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Posted by ブクログ
若手風土改革PJの参考になればと思って読んでみた。
いすゞの経営再建をかけた風土改革の取り組みに携わった当事者の話を中心に構成。風土改革の考え方、実際に行なったことが詳しく記載されており、2・6・2の法則、オフサイトミーティング、100人委員会など役に立つ内容が多々あった。
最も目から鱗だったのは、風土改革が人材育成の一面を備えているという点。
社内の中でトップである経営者に指示をする人はいない。だから経営者は自分で考えて動いて決めていく。
それと同じで、指示待ちではなく、当事者意識を持つことは経営感覚を磨くことで、問題解決能力を磨くこと。
このことが一番の盲点で驚きだった。
会社に限らず公務員、NPO、サークルなど組織の風土を良くしたい人にとって読む価値がある本。
Posted by ブクログ
1990年代に行われたいすづの企業改革について、その中心人物であるコンサルタントといすづ社員が当時を振り返ったドキュメンタリー。
トップダウンの「やらされる改革」ではなく、社員個々人が自分事と考えて「自発的に進める改革」について綴られた一冊。
21世紀に入った現在でも職場風土の改革は、企業にとって重要な問題であり、一朝一夕に進まない問題。いかにして、個々の自発性を引き出すかについて、とても参考になった。
まずは、事実と自分に誠実に向き合うこと。職場の信頼関係を醸成して、本音で物事が言い合える環境を整えること。
実感していることだが、人間はつくづく感情的な生き物だと感じる。
それぞれの思いを大事にしなくては、変えられるものも変えられない。
直接的なノウハウが書かれているわけではないが、本気で会社を変えたいと考えている人には多くの気づきが得られる。
Posted by ブクログ
柴田昌治さんの本は、「なぜ会社は変われないのか」に始まり、多数読ませていただきました。当時、組織における様々な問題は、個々人の能力アップによって解決できるものだと思っていた自分にとって、人間同士の関係性、組織風土にフォーカスした作品に、衝撃を受けた記憶があります。それだけインパクトがありました。
一方、金井教授は、キャリア論・組織論を中心に、こちらも多数の本を読みました。
このお二人による作品読まないわけにはいきません。
この著書は「なぜ会社は変われないのか」で語られているストーリーを、実際のモデルとなった人物の証言を交え、実態に迫るという、興味深いものでした。現実は、以前の著書で書かれている以上の苦労があったようです。
スコラの風土改革の原点を見ることができる、貴重な作品です。
それからかなりの年月が経ち、日本の状況も、スコラの理論も変わってきています。
そんな中であっても、組織風土に対し、注目していきたいと思っています。
チームワークの二大要素
「目指すものを共有」し、「動きの原則、考え方の原理を共有」することの大切さ
基本姿勢「事実・実態を真摯に学ぶことからすべてはスタートする」
この事実の中には「生きているものの存在は、そもそも不安定でゆらいでいる」という事実認識も、基本中の基本として含まれる
「事実と自分に対して誠実にあろうと常に努力を続ける」という姿勢
動きの原則・考え方の原理
①事実・実態を大切にする
②常に意味・目的・価値を問い続ける
③当事者であり続ける
この3つを共有することが、チームワークが機能するために不可欠
<この本から得られた気づきとアクション>
・風土改革の重要性をあらためて痛感した。
・自分の考え・行動は動きの原則・考え方の原理に沿っているだろうか、自問自答しなければならない
<目次>
序章 日本企業がわずらっている現代病―チームの免疫不全症候群
第1章 なぜ会社は変われないのか
第2章 大企業病を克服せよ
第3章 社員が自ら考えて会社を変えていく
第4章 驚異的成果を生むマネジメントの真髄
終章 人を幸せにする会社とは―「いい会社」の条件
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