める、寝つき・寝起きがよくない、 昼間眠い、寝ても疲れが取れない…… それは「かくれ鼻づまり」が原因かもしれません。 「かくれ鼻づまり」を改善することで睡眠の質を高める方法を、 自宅でできるかんたん「鼻洗浄」トレーニングとともに 第一人者がやさしく教えます。 大人にも子供にも役立つ本で、 花粉症、睡眠時無呼吸症候群にも効果が期待できます。 「かくれ鼻づまり」チェックリスト付き。 本文オール2色だから読みやすい!
  • ハミルトン――アメリカ資本主義を創った男 上
    値引きあり
    3.0
    1~2巻2,244~3,740円 (税込)
    ●いま、ブロードウェイ、ロンドンで大ヒット中の異色のヒップホップ・ミュージカル Hamiltonの原作。全米ベストセラー。 ●ジョージ・ワシントンやジェファーソンらと並ぶアメリカ建国の父の一人で、金融制度や常備軍を設計し、産業政策でアメリカ資本主義のその後の勃興の種を蒔いた天才政治家アレグザンダー・ハミルトン。 カリブ海の西インド諸島出身の私生児が、独立戦争でその後の初代大統領ワシントンの副官として頭角を現し、初代財務長官となるが、宿敵アーロン・バーとの決闘で死ぬまでの劇的な生涯を当代随一の評伝作家ロン・チャーナウが描いた。 2005年に刊行した『アレグザンダー・ハミルトン』全3巻(日経BP)の改題・新装版。 ●ミュージカルHamiltonは、リン・マニュエル・ミランダが作詞・作曲・脚本・主演を務め、アメリカ建国の父であるアレグザンダー・ハミルトンの半生をラップミュージックとダンスで描き、ニューヨーク・ブロードウェイ、ロンドン・ウエストエンドで大ヒットした。  リン・マニュエル・ミランダは2008年、チャーナウの『ハミルトン』を読んで、そこからヒントを得てラップを書いた。その後、曲を書き上げ、2015年1月、オフ・ブロードウェイにあるパブリック・シアターでミュージカル「Hamilton」の初演を迎えた。  同年7月、ブロードウェイに進出し、リチャード・ロジャース劇場を舞台に高い評価を得たうえ、興行的に大成功を収める。 2017年12月ロンドンのウエスト・エンド公演がヴィクトリア・パレス・シアターで開幕し、チケット売り切れの大ヒット。その後も全米公演などロングランを続けている。
  • 早く絶版になってほしい #駄言辞典
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「女性なのに仕事ができるね」「男なんだから黙って働けよ」 「涙は女の武器だよな」「男だから多少厳しくしても大丈夫だろ」 「ママなのに育休取らないの ? 」「男なのに育休取るの ? 」 「就活は女性らしくスカートで」「良い奥さんになりそうだね」… 聞いた、言われた、言ってしまった。無意識の思い込み。 心を打つ「名言」があるように、心をくじく「駄言」(だげん)もあります。 駄言には無意識の思いこみ、特に、性別のステレオタイプによるものが多くみられます。 これは、そんな滅びるべき駄言を集めた辞典です。 駄言を言う人が思いとどまり、 駄言を言われた人が「それ駄言ですよ」と言える世の中にするために。 すべての人が自分らしく生きられる世の中にするために。 「絶版」を目指して、つくりました。
  • 「速さ」で稼ぐリーダー 47のコツ
    -
    創業からの平均利益率が30%を超える「エーワン精密」。 創業者である著者は徹底した数値管理に基づくスピード重視の経営によって高収益体質を作り上げた。 本書ではこの伝説の経営者、梅原勝彦の仕事術を公開。 「会社のお金を管理する“5つの指標”」 「高くても売れる“5つのプロセス”」 「社員と組織を鍛える“10の言葉”」 「リーダーの心を養う“27冊の本”」 など経営者だけでなく、若手ビジネスパーソンもすぐに使えるノウハウが満載です。
  • 林原家
    3.6
    岡山のバイオ企業、林原は長らく同族経営の手本とされてきました。 元社長の著者は、日本経済新聞の「私の履歴書」に当時の史上最年少で登場。 そんな名門企業がなぜ倒産しなければならなかったのか。 父、林原一郎との対立、末弟との絶対的上下関係、早世したもう一人の弟との約束。 林原家に深く埋め込まれた、破綻に向かう必然のストーリーを、著者が初めて明らかにします。
  • 反常識の業務改革ドキュメント--プロジェクトファシリテーション[増補新装版]
    4.0
