ティム・ハーフォードのレビュー一覧

  • 統計で騙されない10の方法

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    自分は数字で騙されやすいと思っているので、そのリスクを避ける手がかりになりそうな本でした。

    以下の3つが個人的に心に残りました。
    特定のデータ解釈へと読み手を差し向け、その他の結論には至らせないという点で、このローズ・ダイアグラムは驚くほどに巧みだ。
    ジョージ・ギャラップは、大きなサンプルを用意することよりも、サンプリングバイアスを避けることのほうがはるかに重要だと知っていた。
    世の中について統計で語る主張に出会って、ソーシャルメディアで共有しようと思ったり、怒りを込めた反論を書き込もうと思ったときは、そうする前に自分に問いかけてほしい。「いま、このことで私はどう感じている?」

    統計を見せ

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    2023年01月18日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    220312 イノベーションうんちく集、秀逸 超見識
    天声人語に通じるものがあるがレベルが違う
    町の床屋談義と世界の教養、この差異はなんだ 英国の見識
    外岡秀俊さんに尋ねたかったところ
    1.生産性のパラドックス=イノベーションは経営改革
    ロバート・ソロー「コンピュータは生産性を改善していない」(1987)→経営改革・社会改革が必要(138)
    2.貨幣とは債務 信頼と交換のシステム 「情報」
    3.複式簿記と管理会計
    ①業績を測定②ベンチマーク活用③目標を設定
    ④計画を策定⑤遂行状況の管理
    ⇒組織のVISIONを実現するための道具
     不正対策 透明性と説明責任
    →マッキンゼー戦略経営コンサルタント

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    2022年03月12日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    あたり前のように僕らの世界を作っている、モノの最初ころの物語です。エレベーター、コンサルティング会社、保険などはどのようにできたのか、興味深く、また面白く描写されています。私たちの世界はこのような人たちの努力によって日々進歩して、その組み合わせで進化してきました。私が知っていることはほとんどありませんでした。とても勉強になる一冊でした。

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    2021年01月04日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    タイトル通り、今の経済を作った50のモノに焦点を当てて説明した本。
    50のモノの挙げ方が絶妙で、しかも、プラスの面だけでなく、マイナスの面にも触れており、興味深く読むことができました。

    著者は経済学者だそうですが、他にも面白そうな本を出しているようなので、そちらも読んでみたいと思います。

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    2020年11月27日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    ネタバレ

    銃、病原菌、鉄やコンテナなど地味なものが歴史上重要だったらしいがそれの総まとめ的な本
    派手じゃないけど人類に影響が強かったもの50を解き明かす本
    イノベーションで目新しい技術にばかり目が行く、技術を知らない経営層(笑)の人に読んでほしいけど読まないだろうから若い奴ら読もうぜ

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    2020年03月07日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    50の新しいアイデアが、それぞれ世界にどのような影響を及ぼしたかという話
    列挙されたアイデアを眺めていると、今までの仕組みの設計変更が必要なアイデア(蒸気機関やバーコード)は、発明されてから世の中を変えるまでにタイムラグが生じている
    →最近だと3Dプリンタが当てはまりそう
    一方で、殆どの基礎的なアイデアは発明後も進化し続け、発明それ事態よりも進化が契機となって世界を変える
    →電球、電池、プラウ

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    2019年02月10日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    ネタバレ

    『世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史』(スティーブン・ジョンソン著, 朝日新聞出版, 2016/8)ほどではないが、世界にインパクトをもたらした発明の数々。今では当たり前の財が無かった頃に、人類がいかに発明し、実用化したかが綴られており、興味深い。

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    2019年01月23日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    マット・リグレーの「繁栄」の冒頭で50万年前のハンドアックスと現代のコードレスマウスの写真を並べていたことを思い出しました。そこで人類の進化は交易を通じて一人じゃ出来ないことを積み重ねて成し遂げられてきたことを語っていました。この本の50のテップス(?)も人と人の交わりを活性化させるモノが多かったような気がします。本書で語られるのはモノそのものじゃなくて、そのモノが作り出した暮らしとか社会システムとかについてです。そして、そのそれぞれはお互いに絡み合いながら、現在に至るイノベーションの歴史を作っていくのです。取り上げられているトピックを備忘的にメモすると、蓄音機、有刺鉄線、セラーフィードバック

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    2019年01月08日
  • 統計で騙されない10の方法

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    「統計でウソをつく法」ダレル・ハフ著

    という、ちょっと有名な一般向け統計的発想の啓蒙書があって、その本のことは名著として褒めてはいるが、この本に対し、いや、統計ってのはちゃんと扱えば強力なツールになるのだ、ただ、誤謬が入ることもあるし、わざと誤誘導しにくることもあるから騙されないようにこういうところに気をつけよう!

    的な本。

    「この本に対し」も何も、同じことを違う言い方してるような気もするんだが。

    本としては、散文的で事例がむやみに多く、同じことの繰り返しで、だれる。
    結局のところ、落ち着け、冷静に分析しようと、最後にまとめてくれてはいる。

    だが、心構え的なところはなかなか身につくも

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    2023年09月30日
  • 統計で騙されない10の方法

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    ネタバレ

    1,感情の反応によって騙される
    気に入らないエビデンスは無視しやすい=オーストリッチ効果。相場が下がっているときは株価のチェックをしない。議論の両論のエビデンスがたくさん出るほど、中立から離れてムキになりやすい
    2,統計的な見地の鳥の目と、個人的な体験の虫の目を組み合わせる。
    3,データの意味がほんとうにわかるか。
    何を数えたデータか各印する。ニュースは前週のものだけ読む。
    4,全体像のなかで眺める
    5、統計の背景にも目を向ける
    キックスターターで巨額を集めるプロジェクトがあって話題になるが、40%は一円も集められない。
    選択肢が多いと購買意欲がそがれる、という論文は出版バイアスで出版されるが

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    2022年10月04日
  • 統計で騙されない10の方法

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    Yet Another統計でだまされない本。歴史やエピソード満載で読み物としておもしろいが、一般読者にはトゥーマッチだろう。インテリ向け。

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    2022年07月31日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    プラウ(すき)、蓄音機、有刺鉄線、・・・iPhone、保険、紙、電球まで他分野にわたる50の発明を解説。知らない話が沢山あって面白い。

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    2019年04月14日
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ

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    ネタバレ

    有鉛ガソリン
     トーマス ミジリー発明
     圧縮費を高くでき、パワーが上がる。
     ローマ時代の水道は鉛管。
     アスベストやたばこと同じ。
     ゆっくりと死に至らしめるものには規制が遅れる。
     ベッドから体を起こす仕掛けの発明をするが、
     そのロープが首に絡み窒息死。
     
     

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    2019年02月09日