渡辺茂の作品一覧 「渡辺茂」の「美の起源 アートの行動生物学」「神経美学 美と芸術の脳科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 動物に「心」は必要か 増補改訂版 - 学術・語学 / 理工 1巻3,300円 (税込) デカルト、ダーウィンからドゥ・ヴァールまで―― 人間を特別視する思想の起源と危険性を問う 動物の「心」は人間から類推できる/すべきものなのか。動物の行動実験や脳研究から比較によってヒトの心に迫ろうとしてきた著者が、心理学に巣くう擬人主義がなぜ問題なのかを解き明かし、心の多様性への理解を促す警鐘の書。西欧的人間観の終焉、無脊椎動物や植物についての議論など約100頁増。 【主要目次】 まえがき――反擬人主義の旗の下に 序 章 擬人主義のなにが問題か 第1章 類似性と擬人主義――面妖なり観相学 第2章 ダーウィンをルネ・デカルトは知らざりき 第3章 哀れなり、ラ・マルク 第4章 ダーウィン、ダーウィン、ダーウィン 第5章 ウォーレス君,何故だ 第6章 元祖「心の理論」――ロマネス、モルガンの動物心理学 第7章 ドイツ実験心理学の栄光と賢馬ハンスの没落 第8章 新大陸の動物心理学 第9章 行動主義宣言! 第10章 花盛りの動物心理学――新行動主義の栄光 第11章 行動分析とスキナーの孤独 第12章 比較認知科学――忍び寄る擬人主義 第13章 「人間」の終焉と比較認知科学の完成 第14章 擬人主義・ロマン主義・浪曼主義 第15章 擬人主義を排す 第16章 動物の哲学 第17章 無脊椎動物に「心」は必要か 第18章 植物に「心」は必要か 第19章 機械に「心」は必要か――ヒトとの共生 終 章 心とはなにか 自著解題 あとがき 増補改訂版あとがき 試し読み フォロー 神経美学 美と芸術の脳科学 4.2 学術・語学 / 理工 1巻2,200円 (税込) 神経美学(neuroaesthetics)とは認知神経科学の一分野であり、脳の働きと美学的経験(美醜、感動、崇高など)との関係や、脳の機能と芸術的活動(作品の知覚・認知、芸術的創造性、美術批評など)との関係を研究する新しい学問である。神経科学者だけでなく、心理学者、哲学者、アーティスト、美術批評家などが参画する学際領域であり、近年ヨーロッパや北米を中心に盛んに研究成果が発表されている。 本書は、その誕生から今日までの約15年余りの成果をわかりやすく紹介する入門書である。神経美学の定義からはじまり、絵画と音楽などの芸術の美や、道徳や数理などの「視えない美」における脳の働きを説明し、芸術や外面的特徴だけではなく、美が様々な対象に現れることを示す。つづいて、文脈や状況によって変化する美的判断の柔軟性、美しさと醜さの違い、悲哀の中にある美、美と快感の関係、芸術的創造性などについて、最新の脳機能研究成果を紹介していく。最後に、これまでの脳機能研究の視点から美的体験の認知的枠組みを示し、美の感覚はどのような機能をもち、われわれにどのような恩恵をもたらすのかを論じる。 試し読み フォロー 鳥脳力:小さな頭に秘められた驚異の能力 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,100円 (税込) 「鳥頭」と侮ることなかれ 鳥脳は小さいから低機能、なんて大きな誤解! 道具をつくり、ピカソとモネの絵を見分け、 バッハとシェーンベルクを聴き分ける。 それだけではない。自己像を認知でき、 論理的な思考をし、言語だって理解できる。 そんな鳥脳に標準装備の能力と、 訓練によって獲得できる能力とは何か。 かれらの「心」に迫ることはできるのか。 2010年刊行の単行本を大改訂。 さまざまなオモシロ実験から明らかとなる、 小さくても高機能な鳥脳の魅力をとくとご堪能あれ。 ●目次 第1章 鳥という名の恐竜 第2章 鳥脳とはなにか 第3章 鳥脳はものを憶えられないか 第4章 道具をつくる鳥脳 第5章 鳥脳のナヴィゲーション・システム 第6章 鳥脳に「美」を教える 第7章 鳥脳に「音楽」を教える 第8章 鳥脳に「論理」を教える 第9章 鳥脳に「言語」を教える 第10章 鳥脳に「自己」を教える エピローグ 鳥脳への挑戦はつづく 試し読み フォロー 発酵発芽玄米 三カ月の奇跡 3.0 暮らし・健康・美容 / 健康・医療 1巻1,540円 (税込) 玄米を主食にするだけで勝手に健康になる! 「発酵発芽玄米」を食べると三カ月でカラダが変わる。私財1億円超を費やし、さまざまな健康法を試し「超・健康人間」である薬剤師の著者が、健康の決め手と断言する「玄米」と、さらに栄養価の高い「発酵発芽玄米」の素晴らしさを伝える健康指南書。 