医学作品一覧

  • 最新版 「うつ」を治す
    3.8
    1巻730円 (税込)
    「うつかもしれない」と思うすべての人のために――10万部突破の名著に、大幅な加筆修正をした待望のリニューアル!DSM-IVから、最新のDSM-5に修正、双極性障害をさらに詳しく解説する。家族が亡くなったり、大失恋をしたりすれば、気分が沈んで、何もする気が起こらなくなるのは特別なことではなく、誰もが経験すること。でもそれが1週間以上も続いて、食欲の減退や不眠も重なるようになったら「うつ病」かもしれない?いま「うつ」に苦しむ人が増え続けている。「うつ病」は「心の風邪」ともいわれるが、軽視すると、自殺などによる死に至る危険もあり、要注意と著者は警告する。ロングセラー『「うつ」を治す』に、DSM-5など最新情報を加え、薬もいま処方されているものに一新。「うつ」を知り、改善したい人、どう接したらよいか悩んでいる家族や同僚を優しくサポートする一冊。

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  • うつ時々、躁 私自身を取り戻す
    4.0
    多忙なある日、突然うつと診断される。その七年後、今度は「双極性障害」だとわかる。試行錯誤の中での、薬や自分の症状とのつきあい方、子育ての悩み、医療者との関係、他の患者との交流、そして寛解に向けての日々を、患者に必要な情報と共に、具体的に綴る。

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  • 感染症と民衆
    3.0
    明治期の日本で大流行し、数十万人の死者を出したコレラ。医師や巡査が襲われるなどの暴動、神仏や民俗行事にすがる「コレラ祭」など、民衆史の観点からその歴史を振り返る。
  • ドキュメント武漢
    4.0
    2020年1月23日未明、中国・武漢市当局が突然、都市の封鎖を発表。「どうやったら武漢から出られるのか」。混乱する市民。人民解放軍が武漢入り。野戦病院を16カ所設置――。そして春節(旧正月)休暇が始まり、各地に感染が拡大、中国全土で厳戒態勢となった――。現地では何が起こっていたのか。1月に武漢入りした前線記者による、迫真のドキュメント!
  • がんで死ぬ県、死なない県 なぜ格差が生まれるのか
    4.0
    東京都の乳がん、北海道の肺がん、福岡県の肝がん……あなたの県が「かかりやすいがん」は? 青森県や大阪府は、なぜ他県に比べてがんで「亡くなりやすい」のか? 国立がん研究センターの調査から、都道府県ごとのがんの特徴に迫り、見えてきた実態と課題を明らかにする。地域の視点からがんを捉えなおす、本邦初の一冊!
  • 医療探偵「総合診療医」~原因不明の症状を読み解く~
    3.8
    痛い、だるい、苦しい。でも、異常が見つからず、つらい思いをしていませんか? 専門化した医療の垣根を越え、トータルに診断して患者を救う総合診療科について、NHK「総合診療医 ドクターG」出演の人気医師が解説! 全国の「信頼できる総合診療医」のいる病院リスト付き。
  • 病気を治せない医者~現代医学の正体に迫る~
    4.0
    死ぬまで薬を飲み続けますか? 西洋医学の限界に気づいていますか? 「対症療法」の西洋医学と「根治治療」の中国伝統医学の双方に精通し、難病を含めて数々の病気の治療で成果を上げてきた元東大病院の医師が二つの医学を比較。特に、がん検診、高血圧、高脂血症、子宮頸がんワクチン、高齢者医療、うつ病などの現代医学が抱える問題を俎上に載せながら、患者にとってベストな医療の選択とは何かを示す。
  • 脳内不安物質 不安・恐怖症を起こす脳内物質をさぐる
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不安・恐怖症やパニック発作には、ある物質が関係している! 今も昔も私たちは、さまざまなことから不安や恐怖を抱くものだが、多くの場合、その不安・恐怖は一過性で、いつのまにか忘れてしまうものだ。ところが、最近のストレス社会を背景に、不安や恐怖に“とりつかれた”ようになる不安・恐怖症や、突然激しい不安が襲うパニック発作によって日常生活が困難になる人が日本でも増えている。こうした病的な不安・恐怖は心理学的カウンセリングを中心に治療が行われてきたが、現在ではいくつかの脳内物質と脳の機能障害が関係していることが明らかになり、治療法も変わりつつある。本書では、不安・恐怖症とパニック障害の物質的原因を新しい知見でさぐり、効果的な治し方を紹介する。(ブルーバックス・1997年8月刊)
  • がんに不安を感じたら読む本
    -
    「2人に1人は生涯に一度はがんに罹患する時代」、私たちは病の悩みとどう向き合い、何を選択し、QOL(生活の質)をどう高めていけばいいのか――。34歳のときに乳がんと診断され、現在はほぼ治癒した著者が、自らの体験をベースに、がん治療における落とし穴、いざというときのための「選択力」の身に付け方を示唆すると同時に、全国の名医の活動を紹介。そして、日々、変化するがん治療の現場を報告する。
  • 予防接種は「効く」のか?~ワクチン嫌いを考える~
    4.2
    効果、副作用、制度、陰謀論……本当のところどうなの?の疑問に感染症界のエースが答えます。ワクチン問題の好き嫌いと正邪を切り離し、読者を新たな視点に導く新しいワクチン論。
  • 温泉に入ると病気にならない
    3.0
    なぜ日本人は昔から温泉が好きなのか?――近年、予防医学の立場から、病気にならないために体温を上げろと指摘する声が高まっている。では、塩素づけの水道水を沸かした家庭の風呂やシャワーで事は足りるのか。それよりも、還元力のある“生きたお湯”につかったほうが安全。体も温まりやすく冷めにくい。日本人にとって温泉は、くつろぎの場であるとともに、免疫力を高めるもっとも身近な健康管理の場だったのだ。病院に行かなくてもいい健康な心身はホンモノの温泉で十分。その活用術を温泉教授が伝授。 【自然治癒力を高める温泉活用術】●温泉が“いい”理由⇒重要なのは「温熱効果」 ●シャワー文化の罪⇒肩までつかって解毒する ●入浴と免疫力⇒白血球数・働きを適正に ●温泉の入り方⇒長湯せず何度もつかる ●正しい温泉選び⇒お肌スベスベにだまされるな ●家庭風呂の無害化⇒「浴槽に備長炭」で対策を ●湯治宿での過ごし方⇒必要以上の発汗はしない……。
  • 「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい
    3.0
    いまや職場でも、家庭でも「うつ」は私たちのすぐ隣にある。幼少時に直面するスクールカースト、終わることなき就職戦線、リストラや倒産で職を失いかねない恐怖……。ますます社会が不安定化して生きづらくなるなかで、「メンタルの鍛え方」に強い関心が集まるのは当然だろう。しかし、そこには大きな誤解があると著者はいう。一見すれば「心の強い人」とは半沢直樹のような「プレッシャーに打ち勝てる人」と思われるかもしれないが、じつはそれとは正反対。修羅場で「他人に甘えられる人」なのだ。しかし、残念なことに日本では心の病への知識が不足し、根本的に間違った処方箋がいまだに横行している。そもそも「うつ」とはいったい何なのか。薬物療法やカウンセリングは「うつ」にどんな効果があるのか。「よいストレス、悪いストレス」というストレスの真実から「うつ社会」に対して政治ができることまで、日本人を愛してやまない精神科医がタブーを恐れず率直に語った、まったく新しい「うつの治し方」。

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  • 日本の医療 この人が動かす 「海堂ラボ」vol.2
    4.0
    1巻720円 (税込)
    【電子書籍限定! 特別あとがきに加え、海堂ワールド作品相関図他、豪華7本立て巻末付録を収録!】海堂尊氏が日本の医療を動かす人たちをゲストに招いた伝説のトーク番組、「海堂ラボ」書籍化第二弾。治療の現場で起こったさまざまな物語に感嘆し、不可能を可能にする知の挑戦に心踊り、いま現在の医療の問題とその解決法がみえてくる希望の一冊! トークゲスト(計12人):■小畑秀文(コンピュータが病気を発見) ■長谷川剛(医療事故を防ぐ) ■須磨久善(バチスタ手術をさらに進化させた「SAVE手術」を開発) ■村上智彦(夕張の医療再生) ■川崎富作(川崎病発見) ■今村聡(日本医師会副会長) ■中田力(MRI研究の第一人者) ■白濱龍興(銚子の病院再建) ■橋本岳(行動する衆議院議員) ■ヨシタケシンスケ(異次元のイラスト) ■鎌田實(チェルノブイリや東日本大震災被災地を支援) ■清原裕(久山町研究)
  • 統合失調症 その新たなる真実
    4.4
    百人に一人がかかる身近な疾患であるにもかかわらず、多くの人にとって縁遠く不可解な統合失調症――そのメカニズムが現在かなりのところまで解明され、治療法は大きく様変わりしつつある。時間はかかるが統合失調症は克服できる病になろうとしているのだ。本書ではこの疾患の背景やメカニズム、治療技術や回復過程について、最先端の知識をわかりやすく伝える。そして、この病を理解して克服するためには、正しい知識とともに人間として共感する姿勢が大切だと説く。○はじめに 克服できる病気に、○第一章 統合失調症とは、どんな病気か、○第二章 闇に閉ざされた歴史から希望の光へ、○第三章 統合失調症の症状と診断、○第四章 統合失調症と認知機能障害、○第五章 統合失調症の神経メカニズムと原因、○第六章 統合失調症と社会、○第七章 統合失調症の治療と回復、○おわりに 統合失調症と上手につき合う

