終作品一覧

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  • 高倉健の身終い
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    1984年から2014年まで高倉健を取材し親交していた編集者が、「高倉健」が人生の終い方を探し求めた30年間に向き合った。白洲次郎の「葬式無用 戒名不用」、江利チエミとの死別、酒井大阿闍梨の「契り」。高倉健が数々の別れを経験しながら、自らの死に方を見つけていった姿を描く。
  • 武田氏滅亡
    4.5
    1巻2,464円 (税込)
    武田信玄の後継者である勝頼は、天正十年(1582)三月十一日、織田信長・徳川家康・北条氏政の侵攻を受けて滅亡した。戦国の雄・武田氏はなぜ、亡国へと追い込まれていったのか。勝頼個人の「暗愚」な資質に原因を求める見方は、はたして正しいのか――。武田・北条・上杉による甲相越三国和睦構想、上杉謙信没後の後継者をめぐる御館の乱、徳川家康との高天神城攻防戦という長篠敗戦後の転換点を主軸に、史料博捜と最新研究から、詳述されてこなかった勝頼の成果と蹉跌を徹底検証。戦国史研究に新たなる足跡を刻む決定版! 序 章 諏訪勝頼から武田勝頼へ 第一章 長篠合戦への道 第二章 織田・徳川の攻勢と武田勝頼 第三章 甲相越三国和睦構想と甲相同盟 第四章 御館の乱と武田勝頼 第五章 甲相同盟の決裂と武田勝頼 第六章 苦悩する武田勝頼 第七章 武田勝頼と北条氏政の死闘 第八章 斜 陽 第九章 武田氏滅亡 第十章 勝者のふるまい 終 章 残 響
  • 竹宮惠子作品集 オルフェの遺言
    完結
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    全1巻440円 (税込)
    青い服の少女――オルフェは青(ブルー)が好きだった。……事件はそこから始まった――。飛行機事故で消失した終笛を唯惟たちは何とか引き戻そうとするが……!? 表題作「オルフェの遺言」ほか全6作品を収録。現存するカラー扉&秘蔵のカラーイラストも復刻した決定版で登場! ■収録作品■集まる日, / オルフェの遺言 / 西暦2763年の童話 / 夜は沈黙のとき / アウフ・ヴィーダーゼーエン / アルファルファくん奮闘す ★巻末特別収録…西暦2763年の童話の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開!
  • 谷崎潤一郎伝 堂々たる人生
    -
    七十歳をすぎてなお数々の傑作を書き続けた文豪谷崎の生涯は、一方でスキャンダルと逸話にみちた生涯でもあった。三度の結婚、妻譲渡事件、人妻との密通、あいつぐ発禁――。本書は伝説や通説に惑わされることなくその実像に肉迫する本格的評伝である。 目 次 まえがき――大谷崎と私 第一章 作家の「誕生」 第二章 汽車恐怖症前後 第三章 長男としての潤一郎 第四章 結婚と支那旅行――大正中期の谷崎 第五章 小田原事件――佐藤春夫と妻千代 第六章 関東大震災前後――横浜から関西へ 第七章 妻君譲渡事件と和田六郎――昭和初年の谷崎 第八章 古川丁未子の真実――谷崎第二の妻 第九章 「松子神話」の完成まで 第十章 谷崎をめぐる人々 第十一章 『源氏物語』から敗戦まで 第十二章 京の谷崎――戦後の日々 第十三章 渡辺千萬子と晩年の谷崎 第十四章 「女中綺譚」と「猫犬記」 最終章 終  焉 主要参考文献 跋文〔元本あとがき〕 文庫版のためのあとがき 谷崎関連家系図 人名索引
  • タフラブ 絆を手放す生き方
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    侵入しない・させない関係をつくる。寂しさと共存し、穏やかに、やさしく、タフに暮らすために。 タフラブは、ベトナム戦争帰還兵のアルコール依存や暴力に苦しむ家族が「生きる術」として生み出した概念。「手放す愛」「見守る愛」などと訳されている。 東日本大震災以来、「絆」が困難を乗り越えるためのキーワードとして使われてきたが、「絆」は本来、牛馬などをつなぎとめる綱のこと。家族や世間の絆に苦しめられてきた人々のカウンセリングを長年続けてきた著者は「絆」に疑問符を投げかけ「タフラブ」という生き方を紹介する。『タフラブという快刀』(2009年)を改題し、加筆・修正・再編集した作品。 【目次】 序 章 タフラブの誕生 医療では救われない/勇気をもって手放す/戦争の落とし子/帰還兵の暴力/実体なき「人の心」 ほか 第一章 無法地帯 複雑に絡み合う現実/「崩壊」は悪いことか/「私」と「私」/「弱まる絆」論/持たざる者の希望/モテる男の証/社会の底辺で ほか 第二章 巨大なスポンジ 果てしない吸収力/性本能と母性本能/珍獣パンダ/父性と父権/正義の父/「私に任せなさい」/現代の秘境 ほか 第三章 切り分け 油と酢のように/母の愚痴を聞く娘/「切り分け」の法則/沈黙の臓器/必殺代理人/「問題」とは何か/除外される「父の問題」 ほか 第四章 覚悟と断念 寂しさとともに/結婚制度に囲い込まれ/「積みすぎた方舟」/「夫が娘を蹴ったんです」/久しぶりの深呼吸/四八パーセントの協力 ほか 終 章 関係からの解放 それは蜃気楼/控えめなリスク回避 【著者】 信田 さよ子 臨床心理士、日本公認心理師協会会長。1946年、岐阜県に生まれる。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、DV、児童虐待に悩む人やその家族のカウンセリングを行ってきた。 著書に、『母が重くてたまらない』(春秋社)、『選ばれる男たち』(講談社現代新書)、『カウンセラーは何を見ているか』(医学書院)、『家族と国家は共謀する』(角川新書)などがある。
  • 唐揚完美指南2020
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以在日本擁有巨大市場的國民美食日式炸雞(唐揚)為主題的解說書,終於推出電子書版。其中充滿許多喜愛日式炸雞的人們不可不讀的有趣內容,從日式炸雞的基礎知識,到連專家都可能不知道的歷史、事實、流派、專有名詞定義等盡列其中,可說是日式炸雞的教科書也不為過,具備前所未見的超長篇幅及極高品質,正如其名是值得永久收藏保存的「完美指南」。
  • 大往生したいなら老人ホーム選びは他人にまかせるな!
    4.0
    「“特養入所は平等”なんて大ウソ」「有料老人ホーム見学会の“ちらし寿司”に騙されるな」「デキる老人は“長期泊まって”選ぶ」等々……不幸にならない終の住み家の選び方のコツを、作家でかつ介護ヘルパーの資格を持ち介護施設で働いた経験もある著者が指南する。施設側のタテマエとホンネの見分け方、見学ツアーの楽しみ方&利用法、一週間の体験入居と見学「裏コース」のすすめ等、施設の裏表を知り尽くす著者ならでは1冊。
  • 第九 折々のうた
    -
    「口頭試問してゐる吾の拠りどころ崩るるごとき瞬間があり」(半田良平),「黒猫の子のぞろぞろと月夜かな」(飯田龍太),「手の届くかぎりの障子破り終へてみどり児が新年の風に臨めり」(大江昭太郎)…….すでに三千回を越す「朝日新聞」連載コラムに加筆して編まれる好評シリーズ.本巻は一九九〇年五月から九一年四月まで一年分を収録.

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  • 第三の精神医学 人間学が癒やす身体・魂・霊
    -
    本書の表題に掲げられた「第三の精神医学」とは、いったいどのようなものなのか、と思われることでしょう。それは、長年にわたって第一級の精神科医として臨床経験を重ねてきた著者が、われわれに向けて投げかける重要な提案です。 著者は言います。「10年、20年と診療を続けるうちに、さまざまな年齢の患者さんたちが、教科書に記されているような症状の背後に、若いころから同じ悩みを引きずっていることに気づき、私はこれこそが精神病の本質であるとの確信を抱くようになった」。では、その「精神病の本質」とは何でしょうか。それは動物実験や脳の分析では決して明らかにならない「人間本来の価値」であり、「生きる意味」そのものだ、というのが答えです。 当たり前のことに聞こえるかもしれません。しかし、18世紀後半に開始された近代的な精神医学の歴史を振り返るなら、その当たり前のこと到達できずにいた現実が分かります。本書は、フランスのフィリップ・ピネル(1745-1826年)に始まる歴史をていねいにひもときながら、1) エミール・クレペリン(1856-1926年)によって確立された、脳を観察する神経組織病理学と疾病分類学に基づく身体・自然科学的な精神医学、2) ジークムント・フロイト(1856-1939年)に代表される、個人心理学としての心理・精神分析的な精神医学、という二つの大潮流を跡づけていきます。その上で、これらのいずれにも与しなかったカール・ヤスパース(1883-1969年)に「第三の道」を見出し、その可能性を最大限に引き出そうと試みるのです。 第三の精神医学では、人間は「身体」、「魂」、「霊」という三つの層が折り重なった存在として捉えられます。本書は、それぞれの層を分かりやすく解説するとともに、それぞれの層に生じた障害への対処法をも紹介します。その結果、「心の病気」の「治療」とはいったい何をすることなのかが本当の意味で明らかになるでしょう。 多くの人が心の問題に悩まされ、苦しんでいる今日、本書はささやかな、しかし力強い希望の光を放っています。 [本書の内容] 序 章 精神医学と世俗化 第一章 宗教的存在としての人間 第二章 人間の精神構造 第三章 愛の秩序 第四章 心の病気とは何か 第五章 心の病気の治療 終 章 エマオへの道
  • 大東亜共栄圏 帝国日本のアジア支配構想
    4.3
    大東亜共栄圏とは、第2次世界大戦下、日本を盟主とし、アジアの統合をめざす国策だった。それはドイツ・イタリアと連動し世界分割を目論むものでもあった。日本は「自存自衛」を掲げ、石油、鉱業、コメ、棉花などの生産を占領地に割り振り、政官財が連携し、企業を進出させる。だが戦局悪化後、「アジア解放」をスローガンとし、各地域の代表を招く大東亜会議を開催するなど変容し、迷走する。本書は、立案、実行から破綻までの全貌を描く。 目次 序 章 総力戦と帝国日本―貧弱な資源と経済力のなかで 第1章 構想までの道程―アジア・太平洋戦争開戦まで 第2章 大東亜建設審議会―自給圏構想の立案 第3章 自給圏構想の始動―初期軍政から大東亜省設置へ 第4章 大東亜共同宣言と自主独立―戦局悪化の1943年 第5章 共栄圏運営の現実―期待のフィリピン、北支での挫折 第6章 帝国日本の瓦解―自給圏の終焉 終 章 大東亜共栄圏とは何だったか
  • 第二次世界大戦 ドイツ撃墜王「超」入門
    -
    ■ドイツ空軍のエースパイロット[21名]の生き様がまるっと分かる1冊! “352機撃墜”ハルトマンや“アフリカの星”マルセイユなど有名どころから、“極北のエース”ヴァイセンベルガー、“爆撃機キラー”マイヤーなど隠れた英雄までを、160枚以上の写真・図版とともに紹介します。 例) ●ゲルハルト・バルクホルン 撃墜数2位のバルクホルンは、1位のハルトマンの陰に隠れてなんとなく地味な存在だが、一撃離脱戦法に徹したハルトマンとは対照的に、ドッグファイトを得意とした。 また、当初から類稀な才能の片鱗を見せていた他のエクスペルテンと違い、非常に遅咲きであった。バトル・オブ・ブリテンではスコアを記録するどころでなく二度も撃墜されていたが、ある日開眼して怒涛の勢いで撃墜数を伸ばしていく。 ●ハンス・ヨアヒム・マルセイユ のちに1日で17機撃墜するなど超人的な才能を発揮したマルセイユではあったが、当初は組織や規律は無視するため上官に嫌われ、さほどの戦果を挙げることもなかった。 しかしホームト大尉は、成果はなくても、機体に多くの弾痕を受けながら無事に帰投するマルセイユを見て、彼が戦闘機パイロットとして類いまれな才能を持つことを認識し出した。 ●アントン・“トニー”・ハフナー 1942年12月18日、ハフナーはアメリカのP-38に射撃を加えて火災を発生させた。P-38のパイロットはパラシュートで降下したが、ハフナーはその周りを何度も旋回した。P-38のパイロットはてっきり射殺されるものと覚悟したが、ハフナーはのちに撃墜の承認を得るために敵パイロットに自機の機番号やマークを覚えてもらうことが目的だったのだ。 そしてこの話には戦後、後日談がある。 ■「撃墜の認定方法」や「戦闘機部隊の戦い方」も解説 各国のトップ・エースは、アメリカ陸軍のリチャード・ボングが40機、イギリス空軍のジョニー・ジョンソンが34機、ソ連空軍のイヴァン・コジェドゥーブが62機であった。 一方ドイツ空軍では100機以上のスコアを記録したパイロットは80名以上もいる。さらに200機以上の記録を持つパイロットは13名、そしてなんと300機以上の撃墜を記録したパイロットも2名誕生した。 なぜドイツだけこれほど突出した数になるのか、またその数は信用できるのか? エース達の紹介に合わせて、ドイツ空軍の「撃墜の認定方法」や「戦闘機部隊の戦い方」も解説します。 ■著者略歴 宮嵜一憲(みやざき・かずのり)   1950年生。日本大学文理学部英文学科(終)。モデルアート社、酣灯社、エアワールド、デルタ出版などで40年以上、編集業務に携わる。定年退職後はフリーの編集者として印刷用のデータ作成や執筆活動を行なっている。またプロのフィニッシャーとしてプラスチック・モデルの受託・製作も行なっている。
  • 脱炭素革命への挑戦 世界の潮流と日本の課題
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    「2050年脱炭素」に向けて舵が切られた日本。 しかしその実態は、世界の潮流から大きく取り残されている。 欧米では洋上風力発電や太陽光発電が普及して、再生可能エネルギーの電気代が大幅に安くなる一方、 石炭に依存した日本の火力発電は、再生可能エネルギーの普及を妨げているばかりか、 「RE100」(再エネ100%での事業運営)の実現やカーボンニュートラルの達成を遅らせる要因ともなっている。 気候危機の進行を食い止めるために、今後、脱石炭への圧力がますます強まり、 石炭火力発電所は「座礁資産」となることが予測されるため、 欧米では石炭・石油からの投資撤退がすでに始まっている。 EUやアメリカでは数百兆円規模を脱炭素に投じることが決まり、 メガソーラー(大規模太陽光発電)の新設、自動車EV化の促進、 数十万規模の充電ステーションの敷設、2030年代のガソリン車の実質販売禁止など、 コロナ危機で傷んだ経済からの「グリーンリカバリー」が加速している。 水害など温暖化による気候危機の影響が極めて大きい国の一つ日本。 コロナによる経済打撃に加え、毎年のように頻発する異常気象が追い討ちをかける中、 ピンチをチャンスに変えるために、いま何が必要なのか?  先進企業の取り組みとともに、日本の課題を浮き彫りにする。 NHKスペシャル『激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃』、 BS1スペシャル『グリーンリカバリーをめざせ! ビジネス界が挑む脱炭素』など 数々の番組を制作してきたプロデューサーによる渾身の提言。 ●目次 序 章 止まらない「脱炭素」の潮流 第1章 なぜいま、グリーンリカバリーが必要か 第2章 なぜ金融界は変わったのか カーボンバジェットのリアル 第3章 深刻化する気候危機 迫り来るティッピングポイント 第4章 日本は追いつけるのか? ビジネスの現場を追う 第5章 重厚長大も変化 産業界が挑むカーボンニュートラル 第6章 ファッション・食料システム・建築 〝衣食住〟の挑戦 第7章 めざすべき未来 グリーン×デジタル 第8章 変わり始める私たちのライフスタイル 第9章 資本主義で脱炭素は実現できるのか? 終 章  これが日本のラストチャンス ●著者紹介 堅達 京子(げんだつ・きょうこ) NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー 1965年、福井県生まれ。早稲田大学、ソルボンヌ大学留学を経て、1988年、NHK入局、報道番組のディレクター。 2006年よりプロデューサー。NHK環境キャンペーンの責任者を務め、気候変動やSDGsをテーマに数多くの番組を放送。 NHKスペシャル『激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃』 『2030 未来への分岐点 暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦』、 BS1スペシャル『グリーンリカバリーをめざせ! ビジネス界が挑む脱炭素』はいずれも大きな反響を呼んだ。 2021年8月、株式会社NHKエンタープライズに転籍。 日本環境ジャーナリストの会副会長。環境省中央環境審議会臨時委員。 文部科学省環境エネルギー科学技術委員会専門委員。 世界経済フォーラムGlobal Future Council on Japanメンバー。 東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員。 主な著書に『NHKスペシャル 遺志 ラビン暗殺からの出発』『脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流』。
