突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる

ビジネス・実用
2,200円 (税込)

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愛される商品・サービスの開発には常識の枠を突破したアイデアが必ずあった!
ヨーロッパから世界へ――心を揺さぶる商品を生み出すとびきりのアプローチ
高性能なのに簡単でしゃれたサーモスタット、リラックスできる画像診断装置、5本指アウトドアシューズ、ハイファッションレンタル、リビングベッドルーム……
固定観念を覆し、生活を一変する斬新な製品やサービスはこうやって生み出された!
企業や組織におけるリーダーシップやイノベーションの専門家である著者が、アイデアが多すぎて迷いがちな時代に、最高のヒット商品・サービスを生み出す新たな開発手法「意味のイノベーション」を、豊富な事例とともに明かします!

◆最高のヒットをつくる大原則◆
・HOW(手段)でなく、WHY(目的)から始める
・ユーザーの意見でなく、自分のアイデアから始める
・たくさんのアイデアはいらない、1つを大事に育てる

◆最高のヒットをつくる手法「意味のイノベーション」のプロセス◆
1. 自分:ストレッチ 自身の仮説を、批判精神を持って、深め、広げる
2. ペア:スパーリング 信頼できるパートナーとペアを組み、疑問をぶつけ合う
3. ラディカルサークル:衝突と融合 複数のペアが集まり、異なる仮説を比較、融合する

◆本書で紹介している世界のヒット商品・サービス◆
・フィリップス(オランダ)AEH(リラックスできる画像診断装置)
・ビブラム(イタリア)ファイブフィンガーズ(5本指アウトドアシューズ)
・アルファ ロメオ(イタリア)4C

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突破するデザイン あふれるビジョンから最高のヒットをつくる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    端的に言うと、『ヒットする商品を作るためには「シナリオを再定義」する必要がある』ということを説いた書籍。

    「言うは易し行うは難し」であることを筆者も重々理解されているからだと思いますが、成功事例が沢山描かれているので、とてもイメージがつきやすかったです。

    以下、所感で内容を簡単にまとめました。

    ◾️製品・サービスのイノベーションは、常に2種類しか存在しない。
    ①既存の問題解決を目指すイノベーション
    ②意味の創造を目指すイノベーション

    ①とは、延長線での「今以上」。
    ②とは、問題自体の再定義。(本書の骨子)

    ◾️意味のイノベーションでは、2つが重要
    方向性は「内から外へ」
    アイデア作りではなく「批判精神」

    ー抑えるべきポイントー
    内から外へのプロセスは、個人としての自分自身から始める。
    アイデアを数多く出すよりも、数少ない仮説をしっかりと描き出す。
    外部に優れたアイデアを求めない。
    問題解決にはニーズがあるが、意味のイノベーションにな明確なニーズはない。
    まず私たち自身が気に入っていて、他の人の人生をより良いものにすると心の底から信じているもの。

    (例)iPhoneの登場
    iPhoneは価値の物差し(意味)を変えた。
    当時市場で支配的だった既存の価値からすれば劣った製品だった。
    電池の持ちは悪く、入力にも時間がかかった。
    しかしiPhoneは、「楽しさ」という新たな解釈を提案した。

    ◾️意味を作り出す手筈
    新しい意味を作り出すには、ソリューションから考えるのが良い。
    抽象的に考えるよりも実用的なことの方が把握しやすい。

    ソリューションを考えた後で、どんな意味がそのソリューションを支えているのかを問う。
    なぜ人々がそれを愛するのかまで掘り下げる。

    『◯◯◯◯(意味)と言う理由で、●●●(経験)することができる××××(ソリューション)が好きである』
    →これを逆から考えていく。

    ◾️意味のイノベーションには時間をかける
    ・量よりも深さが大切。
    ・暦の時間を要する。
    ・思考を休ませ、距離を置いて寝かせて、また新たな視点で再考する。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    アイデアをたくさん出してその中からよいアイデアを絞っていく考えも大事だと思うが個人の尖ったアイデアが埋没する恐れがあると感じていた。意味のイノベーションでは一人の人が熟考したアイデアを出発点として、そのアイデアを育て上げるプロセスを大事にしている。個人的に好きな考え方。

    0
    2021年06月13日

    Posted by ブクログ

    ソリューションのイノベーションが増え選択肢が増えたことにより、私達は選択が困難になりつつある。だからこそ、私達がその商品を選択すべき理由・ストーリーが必要。意味のイノベーションには、自分自身の批判的な思考と内省、正しく選択した他人との衝突と融合が重要。
    批判的な思考を磨くためには、なによりも自分自身が多様な物に触れ、豊かな経験をすることが必要だと思う。でないと批判的思考は磨かれない。

    0
    2019年04月30日

    Posted by ブクログ

    イノベーションの方法論について、根源的な問いかけをする。
    イノベーションの考えることは、「どうやって」を
    問いかけているが、それは問題解決に対応している。
    外から内へ。問題は、どこにあるのか。
    それをどうやって解決するのか?
    アイデアは、次から次へと出てくる。
    しかし、何故か?行き詰まりを迎えている。
    沢山のアイデアを作り出すことではない。
    問題解決のイノベーションの限界を迎えている。

    本来のイノベーションとは、「何故」と意味を問いかけることだ。
    意味のイノベーションが求められている。
    何故生きているのか?なぜ仕事をするのか?
    その問いかけに、応えるべき時代なのだ。
    内から外へ。自分のしたいこと。やりたいことを
    愛することによって、贈り物になる。
    自分が満足しなくて、何故認められるのか!
    何故とは、意味のイノベーションとなり、新たな価値創造となる。