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  • 4時間半熟睡法
    値引きあり
    3.7
    1巻715円 (税込)
    ■この本は、ハーバード大学も注目する世界一の「睡眠の専門医」が このテーマに関する「正しい知識とテクニック」を伝えるため 一般の人が読めるように、書き下ろしました。 著者・遠藤拓郎氏は、親子三代で80年以上研究を続けている 「世界で最も古い睡眠医療施設」の後継者です。 ■「睡眠時間」はどこまで削れるのか? 実は、このテーマに関しての研究は かなり以前から進められていて、はっきりとした結論が出ています。 ・1965年、アメリカ空軍が支援したウェッブ教授の実験の論文 ・1993年、睡眠学の権威・ボルベイ教授がおこなった実験の論文 これらの論文を読めば「1日3時間でOK」は間違っていることが すぐに分かります。 ■「4時間半熟睡法」とは? 著者の遠藤氏は「睡眠の専門医」として 「この方法が睡眠時間を削れるギリギリのラインだ」といいます。 睡眠時間は、やみくもに削ってはいけません。 なぜなら、あなたのパフォーマンスが落ちる可能性があるからです。 ・「脳力」を最大限に高めたい人 ・「脳」や「体」を完全にリセットさせたい人 ・つねに最高のパフォーマンスを発揮したい人 ・短い時間で深く眠りたい人 ・「何となく睡眠の質が悪い…」と感じている人(「不眠症」など) 「4時間半熟睡法」は、こうした人たちに最適です。 「仕事」「勉強」「試験」などで結果を出したい人 (特にビジネスパーソン)は ぜひ、実践してみてください! その効果を実感できるはずです!
  • 病原体から見た人間
    4.0
    人類は地球にとっての病原体とよくたとえられる。実際、両者のふるまいには共通点も多い。無害な寄生体が恐ろしい感染症に変わる理由から見えた人間の本質とは。
  • 新型コロナウイルス対策 手作りマスクBOOK
    -
    中国の武漢から始まった新型コロナウイルスの感染は、日を追うごとに世界中で大きな脅威となっています。感染拡大は日本も例外でありません。また、ごく身近な心配事としてマスク不足が深刻な事態となっています。そこで本書では自作できる緊急用のマスクの作り方(型紙PDFデータのダウンロード付き)を紹介! またその他にも「新型コロナウイルスに負けない免疫力の高め方」「感染しないために絶対おぼえておきたいこと」「感染した時あなたがすべきこと」「新型コロナウイルスの基礎知識」など身につけておきたい情報ばかり!まだ有効なワクチンや、効果的な療法が見つかっていない現在だからこそ、知っておかなければなりません!
  • 西洋医学が解明した「痛み」が治せる漢方
    3.5
    日本国内で出されている処方せん総数のうちで、漢方薬が占める割合はわずか2%程度である。その理由は「科学的根拠が不明確」というものだ。しかし、漢方薬も西洋薬と同じように科学的なエビデンスに基づいた処方が可能である。著者はそれを「サイエンス漢方処方」と名づけ、薬剤としての特性や有効性を現代薬理学に拠って解説する。また、本書では、多くの現代人の悩みである「痛み」に特化し、腰痛や頭痛、歯痛など、様々な痛みの症状別に処方を紹介する。【目次】はじめに/第1章 漢方薬の薬剤としての正統性/第2章 漢方薬と西洋薬は構造と作用が違う/第3章 「サイエンス漢方処方」とは何か/第4章 痛みと鎮痛薬の正体/第5章 漢方薬を使った痛み治療の実際/第6章 ここが知りたい漢方薬 Q&A/おわりに/主な参考文献/巻末資料 サイエンス漢方処方に賛同する医師リスト
  • 日本は世界一の「医療被曝」大国
    4.0
    日本は一定人口当たりの放射線検査件数が他国に比べても突出して多い。実際に、放射線検査の代表格であるCTの人口100万人当たりの設置台数は圧倒的に世界一であり、イギリスの調査によれば、エックス線検査による発がんリスクの推定値も世界一と言われている。健康な人が、病気を早期発見するために受ける医療行為によって、かえって発がんリスクを高めているという皮肉な事実――。しかも医療被曝には、原発作業員のような年間の被曝線量限度は設けられておらず、被曝線量は青天井となっている。これまで「がん治療」に警告を発してきた著者が、専門である放射線科の知識を駆使し、医療被曝の闇を暴く!【目次】はじめに/第一章 世界一の医療被曝大国、日本/第二章 低線量被曝の危険性/第三章 大人より深刻な子どもの被曝/第四章 放射線検査の種類/第五章 自分の被曝線量を知るには/第六章 無用な被曝を避けるために/第七章 日本で医療被曝が横行する理由/第八章 医療被曝の今後/おわりに/【資料】小児CTガイドライン―被ばく低減のために―
  • 長生きは「唾液」で決まる! 「口」ストレッチで全身が健康になる
    5.0
    年とともに気になる「歯を含めた口」の健康。歯から健康は作られ、歯から健康は崩れる。その口と歯の最重要ポイントが「唾液」! 唾液が少なくなると口の中が汚れやすくなり、ひいては、歯から全身の健康が蝕まれていくのです。この本では、そんな歯から健康が蝕まれた人を数多く救ってきた植田先生が、そうなる前にやるべき秘策を伝授!体の運動と違ってその場でできるし、疲れない、新健康法――それが「口ストレッチ」です!
  • 誇大自己症候群
    4.0
    「普通の子」が、些細なことから突発的に凶悪な事件を起こす。彼らはなぜ、世間を震撼させる犯罪者になったのか?従来の精神医学ではとらえきれない病理を、「誇大自己症候群」という切り口から探る。そこに共通するのは、幼児的な万能感やヒーロー願望、現実感に乏しいファンタジー傾向、他者への共感性の欠如や自己正当化などである。そしてそれらは、とりもなおさず、現代の大人たち、ひいては社会全体に見られる心的傾向なのだ。本書では、この病理を徹底分析、自己の呪縛が肥大化した現代を検証しつつ、その超克を見据えた画期的論考。
  • 40歳からの腸内改造
    3.0
    40歳の「腸」は、とてもくたびれています。緊張するとお腹がゆるくなる。あるいは便秘がちで薬のお世話になることがたびたび。そんな小さな兆候を見逃しているうちに、重大な病気にいたってしまう人がたくさんいます。いまや大腸ガンの死亡率が急増、男性が3位、女性は1位―。しかし、日常のちょっとした積み重ねで、腸の健康は保つことができます。漢方や地中海式食生活など、さまざまな治療法を実践する腸の専門医による、効果抜群の整腸法。
  • 医療幻想 ―― 「思い込み」が患者を殺す
    3.9
    日本医療の実態とは、どのようなものなのか?「点滴は血液を薄めるだけ」「消毒は傷の治りを遅くする」「抗がん剤ではがんは治らない」「健康診断に熱心な人ほど早死にする」……。本書は、こうした驚くべき実態に迫り、医者と患者の間にある壁の正体を明るみにする。医師会・厚労省・マスメディアなどの生み出す幻想の実態を晒すことから、これからの日本医療のあり方を問いなおす。ベストセラー作家でもある医師による、渾身の日本医療論。
  • 子どもの「パン食」は今日からおやめなさい! 栄養学不要論
    3.8
    肥満、小児糖尿病、小児生活習慣病になる子どもが、ものすごい勢いで増えています。私は20年以上にわたって、食生活改善の指導を医療機関などで行ってきていますが、いまでは、ほとんどが保育園や幼稚園の食事指導になっています。子どもに、どうやって正しい食事をとらせるか。大変大事なことですが、これは、本書でこれからお話ししていく「食生活の基本」を実践しさえすればすぐに改善できて、効果も上がるものなのです。
  • いくつになっても、脳は磨ける 「アンチエイジング脳」読本
    3.3