  • 闇ウェブ
    3.6
    買えないものは何もない! 悪魔のネットショッピング。 麻薬、児童ポルノ、偽造パスポート、偽札、個人情報、サイバー攻撃、殺人請負、武器……「秘匿通信技術」と「ビットコイン」が生みだしたサイバー空間の深海にうごめく「無法地帯」の驚愕の実態! 私たちの生活を便利にしてくれるインターネットの奥底には異様な世界があった。自分の家族や会社を守るための必読書。 【おもな目次】 ■序 章 現実社会を動かすサイバー空間■ ■第1章 サイバー闇市場の実態■ 検索エンジンの届かない世界/麻薬の一大取引所/偽造パスポート、偽札、児童ポルノ、殺人請負 など ■第2章 盗まれた個人情報の行方■ 世界中で売買される個人情報の値段/医療・保険データは「カネになる」/流出情報が「成りすまし」に使われる? など ■第3章 サイバー闇市場へのアクセス■ ダークウェブを形作る匿名通信ツール「Tor」/闇市場を拡大させた「ビットコイン」/悪のマーケットプレイス など ■第4章 「Tor」と捜査機関の攻防■ 遠隔操作ウイルス事件と日本警察/アメリカの諜報機関も頭を悩ます/Torにも弱点がある!? など ■第5章 最大の闇市場「シルクロード」の黒幕逮捕■ 史上最悪のサイバー闇市場/8000万ドル荒稼ぎした黒幕「ウルブリヒト」の素顔/取り沙汰された「マウントゴックス」との関係 など ■終 章 終わりなきサイバー犯罪との戦い■ 盗まれたFBI長官の個人情報/日本のサイバーセキュリティ体制の現実/医療ビッグデータのリスク/フィンテックも危ない など
  • 智恵子抄
    5.0
    詩人、歌人、彫刻家、画家である高村光太郎の詩集。妻の智恵子のことを中心に書かれている。智恵子は28歳で結婚するが、生来の病弱でもあり、実家の破産などから総合失調症を患う。病状は悪化し終には結核で52歳で死去。智恵子を恋うる詩が多く、二身一体の愛と生命の賛美、生涯の愛の記録。多くの映画化、ドラマ化されている作品。道程も収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 智恵子の半生
    -
    1巻110円 (税込)
    詩人、歌人、彫刻家、画家である高村光太郎の妻の智恵子の半生。智恵子は28歳で結婚するが、生来の病弱でもあり、実家の破産などから総合失調症を患う。病状は悪化し終には結核で52歳で死去。智恵子抄は妻を恋うる詩が多く、二身一体の愛と生命の賛美、生涯の愛の記録である。本作品は「智恵子の半生」「九十九里浜の初夏」「智恵子の紙絵」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 地下エロの危ない世界★スターになりたい若い女の子が色々とチラってる★外に出るのも億劫なダメ女たちを安く買う★★裏モノJAPAN
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★地下エロの危ない世界 ★スターになりたい若い女の子が色々とチラってる ★裏モノJAPAN ・アパホテルの前で流し目で客を取る外国人立ちんぼ ・●●IDが書いてあればプロの娼婦と思って良し ・外に出るのも億劫なダメ女たちを安く買う ・一大ブーム! 普段はワリキリしなさそうないい女が買えてしまう ・規制で消えたはずの危ないリフレが●●で復活 ・目指せ500人!売買春だらけのライングループが ・ユルイ感覚で若い子が援助交際する場はここ ・急にワゴンが止まりいきなり車内に引きずり込まれる恐ろしさ ・恨みを持つ者が女性本人になりすましてレイププレイ願望を書き込む ・酔いつぶされた女がホテルに引きずり込まれる「品終」 ・わが身に何が起きても、まったく記憶に残らない恐怖 ・服用すればセックスの快感が数倍に! ・客がパソコンを操作するだけだから違法性は無し? ・表向きはヌキ無しなのに●●ちゃんは追加料金でOK! 他 ■著者 鉄人社編集部 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※一部変更して再申請している作品です。お間違いないようお気を付けください。
  • 近頃なぜか岡本喜八 反戦の技法、娯楽の思想
    -
    痛烈な体験を抱え「カッコイイ戦争」に抗い続けた岡本喜八。不穏さを増す近頃、喜八の映画が再び光を放つ。 「戦争は悲劇だった。しかも喜劇でもあった。戦争映画もどっちかだ」。なぜいま、岡本喜八なのか。痛烈な戦争体験を抱え、フマジメな余計者として「カッコイイ戦争」に抗い続けた岡本喜八。喜八は誰ととともに何と戦ったのか。その遺伝子はどこに受け継がれているのか。不穏さを増す近頃、「人と人の争い」を描き続けた岡本喜八の表現が再び光を放つ。 【目次】 はじめに 第1章 映画監督・岡本喜八の誕生——「カッコイイ戦争」のインパクトとその背景/山本昭宏 第2章 「フマジメ」な抗い——喜劇へのこだわりと「正しさ」への違和感/福間良明 第3章 「余計者」にとっての「明治」と「民衆」——時代劇から問う近代日本 /佐藤彰宣 第4章 誰とともに何と戦う?——「内戦」を描く岡本喜八/野上 元 第5章 キハチの遺伝子——喜八映画の影響関係と戦争体験/塚田修一 終 章 青い血とコロナウイルス——軍事とメディアによるスペクタクル/山本昭宏 あとがき 【著者】 山本昭宏 神戸市外国語大学准教授。一九八四年、奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門は日本近現代文化史。主著に『核エネルギー言説の戦後史 1945〜1960——「被爆の記憶」と「原子力の夢」』(人文書院、二〇一二年)、『核と日本人——ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』(中公新書、二〇一五年)、『大江健三郎とその時代——「戦後」に選ばれた小説家』(人文書院、二〇一九年)など。
  • 地球温暖化「CO2犯人説」の大嘘
    4.0
    地球科学者の9割は、脱炭素のウソを知っている! 「環境ビジネス」でいったい誰が儲けているのか―― 若き活動家、グレタ・トゥーンベリさんのスピーチにおいて繰り返された、 “How dare you!” (よくもぬけぬけと!)というフレーズは記憶に新しい。 世界中が正しいと思い込まされている「脱炭素社会の実現」だが、その実、 国連主導の地球温暖化人為起源CO2説にはねつ造や欠陥が含まれていることを指摘する専門家は少なくない。 本書では、環境保護運動の科学的検証と経済合理性を大テーマに、「CO2犯人説」などの矛盾と危険性について掘り下げる。 ●異常気象の原因は「偏西風の蛇行」 ●欠陥だけけのIPCC気候変動モデル ●グレタさんが中国批判しない理由 ※本書は2020年2月に小社より刊行した単行本『地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』を改訂し、新書化したものです。 【目次】 第1章 地球温暖化の原因は人為起源CO2ではない 第2章 IPCCとメディア報道の嘘 第3章 本当の地球環境問題とは何か? 第4章 国連が招くカオスとプラネタリー・バウンダリーの真実 第5章 人類史上最大の試練の時代 終 章 これからどうすべきか?
  • 知的余生の方法
    3.6
    知的な生活を心がければ、素晴らしい人生を取り戻せる。「知的余生」とは、年齢を重ねても頭脳を明晰化し、独自の発想にあふれた後半生のことである。健全な肉体を保ち、知恵や人徳を生む生活方式、終の住居の選択法、時間と財産の上手な使い方、先人の教えが身に付く読書法、恋愛や人間関係の実践的教訓など。あの名著『知的生活の方法』から三十四年後の今こそ、豊富な教養と体験から碩学が紡ぎ出す、人生の新しい極意。

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  • ChatGPTの先に待っている世界
    -
    第一線の人工知能研究者が見通す、近未来の「人と人工知能」の協働シナリオとは? 人工知能が急速に能力を高めているなか、 近い将来、シンギュラリティは本当にやってくるのだろうか。 それはいつごろなのか。 人間の価値観を揺るがすような、パラダイムシフトは起こるのだろうか。 そのとき、労働はどう変わる? 教育は? 芸術はどうなる? 富の偏在はどうなる? 著者は、俳句を生成する人工知能「AI一茶くん」を開発した人工知能研究者。 研究者から見たGhatGPT出現の意味とは。 GhatGPTなどの大規模言語モデルの仕組みから、 近未来の社会変容までを平易に解説。 【目次】 序 章 六十七年の時を経て 第一章 人工知能は自ら学習する――脳の仕組みとディープラーニング 第二章 本能と知能と、生と死と――「知能」と「人工知能」の違い 第三章 ChatGPTで見えた次のフェーズ――人工知能研究の現在地と近未来 第四章 人工知能との「協働」シナリオ――「強い人工知能」と「弱い人工知能」 第五章 新たな価値の出現と富の再配分――人工知能時代のパラダイムシフト 第六章 人工知能が人工知能を開発する日――研究の最前線と課題 第七章 代替される「知能」、代替されない「芸術」――人間に残される仕事は何か 第八章 一変する「教育」の風景――人工知能時代に必要な自発的「学び」 終 章 人間とも人工知能とも「仲良く」する力 【著者】 川村秀憲 1973年、北海道に生まれる。小学生時代からプログラムを書きはじめ、人工知能に興味を抱くようになる。同研究院で調和系工学研究室を主宰し、2017年9月より「AI一茶くん」の開発をスタートさせる。ニューラルネットワーク、ディープラーニング、機械学習、ロボティクスなどの研究を続けながらベンチャー企業との連携も積極的に進めている。
  • 中国人の宗教意識(中国学芸叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 六朝隋唐期の中世600年に及ぶ時代を対象に、人々の日常に息づく「罪の意識」に光をあて、幅広く多様な中国人の宗教意識を見事に描き出す。儒・仏・道の三教に亙る広範な文献を渉猟しつつ、罪意識と贖いの儀礼を通して、中国社会に通底する宗教の深層構造を初めて本格的に明らかにした問題作。 【目次より】 序章 『後漢書』楚王英伝から I 静室 懺悔の場 一 静室の諸相とその展開 二 静室内のしつらえ 三 静室における儀礼 四 精舎と静室 五 請室と静室 俗から聖ヘ II 罪の懺悔 一 罪目 二 道教徒の懺悔 とくに王義之の場合 三 仏教徒の懺悔 とくに沈約の場合 四 王微の「告霊文」 III 償債と謫仙 一 輪廻応報の思想 二 禅録のなかの償債 三 『高僧伝』のなかの償債 四 道教における償債 五 謫仙 六 『高僧伝』神異篇 七 全真教の場合 IV 宗教に傾斜する心性 一 漢代人の遺言・遺書と沐並の「終制」 二 遺言・遺書のなかの仏教 三 皇侃の『論語義疏』 四 出家の動機 注 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 吉川 忠夫 1937年生まれ。東洋史学者。京都大学名誉教授。専門は中国中世思想史。 京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科を単位取得退学。 著書に、『劉裕』『王羲之』『侯景の乱始末記 』『六朝精神史研究』『中国古代人の夢と死』『秦の始皇帝』『書と道教の周辺』『古代中国人の不死幻想』『三余録』『中国人の宗教意識』『読書雑志』『顔真卿伝』『侯景の乱始末記 南朝貴族社会の命運』『六朝隋唐文史哲論集I 人・家・学術』『六朝隋唐文史哲論集II 宗教の諸相』『三余続録』など、 訳書に、『魏晋清談集』班固撰『漢書五行志』(共訳注)『弘明集 広弘明集』范曄『後漢書(全10巻)』(訓注)慧皎『高僧伝 全四巻』(共訳注)ジョゼフ・ニーダム『中国の科学と文明 第2・3巻 思想史』(訳者代表)などがある。
  • 中国人の無恥、日本人の無知
    4.0
    中国は、国家として本気で尖閣諸島を獲りにきている!  さまざまな行き違いや誤解などがあり、緊迫している中国との関係。この状況で、中国という国家の体質、中国人という気質を知ることは、隣人としてもっとも急がねばならない。  武力衝突や戦争への危惧などの話は「杞憂」に終われば、それでいい。現実になってほしくはない。ただ、災難を、頭を低くして避けるだけが能ではない。中華民族、中華思想をよく知ることで、災難は事前に避けることは出来るのだ。  本書では、中国という国の成り立ち、民族の性格、スパイやサイバーテロの実態、そしてアメリカや日本との関係性までをわかりやすく解説。はたして、「中華思想」の正体とは。そして、強さと脆(もろ)さが同居する中国人の正体とは何だろうか。  長年にわたり中国を取材し続けてきたジャーナリストが書き下ろす渾身の一作! 電子オリジナル作品。 序 章 常識が通じない国との戦争 第一章 そもそも中華思想とは? 第二章 中華思想のルーツを求めたロングマーチ 第三章 地政学から地経学へ 第四章 不機嫌な中国 第五章 ドイツ人は三角、中国人は二極、日本人は円 第六章 爆食中国人を、誰が養うのか 第七章 膨張・中国の正体を見抜け 終 章 危うい隣人 ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人 ~小説・中国人犯罪~』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)などがある。
  • 中小企業金融と地域振興
    -