    実名ノンフィクションで業務改革の実際を描いて人気を集めるロングセラーの増補新装版。125年の歴史を持つ老舗大企業の人事業務を変革し、困難な道のりの末に生産性40%向上など、大きな成果をあげたプロジェクトの物語。プロジェクトにファシリテーションを適用することで、困難なプロジェクトを、抵抗勢力を出さないプロジェクト、カリスマ不在のプロジェクト、成長するプロジェクト、楽しいプロジェクトに変えていった5年間の軌跡。プロジェクトを立ち上げた副チーム長と、支援したコンサルタントの2人がそれぞれの立場からプロジェクトを振り返るというユニークな形式です。
  • 反常識の生産性向上マネジメント
    -
    人手不足、働き方改革―― 「現場任せ」はもう通用しない! 日本企業の生産性の低さは、個々人のがんばりに依存した「おもてなし」や「職人気質」至上主義から脱却できないからではないか? もう、現場に頼った経営だけでは大きな生産性向上は期待できない! 本書では、多くの事業で経営改革・組織変革の実績を積んできた著者が、コンサルティングに携わった企業の実例をふんだんに交えながら、現場の働き方改革の次に着手すべき「組織生産性向上」についての4つの着眼点を紹介します。 ●本書が紹介する4つの着眼点 ・サービスの産業化――現場の工夫と努力でやりくりすることをあてにした消耗型サービス提供から、サービス品質を仕組みで担保するサービスの産業化へ ・課題解決のガバナンス――権限委譲という名の丸投げ&忖度による組織運営から、ミッションをバイトサイズ化して社員の自律性を引き出す課題解決型組織運営へ ・顧客ニーズ徹底による投下資本生産性向上――“顧客志向=サービス増”のパラダイムから、引き算により投下資本対提供価値を上げるビジネスモデル・業務への転換 ・知的資産を活用したビジネスモデル開発――拠点や製品を拡大する量的な拡大シナリオではなく、過去培った知的資産を源とする差別化・収益性に優れた事業の展開
  • 繁盛店の実例で学ぶ 店長の教科書
    -
    飲食店の店長にはスタッフ教育から接客、集客対策まで様々な役割が求められています。毎日の営業の忙しさに追われ、なかなか自分の仕事ぶりを見直す時間もない店長が多いのではないでしょうか。 そこで、本書では、繁盛店経営誌「日経レストラン」でこれまでに取材した数多くの店の中から、繁盛店を目指す店長に役立つノウハウを含む事例ばかりを集めて紹介しています。スタッフを育成するコツから、優れた接客方法を演じながら学ぶロールプレイング、近隣への訪問営業まで、すぐに導入できるものばかりです。 さらに、忙しい店長のために、各事例の冒頭ではその要点を3行程度で簡潔にまとめました。要点をさっと読むだけでも、優れた店長を目指すヒントが見つかるはずです。 ぜひ、お手元に置いてご活用ください。
  • 繁盛店を目指す!店長のためのお金の教科書
    -
    敏腕公認会計士が、飲食店や小売店の店長や店長候補に向けに、これだけは知っておきたいお金の話をイチからわかりやすく解説する。 小売店や飲食店を運営していると、お客様からの売上代金、家賃や人件費、原価など、さまざまなお金が出入りする。この「お金の出入り」を記録した「お店の数字」は繁盛店を作るために必要不可欠なもの。もうけるために売上と利益を増やし、無駄なコストを減らすには、膨大な「お店の数字」のどこに着目すればよいのか。繁盛店の店長が必ずチェックしている「お店の数字」を、敏腕公認会計士が一からわかりやすくひもとく。
  • 繁盛の法則26ヵ条
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「がんばっているのに、なぜか儲からない」から抜け出したい飲食店店主・店長に、繁盛の法則をマンガでわかりやすく伝授します。「明るい接客」「誰より働く店長」「情報たくさんのDM」どれもホントは間違いです!悩んだときに、ぜひ本書を開いてみてください。
  • ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術 AI・機械学習編
    -