    高学歴で多忙な人ほど認知症が進行しやすい、ってご存じでしたか? ボケや認知症には、まだまだ知られていない事実が沢山あります。そこで脳神経外科専門医として数多くの患者と接してきた著者が、臨床医だからこそ体験して確信を得た、「ボケないための脳の使い方」を、たっぷり伝授。加齢=退化なんてとんでもない! お金もかけずに今すぐ出来る簡単な「脳磨き」習慣で、50歳、60歳以降も、あなたの脳はどんどん進化する!
  • ヒトはどうして老いるのか ――老化・寿命の科学
    3.0
    生き物は必ず死ぬ。生命進化38億年の歴史のなかで、なぜ生命は死を獲得したのだろうか。ヒトはまた、死とともに長い「老い」の時間を授けられた。宿命ともいえるこの時間を、どのように生きたらよいのだろう。老化と寿命の生物学による知見から「老い」と「死」を捉え直し、自在に生き抜いていくヒントを考える。
  • がん休眠療法
    -
    患者本位の新しい治療戦略!! がんは殺さず眠らせておけ!! 日本医学界の憲法「縮小なくして延命なし」の逆をいくがん治療の地動説!! 患者に優しく、がんの本質に基づいた21世紀の治療戦略として欧米で評価され、日本へ逆輸入!!
  • 「こころ」の本質とは何か ――統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ シリーズ・人間学〈5〉
    4.0
    「こころ」の病はけっして「異常」ではなく、人間の「こころ」の本質の、ある現われとして把握する。統合失調症、自閉症、不登校という三つの「ふしぎ」を取り上げ、「個的」でありながら「共同的」でもある「こころ」の本質に迫る。本書は、私たちの「こころ」を根本から考え直す、人間学的精神医学の試みである。
  • 意識とはなにか ――〈私〉を生成する脳
    3.7
    太陽の輝き、朝のコーヒーの香り、小鳥のさえずり……私たちの意識は鮮やかな質感(クオリア)に満ち満ちている。物質である脳が、心の中に、そうしたユニークな感覚を生み出すのはなぜか? そして、すべてを感じる存在としての<私>とは何者なのか? 人類に残されたこの究極の謎を解きほぐす鍵は、他者との関係性の中でダイナミックに変化する脳の働きにある。気鋭の学者が、脳科学、認知科学、哲学の領域を横断する新しいアプローチにより難問に新境地を展開した画期的論考!
  • ほんとうにすごい! iPS細胞
    4.5
    1巻715円 (税込)
    今話題のiPS細胞、どこがどうすごいの? 中枢神経の再生を世界で初めて実証した岡野教授の著書! 再生医療の最新情報、iPS細胞は現在の医療の可能性を大きく変える! 不治の病がなくなる日がくるかも?
  • 高次脳機能障害と家族のケア 現代社会を蝕む難病のすべて
    3.0
    物忘れ、注意力低下、人格豹変などにご用心! 「シャツに腕を通せなくなった」「昨日のことを覚えていない」。軽い転倒でも起こる! 「他人事ではない」恐怖の病の全貌と社会復帰のためのリハビリ法!
  • 壊れた脳も学習する
    -
    瀕死の出血から10年。苦しい後遺症にもめげず、「日々の暮らしこそ最高のリハビリ!」と語る著者。高次脳機能障害者の暮らしと、回復を続ける脳の驚くべき力とは? ベストセラー『壊れた脳 生存する知』、姉妹編!
  • ガンは「生活習慣」が「遺伝」の10倍
    -
    がんも「未病」、病気になる前に分かる時代となった。早期に対処すれば、発病せずに済む。手術、抗ガン剤がイヤなら、手を打とう!
  • クロワッサン特別編集 身内に介護が必要なときの手続き
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 まだまだ元気と思っていた大切な身内。 ところがある日突然にケガや病気で介護が必要になってしまうことがある。 その時、何の準備もなく介護難民状態になってしまったら、介護される側もする側も不幸な事態に。 大切なのは事前に介護に関する正しい知識や最情報を知っておくこと。 介護は知識と情報が勝負です。 正しい手続きを踏むことで、きっと介護難民は回避できるはず。 本書では「介護の準備」「在宅介護」「介護の制度・お金」「施設介護」の各段階での必要な知識と手続きの数々を分かりやすく整理しました。 「介護の準備」では介護全体の流れから、日常的に身内と接しているときに心がけること、介護にならないようにする予防手段などを解説。 「在宅介護」では入院から始まる介護の流れを、在宅で受けられるサービスを中心に紹介。ケアマネジャーとの付き合い方などもわかります。 「介護の制度・お金」では一番気になる費用について、知っておくべき制度や費用の目安を解説。金銭的に破綻しないノウハウが学べます。 「施設介護」では施設への入所という、介護される側にとってデリケートな問題について、施設の選び方から指南。 実際の施設の取材などで、介護される身内の不安を解消する内容です。 大切な身内に介護が必要と感じたら、まずは落ち着いて本書を一読してください。 いざという時の強い味方になる一冊です。
  • 毎日ムック 病院最前線2015
    -
    1巻712円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 病院リストを更に充実。疾患毎の患者数ランキングを集計。また類似書にない「相談できる全国患者会リスト」を掲載。家庭に置きたい一冊です。 目次: 巻頭対談 かしこいがん患者の心得 第3回 世界・日本肝炎デーフォーラム くらしナビ 医療・健康 新時代の医療 病院とクリニックを上手に選ぼう 一般解禁10年 AEDで助かる命 頭部の病気 脳治療最前線 目の治療最前線 胸部の病気 心臓治療最前線 血管の病気 血管治療最前線 脊椎・脊髄・関節の病気 脊椎脊髄治療最前線 関節治療最前線 特別座談会 エキスパートドクターが語る安心の人工関節置換術 全身の病気 がん最前線 専門医療最前線 人工透析最前線 生活習慣病最前線 不妊治療 東洋医学最前線 こころの病気 こころの治療最前線 頼れる医療機関リスト 最新データでわかる疾患別治療実績ランキング がん治療連携拠点病院 院内がん登録 全国集計最新データ ネットワーク作りに役立つ!患者会93リスト
  • 毎日ムック 歯科最前線2015
    -
    1巻712円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎日ムックの医療関連シリーズ。 最新の歯科技術などを病院とともに紹介 いまニーズが高まっている訪問歯科医療、歯周病、インプラント、矯正、審美、偽歯、入れ歯など病院選びに役立つ1冊。 目次 はじめに 巻頭特集:リラックス歯科外来 東京歯科大学水道橋病院 福田謙一准教授 症状別問題解決フローチャート 病院歯科と歯科診療所を上手に選ぼう 歯周病Q&A【歯周病最前線】 【歯周病専門医】 気になる歯科治療【歯科予防・ケア】 補綴・義歯Q&A【補綴・義歯最前線】 インプラントQ&A【インプラント最前線】 特別座談会:安心・確実なインプラント治療へのこだわり 矯正歯科Q&A【矯正歯科最前線】 【手術をしない顎顔面矯正治療】 歯科審美Q&A【歯科審美最前線】 気になる歯科治療【無痛むし歯治療】 気になる歯科治療【小児歯科治療】 選ぶ歯科2015【かかりつけ歯科医を持とう】 選ぶ歯科2015全国エリア別ドクターズガイド 全国歯科医院マップ 本書に掲出のある歯科医院情報 夜間・休日診療可能:全国歯科医院2,759リスト 都道府県別 検索サイト一覧  ―北海道  ―東北  ―関東  ―中部  ―関西  ―中国  ―四国  ―九州
  • 私たちの終わり方-延命治療と尊厳死のはざまで
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    世界史上、どこの国も経験したことのない超高齢化社会を迎えた日本。それにともない現代医療の現場にも転換期が。最近まで主体だった延命治療から現実はいつ死なせるかが問われる時代に突入した。尊厳ある死とは、安楽死の是非など最新医療現場の問題に迫る!