    1巻4,752円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長期の経済低迷の影響で脆弱になってしまった地域の中小企業金融をどのように支援すべきか。理論と実証の両面から中小企業支援策の現状に迫り、望ましい政策を分析する。 【主な内容】 第1章 変化する中小企業と金融支援:地域の視点 第2章 中小企業の負債満期構成:法人企業統計調査個票データによる分析 第3章 ディスカレッジド・ボロワーズと貸金業市場 第4章 1990年代における地域金融機関貸出行動:不良債権と自己資本の影響 第5章 不況期における地域の中小企業向け貸出 第6章 貸出市場における効率性と信用保証:2次元情報非対称性のもとでの逆選択 第7章 供給サイドを考慮した信用保証の分析:特別保証の経験 第8章 都道府県による制度融資の実証分析:制度融資決定関数の推計 終 章 中小企業金融支援政策の課題
  • 中世ヨーロッパの色彩世界
    3.7
    明日、何を着ていこう――冠婚葬祭をのぞけば、服選びで色がもつ意味を気にする人はいないだろう。ところが中世ヨーロッパではそうはいかない。たとえば緑は恋を、青は誠実さを意味し、黄は忌避される色だった。中世の色は現代よりもはるかに饒舌で、絵画や文学で描かれた人々の衣服の色には、単なる色の美しさや好みを超えた、さまざまな意味が託されている。中世の人びとはどんな色に囲まれ、どんな気持ちで色を身につけていたのか、あるいは目の前の人物が纏う色から何を読みとっていたのか。 多彩な史料から複雑で精緻な色彩コードを読み解き、中世人の日々の感情生活を豊かに描き出す。あの絵画もこの伝説もいっそう深く理解できる、色が語る中世世界への招待!(カラー口絵付き。電子書籍版はオール・カラー図版) 待ちに待った初めての逢瀬。恋焦がれた女性が鮮やかな青に緑のオウムをちらしたドレス着て現れたら、相手の男性は有頂天になるだろう。なぜなら、そのドレスの意味するところは「誠実にあなたを愛します」。ところがある日、夢に現れた彼女が全身緑の衣をまとっていたら、悲嘆に暮れてしまうかもしれない。青が意味する誠実さに対し、緑は恋の色であると同時に変動の色でもある。彼女の心変わりが青を脱がせ、緑を着せたのだ――。 このように単なる色の好みや色づかいの美しさを越えて、中世の色は複雑な精神世界を織りなしている。「中世の色は饒舌であり、中世の人びとは意味もなく色をつけることはない」。たとえば黄色には負のイメージがつきまとい、縞柄は道化師や娼婦、気まぐれな運命女神のものである。権威と権力を示す赤、醜い色からやがて「悲しみの色」として大流行する黒……。 ブリューゲルやジョット、ヤン・ファン・エイクの絵画、数々の華麗な装飾写本の挿絵に、アーサー王物語をはじめとする騎士物語、貴族の家計簿や財産目録など多彩な史料から、当時の染色技術も視野にいれつつ、色彩に込められたメッセージを読み解き、色から見えてくる中世世界を描き出すのが本書である。 グリーンゲイブルスのアンはなぜ「赤毛」を嫌ったのか、ルーレットやバカラなどのカジノ台はなぜ緑のフェルトでおおわれているのか、囚人服は縞柄で、スーツにダークカラーが多いのはなぜなのか。現代社会に今なお息づく色彩に秘められた歴史に迫る!(原本:『色で読む中世ヨーロッパ』講談社選書メチエ、二〇〇六年) 【本書の内容】 序 章 色彩文明の中世 第1章 中世の色彩体系 第2章 権威と護符の赤 第3章 王から庶民までの青 第4章 自然感情と緑 第5章 忌み嫌われた黄 第6章 子どもと芸人のミ・パルティと縞 第7章 紋章とミ・パルティの政治性 第8章 色の価値の転換 終 章 中世人の心性
  • 超危険! スズメバチLIFE 図解とマンガでわかる最凶生物
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    日本で最も人の命を奪う殺人動物は、熊でも毒蛇でもサメでもなく、スズメバチです。毎年ほぼ20名以上がスズメバチにより亡くなっています。今年も夏から秋にかけて事故が多発するでしょう。 だれでも知っていて、身近に飛んでいるだけで恐怖を覚えるスズメバチですが、一般の方には、詳しいことはよく知られていません。例えば、「スズメバチが終齢幼虫に与えるエサの成分は、人間の乳の成分とほとんど同じ」「スズメバチの毒は『毒のカクテル』と呼ばれ、目に入ると失明する」「スズメバチの成虫は、ものが食べられない」「スズメバチがスズメバチを狩る」など、生物として興味深いことがたくさんあります。 著者の丸沢丸は、スズメバチをこよなく愛し、スズメバチを素手でつかみ、自宅で飼育し、卒論もスズメバチのスズメバチオタクです。丸沢は、スズメバチの巣の駆除から、スズメバチ祭りへの参加、スズメバチ料理の試食など、死をかけてスズメバチに関するあらゆることにチャレンジしています。 本書を読めば、スズメバチのすべてがわかります! 昆虫や危険生物は、大型本から新書まで、人気のアイテムの1つです。(『そこで、昆虫大好き、危険生物大好きな方に向け、スズメバチの種類や生態、雑学を2~4ページを1テーマにして図解入りで解説します。著者の丸沢丸氏は「スズメバチ大好き芸人」として、スズメバチを素手でつかむ動画などをYouTubeにアップし、200万回以上再生されています。また、丸沢丸氏はイラストも得意なので、写真の他にイラストやギャグも入れつつ、スズメバチを詳しく紹介します。
  • 帳簿の世界史
    4.1
    「権力とは財布を握っていることである」 アダム・スミス、カール・マルクス、マックス・ウェーバー……。 彼らが口を揃えて主張していた「帳簿」の力とは、一体何なのか。 これまでの歴史家たちが見逃してきた「帳簿の世界史」を、 会計と歴史のプロフェッショナルが初めて紐解く。 ・なぜスペイン帝国は栄え、没落したのか。 ・なぜフランス革命は起きたのか。 ・なぜアメリカ独立は成功したのか。 ・なぜ日本は急速に列強へ追いつくことができたのか。 その歴史の裏には全て、帳簿を駆使する会計士たちがいた! 【目次】 ■序 章 ルイ一六世はなぜ断頭台へ送られたのか ■第1章 帳簿はいかにして生まれたのか ■第2章 イタリア商人の「富と罰」 ■第3章 新プラトン主義に敗れたメディチ家 ■第4章 「太陽の沈まぬ国」が沈むとき ■第5章 オランダ黄金時代を作った複式簿記 ■第6章 ブルボン朝最盛期を築いた冷酷な会計顧問 ■第7章 英国首相ウォルポールの裏金工作 ■第8章 名門ウェッジウッドを生んだ帳簿分析 ■第9章 フランス絶対王政を丸裸にした財務長官 ■第10章 会計の力を駆使したアメリカ建国の父たち ■第11章 鉄道が生んだ公認会計士 ■第12章 『クリスマス・キャロル』に描かれた会計の二面性 ■第13章 大恐慌とリーマン・ショックはなぜ防げなかったのか ■終 章 経済破綻は世界の金融システムに組み込まれている ■日本版特別付録 帳簿の日本史(編集部) ■解説 山田真哉
  • 超ヤバい経済学
    3.7
    完成まで4年をかけたこの続編『超ヤバい経済学』は、「余裕で1冊目よりずっといいって胸を張って言える」と著者も自信満々。『ヤバい経済学』以上にヤバい内容で、読者を惹きつけて離しません。 「経済学的アプローチ」と出てきますが、『ヤバい経済学』と同様に経済学の知識がなくても大丈夫です。売春婦の戦略から地球を冷やす方法まで、レヴィットとダブナーのコンビが世の中の見方をまたひっくり返すのをぜひお楽しみください。 【主な内容】 序 章 経済学が「ヤバい」とは 第1章 立ちんぼやってる売春婦、デパートのサンタとどうしておんなじ? 第2章 自爆テロやるなら生命保険に入ったほうがいいのはどうして? 第3章 身勝手と思いやりの信じられない話 第4章 お悩み解決いたします――安く簡単に 第5章 アル・ゴアとかけてピナトゥボ火山と解く。そのこころは? 終 章 サルだってひとだもの
  • 終恋 上
    完結
    -
    全2巻1,210~1,320円 (税込)
    「思い出も全部ひっくるめて好き」 一平は、「シルバーセンターGIN」でピアノを演奏する琴子に一目惚れをする。 お互い70代で、子供夫婦との間に不和を抱えており、連れ合いを亡くしている、という共通点から仲を深めていく。 一平の想いは初恋のようにきらめき、ふたりの日常が輝きだす。これは、最後のロマンス。
  • 終の航路
    5.0
    必ず生き延びる。 飢えても、騙しても、殺しても。 海面が上昇し、陸の大部分が水没した近未来。 生き別れの娘を救うまで、残された時間はあとわずか―― 海面が上昇し、陸の大部分が海に沈んだ2130年。 マイラは小舟で島を転々としながら、生き別れの娘ロウを捜している。7年前、身重のマイラを置いて、夫は娘だけを連れて逃げた。 あるとき、その娘が北の辺境で生きていることが判る。そこは武装集団の支配下にあり、年頃になった少女達は一斉に“繁殖船”に乗せられるのだという。 マイラは一路北の果てへ向かった――すべてを賭け、娘を救うために。
  • 終の棲 IV ─ありがとうと言ってくれてありがとう─
    -
    家族に迷惑をかけたくないと、元気なうちに介護付き有料老人ホームに単身入所した著者。そこで様々な事情を抱えた高齢者やスタッフと触れ合ううち、ありのままの「老人ホームの生活」とはどういうものかを、老人ホーム入所者という立場で広く世に知らせたいと決意。入所を検討している方々にもきっと役に立つ、老人ホーム発〈生活エッセイ〉の第4弾。
  • 終の棲 III ─社会性をもった大きな家族─
    -
    家族に迷惑をかけたくないと、元気なうちに介護付き有料老人ホームに単身入所した著者。そこで様々な事情を抱えた高齢者やスタッフと触れ合ううち、ありのままの「老人ホームの生活」とはどういうものかを、老人ホーム入所者という立場で広く世に知らせたいと決意。入所を検討している方々にもきっと役に立つ、老人ホーム発〈生活エッセイ〉の第3弾。
  • 終の住みかを考える 上
    -
    リタイア後の人生をどこで暮らすか、悩む人も多いだろう。今の場所にそのまま暮らすか、Uターンするか、海外に移住するか。  誰と住むか、という問題もある。親の介護で田舎に帰る、二世帯住宅を建てるなどさまざまな選択肢がある。リタイア後の人生を「住まい」という観点から考えた。  本書は、週刊エコノミスト誌上で2013年9月24日号から2014年7月8日号まで計40回にわたって連載した「終の住みかを考える」の上巻です。 主な内容 Part1 どこに住むか  1都会に転居  2一軒家vsマンション  3Uターン  4田舎暮らし  5海外暮らしで人気の国  6海外生活の落とし穴  7ロングステイ  8不便でも住み慣れた場所  9リフォーム  10耐震対策  11空き家対策 Part2 誰と住むか  1介護の負担  2呼び寄せ高齢者  3遠距離介護  4二世帯住宅  5マスオさん同居  6近居で子をサポート  7お一人高齢者の住まい  8自宅で孤独死  9夫婦別寝  10ペットと住む
  • 終の棲家を求めて ある内科医が挑戦した25年の記録
    -
    1~2巻1,232~1,257円 (税込)
    誰もが温かく見守られ、安らかに逝きたいと願っている。著者が考えた高齢者専用住宅の目的とコンセプトは、安心の「終の棲家」。生活支援、介護、看護、医療支援が一連の流れの中で行われれば、高齢者の安心につながり、「終の棲家」は確保できる。しかし、医療と看護、介護には依然として制度の壁がある。現場と政治の認識の違いが障害になっている。このことを最も痛感している現場と国民の声が、行政に届かないとしたら、政治家の怠慢と言わざるをえない。事業仕分けと称してごく一部の問題が取り上げられ喝采を博しているが、我々はそこに多くの矛盾が存在していることを知っている。それを汲み上げるシステムができなければ、議論する場を作らなければ、問題の解決にはならない。現役の医師であり、日本の高齢者専用住宅の草分け「光が丘パークヴィラ」(東京都練馬区)の設立者でもある著者が、施設誕生までの紆余曲折と「福祉・介護・看護・医療」の連携の重要性を提言した一冊。

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  • 終の棲家を求めて 集大成 内科医が挑戦した36年
    -
    36年前から「終の棲家」となることをめざしてきた。振り返れば、多くの患者さんを見送った。1例1例がドラマだった。超高齢化から多死社会への転換を目前にする時代に、高齢者施設ができることは何か。よりよいターミナルライフを、皆様とともに考える一冊。

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  • 終の二択 - 定年からの取捨選択術 -
    -
    老後の人生は「定年退職」、「妻との離別」、「年金受取」、「介護問題」 など生活の環境ががらりと変わり、数々の岐路が現れます。 「退職金は、一括受取? それとも、年金受取?」、 「葬儀は、挙げるべき? それとも、挙げない?」など後戻りできない究極の二択に直面した時、 あなたなら“最期”にどちらを選びますか? 本書では、これら老年時代における二択に対し、ファイナンシャルプランナー流・決断に困らない選択術を伝授します。 自らの手で、「最高の生き方」そして、「最高の逝き方」をたぐり寄せる! (目次) 第一章 「暮らし」の終の二択 第二章 「人間関係」の終の二択 第三章 「食事」の終の二択 第四章 「仕事」の終の二択 第五章 「健康・医療」の終の二択 第六章 「人生」の終の二択 【著者プロフィール】 紀平正幸 ライフカウンセラー、ファイナンシャルプランナー 多摩大学大学院客員教授、心理カウンセラー。 幅広い世代を対象としたライフプランニングに関する講演、執筆、個別相談の他、 テレビ、ラジオのコメンテーターとして活躍。 また、かつての病院での心理カウンセリングの経験をもとに、 経済的な問題にとどまらず、心の問題まで配慮して、相談者の人生に関わることを信条としている。 現在10人のFP仲間と共に「くらしとお金の救命相談センター」を運営し、 生活困窮者や被災者など経済的にFPサービスを受けられない人を対象に自立支援のボランティア活動も行っている。
  • 終のひと : 1
    3.0
    仕事に追われる日々を過ごす梵 孝太郎(そよぎ こうたろう)に突如訪れた母親の死。 初めての葬儀に戸惑う梵の前に現れたのは、弔いのプロフェッショナル・嗣江宗助 (しえ そうすけ)。故人・遺族・参列者の想いが交叉する、弔いの場の裏方「葬儀 屋」の世界を新鋭が描き出す――命の終わりのヒューマンドラマ。
  • 終のひと 分冊版 : 1
    -
    仕事に追われる日々を過ごす梵 孝太郎(そよぎ こうたろう)に突如訪れた母親の死。初めての葬儀に戸惑う梵の前に現れたのは、弔いのプロフェッショナル・嗣江宗助(しえ そうすけ)。故人・遺族・参列者の想いが交叉する、弔いの場の裏方「葬儀屋」の世界を新鋭が描き出す――命の終わりのヒューマンドラマ。
  • 終の日までの
    4.1
    1巻539円 (税込)
    母が他界した五年後に、独り暮らしの父が亡くなった。納骨を済ませ子供たちは実家に集まり、ぽつりぽつりと両親の想い出話をする。遺品整理を始めたところ、父は意外なものを遺していた。そして初めて父の家族に対する想いを知るのであった(「月の庭」より)。それぞれの「人生の閉じ方」を描く終活短編集。
  • 終の市
    無料あり
    -