    「意味のイノベーションが、価値創造の重要な源泉」

    そのことによって、判断の良し悪しではなく、判断のものさしを作ることになる。
    快適性、信頼性、楽しさ、
    意味のイノベーションは、深く掘り下げることになる。

    問題解決のイノベーションは、量の発想であり
    意味のイノベーションは深く掘り下げる 質の発想なのだ。
    そのことによって、人生に価値があったと感じさせてくれる。
    問題解決のイノベーションによって、
    ①選択肢が増えたのはいいが、それを選択する基準がないのだ。
    ②より良い性能を持つが、意味深いことの方が欲しいのだ。
    なぜ自動車を持つ必要があるのか?
    なぜ、自転車、高級な時計、高級な服を所有する必要があるのか?
    物の所有から、経験と体験に意味があることに気がついて来た。

    自分の仮説と他者の仮説を対決させて、根底にある新しく、より強靭な解釈を見つける。
    そこには、健全な批判精神が要求される。
    批判とは、「判断し、評価すること」である。
    問題解決のイノベーションは、批判をしないことがルールだった。
    外からを源泉としてアイデアを作り、アウトプットして、現場で評価される。

    ロウソクは、灯をともすものであったが、
    こころをなごまし、香りの空間を作り上げていく。
    ロウソクには、機能性、功利性があるが、象徴的、誕生日のロウソク
    から、情緒的、情感的意味を持つことになる。

    私たちは、どこから来たのか。どこに向かっているのか。
    一体人生とは何なのか?
    人々の生活において「意味」が主役となっている。
    新たな意味を発見することで、心が踊るのだ!

    「製品のバライティを増やすことは必ずしも悪いことではないが、同様に正しいことでもない。」
    「会社がイノベーションに失敗するのは、手法をみっていないからではない。
    あまりにもたくさんの手法があり、明確な目的を持たないままに、それらを混ぜて適当に合わせて使ってしまっているからだ。」
    「やり方にしか気を使わないやつは、最高のキスなんてできない。」
    「相手を口説き落とすための贈り物と本物の愛を持った贈り物には、大きな違いがある。」
    「欲しいものを手に入れても、それが必要なものとは限らない。」

    写真は、思い出づくりから、コミュニケーションの手段となった。
    意味のイノベーションができなかったから、コダックは沈んだ。

    つまり、イノベーションは、頭ではなく、心から始めるのだ!
    そして、何故?から、始めるのだ。

    0
    2018年07月12日

    Posted by ブクログ

    イノベーションを、「問題解決のイノベーション(クリエイティブな問題解決)」と「意味のイノベーション」の2つに分け、新しく世界を意味づけする「意味のイノベーション」について、価値、原理原則、どう組織で生み出していくのかというプロセスまで書かれた素晴らしい本。

    贈り物を作るように、自分の内から溢れる想いを大切にすること、新たな視点、深みにたどり着くために、解釈者による批判を快く受け入れる、1人、小さなチームから始めるなどなど新たな知見がたくさん得られた。

    熟考という言葉が好きになった。
    語り口も面白く、具体例も豊富なので、概念として新しいことも多いが、理解しやすい。

    素晴らしい。

    0
    2018年04月21日

    Posted by ブクログ

    デザイン思考のように課題解決を主眼として外部からのアイディアに頼るのではなく、変わり続ける世界の中で課題を再定義して、新しい意味を見つけることを目的として、「批判精神」と「自分自身から始めること」が必要だとするのが「意味のイノベーション」であり、それが重要である理由そして、進めた方の原則と具体的な方法論とツールについて解説する指南書です。読み進む中もやっとすることがありましたが、翻訳者である安西さんが登壇するイベントに参加して、その辺りもスッキリしました。

    0
    2017年09月30日

    Posted by ブクログ

    やり方にしか気を遣わないヤツは、最高のキスなんてできない。

    私たちは何を愛しているか、人々は何を愛しているか、人々に愛してもらうために何ができるか、ではなく『私たちが人々に愛してほしいものは何か?』

    そのためには希望で満たされた心が必要である。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    機能から意味の時代にヒットするモノ、コトを、生み出すアプローチやプロセスの内容。これまでデザイン思考で当たり前とされてきたブレストのルールを覆す内容で驚いたが、実務で感じていた感覚に近くて納得した。但し、同じ感覚の人間を見つけないと変な奴扱いされてしまうほどいつものブレストルールが浸透してしまっている。

    0
    2023年08月28日

    Posted by ブクログ

    アイデアやイノベーションは外の力を借りることが大切だと思っていたが、「意味のイノベーション」において必要なアプローチはビジョンをベースとする「内から外」と逆であることが驚きであった。製品に愛を持ち、意味を見出すことが重要と感じた。

    0
    2019年01月26日

    Posted by ブクログ

    これからの顧客に対して新しい価値を提供するには、「問題解決のイノベーション」ではなく、「意味のイノベーション」が必要である。その為には、今までのイノベーションのプロセスではなく下記のプロセスを大切にするということ。
    ・内から外へのイノベーション(今までの外から内へのイノベーションではなく)
    ・批判精神(今までの批判してはいけないということからは間逆の考え)

    これらを実現する為には、まず自分から始まり、スパーリングペアにより、自分自身の考えを深め、
    ラディカルグループにより仮説を進化させる。その様な過程を経てから初めて多くの人にさらさないと多くの人かららの否定に耐えることが出来ない。

    この様に今までは、アイデアを沢山だし、それをみんなで組み立てていく一般的と思われているイノベーションのプロセスとは違い
    アップルのiPhoneが生み出されたプロセスが今後新しい市場を作っていくことになり、今までの考え方からの転換をする必要があるということを伝えている。

    0
    2018年01月15日

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