信毎選書作品一覧
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-日本の山岳界でひんぱんに使われる「近代登山」という言葉。「近代登山の父とされるW・ウェストンから、日本の登山は始まった」という風潮に異を唱える山岳ジャーナリストの著者が、人類の出現以来繰り返されてきた登山と山岳の歴史を、地元目線で掘り起こした意欲作。演出された「山」の虚像を崩しながら、信州では常に身近にあった「山」と、その山岳観をつづる。【内容】第1章 信州教育の傑作、学校登山/第2章 山街道・乗越・湯道/第3章 開山伝承 未開の二題/「山」の虚像を演出した2人/第5章 山の実業家/第6章 山の既得権、入会と水利/第7章 山人評伝/第8章 山学彩々
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-開拓の名のもと満州へ渡り、敗戦の混乱のなかで中国に取り残された残留婦人と孤児たち。現地の中国人家庭に身を寄せて戦後を生き抜いた彼らが祖国に帰国できるよう、献身的に支援を続けてきた中島多鶴さん(下伊那郡泰阜村在住)の活動を綴ったノンフィクション。自らも開拓団員だった半生とだぶらせながら、戦争の悲惨さ、体験を語り継ぐことの大切さを訴える。2004年3月初版発行の本の復刻新装版。
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3.0
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