    犯罪小説の王ドン・ウィンズロウ、最後の大作。 ギャング・ノワールの金字塔、ここに完結! 権力、暴力、復讐、腐敗、正義、贖罪。 人はなぜ争い、過ちを繰り返すのか――。 「犯罪小説の巨人による最後の作品にふさわしい」 パブリッシャーズ・ウィークリー誌 「私たちは今、ミステリー史に残る叙事詩の終わりを目撃しようとしている。 杉江松恋(書評家) 「『ゴッドファーザー』に並ぶギャング3部作の強烈な最終章」 スティーヴン・キング 東海岸マフィアの血塗れの抗争に巻き込まれ、わずかな仲間たちと西へ逃げ延びダニー・ライアンは、いまやラスヴェガスに王国を築き、カジノホテル業界の陰の大物にのし上がっていた。 だが飽くなき欲望からとった強引な手段が、商売敵のホテル王との関係に禍根を刻み、平穏な生活は終わりを告げる。 FBIとマフィアにつけ狙われ、仲間を惨殺されたダニーは、再び血の抗争に身を投じていくが――。 【解説】杉江松恋 ■著者既刊 『ダ・フォース 上・下』 『ザ・ボーダー 上・下』 『壊れた世界の者たちよ』 〈ダニー・ライアン〉3部作 『業火の市』 『陽炎の市』 『終の市』
  • 終の盟約
    4.3
    1巻1,067円 (税込)
    ある晩、内科医の輝彦は、妻・慶子の絶叫で跳ね起きた。元医者の父・久が慶子の入浴を覗いていたというのだ。久の部屋へ行くと、妻に似た裸婦と男女の性交が描かれたカンバスで埋め尽くされていた。認知症を確信した輝彦は、久が残した事前指示書「認知症になったら専門の病院に入院させる。延命治療の類も一切拒否する」に従い、父の旧友が経営する病院に入院させ、弁護士の弟・真也にも、事前指示書の存在を伝えた。長い介護生活を覚悟した輝彦だったが、ほどなくして久は突然死する。そこには医師同士によるある密約が隠されていた。――医師の兄と、弁護士の弟は、真相にたどり着けるのか? 命の尊厳と向き合う傑作長編。
  • ツチノコ撮影日誌 令和の「幻のヘンビ」伝説
    6/21入荷
    -
    神出鬼没、幻の蛇にほんろうされながら、懲りない人びと。その夢とロマンの世界を写し出す。 映画『おらが村のツチノコ騒動記』の撮影で僕は、ツチノコの目撃者や、長年捜索活動を続けてきた人たちの話を聞いて回った。ツチノコはいまだ謎の多い生き物だ。 10年前、僕はかつて村で盛んに行われていたというカスミ網猟の映画、『鳥の道を越えて』を発表している。故郷がそれまでと違って見えた。 僕の故郷、岐阜県東白川村はツチノコで村おこしを行うところなのだが、僕はそのことをずっと恥ずかしく思っていた。ツチノコの正体を明かそうとカメラを向けているうちに、僕の中で変化が起きた。 【目次】 序 章 ツチノコって何モノ [参]つちのこの里 東白川村MAP/『おらが村のツチノコ騒動記』取材地MAP 第1章 「おる」との確証? 第2章 伝承とブーム 第3章 捜索は今も続く 第4章 ツチノコがいなくなる日 第5章 終わりなき旅に幕 終 章 その連なりの先へ 4コマ漫画「ふるさと小景―僕のツチノコ物語―」 ツチノコが気になる ツチノコの映画を作るきっかけ 第1回捜索イベント 幼少期の夢 ようこそ先輩―ふるさとを語る― 異聞奇譚①②③ 姫田さんのめい言①②③ デビュー作『鳥の道を越えて』は失敗作!? ヤマカガシを探す 親子のきずな 同級生のキツイ一言 老若男女に効く〝夢、ロマン〟 など21遍 【著者】 今井友樹 1979年岐阜県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。2004年に民族文化映像研究所に入所し、所長・姫田忠義に師事。2010年に同研究所を退社。2014年に劇場公開初作品・長編記録映画『鳥の道を越えて』を発表。2015年に株式会社「工房ギャレット」を設立。 一般社団法人民族文化映像研究所理事、日本映画大学指導講師をつとめる。 山村基毅 1960年北海道苫小牧市生まれ。獨協大学外国語学部卒業。ルポライター。人物インタビューを基軸としたルポルタージュを執筆している。著書に『認知症とともに生きる』『ルポ 介護独身』『民謡酒場という青春―高度経済成長を支えた唄たち―』『戦争拒否―11人の日本人―』『森の仕事と木遣り唄』『はじめの日本アルプス―嘉門次とウェストンと館潔彦と―』など。

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  • 天国に涙はいらない
    4.5
    涙と笑いの学園コメディ。学校で噂の<呪いの教室>の謎を解くハメになった主人公の賀茂是雄。自身の持つ霊視能力だけでは歯が立たぬと悟った彼は、守護霊を召喚することにした。現われたのはアブデルと名乗るロリコンの熾天使。 呪いの教室は学校に潜んでいる悪魔が原因だと見当をつけた二人は、さっそく悪魔探しを開始する。そして一人の美少女たまに行き当たった。実は彼女、無自覚のうちに強烈な妖気を垂れ流していたのだ。たまを救うため、賀茂とアブデルはついに立ち上がる――! 第7回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作。
  • ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る
    4.0
    フランスで10万部発行! 2018年度チューリング賞受賞、ヤン・ルカン氏(Facebook副社長)の「ベストセラー」がいち早く日本上陸! AIとその中核をなす「ディープラーニング」の過去と現在、そして未来像とは? ディープラーニングの父であるヤン・ルカン氏がエキサイティングに綴る。 ・ヤン・ルカンは、なぜあきらめなかったのか? ・AI革命の恩恵を受けるのは、誰か? ・ディープラーニングは、論理的思考ができない? ・AIが、人間の「常識」を持つ日はくるのか? 【成毛 眞氏 絶賛!!】 一気に読める面白さ! AI時代の基本図書になるだろう。 【本書「監訳者あとがき」より抜粋】 本書は、ディープラーニングに関する書籍のなかでも、最も俯瞰的な視点で書かれた本のひとつであろう。技術に忠実であり、平易でありながら難解な説明を避けることなく、また、歴史や未来、社会的なインパクトにも言及している。 【本書「序章」より抜粋】 本書では、コンピュータ科学と神経科学が交差する領域で現在進められている科学的アプローチの実際を、安易な比喩に頼ることなく、一歩一歩解き明かしていきたい。 人工知能の本質に迫るべく、本書は2通りの読み方ができるようにしてある。ひとつ目は一般読者向けに、一読して理解できる平易な文章で、物語り、説明し、分析している。2つ目は詳しく知りたい人向けに、ところどころ数式やプログラムを使って、高度な数学的考察を行っている。 【主な内容】 序 章 第1章 AI革命 第2章 AIならびに私の小史 第3章 単純な学習機械 第4章 最小化学習、学習理論 第5章 深層ニューラルネットワークと誤差逆伝播法 第6章 AIの支柱、ニューラルネットワーク 第7章 ディープラーニングの現在 第8章 Facebook時代 第9章 そして明日は? AIの今後と課題 第10章 AIの問題点 終 章
  • デジタル新時代を勝ち抜く明朗経営 明豊ファシリティワークスの挑戦
    4.0
    見える化、働き方改革、フェアネス・・・ 業界の異端から主流へ! 知られざる先進企業の全貌!!  設計、施工の請負業態が一般的になっている日本の建設業界。その建設業界では、形のない仕事に報酬を払う「フィービジネス」は、なかなか定着しにくい風土があります。そこにITを駆使する独自の経営方針で切り込んだのが、明豊ファシリティワークス。発注者側に立ち、建築プロジェクトの遂行を支援するコンストラクションマネジメント(CM)業務を開拓してきました。  「“効率良く”は目標にするが、“要領良く儲ける”はタブー」を企業の指針とし、CMビジネスの市場で勝ち抜いてきた、明豊ファシリティワークス。知られざる先進企業の強さの秘密に迫ります。 ■目次 序 章 高まるCM導入の機運 第1章 品質・工期・コストの管理を支援 第2章 フェアネスと透明性を旗印に顧客主義を貫く 第3章 「明朗会計」を打ち出し、異端から主流へ 第4章 発注者支援業務をフィービジネスとして確立 第5章 「見える化」でサービス品質と生産性を上げる 第6章 ワクワク感で優秀な人材を呼び込む 第7章 社会へ定着させる道筋 終 章 代表取締役社長・大貫美氏に聞く
  • 闘鬼 斎藤一
    3.5
    新選組組長として激動の幕末を生き抜いた 男の生き様を描く渾身の時代小説 新選組三番組組長として、芹沢鴨暗殺・池田屋襲撃などの事件に関わった斎藤一。弱冠25歳の局長として臨んだ会津戦争後は捕縛され、後に警察官となる。激動の幕末を生き抜き、明治の世まで命をつないだその生き様を鮮烈に描き出す書下ろし時代小説。瀬戸際での命のやりとりの果てに何を見たのか! [内容] 一 覚醒 二 壬生の狼 三 芹沢局長 四 凶行 五 新選組 六 剣士の命 七 池田屋 八 闘と争 九 異物 十 面従腹背 十一 御陵衛士 十二 油小路 十三 濁流 十四 闘いの形 終節 魂は死なず
  • 東京シェアストーリー 1巻
    完結
    3.5
    最後の恋の相手にフラれた遠山遥(38)は、偶然観たテレビ番組に触発され女だけのシェアハウスを思いつく。独身女性だけが入居できる「終の棲家」。そこは価値観の違う女性達が同居できるよう、ある変わった入居条件が設けられていて――。
  • 東大教授の「忠臣蔵」講義
    3.8
    「大石は遊廓を総揚げしていない」「討ち入りのとき、赤穂浪士たちは太鼓を持っていなかった」「吉良は浅野の美しい奥方に横恋慕してはいなかった」――。  時代劇や小説に埋もれた真実を、テレビでおなじみの山本先生が、根拠となる史料を丁寧に引きながら、ライブ講義形式で解説。事件の発端から切腹までの流れを、その背景や当時の常識、史料に残された証言、浪士たちが遺した手紙、間取り図や地図なども多数紹介しながらひもといていく。史料によって伝えることが大きく違う赤穂事件。その最も真実に近い姿を浮き彫りにする待望の一冊。 あなたの「忠臣蔵」観が大きく変わる決定版! 索引付き。 [紹介している図版例] ・江戸城、「松之大廊下」あたりの間取り図 ・浅野内匠頭が切腹した田村邸間取り図 ・大石内蔵助が渡した割符金 ・赤穂浪士の江戸潜伏先一覧 ・吉良邸と美作屋善兵衛の店があったところの当時と現在の地図 ・箱根から日本橋石町までのルート ・討ち入り時の吉良邸屋敷図 ・討ち入り時の赤穂浪士の配置と武器一覧 ・細川邸での切腹絵図を再現 ・当時と現在の地図多数紹介   …ほか多数。 [もくじ] 第1章 刃傷松の廊下 ~ドラマはここからはじまった 第2章 赤穂城開城 ~揺れる赤穂藩 第3章 江戸急進派と大石内蔵助 ~討ち入りか、浅野家再興か 第4章 御家再興運動の挫折 ~脱盟していく同志たち 第5章 討ち入り前夜 ~時は至れり 第6章 吉良邸討ち入り ~決戦の時 第7章 赤穂四十六士の切腹 ~その後の赤穂浪士たち 終 章 泉岳寺墓所にて
  • 逃亡者
    -
    1巻440円 (税込)
    自己逃避に走る人達の生き様。百五十年の森が消える日。終の棲家を求めて中古住宅探し。 ヒト属ヒト科ヒト(ホモサピエンス)からはみ出た男、過去の妄想に執り着かれた女、家出して夢を追う男『逃亡者』。百五十年の旧家に住む森の住人。不便な建売住宅から、終の棲家を求めて中古住宅探し『暗い森』 【目次】 逃亡者。暗い森。 【著者】 畑村達 1926年 山口県生まれ。九州帝大工学部中退。教諭、司書、大学職員を経て日本文芸家協会会員。作家。主な著書に「今日と明日の間で」「昭和天皇と侍医長の死」「海と廃墟の街から」「炎の国、孤島の舞」電子本「オクツキの海」「嗤う瀧」「工場閉鎖」等がある。
  • 都怪ノ奇録
    -
    遂に目撃されたあの噂! あなた方もやがて遭遇する怪異! 都市伝説は事実だった…闇の実話集! こんな噂をあなたは知っているだろうか―その村では奇妙な村内放送が行われる時がある「防災放送」、線路に入った人間が消失する!?「電車事件簿」、攫われた赤ん坊の使い方「動かない赤ん坊」、火事でも焼け残る不吉な絵とは「本当に怖い絵」、一日に二回遭遇すると襲われる!「ハンマーさん」、人間の足ばかりが漂着する海辺の謎「セイリッシュ事件」など50篇を収録。口承や噂話、いわゆる都市伝説、世界には奇妙奇天烈な逸話が溢れている。好奇心に任せてその暗部を覗き見たものはやがて――。 著者について 【監修者】 黒木あるじ(くろき あるじ) 『怪談実話 震』で単著デビュー。「無惨百物語」シリーズ、『怪談売買録 拝み猫』『怪談実話傑作選 弔』『怪談実話 終』など。共著には「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」等のシリーズがある。小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的。 【著者】 鈴木呂亜(すずき ろあ) 自称「奇妙な噂の愛好者」。某都市でサラリーマンとして働くかたわら、国内外の都市伝説や奇妙な事件を集め、自らもひそかに取材に勤しんでいる。今回、黒木あるじ氏の推薦により書き手に抜擢、本書がデビュー作となる。ちなみに鈴木呂亜という名前は、日本で一番ありきたりな苗字の「鈴木」と都市伝説を意味する「ロア」を組み合わせたペンネームで、本名や生年月日、年齢などプロフィールは一切が非公表になっている。
  • 時を歩く 書き下ろし時間SFアンソロジー
    -
    【東京創元社文庫創刊60周年記念刊行】創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞者、佳作入選者が競演。〈時間編〉には松崎有理(第1回正賞)、空木春宵(第2回佳作)、高島雄哉(第5回正賞)、門田充宏(第5回正賞)、石川宗生(第7回正賞)、久永実木彦(第8回正賞)、八島游舷(第9回正賞)の7名の傑作を収録。正統派のタイムリープものから、古典落語をモチーフにした幽霊譚、全人類がみなバーチャル世界で生きる未来での引っ越し騒動まで。2020年代のSF界を牽引する“東京創元社生まれ”の気鋭作家たちが贈る、書き下ろしテーマ・アンソロジー。【収録作】はじめに 東京創元社編集部/「未来への脱獄」松崎有理/「終景累ヶ辻」空木春宵/「時は矢のように」八島游舷/「ABC巡礼」石川宗生/「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」久永実木彦/「ゴーストキャンディカテゴリー」高島雄哉/「Too Short Notice」門田充宏/ちいさなあとがき
  • 徳川思想小史
    4.0
    江戸時代の思想の理解なくして近代日本の理解はない。伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長……鎖国と封建制という厳しい条件下で発展を遂げた思想の諸相を明快に解説、その潜在的な近代性を明らかにする。江戸思想史の全体像をつかむうえで最上の入門書。新たに巻末エッセイ「自分と出会う」を付す。〈解説〉小島康敬 【目次より】  序  徳川時代の再検討 第一章 朱子学とその受容 第二章 陽明学とその受容 第三章 古学思想の形成とその展開 第四章 武士の道徳 第五章 町人と商業肯定の思想 第六章 十八世紀の開明思想 第七章 経世家の思想と民衆の思想 第八章 国学運動の人々 第九章 幕末志士の悲願 終 章 幕末から明治へ
  • 特務機関長 許斐氏利――風淅瀝として流水寒し