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  • これで納得 目の検査
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    1巻704円 (税込)
    病院でのこの検査、どんな意味があるの? ・白内障はスリット光照明の断面で観察する ・近くがぼやける老視と遠視の違い ・失明原因No.1の緑内障は人間ドックの眼底写真で早期発見できる

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  • 健康寿命を延ばす 賢い人間ドック健診の受けかた
    -
    1巻704円 (税込)
    日本人の死因の上位を占める、がん、心筋梗塞、脳卒中。これらの病気を早期に発見し、早期に治療することが可能な2次予防・健康診断が重要視されており、わが国の健康の維持・増進に欠かせないものとなっている。さらに、この健診を2次予防から、生活習慣病などの病気の発症を予防する1次予防へとシフトする、わが国独自の人間ドック健診に注目が集まっている。本書では、健診を受けっぱなしにしないために、人間ドックにおける各種検査項目の結果の見方、活用法について解説。また、近未来の健康システムのリスクスクリーニングや遺伝子検査についても紹介。人間ドック健診を広く利用し、介護を必要としない「健康寿命」を延伸し平均寿命に近づけることで、真の長寿国家へ。超高齢化社会を迎えた現代に必読の一冊。

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  • 胆石博士が教える胆石症の話 胆石で肝臓も膵臓もわるくなる
    -
    1巻704円 (税込)
    35年にわたって胆石を研究してきた胆石博士が胆石のメカニズムや「胆石肝炎」「胆石膵炎」について対話形式でわかりやすく解説!胆汁ってなに?胆石はどうやってできるの?胆石肝炎、急性胆管炎ってなに?膵臓と胆石の関係は?胆石膵炎の治療の実態は?推定患者数1000万人以上!「たかが胆石」と侮るなかれ。

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  • 9割の誤えん性肺炎はのどの力で防げる
    -
    ~のどの力が低下してからでは、もう遅い!~ 日本人の死亡原因第3位は「肺炎」。 特にシニア世代の肺炎はのどの力が弱まることで引き起こされます。 本書では「えん下障害」を起こさない、のどの力の低下をふせぐトレーニング法をわかりやすくまとめた一冊です!
  • 薬剤師の新・幸福論
    4.0
    1巻704円 (税込)
    誰でも一度はあこがれる医者という職業。だが、患者さんに渡す薬のことを誰よりも知っているのは実は薬剤師の方なのだ。しかし、現在の日本では医者の影に隠れてばかり……。もっと活躍して欲しい!こんなにも魅力的な職業だと知ってほしい!自身も業界で30年以上活躍している著者が、薬剤師の新しい未来を語る。

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  • 乳がんの処方箋~後悔しないために知っておきたいリスクと対策~
    3.0
    1巻704円 (税込)
    乳がんには、イヌ型とネコ型があり、ネコ型の乳がんは進行も早く、危険度も高くなる。これは、イヌとネコの妊娠の仕組みが異なるためで、卵巣から出されるホルモンによる影響があることがわかっている。卵巣からのホルモンに影響を受けるホルモン依存型の乳がん、ホルモンに依存することなく発症する乳がん、この二つの乳がん発症のリスクへの対処法も異なる。本書は、第10回日本乳癌学会総会の会長を務め、日本乳癌学会名誉会長でもある小林俊三先生が、長年の知見を披露し、ホルモン依存型乳がんとホルモン非依存型乳がんの発症メカニズムをわかりやすく解説し、それぞれの乳がんに対する女性への啓蒙を図ることを目的として執筆された。同時に、男性にも最愛の女性への配慮を促そうという願いも込められている。乳がんになってから、知らなかったと言わないために、女性の生理と乳がん発症のメカニズムを知ることで、リスクは大きく軽減できる。

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  • ガンは5年以内に日本から消える!
    3.0
    「切る・焼く・殺す」では、ガンはなくならない! 手術・放射線・抗がん剤だけには、もう頼らない 【がん治療の鉄則】 (1)免疫力を大きく下げすぎてしまう可能性が高いため、原則として「対症療法」と「対症療法」を組み合わせてはいけない。 (2)根本的な解決を図るため、「対症療法」だけをおこなってはならない。 (3)「原因療法」には3つのカテゴリ、「栄養」「温熱」「メンタル」がある。 これらは必ず3つ全部を組み合わせなければならない。

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  • 老人性うつ 気づかれない心の病
    4.3
    日本の高齢者の5%はうつ病と聞いたら、あなたは驚くだろうか?実際、うつ病と躁うつ病で治療を受ける約100万人の患者のうち、60代以上が4割を占める。さらに同じ100万人もの高齢者が、うつ病なのに見過ごされて放置状態というのだ。本書は「老年精神医学」の専門家が、認知症と誤解されがちな“老人性うつ”の実態から早期発見、治療までを解説。「内科の治療にも影響――高齢者が入院すると、2割がうつになる現実」「記憶力の低下――アルツハイマーなのか? 高齢者のうつ病なのか?」「認知症の人のほうがうつになりやすい?――別々に考えるのはNG」「元気がなくなるのは当たり前?――高齢者のうつが見過ごされる理由」「新世代の抗うつ剤が登場するが、精神安定剤が高齢者に使われる場合も」など、若い人や中高年には見られない高齢者特有のうつ症状とは?「おかしいな?」と周りが感じたら、ボケよりも先に老人性うつを疑うべきだ。

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  • 心はなぜ不自由なのか
    3.8
    人は自由意志に基づいて行動している、と誰もが思い込んでいる。しかし、実は選べないことの不自由さを人間は本源的に抱えているのだ。自分の性別や容姿だけでなく、心をコントロールすること―─例えば、劣等感や羞恥心を容易に断ち切ることの難しさを感じたりはしないだろうか。本書は、発達心理学と供述分析の視点から、自由と不自由の間で絡み合う心のメカニズムを解明する。著者は一九七四年の「甲山事件」という冤罪事件の弁護団との出会いをきっかけに、「なぜ無罪の人が自白をするのか」という問題を三十年にわたって追及してきた。取調室という空間では、たとえ拷問がなくとも、人間の心理は思いもしない方向に引き込まれてしまう、という。また、著者は福祉学部の教員として、身体障害や発達障害の子供たちと長年ふれ合ってきた。それらエピソードを通して、人間の自由を妨げる「見えない壁」を浮き彫りにする。従来の心理学の盲点をついた好著である。