    クラウドのサービスが高度化を続けています。素の仮想コンピューターに一からシステムを構築するというのはもはや時代遅れ。用意されたさまざまなサービスを組み合わせて短期間で目的のシステムを構築することが重要になっています。  Google Cloud(旧名称Google Cloud Platform=GCP)にはさまざまなサービスがあり、これらを活用することで、開発・運用・保守の短縮化・低コスト化・安定化が可能です。本書はGoogleの監修を受けており、2巻構成でGoogle Cloudの「AI・機械学習」「ビッグデータ」「コンテナ」の機能と使い方を解説します。本巻ではこの中で「AI・機械学習」に焦点を当てます。  AI・機械学習は自分で一から作るのが困難な分野です。モデルを構築するのに専門知識が必要なだけでなく、数多くのデータを用意したり、それを学習させたりと、大変な労力がかかり、ノウハウも必要です。Google CloudではGoogleが培ってきた学習済みのモデルを使ったり、ユーザーが学習させたりすることで容易にシステムを構築できます。  本書ではハンズオンでこれらを学習できます。データはGoogleがビッグデータとして用意しているものを使っているので、実際に試すのも容易です。
  • ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術 データ分析・システム基盤編
    -
    クラウドのサービスが高度化を続けています。素の仮想コンピューターに一からシステムを構築するというのはもはや時代遅れ。用意されたさまざまなサービスを組み合わせて短期間で目的のシステムを構築することが重要になっています。  Google Cloud(旧名称Google Cloud Platform=GCP)にはさまざまなサービスがあり、これらを活用することで、開発・運用・保守の短縮化・低コスト化・安定化が可能です。本書はGoogleの監修を受けており、2巻構成でGoogle Cloudの「AI・機械学習」「ビッグデータ」「コンテナ」の機能と使い方を解説します。本巻ではこの中で「ビッグデータ」と「コンテナ」に焦点を当てます。  ビッグデータを管理するBigQueryは従来のデータベースと異なり、インデックスを作る必要がないのが特徴。データ分析に力を発揮します。コンテナを管理するオーケストレーション・ツールではGoogleが開発したKubernetesが業界標準となっていますが、Google CloudではKubernetesを使いやすくするGoogle Kubernetes Engine(GKE)を用意しています。  本書ではハンズオンでこれらを学習できます。データはGoogleが用意しているものを使っているので、実際に試すのも容易です。
  • 半導体逆転戦略 日本復活に必要な経営を問う
    -
    【数を追わない経営では勝ち目はない】 日本の半導体産業はなぜ凋落し、その復権には何が必要なのか。本書は、技術信仰に縛られた日本企業の実態、技術で勝ってビジネスで負けてきた歴史、数を追わないことの問題点などを明らかにし、韓国、台湾になぜ逆転を許したのかについても的確に分析。ラピダスよりもJASMが日本の転機となるかもしれないなどの大胆な考えも示す復活のための経営戦略指南書。日本の半導体産業が抱える課題を、日本企業が陥りやすい技術論ではなく、ビジネスとしての成功を目指す経営学的な見地から解き明かす。生き残るために必要な経営転換策が満載の本。
  • 半導体超進化論 世界を制する技術の未来
    4.5
    半導体戦略の要諦は、一言でいえば微細化技術への積極投資である。ただし、定石だけでは失った30年を取り戻すのは難しい。競争の舞台の第2幕を予見して先行投資をすることも必要である。剣道でいう「先々の先を撃つ」である。現下の複雑な情勢を読み解くためには、そのうなりを生み出す3種類の変化((1)産業の主役交代、(2)市場の波、(3)技術のパラダイムシフト)を理解する必要がある。  これらの変化によって、半導体チップの設計がソフトウエアのコードを書くくらい簡単になる。そうなれば世界に革命が起こる。アップルやテスラのようなTSMCの少数の大口顧客だけでなく、多くの人がチップを作れるようになればイノベーションが起こるということである。半導体技術を活用できる人を1桁、2桁増やすという意味だ。これこそが本書の主題として謳っている「半導体の民主化」であり、そのシチュエーションに日本逆転のチャンスがある。ソフトウエア開発者と比べると、ハードウエア設計者の人口は桁違いに少ない現状が、一挙に変わり新たな形のイノベーションが咲き乱れる時代がやってくる。  本書は、この激変する半導体戦略をリードするキーパーソン黒田忠広・東大教授が、新しい半導体の世界、激変する環境、それへの対応策を明らかにする初めての一般向けの書。黒田氏は『2030 半導体の地政学』(太田泰彦著)でも半導体界の最重要人物として紙幅を割いて紹介されている。本書は、産官学の枠を超えて半導体に関わるあらゆる人にとって必読の書となる。
  • 半導体ビジネスの覇者 TSMCはなぜ世界一になれたのか?