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ■戦時下は特務機関の頭領、戦後は実業人として、昭和を駆け抜けた男の軌跡。歴史の「闇」に埋もれた“怪物”がいま浮上する。保阪正康氏推薦! 日本一の柔道家をめざして福岡から上京するが、嘉納治五郎に講道館を破門され、右翼学生活動家として2・26事件で北一輝のボディガードを務める。軍人・長勇と義兄弟の契りを結び、戦時下の上海・ハノイで100名の特務機関員を率いて地下活動に携わる。戦後は、銀座で一大歓楽郷「東京温泉」を開業、クレー射撃でメルボルン・オリンピックにも出場した、昭和の“怪物”がいま、歴史の闇から浮上する。 [目次] 序 章 「許斐機関」との遭遇 第一章 許斐氏利の終戦 第ニ章 博多の暴れん坊 第三章 テロとクーデターの時代 第四章 大化会と二・二六事件 第五章 中国大陸へ 第六章 上海許斐機関 第七章 日本陸軍の阿片工作 第八章 「大東亜戦争」とハノイ許斐機関 第九章 大歓楽郷「東京温泉」 終 章 風淅瀝として流水寒し <著者略歴> 牧 久(まき・ひさし) ジャーナリスト。一九四一年、大分県生れ。六四年、早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。同年、日本経済新聞社に入社。東京本社編集局社会部に配属。サイゴン・シンガポール特派員。名古屋支社報道部次長、東京本社社会部次長を経て、八九年、東京・社会部長。その後、人事局長、取締役総務局長、常務労務・総務・製作担当。専務取締役、代表取締役副社長を経て二〇〇五年、テレビ大阪会長。〇七~〇九年、日本経済新聞社顧問。著書に『サイゴンの火焰樹――もうひとつのベトナム戦争』(小社刊)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『特務機関長 許斐氏利――風淅瀝として流水寒し』(2010年10月28日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 年下御曹司といいなり同居~毎晩だなんてありえない!!【電子特装版】(1)
    4.4
    描き下ろし番外編4Pを収録の電子特装版!努力して幸せを掴みたい!自分磨きを怠らない月子だったが、片思いの相手を奪われ失恋!バーで愚痴っていたところ、年下男子で自称「ピョン吉」に出会う。優しそうな態度に気を許していたら罵られて、月子は泣いてしまう。今度は「アンタのこといっぱい甘やかしたい」と優しくされて・・・だけど慰め方は激しくて──。終いには私の家に居座るって……一体どういうことなの!?【収録話は「年下御曹司といいなり同居~毎晩だなんてありえない!!」第1~7巻です。】【本編は以前に配信されていた合本版と同じ内容です。】
  • トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち
    4.1
    1892年にアメリカで発明されたトラクターは、直接土を耕す苦役から人類を解放し、穀物の大量生産を可能にした。文明のシンボルともなったトラクターは、アメリカでは量産によって、ソ連・ナチ・ドイツ、中国では国策によって広まり、世界中に普及する。だが、化学肥料の使用、土地の圧縮、多額のローンなど新たな問題を生み出す。本書は、一つの農業用の“機械”が、人類に何をもたらしたのか、日本での特異な発展にも触れながら、農民、国家、社会を通して描く。 ●目次 まえがき 第1章 誕 生――二〇世紀初頭、革新主義時代のなかで    1 トラクターとは何か    2 蒸気機関の限界、内燃機関の画期    3 夜明け――J・フローリッチの発明 第2章 トラクター王国アメリカ――量産体制の確立    1 巨人フォードの進出――シェア77%の獲得    2 専業メーカーの逆襲――機能性と安定性の進化    3 農民たちの憧れと憎悪――馬への未練 第3章 革命と戦争の牽引――ソ独英での展開    1 レーニンの空想、スターリンの実行    2 「鉄の馬」の革命――ソ連の農民たちの敵意    3 フォルクストラクター――ナチス・ドイツの構想    4 二つの世界大戦下のトラクター 第4章 冷戦時代の飛躍と限界――各国の諸相    1 市場の飽和と巨大化――斜陽のアメリカ    2 東側諸国での浸透――ソ連、ポーランド、東独、ヴェトナム    3 「鉄牛」の革命――新中国での展開    4 開発のなかのトラクター――イタリア、ガーナ、イラン 第5章 日本のトラクター――後進国から先進国へ    1 黎 明――私営農場での導入、国産化の要請    2 満洲国の「春の夢」    3 歩行型開発の悪戦苦闘――藤井康弘と米原清男    4 機械化・反機械化論争    5 日本企業の席巻――クボタ、ヤンマー、イセキ、三菱農機 終 章 機械が変えた歴史の土壌
  • 動物に「心」は必要か 増補改訂版 擬人主義に立ち向かう
    -
    1巻3,300円 (税込)
    デカルト、ダーウィンからドゥ・ヴァールまで―― 人間を特別視する思想の起源と危険性を問う 動物の「心」は人間から類推できる/すべきものなのか。動物の行動実験や脳研究から比較によってヒトの心に迫ろうとしてきた著者が、心理学に巣くう擬人主義がなぜ問題なのかを解き明かし、心の多様性への理解を促す警鐘の書。西欧的人間観の終焉、無脊椎動物や植物についての議論など約100頁増。 【主要目次】 まえがき――反擬人主義の旗の下に 序 章 擬人主義のなにが問題か 第1章 類似性と擬人主義――面妖なり観相学 第2章 ダーウィンをルネ・デカルトは知らざりき 第3章 哀れなり、ラ・マルク 第4章 ダーウィン、ダーウィン、ダーウィン 第5章 ウォーレス君,何故だ 第6章 元祖「心の理論」――ロマネス、モルガンの動物心理学 第7章 ドイツ実験心理学の栄光と賢馬ハンスの没落 第8章 新大陸の動物心理学 第9章 行動主義宣言! 第10章 花盛りの動物心理学――新行動主義の栄光 第11章 行動分析とスキナーの孤独 第12章 比較認知科学――忍び寄る擬人主義 第13章 「人間」の終焉と比較認知科学の完成 第14章 擬人主義・ロマン主義・浪曼主義 第15章 擬人主義を排す 第16章 動物の哲学  第17章 無脊椎動物に「心」は必要か 第18章 植物に「心」は必要か 第19章 機械に「心」は必要か――ヒトとの共生 終 章 心とはなにか 自著解題 あとがき 増補改訂版あとがき
  • ドキュメント豪雨災害 西日本豪雨の被災地を訪ねて
    5.0
    人はなぜ逃げ遅れるのか 「あと少し早ければ助かった命もある。 情報やノウハウだけでは人命は助からない。 大災害時代を生き抜くための「新常識」がここに! 「平成30年7月豪雨」別名、西日本豪雨。 このまだ記憶に生々しい災害において、14府県で200人を超える死者が出た。 岡山県倉敷市の真備町地区では、河川の堤防の決壊による大規模水害で、 約4600棟の家屋が全壊し、51人が亡くなった。 その一方で、真備町に隣接する総社市下原地区では、 浸水とそれに伴う工場の爆発という二重の被害に見舞われながら、 迅速な全戸避難を実現して、ひとりの犠牲者も出さなかった。 なぜ人は逃げ遅れるのか。 正しい判断は何に基づくべきか。 生き延びられた理由は何だったのか。 気象現象の「局地化」「集中化」「激甚化」が叫ばれ、従来の常識が通じなくなっている昨今、 「大災害時代」をいかに生き抜くかに迫る。 2018(平成30)年7月に発生した「西日本豪雨」は、 全国で200人以上の死者を出した。 被害が広がった要因はいくつかあるが、そのひとつに「逃げ遅れ」がある。 避難率を見ると、たとえば広島県では、避難勧告・指示が最大で236万人に出されたが、 このうち避難所への避難が確認されたのは1万7000人余り(0.8%)に留まった。 人はなぜ逃げ遅れるのか。そして、いざというときに迅速に避難するにはどうすればいいのか。 気鋭のノンフィクションライターによる渾身のドキュメントで被災現場をリアルに再現するとともに、 災害心理学や気象学の専門家へのインタビューも収録。 大災害時代のサバイバルに必須の一冊。 [目次] 序 章 生活の消えた町 第1章 西日本豪雨の被災地を訪ねて 西日本豪雨 概要  事例1 岡山県倉敷市真備町有井地区  事例2 岡山県倉敷市真備町川辺地区  事例3 岡山県総社市下原地区  事例4 広島県広島市安芸区矢野東 梅河団地 第2章 人はなぜ逃げ遅れるのか 第3章 生き延びるためにすべきこと 第4章 ポスト災害 ~町と人の再生に向けて~ 終 章 人とのつながりを土台に
  • ドキュメント「みなさまのNHK」 公共放送の原点から
    -
    1巻2,420円 (税込)
    「公共放送」とは何かを問い直す。 グリコ・森永事件、北朝鮮残留孤児、昭和天皇逝去などNHK報道番組制作のなかで体感した、「公共放送」が大きく変質しはじめた1980年代を捉え返す。コミュニティFMなど新たな放送を担う市民メディアについても言及、公共放送とは何かを問う。 【目次】 はじめに Ⅰ NHKで何が起こったか? 第1章 劇場型犯罪のピエロとなって 第2章 情報商品になったドキュメンタリー 第3章 NHK民営化未遂事件 第4章 「女は何を食ってるんだろう?」 Ⅱ 内なる権力と報道番組の吃水線 第5章 「その取材を中止せよ」 第6章 ピョンヤンの再会 第7章 家族崩壊のリトマス試験紙 第8章 「一五年戦争に勝利した!」 Ⅲ 市民が紡ぐもうひとつの公共放送 第9章 メディアを奪い返してきた人たち 第10章 市民テレビ局は町をおこせるか 第11章 つながりたい、分かり合いたい 第12章 島ッチュたちの音楽一揆 終 章 NHKは誰のものか 【著者】 津田正夫 1943年、金沢市生まれ。1966年、NHK入局。福井・岐阜・名古屋・東京で、主として報道番組ディレクター、番組開発プロデューサーなどに携わる。1995年〜東邦学園短期大学教授、2002年〜2013年立命館大学産業社会学部教授。世界のパブリック・アクセス制度の調査と紹介に努める。市民メディアの制度化を提案。岐阜市NPO「てにておラジオ」代表。 主著『ネット時代のパブリック・アクセス』(共編著、世界思想社)、『テレビ・ジャーナリズムの現在』(編著、現代書館)など。
  • 長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで
    3.7
    長渕本人との対話を含む、衝撃の450枚。 この国の「男性」や「日本人」が抱えた矛盾を、根本から問い続けてきた男の真実とは――。 長渕剛とはいったい何者か。 長渕の歩みを見つめる時、そこに浮かび上がってくるのは、「男らしさ」や「日本人であること」をめぐる様々な矛盾と葛藤であり、かつ、それらの問題を背負い、つまずきながらも、成熟を重ねてきた姿である。 長渕剛という一人の人間と、その歌について考え抜くことで、私たちの生きる〈時代〉もを炙り出す、渾身の書き下ろし評論。 <目次> ●第一章 長渕剛という人間 ●第二章 日本人にとって男らしさとは何か ●第三章 家族の一人として●第四章 弱さとやさしさ ●第五章 非暴力的な男らしさ、寛容な愛国心はありうるのか ●第六章 明日を始めるために ●第七章 長渕剛との対話 ●終 章 母なる歌を歌い殺すということ
  • 流れをつかむ日本史
    4.0
    時代が動くには理由がある。その転換点を押さえ、大きな流れの中で歴史を捉えることで、歴史の本質をつかむことができる--。  日本列島に人類が住むようになった遥か三万数千年前の原始・古代時代から現代まで、各時代の特徴と、時代が推移した要因を解説。  なぜそれが起きたのか、その時代に生きた人たちがどのように考えていたのか、史実の間の因果関係を丁寧に紐解いた、第一線の歴史家による最新日本通史! ■日本人はどこから来た? ■縄文時代と弥生時代はどこが違うか? ■邪馬台国はヤマト政権の源流か? ■奈良時代はなぜ政争が多いのか? ■院政はなぜ始まったのか? ■鎌倉幕府滅亡の最大の原因は? ■慶喜は、なぜ大政奉還を決意したのか? ■大正デモクラシーがなぜ戦争の時代につながったのか? ■アメリカ映画「パールハーバー」のウソとは? ■なぜ無謀にも、戦艦大和は沖縄へ向かったのか? など [もくじ] 序 章 日本史の流れ 第一部 原始・古代 第二部 中世 第三部 近世 第四部 近代 終 章 現代の日本と世界
  • 「なぜ」から始まる「働く」の未来――働き方・生き方を変えたい人へ10の提案
    3.5
    ■働き方改革にはまず生き方を「改革」しよう。軸をブラさず、自分の「バリューチェーン」を磨こう。自分の価値を「拡げる」生き方をしよう。――新型コロナの流行で、世界情勢はますます流動的になり、分断化の様相を深めています。一方で、変革を迫られながら、なぜかなかなか変われないのが日本です。  モビリティの大変革のなか、大きく変わろうとしているトヨタ自動車で、「生き方改革勉強会」を主宰する筆者は、クアラルンプール在住の経営コンサルタント。ポストコロナの世界を予測し、変われない日本にはびこる「なぜ」の正体から、「なぜわたしたちの働き方改革が進まないのか」「どうすれば生き方改革ができるのか」を解き明かしていきます。 [目次] 序 章 「生き方改革」に至る道 第1章 マレーシア・コロナ日記 第2章 米中関係に本質的変化が起きた 第3章 アフターコロナと中台の行方 第4章 日本の「しくじり」を総括する 第5章 人事サイドから見た危機対応 第6章 危機を目の前に手も足も出ない理由 第7章 悩めるトヨタ自動車 第8章 働き方ではない、自分を変えるのだ 終 章 私の「生き方改革」20年 <著者略歴> 立花聡(たちばな・さとし) 経営コンサルタント・作家・研究者。法学博士・上級経営学修士(EMBA)。1964年生まれ。早稲田大学理工学部卒。建材メーカー勤務を経て、英ロイター通信社に入社、上海と香港に駐在。2000年に独立、エリス・コンサルティングを創設。中華圏・アジアを中心に、日本・日系企業の経営戦略・人事労務コンサルティング、経営者育成研修を手がける。現在はマレーシア・クアラルンプール在住、中国、ベトナムと東南アジアで活躍中。2007年中欧国際工商学院(China Europe International Business School)上級経営学修士号(EMBA)取得。2008年復旦大学法学修士号取得。2013年華東政法大学博士課程修了、法学博士号取得。著書に『実務解説 中国労働契約法』(中央経済社、共著)、『台湾有事 どうする日本』(方丈社、共著)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『「なぜ」から始まる「働く」の未来―働き方・生き方を変えたい人へ10の提案』(2021年9月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • なぜ東大は男だらけなのか
    4.0
    「男が8割」の衝撃――。女性の“いない”キャンパス。 現役の東大教授による懺悔と決意。 これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ! 2023年現在、東大生の男女比は8:2である。 日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。 現状を打開するには何が必要なのか。 現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる!  東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。 自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。 【目次】 序 章 男だらけの現状 第一章 東大は男が八割 第二章 女性のいない東大キャンパス――戦前 第三章 男のための男の大学――戦後 第四章 アメリカ名門大学の共学化 第五章 東大のあるべき姿 終 章
  • なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?