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  • 日本の医療 この人を見よ 「海堂ラボ」vol.1
    3.7
    1巻699円 (税込)
    【電子書籍限定! 特別あとがきに加え、海堂ワールド作品相関図他、豪華7本立て巻末付録を収録!】「動かなければいけないときは動く」の信念で、埼玉県の交通事故死激減の立役者となった救命救急医。自ら開発した器具で、三、四分で終わる白内障手術を行う眼科医。相対的な倫理より患者の人生を重視する、代理出産の旗手……。メディアによって医療が叩かれやすいこの時代に、「すごいでしょ、こんな人がいて、日本を支えてくれているんだぜ」と著者が胸を張って言える方々をゲストに招いたトーク番組、「海堂ラボ」を書籍化! 【対談ゲスト】■國松孝次(ドクターヘリ推進の核弾頭) ■山本正二(Aiの中心的存在) ■足立信也(豪腕の参議院議員) ■北島康雄(大学病院を黒字化) ■堤晴彦(闘う救命救急医) ■木ノ元直樹(医療を守る弁護士) ■辻井博彦(重粒子線がん治療) ■赤星隆幸(三、四分の白内障手術) ■根津八紘(代理出産の第一人者) ■藤田眞幸(法医学のプロ) ■大友仁(被災地医療の担い手) ■香山リカ(震災後の心を癒す)
  • うつを克服するなら絶対読んで欲しい本
    NEW
    -
    1巻693円 (税込)
    会社員の頃に多忙で転勤が多くてストレスになり、私は人の役に立っているのだろうかと疑問を感じ始めた。そして看護師になれば人の役に立てるのではないかと決意した。自分よりも他者を大切にする生き方があまりにも過剰で、双極症によるうつ症状を発症した。病気はとても辛かったが、生き方を変える契機になった。世の中を生きづらいと思っている人々への指針ともなる応援メッセージ。
  • 「毒になる言葉」「薬になる言葉」 医者が教える、病気にならない技術
    -
    現代において、「病は言葉から」だった! 知らず知らず身体も心もむしばむ言葉の毒。内科・消化器内科の専門医である著者が、そのメカニズムを解くとともに、「言葉」の力を味方につける具体的な“処方箋”を伝授する。ふだんの“なにげない一言”を毒から薬に変える、言葉の選び方・使い方──それは健康はもちろん、自分らしく幸せに生きるための鍵。言葉を変えれば、自分が変わり、人生まで変わる!
  • ボクには世界がこう見えていた―統合失調症闘病記―
    3.7
    早稲田大学を出てアニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年がいた。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、24歳のある日を境に、仕事場では突飛な大言壮語をし、新聞記事を勝手に自分宛のメッセージと感じ、また盗聴されている、毒を盛られるといった妄想を抱き始め……。四半世紀に亘る病の経過を患者本人が綴る稀有な闘病記にして、一つの青春記。
  • 生体肝移植を受けて~癌告知から八四〇日の闘い~
    4.0
    突然の肝臓癌の発症、手術、再発、手術不適応、抗癌剤治療、そして副作用……。希望を失いかけたとき、弟から一通の手紙が届いた……。最先端医療に立ち向かった患者と家族の記録。
  • 僕はガンと共に生きるために医者になった
    3.8
    手術不能の肺癌を宣告された医師が、患者のために、患者の家族のために遺した最後の仕事。癌と共に生きるための知恵に満ちている「一級のノンフィクション」。
  • 専門医が語る 毛髪科学最前線
    4.0
    日本では1200万人以上が悩んでいると言われている男性型脱毛症や、男女を問わずある日始まる円形脱毛症。皮膚科学の中でも遅れをとっていた毛髪についての研究だが、分子生物学の研究が進歩した恩恵で「なぜ髪が抜けるのか、薄くなるのか」という謎が解き明かされつつある。男性型脱毛症や円形脱毛症の改善には現在どのような治療法があり、どの程度の治療効果が得られるのか。研究の最前線にいる専門医が抜け毛・薄毛のメカニズムをやさしく解説しながら、最新の治療法を紹介する。【目次】はじめに/第一章 男はなぜハゲるのか/第二章 薬剤による男性型脱毛症の治療戦略/第三章 地毛移植による男性型脱毛症治療・最新型カツラ・近未来治療/第四章 円形脱毛症のメカニズムとさまざまな治療法/第五章 その他の脱毛症/第六章 女性の脱毛症は男性と「何」が「どう」違う?/第七章 髪についての誤解や思いこみを検証する/おわりに
  • 腰痛はアタマで治す
    4.0
    人はなぜ腰痛になるのか。腰痛はなぜ再発するのか。その答えは日常の「姿勢」や「動作」にある。トイレに行く以外は、長時間パソコンにかじり付いたままという人も多いのではないだろうか。だが、身体の仕組みや重力との関係を頭で理解して、腰に負担をかけない姿勢や動作を実践すれば、腰痛は予防・改善できる。椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などと診断された人も諦めてはいけない。姿勢矯正のプロが「腰痛のメカニズム」をわかりやすく説明し、頑張らずに腰痛を改善するメソッドを紹介する。【目次】はじめに/第1章 なぜ病院で腰痛が治らないのか/第2章 腰痛のしくみ/第3章 「トリガーポイント」と腰痛/第4章 正しい姿勢の人はいない/第5章 壊れない腰のつくり方/第6章 腰痛防止――体に優しい作業環境づくり/第7章 腰を守る日常動作/補章 腰痛にならないためのゴルフ講座/おわりに
  • とれない「痛み」はない
    値引きあり
    3.0
    人の身体は50歳を過ぎると、あちこちに痛みが出てくるもの。日本人は「我慢は美徳」とばかりに耐えようとするが、痛みは生活の質を落とすだけでなく、我慢するほどに強まる仕組みになっているから無意味だ。痛みは深刻な病気のサインのこともあるため、放っておくのは禁物である。そこで本書では、痛みが生じるそもそもの仕組みから、部位別の痛みのとり方、薬や病院の選び方、終末期の苦しみのとり除き方まで、痛みに関するあらゆる疑問を解説。痛みや苦しみの恐怖から解放されること間違いなしの一冊。
  • 長寿エリートの秘密
    -
    自分は何歳まで生きられるのか。寿命を決めるのは遺伝か環境か。発見されたさまざまな寿命制御遺伝子は、普通の人間にも長寿をもたらしてくれるのか。加齢医学の専門家が健康長寿の秘密に多方面から迫る!※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 壊れた脳 生存する知
    4.6
    三度の脳出血により高次脳機能障害者となった一人の女性医師が、心身をおそう数々の出来事に戸惑いながらもつぶさに観察し、「見えない障害」を世に知らせることを人生の新たな仕事として発見していった感動の記録。
  • 心臓は語る
    4.5
    運動後に心臓がバクバク、好きな人の前で胸がドキドキ……そんなことでもないかぎり、ほとんど顧みられない私たちの心臓。まじめで文句も言わず1日10万回、80年間働きつづける心臓も、ときには不満を語り出し、狭心症や心筋梗塞、突然死を招く心室細動を起こすことも。うまくつきあわないと、生命の危険にさらされるのだ。「運動や睡眠はほんとうに体にいいのか?」「ストレスは大敵なのか?」といった疑問から、心電図の簡単な見方、医者との賢い接し方まで、第一線の心臓外科医がやさしく解説する入門心臓学。内容例:心臓は「江戸っ子」のようなもの/恐竜の心臓はどうなっていたのだろう?/心臓に記憶はあるのか/「スポーツをやっている人は長生きできない」はほんとうか/「寝起きが悪い」のは当たり前/最高血圧×脈拍で心臓の仕事量を知る/医者に痛みを説明するときのテクニック/除細動器の一般利用を認めるべし/心臓のほんとうの「重み」
  • あきらめないガン治療 ホリスティック医療の実践
    -
    ガンという病におびえ、打ちひしがれる患者や家族。手術、抗ガン剤、放射線と、お決まりの治療法だけでいいのか。もっとその人に相応しく、心から納得できる選択肢はないのか。著者は二十年来、身体、精神、霊性が渾然一体となったホリスティック医療を提唱。ホリスティック医療では、ガンという病を身体(臓器)だけの病気ではないと捉えている。それは、西洋医学だけでなく、漢方、ホメオパシー、気功など、あらゆる代替療法を取り入れた医療である。本書では、その視点から、患者さんのあらゆる疑問や不安に答えている。「ガンは遺伝するのか」「放射線治療の功罪は」「漢方は効くのか」「ガンの痛みを和らげるには」「再発の予防は」……。とことん患者に寄り添い、ガンとの共生を深く見つめる。そして著者はこうも語る。「生き抜くぞという信念と、いつでも死ねる、という諦念が隣り合っている精神が大切」。生きること、死ぬことの意味を問い直す、真実のガン治療論。
  • 音に色が見える世界 「共感覚」とは何か
    3.0
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます。】一般の人々にとって「ミカンが黄色い」のと同じように、E音は青緑色に、F音は紅色に、著者には感覚される。単音だけでなく、和音や音楽全体にも、色や形を感覚している。「ある音楽の中では、私の前方三メートル付近で発生した青緑色の球形が、角が丸くなった黄土色の直方体になって私の右肩後ろ方向に進み、やがて背中を回って左手に現れ、そのときには群青色のカーテン状の揺らめきになっている、などということがある」(本文より)比喩や連想ではない。五感が混じりあった、未分化の世界。このような感覚世界を「共感覚」と呼ぶ。本書では、当事者の視点から、共感覚とはどういうものなのかを解説する。さらに、古語や和歌の考察などを通して、日本文化の原風景が共感覚的であったことを明らかにする。本来、人間の基本的な感覚であったはずの共感覚とともに、現代人は何を失ってしまったのか。

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  • 大人のための精神分析入門
    3.8
    「お子様大人」が増えている。社会規範や相手の気持ちを無視して、自分の快不快や衝動で行動し、周囲を困らせる人々だ。しかし、振り返ってみれば、あなたも私も「お子様大人」なのでは? 大人として立派な行動をいつもとるのは難しい。誰でも感情的になって、ストレスに満ちた人間関係に巻き込まれ、それをどうしても繰り返してしまう。精神分析は、大人の心に子供や乳児がいることを発見した。それだけに、大人であることの難しさを知っている。なぜ、立派な大人であることは難しいのか。人間社会に密接に関係している「なぜ罪悪感はあるのか」「なぜヒトのセックスは特別なのか」「なぜ人は心の病にかかるのか」という、フロイトを悩ませた3つの問いから大人であることの難しさを考え、精神分析が何を考えているのかを解説する。生理学や生物学、進化論、社会学、文化人類学の知見を取り入れ、進化と歴史の文脈に適応させた、精神分析の入門書。