    3.0
    TSMCはどうやってインテル、サムスン電子を追い抜き世界一になれたのか? 「護国(国を守る)」のためには、現代の先進国が日常生活や産業、国防などで不可欠な技術を保有していることが欠かせない。(中略)もしそのサプライチェーンが途絶えたら、日常生活や産業に大きな影響が及ぶだけでなく、大国の国防や軍事のための高度な武器が機能しなくなるかもしれない。大国は重要なリソースが途切れないようにするため、当然、その保護に力を入れる。この観点から見ると、TSMCの状況は「護国」の条件に合致している。(中略)30年以上にわたり磨き上げた高い生産技術を有する製造チームが、あらゆる分野で必要とされる半導体を全世界に供給する。そう考えると、TSMCは世界で唯一無二の存在であり、「神山」といえるのではないだろうか。(本書『序文』より) ここ数年で、TSMC(台湾積体電路製造)は、世界各国の政府や企業、メディアの注目を集めるようになった。その一挙一動は、世界の主要産業のサプライチェーンを安定的に運営できるかどうかにも影響を及ぼす。本書では、TSMCの強みはどこか、なぜそれほど強いのか、競合他社がなぜこの先10年間でTSMCに勝つことが難しいのか、その理由を明らかにする。
  • 半導体立国ニッポンの逆襲 2030復活シナリオ
    4.0
    2022年11月11日。この日、初めて公となった新会社ラピダスは、日本半導体復権のけん引役となるべくして生まれた。その使命は、日本国内で最先端半導体を量産し、過去30年の遅れを取り戻すことである。2027年の実現を目指す。  設立から5年後に量産開始――。字面から受ける印象以上に、その目標の達成は難しい。日本が世界において半導体製造の最先端にいた30年前は、もはや遠い昔。人も製造のノウハウも日本にはほとんど残っていない。そこで、日本政府が資金援助も含めてラピダスを全面的にバックアップし、米IBMからノウハウを導入するのだという。しかし、IBMは量産技術を持たない。たとえ量産にたどり着けても、そこから先がさらに重要だ。量産はできたが「お客はいなかった」では未来がない。世界中で争奪戦が繰り広げられる半導体人材の確保も頭の痛い問題だ。果たして、あと5年でこうした課題をクリアし、再び半導体立国として復活できるだろうか。  本書では、半導体業界の現在の姿、ラピダス設立の裏側にある日米の思惑、失敗続きの国家プロジェクトなどをひもときながら、日本半導体の未来を見通す。
  • 判例で学ぶ 建築トラブル完全対策
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    「高額化する損害賠償」「地盤問題の顕在化」「報酬未払い」「過労死」建築紛争のすべてがこれ1冊でわかる 建築紛争に詳しい弁護士が「建築トラブルの重要判例」を厳選解説します。「接道」「日影」「不同沈下」などキーワードで調べられる実務に役立つ必携の一冊です。 ◆主な内容 第1章 注目の判例  『計画案の作成は営業活動』設計報酬を認めず  地震被害で有罪判決 なぜ構造設計者に責任?  建築士の過労死で建設会社に賠償命令 など 第2章 企画・契約をめぐるトラブル  発注者事由で再設計 告示15号に基づき満額認定  突然の未接道扱いで建築不可に など 第3章 設計をめぐるトラブル  基本的な安全性を損なえば第三者にも賠償責任  太陽光パネルの反射光害 受忍限度の範囲が焦点に など 第4章 建築確認・開発許可をめぐるトラブル  日影緩和の発散方式、違法判決で設計リスクに  建設中集合住宅の確認を最高裁が取り消し など 第5章 施工・監理をめぐるトラブル  外壁タイルの不良施工で最長20年の不法行為責任  設計図と異なる現場調整が瑕疵とされない場合とは など 第6章 著作権などその他のトラブル  認められなかった著作権『図面は表現にあらず』  風俗店出店阻止策を市の違法行為と認定
  • ハーバードはなぜ日本の「基本」を大事にするのか
    4.5