「玄米」の効果は、①母乳に匹敵するほど栄養価が高く、白米の9倍、②玄米に含まれる食物繊維が善玉菌のエサになるため、腸内環境が整う、③食物繊維には有害物質を吸着させて、便として排出する作用があるため、デトックスに有効、などなど。 「発酵発芽玄米」とは、文字通り、玄米を発酵・発芽させたもので、玄米より栄養価の吸収がよく、発酵により玄米菌が発生するため、玄米よりさらに栄養価が高い。アメリカ政府も40年以上前に主食とすることを推奨している「玄米」は、健康のためのスーパーフード! 試し読み フォロー 美の起源 アートの行動生物学 3.3 趣味・実用 / 伝統・芸能・美術 1巻1,980円 (税込) 筆者はこれまで,サカナから鳥類,哺乳類まで多様な動物を使って数々の動物実験を行ってきた。それらの実験で得られたデータをもとに,人間の作り出した芸術作品を動物がどのように認知し,どのような場合に好むのかを解説する。また,動物実験のみならず,実証的美学研究の歴史と現在の研究動向,脳画像を駆使して美を捉える神経美学についても取り上げ,さまざまな側面から美の起源を探る。 この本は悪く言えば「興味本位」,よくいえば「真理探究型」の研究を扱っている。「役に立つ」研究ばかりでなく真理探究型の研究の重要性,面白さを生き生きと伝えながら,美の起源として進化を考える立場の最前線をわかりやすく紹介する。 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 渡辺茂の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 神経美学 美と芸術の脳科学 学術・語学 / 理工 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ とても面白かった。様々な美しいと表現される事物は脳内で特異的な働きを生む。真善美は価値基準として同根だったという予感がする。その後、人は美を楽しみや娯楽にも広げていったのではないか。快楽ではない価値を追求するとき、美しいかは大事な価値基準だと思える。 美が身近に感じられるようになり、考察する基盤になった感じがする。 0 2023年06月09日 神経美学 美と芸術の脳科学 学術・語学 / 理工 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ コレはツボった! 果たして我々は同じモノを同じように見てるのか?アートは、実は個性的もなんでもなく、多くの人と同じ感覚を持ってる人じゃないと、ウケるもの作れないんだよなーとか 「美しい」って、果たして湧き上がるのか?とか 色々気になってたら勧められた本。 大当たり!夕陽を見て美しいと感じる時と、数学者が数式を美しいと言う時、脳の同じ部分が反応してるなんて凄い! 0 2020年06月06日 神経美学 美と芸術の脳科学 学術・語学 / 理工 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 美と芸術。脳ではどの様に扱われるのか。それがわかる本である。 結局のところ美は感情や快感との関係性があるようである。様々な脳の観測方法で、美、醜さがどう脳で処理されているかを解き明かしている。 認知のゆがみの話もイロイロ言われて久しい。本書でも様々な歪みが紹介されている。見えるものがそのままの世界はない。 苫米地英人氏によると、経験や知識を使わずにものをみること。これを悟りと言う。つまるところ悟った人はいないのではないか。そう思ってしまった。 0 2022年10月15日 神経美学 美と芸術の脳科学 学術・語学 / 理工 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ タイムラインで見つけた一冊。とある経営者(マーケティング・デザイナーみたいな人)がオススメしていることで興味を持ちました。脳の仕組み的に『美しい』と『好き』は連動するとのこと。そこに動作が加わるとさらにプラス。プレゼン資料は美しくなくともせめて整っていることが必要。物売りとして参考になるお話でした。 0 2021年09月23日 美の起源 アートの行動生物学 趣味・実用 / 伝統・芸能・美術 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 日本ではじめてイグ・ノーベル賞を受賞した著者の研究テーマ・動物と美についての全体像が分かる本。美学の歴史から、認知学的・能科学的なとらえかた、動物と人間との違いなどが、専門家の監修の元、まとめられている。 崇高と美の違いや、芸術的な鳥の巣や歌など、ヒトの美の営みがどこから来たのか考えさせられる話題が分かりやすく語られ、興味を持った。 0 2016年10月23日