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  • 退化する若者たち 歯が予言する日本人の崩壊
    3.0
    1巻679円 (税込)
    若いくせに元気がなく、動きが鈍く、疲れやすい。精神的に虚弱で、学校や仕事が続かない。若年層を襲う身心の不調や学力低下の原因は何か。歯科医である著者は、彼らの顎、歯列の異変に注目。下顎のエラは細く、顔は縦長で左右に歪んでいる。歯列は瓢箪型にくびれ、咬み合わせが悪い。これはまさに、生物学的退化ではないのか!? 長年の臨床経験から、咬合治療で不登校や神経症が改善される事例を紹介。さらに、モンゴルへの現地調査をおこない、遊牧民と現代日本人の顎や歯列の違いについて検証する。彼らの顔形や咬合力をみれば、なぜモンゴル相撲が強いのかも頷ける。日本人の退化傾向について実証しながら、時折、著者なりの仮説も交えている。例えば、最近、地べたにしゃがみこむ若者や小顔の女性が増えたのは、退化の象徴ではないのか!? そして、退化をもたらした戦後の文化的荒廃を憂い「いのちの保守主義」を唱える。崩れゆく日本人に緊急提言の書である。

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  • 医者になる人に知っておいてほしいこと
    4.2
    1巻679円 (税込)
    医学部をめざす受験生が増えているという。毎年11万人以上の志願者が難関の医学部をめざしている。医師の収入は他の職業に比べて高く、社会的なステータスもある。本人はもちろん、親も医者という職業には魅力を感じているのだろう。そのため、医学部の偏差値は、国立大学はもとより私立大学でも軒並み高い。では、医者という職業はほんとうに魅力的なのだろうか。収入面や勤務実態はどうなっているのか。本書は、日本でも三指に入るといわれる心臓血管外科の現役医師が、本音で医者の仕事と医療のこれからを論じている。また、「学校名より実力重視に変わってきた」「どの大学でも教えてもらえることは同じ」「全国どこでも行くつもりなら、合格しやすくなる」など、先輩医師として、医者をめざす若い人たちにアドバイスする。本書を読んでから、改めて考えてみてはどうだろう。著者は「あなたはそれでも医者になりたいですか」と問い続けている。

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  • いのちを救う先端技術 医療機器はどこまで進化したのか
    4.3
    新潟県中越地震の崖崩れ現場。土砂に埋まった車の中から微かな「生命の鼓動」が探知された。一人の子供の救出劇は、最新鋭機器シリウスの活躍によるものだった。バイタルサイン(生命兆候)をいかに確認し、病状や治療のゆくえを見極めるか。そのために、どのような医用工学が駆使されてきたのか。本書では、医療機器の開発に長年携わってきた著者が、その進化の歴史を辿りながら先端技術の数々を紹介する。医療機器は、十九世紀末から二十世紀にかけて大きく進化した。それは「X線」「血圧計」「心電図」の三大発見がきっかけであったという。その後、意識レベルを計る脳波モニタや、体内をのぞく内視鏡の開発等が進む。そして今では、カプセル式の内視鏡や心電図をケータイで確認できるようになった。また最近、地下鉄構内などの公共施設で目にするAED(自動体外式除細動器)についても、その仕組みを解説している。自分と大切な人の生命を守るためにも必読!

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  • 本物の医師になれる人、なれない人
    3.0
    「頭痛の原因は歯の詰め物なんです。詰め物をした歯を全部抜いて下さい」。無根拠にそう言い張る患者に根負けしてしぶしぶ歯を抜いた医師は、のちに裁判で傷害罪に問われた。医師は患者の要求にどこまで応えるべきなのか。本書は医師に要求される判断力、法的思考力、さらに研鑽義務や開拓精神、コミュニケーション力などについて具体例を交えて解説。大学入試で問われる空間把握能力の分析や、現場の医師へのインタビューも行う。「医師の使命は積極的な健康の建設」という原則から、本物の医師の条件を説く。医師をめざす方、わが子を医師にしたい方、そして現役の医師の方にとって必読の一冊。医学部受験指導のベテランであり、また医事刑法、医事法を専門とする法学者でもある著者が、真摯に語る。

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  • 強毒型インフルエンザ
    3.5
    2010年秋以降、全国各地で鳥インフルエンザの感染事例が報告されている。鳥型から人型にウイルスが突然変異する可能性も高まっている。病原性の強いH5N1型の新型インフルエンザである。しかし、国民には2009年春の豚インフルエンザの流行で世界的流行(パンデミック)は済んだとの楽観的な印象が残っている。本書はこうした楽観論を戒め、2011年の秋冬に向けて急ぎ対策を講ずるべきだと説く。今後も毎年冬季に恒常的に強毒型鳥インフルエンザが日本で発生を繰り返すことも懸念されるという。それはシベリアの北極圏の営巣地帯に強毒型ウイルスが定着したことが報告されているからだ。いまわれわれに必要なのは、ワクチンや抗インフルエンザ薬の備蓄、発生時の行動計画の策定、さらには個人、家庭でできる対策である。「想定外」ではすまされない、科学的な裏づけによる想定された危機に対処するための最新情報を網羅した。