    経済再起動、カギは日本にあった! MBAホルダーである著者が、ハーバードの白熱授業と教材に取り上げられた日本企業を徹底取材。 海外企業に「柿の種」の工場見学が人気の理由 トヨタウェイは「両利きの経営」の模範だった ソニーとアップル、復活劇の共通点は……? 16万部突破 『ハーバードでいちばん人気の国・日本』 待望の続編! 世界一「長寿企業」が多い日本には、企業が長く存続し、成長していくための知恵が蓄積されているという。イノベーションを起こし続ける仕組み、社会貢献を重んじる経営、人を大切にするリーダーシップ……。 なぜ激動の時代の中で、ハーバードは日本企業がずっと大事にしてきた「基本」に注目しているのか。ベストセラー著者がハーバードの白熱授業を徹底取材し、その理由に迫る。 【本書の内容】 テッセイ、楽天、 トヨタ、が定番教材に/日本企業が起こした破壊的イノベーション/学生が驚いたホンダの「長期的視点」/ハーバードの研究対象となってきたコマツ/優れたプラットフォームを生んだ日本型組織/ミクロンの世界にイノベーションを起こす/世界的なベストセラー教材『日本:奇跡の年月』/松下電器の社歌に象徴される復興への情熱/日本企業の創業者が伝える「遅咲きの人生」/リクルートの本質はドリームマシン/ 「個の尊重」に大きな影響を与えたドラッカー/AKB48は「体験型エンターテインメント」/「柿の種」を試食する授業が大人気/米のお菓子でアメリカに挑んだ亀田製菓/ソニー株式会社が初めて教材に/学生の記憶に強く残るトヨタの事例/トヨタはなぜ街をつくるのか/国のブランドランキングで1位/経済複雑性指標が示す日本の潜在能力……
  • ハーバード・ビジネススクールが教える顧客サービス戦略
    3.9
    「最高のサービス」だけでは勝ち残れない! どれだけ立派な理念を掲げ、熱意をもって顧客をもてなしても、それが収益に結びつかなければ意味がない。企業は「最高のサービス」ではなく「儲かるサービス」を目指すべきだ。「儲かるサービス」を実践するためには、顧客を納得させ、こころよくお金を 払ってもらう仕組み(サービスモデル)が欠かせない。どこに重点を置き、どこで手を抜くか?誰に費用を負担させるか? 顧客を参加させるには?――など、継続的に収益を生み出すサービスモデルの実践的な設計方法を、ハーバード・ビジネススクールの豊富なケーススタディをもとに平易に解説。

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  • ハーバード流 逆転のリーダーシップ
    3.9
    ビジョンを示すだけでは、イノベーションは導けない ビジネスの現場では多くの場合、ひとりのリーダーがどこを目指すかを示し、先頭に立って指揮することが必要になる。しかし、どこへ向かうのかわからない創造的な活動においては、一般に考えられている優れたリーダーシップは通用しない。壮大なビジョンを掲げてチームを率いるだけでは、イノベーションは起こせないのだ。 これからのリーダーは「羊飼い」になれ! 現代の企業において、画期的な商品をひとりの天才だけで生み出すことはめったにない。それは、さまざまな人材を活用する集合的なプロセスである。メンバーの才能を結集し、集団の力を最大化させるためには「背後から指揮する」という新しいタイプのリーダーシップが求められる――それは「羊飼い」のような存在だ。 本書で紹介するピクサー、グーグル、イーベイ、ファイザーなど、優れた実績をあげ続けている組織のリーダーは、イノベーションを生み出しやすい場を築くことで、メンバーの独創性をいかんなく発揮させ、成功に導いている。 リーダーシップの権威であり、ハーバード・ビジネススクールの人気教授が、これまでの常識を覆すリーダー像を提示した最新研究をもとに、イノベーションを起こし続けるリーダーの条件を伝授する。
  • 【倍速講義】会社と経営の基本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 パーパス経営、ステークホルダー資本主義、ESG、SDGs、ジョブ型雇用、人的資本経営、DX――。『【倍速講義】会社と経営の基本』(武藤泰明監修/日本経済新聞出版)は、経営とは何かから、経営戦略、組織、人事、財務、情報まで、ビジネスパーソンなら知っておきたい必須知識を50項目に厳選し、イラスト中心の超速読レイアウトで解説した、まさに「最初の1冊」。日々仕事に追われ本を1冊読む時間がない、身につけるべき知識やスキルが多すぎる、仕事以外にも自分の時間を使いたい、そんなタイパ重視世代に向けた必読書です。 ◆【倍速講義】シリーズの特徴 ・1項目は見開き2ページ(全体で50項目)。イラスト中心で解説、わかりやすく記憶にも残りやすい見るだけレイアウト ・各項目はパワーポイント4枚(見出しと3ステップ)のスライドで解説するようなイメージでテンポよく学べる ・1項目は2分以内で理解でき、全体(50項目)でも100分で学べる倍速学習 ◆目次 chap1 会社と経営の基本 chap2 経営戦略の基本 chap3 企業組織の基本 chap4 企業と人の基本

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