    3.9
    営業とは、拒絶から始まる世界一やりがいのある仕事。 『ウォール・ストリート・ジャーナル』ベストセラー、異色の営業読本。 ハーバード・ビジネス・スクール出身のジャーナリストが、 世界中を飛び回ってつかんだ“営業”の真実。 モロッコの土産物屋、日本のセイホのおばちゃん、 ニューヨークの現代美術商、テレビ通販のカリスマ、 MIT出身の航空機セールスマン、富裕層御用達の不動産営業、 シリコンバレーのベンチャーCEO……。 頂点をきわめた営業のエキスパートたちの言葉と生き様に学ぶ「売る」苦悩と喜び。 営業とは「人生の縮図」、そして世界を動かしているのはセールスである。 「営業という仕事は本来、優れた人がいちばん稼ぐことができる職業だ。  頭でっかちのエリートは、そういう世界を本能的に恐れている。」 著者のハーバードでの同級生でもあるライフネット生命社長、岩瀬大輔氏の解説も必読。 【目次より】 ■序 章:世界を動かしているのはセールスだ! ■第1章:拒絶と失敗を受け入れる ■第2章:ストーリーと共感力で売り込む ■第3章:生まれつきか、経験か ■第4章:教祖と信者 ■第5章:誰にでもチャンスはある ■第6章:芸術作品を売るということ ■第7章:仕事と自我を切り離す ■第8章:複合的な才能 ■終 章:ものを売る力と生きる力
  • 夏休みのサンタさん
    -
    1巻462円 (税込)
    朝雄の母・きゑが、自分から「老人ホームに入る」と言い出した。一人で全ての手続きを済ませ、北海道の老人ホームを終の棲家に決めてしまったきゑ。朝雄は会社を10日間休み、友人から借りたキャンピングカーを運転して、東京から北海道まで母を送って行くことにした。母と息子、最初で最後の二人旅――のはずが、朝雄を「夏休み中のサンタさん」だと信じる6歳の家出少年・健太や、一攫千金を夢見るカップル・一歩と栗子が加わって、旅は妙な雲行きに……。人の絆の確かさを問う、心あたたまる長編小説。
  • 悩むこと生きること 今日の視角セレクション1
    3.0
    信州を終の棲家にすることに決めた―。喪失を乗り越え、ときにやさしく、ときに鋭く私たちに語りかける。いのちのこと、日本のこと、世界のこと…。ベストセラー『悩む力』などで知られる政治学者が執筆中の信濃毎日新聞本紙夕刊コラム「今日の視角」から、2010年11月から2013年5月末までの126編を収録。いのち、暮らし、政治、外交など多岐にわたる今日の問題を考える参考に。「信州を終の棲家にすることに決めた」という著者が、信州を意識し、メッセージを届ける。
  • 南洲残影
    3.0
    日本人の心情を深く揺り動かして止まない 「西郷南洲」という思想 軍資金は薩軍七十万に対し官軍四千二百万円。兵力は終には四百対五万。 西郷隆盛はなぜ、滅亡が明らかな西南戦争に立ったのか? 何に対して戦おうとしたのか? 「城山」、「抜刀隊」、わらべ唄……。いまなお日本の近代に対峙する「西郷という思想」の意味が、嫋々たる歌の調べにのせて明らかにされる。 解説・上村希美雄
  • 虹の向こうの未希へ
    4.5
    「急いで高台へ避難してください」 東日本大震災の時、遠藤未希さん(南三陸町職員)は 最後まで放送で呼びかけ続け、津波にのまれてしまいました。 本書は、彼女の母・美恵子さんの手記です。 未希さんの勇気ある行動は「命の呼びかけ」と称賛されました。 しかし、その一方で美恵子さんは喪失感に苛まれ続けます。 ある日、未希さんの遺品を整理していると、一通の手紙をみつけました。 そこに書かれていた一文に勇気づけられ、美恵子さんは決心したのです。 娘の遺志を語り継ぐために、民宿「未希の家」を作ろうと――。 最愛の娘を失った絶望感にたびたび襲われながらも、 母親として魂を再生させていく物語です。 [目次] 序 章 命の呼びかけ 第1章 手がかりを探して 第2章 見られなかった花嫁姿 第3章 「最期の声」を聞きたい 第4章 防災対策庁舎の解体 第5章 未希からの手紙 第6章 あなたの名前を叫びたい 終 章 亡き娘と共に生きる
  • 2050 日本再生への25のTODOリスト
    値引きあり
    -
    「失われた30年」を取り戻し、財政悪化、少子高齢化を最小限の痛みで乗り切り、 この国の未来を切り開くための具体的TODOリスト25! 人口減少、貧困化、低成長……現代日本の厳しい現実を打破するために 国家がやるべき「たったこれだけ」の改革 ・デジタル政府で適正かつ迅速な再分配を ・高齢者向けベーシックインカムを新設 ・膨張が続く医療財政を微調整で安定化 ・教育改革で人的資本を拡充 ・奇策「価値が減っていくデジタル通貨」を有効活用せよ 序 章 「日本病」の正体 「日本はオワコン」か/なぜ日本は変われないのか 第一章 日本を変える「三つの哲学」 コロナで傷ついた日本経済/「日米金利差」の悪夢/中国・韓国に追い越される/絶望の「高齢貧困」問題/介護難民があふれる「二〇二五年問題」/日本を蝕む「人口減少」「貧困化」「低成長」 第二章 デジタル政府で何ができるのか 高所得者ほど税金が安い?/「デジタル政府先進国」スウェーデンの凄さ/「働き方の多様化」に対応できない 第三章 本当に必要な社会保障改革 日本の不都合な真実「世代間格差」/「高齢者の四人に一人が貧困転落」の衝撃/基礎年金を「高齢者向けベーシックインカム」に/「老後二〇〇〇万円」に不可欠な「年金ダッシュボード」/「病床数が多いのに医療難民が発生した本当の理由/公的保険の「不透明なお金の流れ」 第四章 日本はまだまだ成長できる 地方活性化の切り札「地方庁」/「ケア・コンパクトシティ」構想/「情報銀行」で競争力を取り戻す/「データ証券化」で遅れを挽回する/教育格差を解消する「所得連動型ローン」 終 章 「財政の安定化」から逃げてはならない 「インフレで赤字解消」は本当か/「価値が減っていく通貨」が赤字を解消?/日本経済の真の実力
  • 日本経済にいま何が起きているのか
    -
    1巻1,408円 (税込)
    日本経済が停滞から脱出したと実感できないのはなぜなのか。なぜ私たちの暮らしは楽にならないのか。そもそも「景気が悪い」とはどういうことなのか。初心者向けに平易に解説。 【主な内容】 序 章 デフレがわかれば日本経済がわかる 第1章 あなたの身の回りの「デフレ現象」 第2章 デフレは儲かるか、儲からないか~企業からみたデフレ 第3章 今日買うか、明日買うか、それが問題だ~家計から見たデフレ 第4章 デフレはなぜ起きるのか 第5章 なぜ日本はデフレになったのか 第6章 デフレをとめて、おだやかなインフレへ 終 章 日本経済の未来は明るい
  • 日本外食新聞 2024/6/15号
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    主に中小の外食ベンチャー企業にターゲットを絞った媒体です。1面の中小外食ベンチャー企業の経営者にフューチャーした「外食産業を動かす人々」をはじめ、終面にはナンバーツーを紹介する「右腕左腕」、現場で輝くスタッフにフォーカスした「ゲンバニンゲン」、そして、飲食店経営者による実践的な寄稿の数々。まさに「飲食店参加型の媒体」です。業界動向はもちろんのこと、新店情報、経営セミナー、統計分析、 メーカー新製品情報のほか、外食産業に携わる方々に有益な情報をタイムリーにお届けします。 Mostfunの事例紹介 現場を熟知するバイトの社員化こそ近道だ 人手不足はこう乗り越える!! ホットランド、純喫茶業態に参入 ◆SNSでバズった!! 噂の現場 10リポストめ 素敵な写真や動画もいいけれど… 「顧客が本当に欲しいもの」はこれ! 居酒屋JAPAN2024 次回は大阪会場で開催 日本回転寿司協会が開催 「第9回全日本回転寿司MVP選手権」 《太助寿司本店》永田昇さん優勝掴む 多様な立地で「I-Robo」検証 調理ロボット活用を拡大 ◆印束義則の繁盛店実況中継 カクヤス、個店へ販拡とPB商品の強化を 学芸大学にトラットリア《Grolla》開業

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  • 日本写真論 近代と格闘した三巨人
    NEW
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    江戸幕末期に日本に渡来した写真術は、日本が近代化を急激に推し進めた明治時代に社会に導入され、普及し始めた。遡れば、フランスでルイ・ジャック・マンデ・ダゲール(1787-1851年)が「ダゲレオタイプ」と呼ばれる最初期の写真を開発したのは1839年。この新しい技術は日本の人々にも衝撃を与え、やがて西洋で流行していた「絵画主義(ピクトリアリズム)」という表現と技術の習得が求められていく。 だが、そうした時代の中で、写真という技法の恐るべき単純さに気づき、ただひたすらにその単純さを極めようとする者たちが現れた。その系譜に位置づけられるのが、本書が取り上げる三人の巨人――木村伊兵衛(1901-74年)、土門拳(1909-90年)、濱谷浩(1915-99年)にほかならない。 写真の単純さとは何か。それは「物が在って、それが写真に写る」という事実である。写真は、物が放つ光の痕跡であり、物が放つ光、渦巻く光の運動である物が写真におしとどめられる。この事実にこそ忠実であろうとした三人が、いかにして写真と出会い、その本質に気づき、それぞれの手法で、それぞれの対象を通して、どこに向かって歩んでいったのか。その軌跡を、本書はただ愚直に、ただ単純に追求していく。 著者は言う。「彼らは機械文明が戦争という頂点をなす戦前の激動期にそれぞれ写真に決定的な仕方で出会っている。彼らは、欧米化=近代化の問いを日本という土壌で強いられつつ、写真を自らが拠って立つ基盤として選び取って、写真に生きた写真家たちであった」。本書は、日本という場所でこそ花開いた写真の可能性を明らかにし、世界と写真という「神秘」は誰もが経験できることを示す、まさに写真原論と呼ぶにふさわしい渾身の1冊である。 [本書の内容] 序 章 写真なるものの出来──近代文明のただなかで 第一章 物への信仰に至る写真──木村伊兵衛という源泉 第二章 凝集する時間、満々たる写真のさざめき──土門拳という極北 第三章 潜在するふるさとに向かって──濱谷浩の継承と返礼 終 章 生まれ出づる写真家たちへ──知覚のレッスンに向かって
  • 日本人、最期のことば
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    偉人20人の人生の終い方を描く 超濃厚な短編歴史人物譚。 彼らは何を想いながら、あの世へと旅立って行ったのか。 その遺言には、私たちが見失っている「日本人の原点」が生き続けている。 死は、誰にでも等しく訪れる。 私にも、そしてあなたにも。 ・西郷隆盛 降り注ぐ政府軍の弾火が股と腹に命中し、覚悟を決めて…。 「もう、この辺でよかろ」 ・豊臣秀吉 幼い息子、秀頼の行く末を案じつつ病床の中で…。 「なにわのことも ゆめの又ゆめ」 ・夏目漱石 “泣くんじゃない”とたしなめられた末娘を思いやって…。 「いいよいいよ、泣いてもいいよ」 ・乃木希典 日露戦争で多数の命を失わせた罪に、自らを罰するかのように… 「乃木家は我が一代限り」 ・小林一茶 好き勝手生きてきたことに、虚しさや後ろめたさを感じて… 「耕ずして喰ひ、織ずして着る体たらく、今まで罰のあたらぬもふしぎ也」 ・北原白秋 激しい発作が落ち着き、窓から入る新鮮な空気を感じながら… 「新しい出発だ。窓をもう少しお開け。……ああ、素晴らしい」
  • 日本人の死生観
    5.0
    日本人は生きることと死ぬことをどのように考えてきたのだろうか。長明、芭蕉、千代女、馬琴、良寛など代表的な古典の中に日本人の死生観を辿り、「死」を前提に生き方を考え、「死」の意味をあらためて見つめなおす。日本人の心性の基層に今日も生きている伝統的な死生観を現代に生きる私たち自身の問題として考える指針の書。「死」の偉大な先達から「終い方」の極意を学んでみたい。
  • 電子出版、独立作家の執筆・出版手法—日本独立作家同盟 第一回セミナー〈藤井太洋 講演録〉
    完結
    -
    セルフ・パブリッシングから4年で日本SF大賞を手にした作家、藤井太洋の実践的な創作ノウハウを知る一冊 通勤時間にiPhoneで書いたという初めての小説『Gene Mapper』から4年、藤井太洋は『オービタル・クラウド』で2015年日本SF大賞を受賞した! この間、藤井太洋はどのようにして構成力を上げ、筆力を磨いてきたのか。なぜ、iPhone、iPad、Kindle、文庫、単行本、あらゆる形態の本に文章を合わせられるようになったのか。デジタルメディアを使いこなし、セルフ・パブリッシングから商業出版へと進んだ藤井自身が作家志望者に向けて執筆ノウハウを実践的に解説する。(講演日2015年5月16日) 【目次】 第一部 電子出版、独立作家の執筆・出版手法  ご挨拶  執筆/編集  小説を書く前に ピッチ(梗概)を書いてみよう  要素を検討  視点  背景  文体  参考になる書籍  いつ書くか  続けるためのTip  小説の構成  テンプレートではない。パラダイムだ  より実践的に  ポリティカル・コレクトネス  文章力を付けるトレーニング  リーダビリティ:情報量  予感の文を効果的に  リフローで阻害されやすい文  推敲  工学的アプローチ  出版  「本」の4P Product, Price, Promotion and Place  「本」の情報  著者  ジャンルを味方に  広告  ソーシャルと「ホームページ」  プロであろうがなかろうが 第二部 藤井太洋×仲俣暁生×鷹野凌 “独立”を語る  独立作家のプロモーションではホームページが重要  確実に良くするために紙に印刷して赤字を入れよう  ハリウッド映画の三幕構成を試してみよう  好きな作家の作品を筆写してみよう  プロットを紙に書いてみよう  ジャンルを味方にしてみよう  読者が手にする形を意識して、書いてみよう  読んでほしくない人には届けない工夫をしよう  藤井さんの推敲手法を真似してみよう  海外ドラマでプロットを鍛えよう 講演者プロフィール NPO法人日本独立作家同盟について 本冊子は、2015年5月16日に東京・渋谷で開催された日本独立作家同盟 第一回セミナー「電子出版、独立作家の執筆・出版手法」(講演 藤井太洋)をまとめたものです。 【著者】 藤井太洋:作家。1971年生まれ。2012年、電子書籍『Gene Mapper』をセルフパブリッシングして話題に。翌年、増補改訂版『Gene Mapper - full build-』を早川書房より刊行。2014年には『オービタル・クラウド』(早川書房)を発表、第35回日本SF大賞を受賞する。最新作は、個人情報の危機を描く警察小説『ビッグデータ・コネクト』 (文藝春秋)。 仲俣暁生:フリー編集者、文筆家。1964年東京生まれ。『シティロード』『ワイアード日本版』などの編集部を経て、『季刊・本とコンピュータ』に参加(03〜05年は編集長)。同誌終刊後、フリーランスで書籍やウェブサイトの企画・制作・編集にたずさわる。09年に株式会社ボイジャーと出版の未来を考えるWebメディア「マガジン航」を創刊。現在、編集発行人。著書『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)ほか 鷹野凌:NPO法人日本独立作家同盟理事長。フリーライター。ITmedia eBook USER、ダ・ヴィンチ・ニュース、INTERNET Watch、マガジン航などのWebメディアを中心に、著作権やセルフパブリッシング(自己出版)、電子出版、書評などの記事を数多く執筆。著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(インプレス)。ブログ「見て歩く者」: http://www.wildhawkfield.com/
  • 日本の原子力外交 資源小国70年の苦闘
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    戦後日本は乏しい資源を補うために核技術を求め、1955年の日米協定によって原子炉・核燃料を導入する。だが軍事転用の疑念から規制をかけられ、74年のインド核実験以降、それは二重三重に強化された。日本は同様の問題を抱える西欧諸国と連携してアメリカと向き合い、10年近い交渉によって説得。福島原発事故後は、国際的信頼の回復に苦心する。本書は平和利用と核不拡散を両立させてきた日本の原子力外交の70年に及ぶ軌跡を追う。 まえがき 序 章 国際政治と日本の原子力外交 第1章 原子力の導入へ――一九四五~六四年 第2章 平和利用への一本化――一九六四~七〇年 第3章 インド核実験の衝撃――一九七〇~七六年 第4章 迷走のアメリカ、日欧の説得――一九七六~八二年 第5章 相次ぐ事故と日米協定の改定――一九八二~九二年 第6章 冷戦崩壊後の積極的関与――一九九二~二〇一一年 第7章 3・11以後の混乱――二〇一一~一七年 終 章 日本に課せられた役割あとがき
  • 日本美術の底力 「縄文×弥生」で解き明かす
    4.4
    過剰で派手な「縄文」と簡潔で優雅な「弥生」。2つの軸で古代から現代までの日本美術を軽やかに一気読み! なぜ独創的な絵師が美術史から締め出されたのか? 雪舟、等伯、若冲らは何がすごいのか? 日本的想像力の源流とは? 国宝、重文を含む傑作61点をオールカラーで掲載した、著者初の新書! 序 章 日本美術の逆襲 第一章 なぜ独創的な絵師が締め出されたか 第二章 「ジャパン・オリジナル」の源流を探る 第三章 「縄文」から日本美術を見る 第四章 「弥生」から日本美術を見る 第五章 いかに日本美術は進化してきたか 終 章 日本美術の底力とは何か
  • 如是我聞 完結編 世相を一刀両断
    -
    1巻1,485円 (税込)
    人材プロデュース会社「ザ・アール」のフリーペーパー「The R Bi‐Monthly」の巻頭を飾るコラム「如是我聞」は 実に28年間にわたって世相を斬ってきた。 その名コラムがこのたび終刊を迎えた。 本書はその総集編でありさらに小泉純一郎元首相や三木谷浩史楽天株式会社会長兼社長、 投資家・村上世彰氏、東京新聞記者・望月塑子氏、弁護士・宇都宮健児氏などそうそうたる人物との対話も収録。 その内容は混迷する時代の一条の光となるはずだ。
  • 忍者の掟
    3.5
    一子相伝の史料を本邦初公開! 忍者とは、いかなる人びとだったのか? 何を生業とし、どのような術を使い、いかに生きたのか。甲賀忍之伝を継承する甲賀伴党21代宗師家の川上仁一が、秘密のベールに隠されてきた実像を明かす。 【目次】 序 章 現代に生きる「最後の忍者」 第一章 忍びのこころ―忍者と忍術の神髄 第二章 実践・忍びの術技 第三章 忍者・忍術の形成史 第四章 忍術の活用 終 章 忍者文化の将来展望
  • 猫がいなけりゃ息もできない
    4.3
    ――もみじ、もみじ、愛してる。早く着替えて、また戻っておいで。(本文より) 房総・鴨川での田舎暮らしを飛び出して約15年。度重なる転機と転居、波乱万丈な暮らしを経て、軽井沢に終(つい)の住まいを見つけた著者。当初2匹だった猫も、気づけば5匹に。中でも特別な存在は、人生の荒波をともに渡ってきた盟友〈もみじ〉。連載のさなか、その〈もみじ〉が、ある病に侵されていることが発覚して――。Twitter上で共感・感動の嵐が巻き起こった大人気エッセイ。愛くるしい猫たちの写真も満載!