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  • 天才は冬に生まれる
    4.5
    歴史を変えた独創者たち。現代科学を作り上げた脳の秘密とは? 「脳の渦理論」が解き明かす。脳科学の最先端に立つ著者による類い希な科学エッセイ。
  • 詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡
    4.5
    二年間にわたり交わされた、ホスピス医療に携わる医師と詩人の心震える往復書簡。老いた人の死、若い人の死、信仰に支えられ死を受け入れる人と、「くやしい」と叫びながら世を去る人、温かい家族に囲まれて亡くなる人と、人一人いない病室で亡くなる人……死が身近にある医師が、臨床の言葉を綴り、詩人に送る。詩人はそれに詩と散文で応える。詩が死を癒し、現実の重みを持った死が詩人に新たなインスピレーションを与える。優れたコラボレーションであると同時に、死についての深い考察のあるエッセイにもなっている。
  • 血糖値を自力で下げるやり方大全
    値引きあり
    4.0
    1巻660円 (税込)
    ■近年、糖尿病予備軍を含めた糖尿病患者は増える一方です。 「糖尿病にかかったら一生治らないの?」 「インスリン注射をずっと打ち続けなきゃいけないの?」 こんな風に恐れる方も多いでしょう。 でも、ご安心ください。 血糖値コントロールに成功すれば 糖尿病を悪化させずに健康に長生きすることができます。 本書は、11歳の時に1型糖尿病であることが判明して それがきっかけで糖尿病専門医になった 1型糖尿病歴30年の医師が「血糖値を下げる日常テクニック」をまとめました。 ■著者自身の糖尿病体験で得た日常生活のなかで ちょっとした工夫でできるテクニックを、 さらには、糖尿病専門医として患者さんたちを診るなかで気づいた 血糖値を下げるテクニックを計97点収録しています。 内容としてはヘモグロビンA1cが7%台までの 比較的コントロール良好な方向けの情報が多くなっています。 糖尿病治療は、人生を楽しく、前向きに過ごすために行うものです。 ぜひ、本書を片手に一緒に笑顔あふれる人生を実現させましょう! ■本書の内容 ・第1章 血糖値が上がる基本的な仕組みと対処法 ・第2章 血糖値を上げない「食べ方」と「飲み方」 ・第3章 血糖値を上げない「運動法」と「生活習慣」 ・第4章 血糖値を上げない「薬」とのつきあい方 ・第5章 正しい医者とのつきあい方
  • 人の心はどこまでわかるか
    3.7
    心の問題集&回答集!――人間の心がいかにわからないかを骨身にしみてわかっている「心の専門家」である著者が、「人の心とは何か」という問いに心理療法の現場から答える。悩み、傷つく心を知ると、自分も他人も見えてくる!! ◎人間の心がいかにわからないかを骨身にしみてわかっている者が、「心の専門家」である、と私は思っている。そのわからないことをそのままに捨ておかず、つねにそれに立ち向かっていなくてはならないのはもちろんであるが。これに反して素人は「わかった」と単純に思いこみすぎる。というよりは、「わかった」気になることによって、心という怪物と対峙するのを避けるのだと言っていいだろう。この書物はもともと心理療法をいかにするかという問題意識から出てきたのであるが、心理療法に関係のない、心に関心のある一般の方々が読まれても、おもしろいものになっていると思う。治療者とクライエント(相談に来た人)の関係を、そのまま家族や職場の人間関係に移しかえることはできないが、それらを考える上でヒントになることが、相当にあるのではないかと思う。 ●私がユング派の分析家になるまで ●普通の人になることが幸せか ●苦しみの処方箋 ●「自分はダメじゃないか」が大切 ●少年事件と家族の問題 ●治ることの悲しさ、つらさもある ●中高年の自殺に打つ手 ●たとえ「冷たい人」と思われても ●空虚感、無気力感への対処法 ●定石どおりにことは運ばない
  • 蘭学事始
    4.6
    福沢諭吉は友人とともに繰り返し『蘭学事始』を読んだが,『ターヘル・アナトミア』の原書を前にした玄白たちが「艫舵なき船の大海に乗り出だせしが如く」ただただ呆然とするばかりだったとある条に至るや,常に感涙し無言に終ったという.蘭学創始にあずかった先人たちの苦闘の記録は今も鮮烈な感動をよぶ.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 新型コロナとPCR検査の真相――幻のウイルスと偽装感染、抗体より[粘膜免疫]
    5.0
    1巻660円 (税込)
    新型コロナ騒動の元凶がPCR検査。この検査方法を発明したノーベル化学賞受賞のマリス博士が「PCRは、病原体の検査に使ってはならない」と注意喚起したもの。本書では、この検査がいかに問題か、どんな間違いが潜在しているかを深く解説。さらに、混迷している新型コロナウイルスの対処法としてすすめられているワクチンの危険性とともに、免疫の重要性を喚起。①粘膜・粘液、②貪食、③キラー細胞、④抗体の四種類がある中で最強防御の「粘膜免疫」を指摘。マスク着用がいかに粘膜免疫の働きを阻害しているか、また抗体を作るには病原体ウイルスが必要であることなど、目からウロコの専門的な解説をカラーイラストを駆使して展開。ウイルス、PCR検査、ワクチンについての様々な疑問を、正しく科学的・論理的方法で解説。本書は2021年9月4日(土)、徳島県で開催された徳島大学名誉教授・大橋眞博士の講演『コロナワクチンのひみつ――ワクチンを受けるかの判断に「さまよう人々」へ』を収録したもの。はたしてコロナ騒動とは何なのか? その正体までも暴く、新型コロナの様々な問題に答え、幻のウイルスと偽装感染、粘膜免疫の真相を解明した決定版。
  • [アクテムラ]がコロナ禍を救う! イギリス、そしてアメリカFDAが緊急許可[改題版]――重症化に至る、血栓とサイトカインストームを防ぎ、変異株にも左右されないクスリ
    -
    1巻660円 (税込)
    新型コロナウイルス・パンデミックが今、ワクチンでの鎮静化を図る最中、変異株で新たな対応を強いられている中、このウイルスの感染症でワクチンとともに大事なものの一つが、治療薬の問題。ワクチンが普及しても、ワクチン効果が薄れることは時間の問題で、感染し発症したときに、しっかりと効く薬は何かを見極め、備えることこそが重要。抗ウイルス薬として、レムデシビル等が認可されてはいるが、発症したときのポイントは、重症化をさせないこと。そこに焦点を当てると、感染して肺炎となって発生するサイトカインストーム(免疫暴走)を止める薬こそが、最重要な薬と言えます。テレビ朝日「報道ステーション」スタッフの重症化をくい止めた例として「アクテムラ」の優れた効果がかつて報道されました。この薬は、抗リウマチ薬として高い治癒効果で知られるすでに世界中で使われ、安全性が確認されている日本製の生物製剤なのですが、政府もマスコミも、抗ウイルス性の薬やワクチンへの追究に目が向いていて、「アクテムラ」は重症化の場合のみ限定的な効果のある薬という認識が強く、関心が高くありません。ところが、2021年初頭、やっとイギリスで正式に治療薬として「アクテムラ」が認定されました。それから数か月、とうとう、アメリカFDAが2021年6月、緊急許可を与え、正式な治療薬として認められました。本書は、リウマチ治療でこの薬を10年500人ほどに投与して、多くの寛解を導いてきた臨床医である著者が、コロナ医療対策で大事なことは、医療崩壊を防ぐために重症化させない(死者を出さない)ための備えが必須であると捉え、そのために「アクテムラ」の軽症~中等症から投与することを強く訴えています。「アクテムラ」は、抗ウイルス薬ではないために、どんな病原菌、未知のウイルスが流行っても、サイトカインストームに起因する重症化を防止できる可能性があり、これから予測されるさらなるパンデミックを見据え、安全で効果が高い「アクテムラ」を備えることの有用性を提言した書です。(注:本書は、2020年5月29日初版『コロナ第2波への緊急提言――重症化のトリガー:サイトカインストームを止める薬[アクテムラ]を備えよ!』の改題版で、本文は同一です。
  • シゾイド人間 内なる母子関係をさぐる
    -
    調子がよく、それぞれの場面にふさわしい人物を演じてはいるが、ぶつかり合ったり争ったりすることを通しての、激しい愛や憎しみの結びつきがない――同調的引きこもりという、現代人の心理特性を鮮やかに分析して「シゾイド(分裂)人間(schizoid person)」像を提示し、人間の心の成り立ちをさぐる、話題の名著。抑うつ人間・モラトリアム人間・シゾイド人間と変わりゆく現代人の心理を鋭く分析し、その日本的特性を具体的にさぐって、新しいタイプの人間たちを鮮やかに描く。現代人の典型「分裂人間」を初めて説く!
  • 成熟できない若者たち
    4.0
    「心の時代」は、むしろ「心の病気の時代」ではないか……。凄惨な事件を引き起こす、未成熟な若者たちの心の病いは、彼らだけのものなのか……。無関心、冷酷さ、それと裏腹の優しさに潜む精神病理──心気症、境界型人格障害、醜形恐怖、不潔恐怖、自己臭妄想などを豊富な臨床例から分析、成熟を阻む社会の病理を明らかにする。凄惨な事件を起こす未成熟な心の深層!
  • クスリ早見帖副読本 医師が教える市販薬の選び方
    -
    1巻660円 (税込)
    手軽に買える市販薬を手軽に選んではいけない! ドラックストアで手軽に購入できる市販薬。じつは市販薬選びはとても難しいものです。よく効くとされる市販薬は、副作用にもより一層の注意が必要になります。そのために必要なのはそれなりの知識であり、その要になるのが市販薬に使われている「成分」についてです。本書では、実際に販売されている200以上の市販薬(かぜ薬・解熱鎮痛薬・鼻炎用内服薬・鎮咳去痰薬)で使われている成分や説明文を徹底解析。市販薬を正しく、効果的に服用するための成分を重視した選び方を、総合内科専門医がわかりやすく紹介しています。クスリを効果的に使いたい方はもちろん、医療従事者や登録販売者にもお勧めの一冊です。
  • 「水素の力」で創出する健康長寿100歳社会 -生活習慣病予防と抗老化で若生き人生-
    -
    「予防医療こそが老化と病気を防ぐ」 病理学者、医師である著者は、キャリアをかけてこの命題に取り組んでいます。その大きな原因のひとつとして捉えているのが「活性酸素」。活性酸素が体内の細胞や遺伝子を傷つけ、悪い影響を及ぼすことで、病気や老いという現象が起こるのです。 活性酸素を消去する方法を模索し、早期から欧米の抗老化(アンチエイジング)にかかわる医学を推進してきた著者は「水素」と出会います。そして水素が最も強い毒性をもつ悪玉活性酸素・ヒドロキシルラジカルを選択的に無害化する抗酸化物質であることがわかり、水素療法を確立して医療に取り入れ、研究と臨床を重ねています。 本書では、がんや糖尿病など、生活習慣による病気のしくみを解明しつつ、水素がどのようにアプローチすることで、改善・治癒が期待できるのかを分かりやすく解説しています。 また予防医療として行う実際の最新水素治療や、日常で水素を効率的に摂取できる方法も紹介。 本書を参考に、水素を効果的に生活の中に取り入れることで、いつまでも元気で若々しく、健康長寿100歳社会の創出を目指しましょう。

