作品一覧

  • Adapt(アダプト) 適応戦略優秀な組織ではなく、適応する組織が生き残る
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    1巻2,200円 (税込)
    10年の時を経て、戦略論の名著が待望の新版化! 行動し、失敗し、適応せよ! 進化思考に学ぶ、不確実な世界を生き抜く方法 新規サービスの立ち上げ、チームビルディング、コロナ禍での事業の拡大、キャリアの選択、戦略の立案、……。本書は、身近な事例から企業内のイノベーション、手の付けられない大きな問題まで、悩みを抱えている方に向けた書籍です。 ◆こんな悩みを抱えている方へ ・働き方、キャリア、生き方への不安。選択肢はあるが、それをとることへの不安がある。 ・どんな戦略をとれば、キャリアも、担当の事業もうまくいくのかが分からない。 ・一歩踏み出したいが、失敗したくない。リスクも取りたくない。 ・新規事業を立ち上げたい、起業したい。そのための戦略を見つけたい。 ・より不透明で、複雑で、予測不能な時代だからこそ、拠り所にできる戦略や方針を持ちたい。 ◆本書のメッセージ 明確な戦略が見いだせない中で大切なのは、試行錯誤とフィードバックによる戦略をとることです。 これは、生物の進化戦略をベースにした考え方で「適応戦略」と呼んでいます。 適応戦略とは、大きく下記の3つを行うことです。 1.行動:失敗も出てくることを見越しつつ、新しいことにチャレンジする。 2.失敗:失敗をする。失敗が致命傷にならないようにする。 3.適応:失敗をきちんと把握する。フィードバックを得て、失敗から学びながら先へ進んでいく。 会社組織がアダプトしていく方法と、一個人の生き方、働き方としての戦略について、さまざまな事例を通じて考えていきます。 ◆本書の構成 第1章 適応 適応戦略とは何か? 【適応戦略の全体像】 第2章 対立 組織はいかにして学ぶか 【アメリカ軍の組織が学習した事例】 第3章 変異 新しいアイデアを生み出す 【変異】 第4章 選択 貧しい人を救う方法を見つける 【選択】 第5章 置換 成功のルールを置き換える 【成功のルールを置き換える】 第6章 分離 金融のメルトダウンを防ぐ 【デカップリング】 第7章 アダプト 適応する組織 【適応戦略の全体像】 第8章 実践 さあ、適応戦略を実践しよう 【適応戦略の全体像】 謝辞 巻末注 ※本書は、2012年に刊行された『アダプト思考 予測不能社会で成功に導くアプローチ』(武田ランダムハウスジャパン)を新たに翻訳・編集したものです。
  • 統計で騙されない10の方法
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    信用できる統計データを賢く使う人が、見る真実とは。 現代社会の必須ツール――統計学はトレンドを見通す望遠鏡だ! 賢く統計を使いこなす人はなにに注意しているのか? 嘘のデータに騙されずにどんな真実を見ているのか? 統計データを疑うばかりでは世界のリアルが見えてこない。 好奇心と健全な猜疑心を持ち感情やバイアスの罠を回避し いまのトレンドを見通す術をFTの人気コラムニストが伝授。 【統計を賢く使うための10のルール】 ルール1 とっさの感情には注意する ルール2 個人的経験を疑う ルール3 なにを数えたデータか確認する ルール4 俯瞰する ルール5 背景を知る ルール6 数え損なったデータを考える ルール7 AIやアルゴリズムに丸投げしない ルール8 公的統計の存在を重視する ルール9 グラフやチャートが美しくても、鵜呑みにしない ルール10 頭と心を柔軟に
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    ◆避妊用ピルと法学部の女子学生の間の意外な関係性 ◆室温28度のオフィスは、生産性が低い ◆パスポートがなければ、世界経済はもっと豊かに発展する ◆犂(すき)の発明のせいで、人間の身長は15センチ低い ◆バーコードの誕生が、シャッター商店街を増やした ◆蓄音機が貧富の格差を拡大させた ◆輸送用コンテナの発明が、日本の高度経済成長を後押しした ◆市民社会と私有財産制は、有刺鉄線が生み出した ◆もうひとつの発明がなければ、グーテンベルグの印刷機はゴミだった 新しいアイデアの誕生は、私たちの生活に予期せぬ影響をおよぼします。 経済の力関係のみならず、男と女の関係性も変わり、新しい勝ち組と負け組が生まれます。 FT紙の著名コラムニストが「粉ミルク」「電池」「カミソリ」といった身近なモノから、「S字トラップ」といったちょっと意外なモノまで、「50」のモノを軸に現代経済を解説します。

ユーザーレビュー

  • 統計で騙されない10の方法

    Posted by ブクログ

    自分は数字で騙されやすいと思っているので、そのリスクを避ける手がかりになりそうな本でした。

    以下の3つが個人的に心に残りました。
    特定のデータ解釈へと読み手を差し向け、その他の結論には至らせないという点で、このローズ・ダイアグラムは驚くほどに巧みだ。
    ジョージ・ギャラップは、大きなサンプルを用意することよりも、サンプリングバイアスを避けることのほうがはるかに重要だと知っていた。
    世の中について統計で語る主張に出会って、ソーシャルメディアで共有しようと思ったり、怒りを込めた反論を書き込もうと思ったときは、そうする前に自分に問いかけてほしい。「いま、このことで私はどう感じている?」

    統計を見せ

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    2023年01月18日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

    Posted by ブクログ

    220312 イノベーションうんちく集、秀逸 超見識
    天声人語に通じるものがあるがレベルが違う
    町の床屋談義と世界の教養、この差異はなんだ 英国の見識
    外岡秀俊さんに尋ねたかったところ
    1.生産性のパラドックス=イノベーションは経営改革
    ロバート・ソロー「コンピュータは生産性を改善していない」(1987)→経営改革・社会改革が必要(138)
    2.貨幣とは債務 信頼と交換のシステム 「情報」
    3.複式簿記と管理会計
    ①業績を測定②ベンチマーク活用③目標を設定
    ④計画を策定⑤遂行状況の管理
    ⇒組織のVISIONを実現するための道具
     不正対策 透明性と説明責任
    →マッキンゼー戦略経営コンサルタント

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    2022年03月12日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

    Posted by ブクログ

    あたり前のように僕らの世界を作っている、モノの最初ころの物語です。エレベーター、コンサルティング会社、保険などはどのようにできたのか、興味深く、また面白く描写されています。私たちの世界はこのような人たちの努力によって日々進歩して、その組み合わせで進化してきました。私が知っていることはほとんどありませんでした。とても勉強になる一冊でした。

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    2021年01月04日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、今の経済を作った50のモノに焦点を当てて説明した本。
    50のモノの挙げ方が絶妙で、しかも、プラスの面だけでなく、マイナスの面にも触れており、興味深く読むことができました。

    著者は経済学者だそうですが、他にも面白そうな本を出しているようなので、そちらも読んでみたいと思います。

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    2020年11月27日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    銃、病原菌、鉄やコンテナなど地味なものが歴史上重要だったらしいがそれの総まとめ的な本
    派手じゃないけど人類に影響が強かったもの50を解き明かす本
    イノベーションで目新しい技術にばかり目が行く、技術を知らない経営層(笑)の人に読んでほしいけど読まないだろうから若い奴ら読もうぜ

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    2020年03月07日

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