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと
    3.4
    俺たちはどう死ぬのか? 数えきれぬ患者を診察した元・産婦人科医の精神科医と、数えきれぬ短歌を日々読み続ける歌人。万巻の書物を読んだ二人が、大きなモニターとソファのある精神科医の自宅で、猫を相手に語り尽くす、今考えられるもっとも考えなければならない死と生についてのすべてのこと。 【目次】 序 章 俺たちはどう死ぬのか? 第1章 俺たちは死をどのように経験するのか? 第2章 俺たちは「死に方」に何を見るのか? 第3章 俺たちは「自殺」に何を見るのか? 第4章 俺たちは死を前に後悔するのか? 第5章 俺たちは死にどう備えるのか? 第6章 俺たちは「晩節」を汚すのか? 第7章 俺たちは「変化」を恐れずに死ねるのか? 第8章 俺たちは死を前に「わだかまり」から逃げられるのか? 第9章 俺たちは「死後の世界」に何を見るのか? 第10章 俺たちにとって死は「救い」になるのか? 第11章 俺たちは「他人の死」に何を見るのか? 第12章 俺たちは「動物の死」に何を見るのか? 第13章 俺たちは一生の大半を費やすことになる「仕事」に何を見るか? 終 章 俺たちは、死にどんな「幸福」の形を見るか?
  • know
    4.0
    超情報化対策として、人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年の日本・京都。情報庁で働く官僚の御野・連レルは、情報素子のコードのなかに恩師であり現在は行方不明の研究者、道終・常イチが残した暗号を発見する。その“啓示”に誘われた先で待っていたのは、ひとりの少女だった。道終の真意もわからぬまま、御野は「すべてを知る」ため彼女と行動をともにする。それは、世界が変わる4日間の始まりだった――
  • 脳が勝手に記憶するユダヤ式英語勉強法
    値引きあり
    3.0
    聖書を覚えるユダヤ人の記憶法を応用した、史上初の「ユダヤ」×「英語」本!! アルベルト・アインシュタイン(物理学者)、ジークムント・フロイト(精神分析学者)、 マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)、ラリー・ペイジ(Google創業者)、 ハワード・シュルツ(スターバックス経営者)、スティーブン・スピルバーグ(映画監督)…… だれもが知っている有名人は、みんな「ユダヤ人」であるということ。 5000年にもわたってユダヤ人が受け継いできた「究極の記憶法」とはずばり…… 体を揺らしながらつぶやくこと、ただそれだけ。 この1冊さえあれば、 「単語」「文法」「リスニング」「リーディング」「スピーキング」「ライティング」 のスキルを一気に磨いていくことができます! *目次より 第1章 なぜユダヤ人は言語習得が世界一得意なのか 第2章 ユダヤ人だけがやっている英語勉強法 5つの基礎 第3章 ユダヤ式単語力アップ勉強法 5000年分の超記憶法! 第4章 ユダヤ式英文法勉強法 文法こそ声に出して学ぶもの! 第5章 ユダヤ式リスニング力アップ勉強法 日本は英語耳を鍛える天国! 第6章 ユダヤ式リーディング力アップ勉強法 「読んでるときのわからない」をなくす! 第7章 ユダヤ式スピーキング力アップ勉強法 英語が伝わる超シンプル術 第8章 ユダヤ式ライティング力アップ勉強法 つぶやけば書ける、書ければ話せる 第9章 ユダヤ式「資格試験」勉強法 ただ点数を上げるだけなんてもったいない! 終 章 脳の「学びスイッチ」を押すユダヤの3つの教え
  • 「NO」が「YES」に変わる最強セールスの法則
    3.5
    ●●人間の行動パターンがわかれば売上げはついてくる!●● 「嫌なやつからは買わない」 「とりあえずNOという」 など、人間には共通の行動パターンがあります。 セールスマンがまず最初にやるべきなのは、 この「行動パターン」に基づいたテクニックを 身につけることなのです。 なぜなら『営業は人間対人間』だからです。 どうか本書で『人間の行動パターン』に基づいた、 普遍のセールステクニック『HRセールス』を身につけ、 売れる営業マンになってください。 ●●年間300回以上のセミナーをこなす超人気コンサルタント●● 著者の箱田氏は、あらゆるセールスを経験し、外資系企業の社長を経て独立。 本書では、アメリカ、日本で習得したセールス理論に基づき、 すぐに役立つテクニックを公開!小手先ではない、普遍のテクニックが満載です! 営業マンはもちろん、人に携わるすべての方に役立つバイブルです。 ●●もくじ●● 第1章 人間の行動パターンを理解する 第2章 あなたから買いたいと思わせるアプローチテクニック 第3章 自分のペースでセールスするための質問テクニック 第4章 買いたいと思わせるプレゼンテクニック 第5章 「NO」を「YES」に変える反論克服テクニック 第6章 相手が発注しやすくなるクロージングテクニック 終 章 売れるセールスマンになるための目標管理術
  • 83歳、脱サラ農家の終農術
    -
    1巻1,980円 (税込)
    累計10万部突破の『農で起業する!』シリーズ著者の最新作!海外からの団体ツアーのルートにも組み込まれた観光果樹園の経営をやめたあと、家庭菜園と貯蓄と年金でどう暮らすか。後継者への引き継ぎはどうするか。理論派脱サラ百姓が、リタイアメント・ライフを楽しく愉快に健康におくるコツを語る。
  • 82歳。明日は今日より幸せ
    -
    パスポートを奪われ、31年間母国に戻れず。 異国の地で学生結婚、在学中の子育て。 テレビでの本音発言で、コメンテーターを首に。 大変なこと、辛(つら)いこと。 すべてはやがて 生きる喜びのタネになる。 白髪のショートヘアとおしゃれなストールがトレードマーク、歯に衣着せぬ発言が痛快な著者。日本統治下の台湾に生まれ、留学先の日本で台湾独立運動に関わったことで帰国できなくなり、母国の独立を目指す日本での闘いを続けます。政治運動だけに明け暮れることなく、家庭を築いて一男一女を育てあげ、通訳、英語講師、日本語学校校長、そしてテレビ出演や評論活動など、仕事でも大活躍。それだけでなく、食べること・人にごちそうすることが大好き、おしゃれ大好き、コンサートやお芝居も大好きで、人生を楽しむことも忘れません。本書では、そんな波瀾万丈の半生を振り返りつつ、人生の幸福について語ります。 「台湾人であること」「女性であること」「結婚し子どもがいること」「高齢者であること」という4枚のマイナスのカードをプラスに変えてきました――という著者。何歳になっても、いつも前向きでブレることなく、日々をハッピーに生きる秘訣をお教えします! (目次) 第一章 「台北一の不良娘」が台湾独立運動へ 第二章 思いもかけず結婚し、想定外で母になり 第三章 働いて稼いで、ハッピーに使う 第四章 小さな楽しみを重ねる、毎日の贅沢 第五章 日本って本当に素敵な国 終 章 明日は今日より幸せに
  • ハンターダーク
    4.7
    秋田禎信×田島昭宇 追い求め、跳べ、掴め。開始せよ!ライトノベル界の俊傑が手がけた、SFニンジャアクション巨編!【あらすじ】闇に閉ざされ、法も秩序も無い地下世界。鋼の身体を持つ機械人「ザ・ハンター」は失われた過去の記憶を求めて、終わりない旅を続ける。自分は何処から来て、何処へ向かうのか。そんな彼を含む五人組と、この世界を支配する謎の組織「結社K」との壮絶なる戦いが始まろうとしていた。「闇の五人が求めるは、掴めぬ夢か掴める夢か。此処が終わらぬ夜ならば、夢も果てなく続くだけ……」 SFニンジャアクションが炸裂する超大作!いざ開幕!
