感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とても面白かった。様々な美しいと表現される事物は脳内で特異的な働きを生む。真善美は価値基準として同根だったという予感がする。その後、人は美を楽しみや娯楽にも広げていったのではないか。快楽ではない価値を追求するとき、美しいかは大事な価値基準だと思える。
美が身近に感じられるようになり、考察する基盤になった感じがする。
Posted by ブクログ
コレはツボった!
果たして我々は同じモノを同じように見てるのか?アートは、実は個性的もなんでもなく、多くの人と同じ感覚を持ってる人じゃないと、ウケるもの作れないんだよなーとか
「美しい」って、果たして湧き上がるのか?とか
色々気になってたら勧められた本。
大当たり!夕陽を見て美しいと感じる時と、数学者が数式を美しいと言う時、脳の同じ部分が反応してるなんて凄い!
Posted by ブクログ
美と芸術。脳ではどの様に扱われるのか。それがわかる本である。
結局のところ美は感情や快感との関係性があるようである。様々な脳の観測方法で、美、醜さがどう脳で処理されているかを解き明かしている。
認知のゆがみの話もイロイロ言われて久しい。本書でも様々な歪みが紹介されている。見えるものがそのままの世界はない。
苫米地英人氏によると、経験や知識を使わずにものをみること。これを悟りと言う。つまるところ悟った人はいないのではないか。そう思ってしまった。