  • 般若心経を読みとく 二六二文字の仏教入門
    -
    大乗仏教のエッセンスを262字に凝縮した『般若心経』。 日本人に最も親しまれてきた仏典であるものの、 ほとんどすべてが専門用語によってうめつくされ、 その最深部の理解には仏教学の基礎知識を欠くことができない。 空とは何か。自己とは何か。 そして、わだかまりを離れ、 ただ生きてただ死ぬ、本当に自由な境地とは――? 言葉のひとつひとつをていねいに味わい、 「一切皆苦」の現実を生き抜く智慧を浮かび上がらせる仏教入門。 【目次】  はじめに  原漢文  訓 読  現代語訳 第一章 般若心経とは何か 第二章 観音さまの見たもの 第三章 生死は仏のおん命なり 第四章 不生で調いまする 第五章 一切法を空と説く 第六章 輪廻の迷いを超えて 第七章 心の中を見つめれば 第八章 本来の自己に目覚める 第九章 究極の真実の世界 第十章 よく一切の苦を除く 終 章 「般若心経」の思想  おわりに ※本書は、二〇〇三年七月に大東出版社より刊行された『般若心経を読みとく 仏教入門の第一歩』に加筆修正し改題のうえ文庫化したものが底本です。
  • バスへ誘う男
    3.0
    バス旅の謎を 解くのは元刑事の妻!? 大人の〈バス旅ミステリー〉第二弾 父はなぜバスで徘徊するのか? 富士塚を建てたのは誰!? 路線バスは町と町、 人と人をつないでいく 路線バス旅のコーディネイターを始めた「私」は、 客の依頼を受けて共に「小さな旅」をする中で、 いつも町の「小さな謎」に出合ってしまう――。 故人が望んだ墓石の向きはどちらなのか、 ベランダにさらされ続ける布団の意味、 恋人との別れを決意した女子高生は なぜ再び彼に会ってしまうのか、 富士塚を建てたのは誰……。 驚愕し、心温まるバス旅ミステリー。 目次 第一章 バスへ誘う男 第二章 墓石と本尊 第三章 さらされ布団 第四章 二者択一 第五章 榎の恩徳 第六章 焼べられぬ薪 第七章 築山と信仰 第八章 目的地 終 章   解説 西上心太
  • バビロン1 ―女―
    4.3
    1~3巻759~858円 (税込)
    東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社・日本スピリと国内4大学が関与した臨床研究不正事件を追っていた。その捜査の中で正崎は麻酔科医・因幡信が記した一枚の書面を発見する。そこに残されていたのは毛や皮膚混じりの異様な血痕と、紙を埋め尽くした無数の文字、アルファベットの「F」であった。正崎は事件の謎を追ううちに、大型選挙の裏に暗躍する陰謀と謎の人物に気がつき……
  • バレた日【特別付録付】
    完結
    2.8
    それは11時を過ぎた頃。 彼に起こされた私は、まだ寝起きでぼんやり。 「あれ?なんでいるの?」 「今朝出張から戻ってその足で来た。そんなことより、これは何?」 と彼が見つけたのは使用済みのコンドームの包み…! 「俺ら終いだ!」 「浮気してないっ、絶対絶対!してないからーっ!」 本当のことを言えず、浮気だと勘違いした彼はすっかり別れるモードになってしまい…。 そうこうしている間に、なんとついに枕の下に隠したあのものがばれてしまった…! その“あるもの”とは… 【収載作品】バレた日~自分磨きのススメ~ (海辺野ジョー) されるがままに… (ふじじゅん) 【特別付録】いい夫婦になる方法 (海辺野ジョー) ●●エルシーラブブックス●● 『エルシーラブブックス』は、エルシーラブコスメティックが作った電子書籍の出版社です。 素敵な恋愛体験を持つ皆さんの恋愛体験談・小説、LCスタイルの人気漫画、誰にも言えな恋愛やからだの悩みに役立つコラムなどを、気軽に読める電子書籍として配信しています。
  • パーフェクト ハーモニー
    NEW
    -
    1巻599円 (税込)
    27歳の春、わたしは双子を身籠もった。 以来、寝床に横たわるたびにある思いがわたしを記憶の森へ誘い、木漏れ日の揺れる小径を辿るうちにわたしは目を伏せて立ち止まる。 子供のころ迷いもなく歩いた小径は不意に閉ざされ、振り返れば幾筋もの光が折り重なって目が眩む。 思わず瞳を閉じると緑の余色が瞼に滲み、背後で獣道が赤い口を開けている。 わたしは森の奥に迷い込み、底なしの沼に引き摺り込まれそうな不安に駆られる。 遠い日に葬り去った悍ましい出来事。 その記憶が脳裏を掠めると聴診器のプローブを二個引き寄せてお腹に当てる。 胎児の二つの心音を聞きながら気を紛らわせ、わたしは獣道の入口でうとうとしていた。 だが、お腹の二人が最後の疾走を始める前に穢れた沼の面を覗かなくてならない。 わたしの奥底に潜む罪過が二人の魂に刻印されないことを祈りながら……。 【目次】 I 心 音 II 約 束 III 従 弟 IV 没 落 V 嫉 妬 VI 終 章 【著者】 古池正数(こいけ・まさかず) 愛知県在住。広告代理店勤務を経て、現在自由業。 著書『グラフィティー2015』など。

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  • 秘書が宿した小さな秘密
    -
    ボスへの片想いを諦めようとしたとき、彼女に舞い降りた奇跡の贈りもの。 秘書のサフロンは世界一裕福なボス、ジョアン・オリビエラに今日こそ退職を願い出るつもりだった。孤児である彼女の夢は、笑顔の溢れる温かい家庭を持つこと。だが仕事人間で休日もなく働くジョアンに振り回されていては、夢は叶えられない。そして……この憧れもお終いにしなくては。3カ月前、長年想いを寄せた彼とついに一夜をともにしたが、直後にただの気晴らしだったと聞かされ、深く傷ついたのだ。ところがジョアンと話している途中、サフロンの体調が急変し、医者が呼ばれて思わぬ事実がわかる。彼女は……妊娠していた! ■ボスと秘書の一夜の情事から始まるドラマティックなロマンスをお贈りします。ヒロインの退職願をはねつけ、花や宝石や法外なボーナスを積んで、なんとか引き留めようと画策するヒーロー。彼女が本当に欲しているのは、彼自身の愛情だと気づきもせずに……。
  • 秘伝「柴田罫線」入門―“1年3回で3年3倍”を実現する「天底転換」機械的売買法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「秘伝・柴田罫線と48法則」を使った株式投資の入門書。これまで門外不出だった柴田罫線を、楽天証券を通じて公開するのにあわせ、その使い方・儲け方を指南する唯一の公式本。 【主な内容】 序 章 なぜ、いま、“333”タイミング投資法なのか 第1章 毎日やるより、1年に2~3回の底値圏投資が一番儲かる 第2章 私を常勝投資家に変えてくれた柴田罫線とは 第3章 これが秘伝「柴田罫線」の奥義だ! 第4章 低位株の「パック銘柄」投資法で勝率を高めよう 終 章 ネット公開で身近になった最強チャート「柴田罫線」
  • 人が育つ仕組みをつくれ!―リーダーとして一番に心得ること
    4.0
    花王在職中に数々のヒット商品開発に携わり、現在は、全国各地のモノづくり企業の現場を訪れて、新しいモノを生み出す活気ある企業のあり方を提言し続けている名経営者が、経営者やリーダーが心得るべきことを語り尽くします。 著者は、日本経済の失われた20年は「アメリカを見過ぎた20年」だとして、これからの日本企業は、コスト、効率、スピード重視の経営から、人を重視する経営に舵を切り、集団の力を取り戻すことが大事だと言います。たしかに、業績、売上、株価など、短期的な結果を出していた名だたる企業が、いつの間にか表舞台から消えてしまう例は少なくありません。 企業は人なり。人があってこそ存在します。人が育つ仕組みがある企業が伸びているという事実は間違いありません。では、人が育つ仕組みはどうすればつくれるのでしょうか? 著者が自身の経験や、元気のある企業を巡った経験から、社員が自ら学び、育つようにするためには、「人を育てるという発想を捨てる」ことが大事だと言います。人を育てるのはなく、人が育つ仕組みをつくることが大事だということです。 また東洋思想に造詣が深い著者だけに、折々に東洋思想の教えがちりばめられ、読み進めるうちに、人が育つ仕組みをつくるための心得だけでなく、企業の存在意義、働くことの意味を考えさせられます。 ・個を追求すれば弧に繋がる。 ・小さな石にも大きな役割がある。 ・理より情で人は動く。…… 何のために会社が存在するのか? 何のために働くのか? という問いに明確に答えられる経営者やリーダーのもとに、自ら学び、動く人が集まってくるという著者の考えは、自らの体験がもとになっているだけに重みがあります。 【主な内容】 第一章 会社栄えて社員なし 第二章 集団の中で人は力を発揮する 第三章 人が育つ仕組みをつくる 第四章 リーダーは君子豹変がいい 第五章 モノをつくる喜びを忘れるな 終 章 木を見る西洋人、森を見る東洋人
  • 「人の器」を測るとはどういうことか 成人発達理論における実践的測定手法
    3.0
    【内容紹介】 『なぜ人と組織は変われないのか:ハーバード流自己変革の理論と実践』の出版を契機に、成人発達理論が人材開発・組織開発に取り入れられるようになりつつあるものの、「それを実践に組み込むにはどうしたらいいのか?」「その人の発達段階をどのように測定し、いかにアプローチするか」という問いに対する答えは、キーガン博士が『なぜ人と組織は変われないのか』で紹介した免疫マップしか示されていません。  実際には、キーガン教授は発達測定手法(主体-客体インタビュー)も生み出していますが、それを紹介する日本語書籍はこれまで存在しませんでした。  キーガン博士に師事し、自身も成人発達理論の発展に大きく寄与してきたオットー・ラスキー博士による本書では、キーガン博士の主体-客体インタビューを解説するとともに、それをさらに発展させた発達段階の測定手法を紹介しています。  成人発達理論の思想的枠組みを理解するための土台となるだけでなく、それを実際の現場で生かしていくための道筋が示された1冊です。 【目次】 序論 第一章:私たちはすでに成人以降の心の発達が何かを知っている 第二章:他者の話に耳を傾ける際に立てる仮説 第三章:クライアントの意識構造はどの発達段階にあるか? 第四章:「単なる」傾聴から仮説に基づいた傾聴への移行 第五章:発達リスクとポテンシャルの測定方法:     移行段階の区別 第六章:発達的葛藤をどのように理解するか? 第七章:強力な会話の構造: 行間を読み取る聴き方 第八章:発達測定インタビューにおける仮説の検証方法 第九章:発達論に基づいたコーチング 第十章:欲求/圧力分析 第十一章:組織における発達的課題・問題 終論
  • 人ノ町(新潮文庫nex)
    3.4
    旅人は彷徨(さまよ)い続ける。文明が衰退し、崩れ行く世界を風に吹かれるままに。訪れた六つの町で目にした、人々の不可思議な営みは一体何を意味するのか。終わりない旅路の果てに、彼女が辿り着く、ある「禁忌」とは。数多の断片が鮮やかに収斂し、運命に導かれるようにこの世界の真実と、彼女の驚愕の正体が明らかになる。注目の鬼才による、読者の認知の枠組みをも揺さぶる異形のミステリー。
  • 卑日
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    累計70万部突破! 「卑日」とは、韓国で蔓延する新「反日思想」のこと。 韓国の「対日外交」の現在地は、日本を見下すために噓をつき続けること 歴代級の「非好感」大統領選挙から「K防疫」の崩壊まで徹底分析! 日本を利用して韓国が得する…「用日」 手段を選ばず日本に被害を加えたい…「嫌日」 いつか、日本を超えてみせる…「克日」 からさらに激化! ・韓国の小学生が描いたおぞましい反日ポスター ・ネット民、マスコミによる陰謀論「日本の感染者急減は何かおかしい」 ・「参議院選挙が終われば、岸田政権は親韓になるだろう」 ・学界を含む韓国社会全般に「日本を無視する」現象が深化 ・「日本がワクチン接種を終えるには126年かかる」と嘲笑 ・与党「共に民主党」の李在明氏のヤバい日本観 ・ソウル大学の研究チームが公開した「日本軍による、朝鮮人慰安婦虐殺の証拠」 【目次】 第一章 韓国で蔓延する新反日思想「卑日」 第二章 傲慢な錯覚の象徴「K防疫」の崩壊 第三章 歴代級の「非好感」韓国大統領選挙 第四章 朴槿恵前大統領「特別赦免」の狙い 第五章 韓国左派陣営が目論む「終戦宣言」 終 章 噓が暴露する「卑日」の本質
  • 百貨店・デパート興亡史
    4.0
    江戸時代から続く「小売の王様」は、その使命を終えたのか? 三越、伊勢丹、高島屋、松坂屋、大丸、西武、東急、阪急…… 変革はいつ止まったのか、再び革新は起こるのか。 江戸時代の呉服屋に起源を持ち、およそ四〇〇年の歴史を誇る百貨店。近代小売業の先駆、業界のトップとして、日本の消費文化を創ってきた。しかし、いまや経営は厳しさを増す一方で、その存在が揺らいできている。三越、伊勢丹、高島屋、松坂屋、大丸、西武、東急、阪急……。かつて隆盛を極めた百貨店は、商品販売で、宣伝戦略で、豪華施設で、文化催事で、いかにして日本社会を牽引してきたのか。「モノが売れない」時代となり、デジタル化が進む現代において、何を武器に活路を拓くのか。「週刊東洋経済」副編集長が、その歴史と展望に迫る。 【目次】 はじめに 序 章 「イノベーター」として君臨した百貨店 第一章 商い――「モノ」が売れない時代に何を売るか 第二章 流行創出――文化の発信地にまだブランド力はあるか 第三章 サービス――「おもてなし」は武器であり続けるか 終 章 かつての「小売の王様」はどこへ向かうのか おわりに 主な参考文献
  • 非有機的生
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    「非有機的生」とは何か? 言うまでもなく、人間も含めた生物は有機体であり、その本質は「有機性」にある。しかし、人間がすべて有機性によって説明されるのかといえば、決してそんなことはない。 例えば、自然の中には有機性をそなえた生物もいれば、有機性をもたない鉱物もある。しかし、人間が自然の中にあるものを加工し、改変を加えてみずからの有機的生のために利用するとき、それらの対象は総体として非有機的な「自然」として捉えられている。その結果、その「自然」の一部である人間もまた非有機的なものとして捉え返され、政治はそのような対象としての人間を操作し、駆動していくだろう。ここにあるのは「生政治」と呼ばれる問題にほかならない。 このように単純な二項対立としては捉えられない有機性と非有機性は、技術や政治のみならず、思想や文学、芸術など、どこにでも見出される。目次を見れば明らかなように、本書をなす各章で扱われる対象は実に多様である。そこには、西洋/東洋、精神/身体、概念/図像、制作/生成、樹木/リゾーム、自我/魂、戦争(war)/闘争(combat)、権力/力、超越性/内在性、二元論/一元論、物質/理念、実体化/非実体化といった幾多の二項対立が広がっているが、それらはすべて有機的生/非有機的生という二項対立と交錯し、重なり、ずれながら、一つの巨大な問題系を照らし出していく。 これまで身体、知覚、イメージといった問題を中心にして哲学や思想を、歴史や政治を、そして文学や芸術を多彩に、細やかに、そして大胆に論じてきた著者は、みずからの思索の全体を「非有機的生」という言葉を携えて俯瞰し、整理し、編み直してみせる。本書は、長年にわたる執筆活動を経てきた著者の集大成にほかならない。 [本書の内容] 見取り図──なぜ非有機性か 序 章 (非)有機性についての混乱を招きかねない註釈 第I部 総 論 第一章 東洋、生成、図像 第二章 芸術と器官なき身体 第三章 人間あるいはシンギュラリティ 第II部 各 論 第一章 倒錯者のエチカ 第二章 ブランショの革命 第三章 知覚、イメージ、砂漠――仮説的断章 第四章 顔と映画 第五章 映画の彼方、イメージ空間 第六章 時間の〈外〉とタナトス 第七章 反〈生政治学〉的考察 第八章 知覚されえないが、知覚されるしかないもの 終 章 問いの間隙と分岐
  • 表現力を磨く よくわかる「写真俳句」 上達のポイント
    完結
    -
    全1巻1,705円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 俳句と写真の相乗効果で、 より強く感性をゆさぶる写真俳句。 心に訴えかける俳句と写真の 「化学変化」の起こし方を、 作句や撮影のヒントとともに 丁寧に解説します。 ◆◇◆ 写真俳句による人生の記録 ◆◇◆ 記録手段には、まず絵や彫刻があり、 言葉が生まれ、言葉から文字を派生して、 カメラやテープの発明により映像と音のコピーが可能になった。 文字や絵は記録者の主観によってデフォルメされるが、 映像や音はオリジナルを、おおむね忠実にコピーする。 人間はさまざまな表現手段によって過去を記録し、 未来の設計図を描く。 俳句は表現手段の一つであるが、 ディテールを尽くした過去の記録や未来の設計とは言い難い。 俳句は凝縮の芸術であり、 歴史の年表や、各種白書や、 リポートや、予定表や、設計図には向かない。 知識や情報の集積ではなく、 情緒の凝集といってもよい。 俳人にとって俳句に勝る人生の記録はない。 俳句に限らず、作者にとっては 作品がその人生の軌跡であり、記録である。 写真俳句によって撮影月日を写し込めるようになり、 俳句の成立月日が近似値的に記録できるようになった。 作句したときの作者の句境や環境がビジユアルに表現され、 読者によりビビットに迫ってくる。 俳句が一句ということはない。 一句つくれば数句が出てくる。 自分の人生の記録のためであれば、 凡句であっても一向にかまわない。 本来、俳句とは日常から発した芸術である。 むしろ日常の芸術的凝集こそ、 俳句の生命であろう。 自分の人生を情緒的に凝縮しようとするところから、 俳句による人生の集約が始まる。 十七文字による人生の情緒的集大成、 生涯の一句、これが俳句の世界であり、 一茶風に言うならば、 「これがまあ終の一句か花の夢」である。 花はそれぞれの人生に照らし合わせて、 虹や雲や旅や蟻や、 その他季語に置き換えてもよい。 無季語でもよい。 人生の軌跡そのものが季語になっている。 写真俳句は日常から始まる。 森村 誠一 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第一章 写真俳句の魅力 * 新しい表現の発見 「ようこそ写真俳句の世界へ * 写真俳句の制作過程 〝俳写一体〟となって創造する ・・・など ☆第二章 写真俳句のつくり方 * 写真俳句と俳句の違い 五七五に写真の要素を加える * 写真俳句のつくり方 写真を先に撮って句をつける ・・・など ☆第三章 写真俳句の作句 * 俳句の成り立ち 子規が名付けた「俳句」の成り立ち * 俳句のルール 五字と七字のリズムで句をつくる ・・・など ☆第四章 写真俳句の撮り方 * 写真の撮り方 まずは写真を撮ってみよう * 写真俳句の素材探し 素材は身近なところにある ・・・など ☆第五章 写真俳句のたのしみ方 * 作句の発表 作品を発表する機会を知る * SNSの活用 SNSを利用して作品を発表する ・・・など
  • 標本作家
    3.6
    第10回・ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。SFの新たなる未来を紡ぎ出す、異色の一大巨篇 西暦八十万二七〇〇年。人類滅亡後、高等知的生命体「玲伎種」は人類の文化を研究するため、収容施設「終古の人籃」で標本化した数多の作家たちに小説を執筆させ続けていた。不老不死の肉体と願いを一つ叶えることを見返りとして 人類未踏の仮想文学史SF

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