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  • 医者と患者のコミュニケーション論
    3.5
    病院にはストレスがたまっている。医者が患者に病名や余命を告知して、治療方針を相談しながら決めるようになった。それで関係が良好になるどころか、相互 不信は増す一方なのだ。なぜか。どこでこじれるのか。どうすればいいのか。この問題を臨床医として考え抜いた著者の思考は、「わかりあう」ということの本質へと到達する。綺麗事や建前を排した、徹底的にリアルかつ深遠なるコミュニケーション論。
  • がんとの賢い闘い方―「近藤誠理論」徹底批判―
    3.5
    がん治療に関する妄言が蔓延している。「放置するべき」「抗がん剤は毒だ」「早期発見なんて無意味」――動揺し弱っている患者や家族は、ついこうした言葉に吸い寄せられてしまう。だが、それで苦しむのは、他ならぬ患者や家族である。外科医であり腫瘍内科医でもある立場から、冷静かつ科学的に「近藤誠理論」の嘘を見破り、誤りを徹底批判。そのうえで私たちが知っておくべき「がんとの賢い闘い方」をやさしく説く。
  • 患者さんに伝えたい医師の本心
    3.6
    医療過誤や医療訴訟が続く昨今、医者と患者はしばしば対立するが、本来は同じ病気に立ち向かうパートナーである。お互いの事情を理解しあえば、医療はもっと良くなるはずだ。妻の乳がんによって「患者さんのやるせなさが身に染みて分かった」と語る著者は、自身が院長を務める病院で、さまざまな試みに着手して いる。日本を代表する心臓外科医が考える「理想の医療」の姿。
  • 呆けたカントに「理性」はあるか
    4.0
    「あなたは胃ろうを受けいれますか?」。そう問われた際、ボケて認知能力が低下した高齢者でも、健常者と同じく八割が「NO」と答える。いったい、なぜなのか――臨床観察と近代哲学の両面から、人間の判断の構造をひもとくうちに見えてくる、理性と情動の関係、意識と無意識の働き、三八億年の生命史をさかのぼる「好き・嫌い」の直感的意思表示の意味……。認知症五〇〇万人時代を迎える現代人必読の論考。
  • 医師の一分
    3.9
    医学の進歩で、なかなか死ねない社会が到来した。しかし90歳過ぎの老衰患者に点滴をし、抗生物質を投与し、透析を行いペースメーカーまで入れて、なんのために「救う」のだ。数多くの死に立ち会ってきた著者は、今どきの「タテマエ」「良識」を嘲笑う。「命に上下は存在する」「患者の自己決定を信じない」「現代の医者は『死神』の仕事を担う」……現代人である「あなた」の死に方についての、辛辣かつ深遠な思索。
  • 毎日ムック 日帰り手術最前線
    -
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎日ムックの医療関連シリーズ。手術の進化は目を見張るものがあり、これまで入院が必要な手術も日帰り手術が可能になっている。日帰り手術可能な疾患と全国の病院を紹介する。手術後24時間以内に退院・密着取材心臓カテーテル治療・医療保険も適用できる「日帰り手術」・注目の日帰り手術 日帰り手術可能な全国病院3520リスト
  • 心の病が職場を潰す
    4.0
    今や日本中の職場が、うつ病をはじめとする精神疾患によって、混乱させられ、疲弊させられている──。それはいつから、どのように広がったのか。この現状を私たちはどう捉えるべきなのか。基礎的な医学知識を紹介しながら、精神科医療の現場から見える、発病、休職、復職、解雇などの実態を豊富な症例を通して報告。会社の意向と個人の要望が複雑に絡むこの問題を正しく知ることは、もはや社会人に必須の素養である。
  • 脳外科の話
    4.0
    混雑した電車にお客が乗ってくる。ところが、ある駅で大量のお客を一挙に乗せようとしたらどうなるだろう。おそらくパニック状態になるに違いない。…これがクモ膜下出血時の脳である。ベテラン脳外科医ならではのユニークなたとえ話を駆使して脳血管障害が起こるメカニズムや脳の基本的な働きを解説する。
  • 人はどうして疲れるのか
    3.5
    生きているものは必ず疲れる。疲労することによって自らの休息の必要を知り、休息の結果、体力・気力が回復して、次なる活動が可能になる。半世紀以上を生理学の研究に捧げてきた著者が、人間が疲労する生化学的システム、回復方法などをわかりやすく説きながら、疲労というもの、さらには人間の労働や生命までを語る。
  • 脳の見方
    3.7
    長い進化の時間の中で、ヒトは巨大な脳を手に入れた。取り出してしまえば、柔らかそうな、丸みを帯びた、灰色の物体に過ぎないこの器官が、ヒトを知る鍵であるらしい。私たちがものを考えるとき、そこでは何が起こっているのだろうか。真実とは一体どこに存在するのか。ゲーテからウオノメまで、自在な角度から論じ、脳とは何かに迫っていく。『唯脳論』へと続くエッセイ集。
  • あぶない脳
    4.0
    羞恥心がない、すぐキレる等近頃あぶない人が増えている。しかし、われわれの脳は、本来かなりあぶないものである。脳は働き者で精密だが、その分実に繊細で、構造も機能も、微妙なバランスの上に成り立っている。ひとつ間違えば、取り返しのつかないことも起こる。その一方で、適切に育み、うまく扱えば、人生を成功と幸福に導いてくれるものとなる。身近な話題をもとに脳科学の知見を敷衍、「あぶない脳」から浮かび上がる、武器としての脳科学。
  • からだを読む
    3.7
    自分のものなのに、人はからだのことを知らない。からだの中を見るなんて、とんでもないと思っている。そのくせ「人体はよくできていますね」などと言う。よくできているのなら、なぜ喉にモチを詰まらせて死んだりするのか。生きるために必要な食べるという行為によって、これまた不可欠の呼吸を妨げて死ぬ。そんなバカなことがあるものか……。口からはじまって肛門まで、知っているようで知らない人体内部のディテールを多彩な図版とともに綴った医学エッセイ。養老流解剖学入門。
  • 医療にたかるな
    4.2
    あらゆる「敵」を名指しして、例外も聖域もなく徹底的に叩く――地域医療の最前線でたたかう医師が、医療にたかる「恥知らずな人々」に宣戦布告! 弱者のふりをして医療費をムダ遣いする高齢者、医療ミスを捏造するマスコミ……この国の未来を喰いものにする「甘え」と「ごまかし」の構造を容赦なく斬る。不満だけを訴えて、自らの手で健康と安心を守ることを忘れた日本人に贈る、過激かつ愛に満ちた処方箋。
  • ―専門書が伝えない―がんと患者の物語
    4.5
    できれば、がんのことなんて考えたくないというのは人情でしょう。でも、その結果、いざという時には慌てて知識を詰め込むことになりがちです。深刻になりすぎずに平常心で、がん、病院、医者のことを学んで欲しい。その思いから著者は、物語仕立てでこの本を書きました。お金の問題、医者とのつきあい方、放射能のリスク、検診の落とし穴……専門書を読むだけでは見えてこない、がんと患者のほんとうのところ。
  • 「新型うつ病」のデタラメ
    3.8
    「上司に叱られ、やる気ゼロ」「彼女に浮気されたので休職したい」……。この十年、そんな理由で精神科を訪れる人が急増。従来のうつ病とは明らかに異なる病態をもつそれは、「新型うつ病」と総称されるようになった。診断書を手に堂々と会社を休む人々、手厚すぎる社会保障、肥大化する自己愛と精神力の低下。はたして「新型うつ病」は本当に“病気”なのだろうか。もはや社会問題。そのまやかしを、現役精神科医が暴く。

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  • 心の病は食事で治す
    4.2
    1巻660円 (税込)
    うつ病や不安障害など、心の病は脳内の神経伝達物質のインバランスによって発生する。薬を服用すれば症状は回復するが、薬には副作用がある。脳に恒久的なダメージを与えてしまいかねない。薬に頼らない治療法はないものか――。本書は、心の病を正しい食生活、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸をうまく摂取することで治す「分子整合精神医学」という方法を紹介する。「なぜフライドポテトはダメなのか」「なぜ精製白パンよりもライ麦パンのほうがいいのか」など食生活についての基本的な認識から、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどのサプリメントを活用した摂取方法まで具体的に解説。健康な精神生活を送るために必要な知識を満載。主な内容――(1)心の病は脳の伝達物質のインバランスで発生する、(2)良質のブドウ糖を安定供給することが、脳の快適運転に欠かせない、(3)アミノ酸こそが心をつくる物質である、(4)不安障害の原因と対処法、(5)うつ病の原因と対処法

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  • さらば歯周病
    -
    高齢社会を迎え、歯周病こと歯槽膿漏は、虫歯以上に深刻な国民病となりつつあるが、いまだに原因は不明だし、治療法も確立されていないのが現状だ。しかし、兵庫県姫路市で歯科医を開業する著者は、二十年以上にわたる治療の結果、一つの結論にたどり着いた。「歯周病の元凶は歯石であり、歯磨きだけでは不充分。むしろ歯石除去のメンテナンスを定期的に行うべし」――。予防的歯科医療への転換をも促す画期的な提言。

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  • 「名医」のウソ―病院で損をしないために―
    4.3
    「どの病院を選べばいいのかわからない」「『名医』に診てもらったけれど釈然としない」――「名医・名病院ガイド」をいくら読んでも、こういう不満は解消できません。満足できる医療サービスを受けるには、患者側が知っておくべきいくつかの常識とコツがあるからです。この知識さえ手に入れれば、近所の医者があなたのための名医に変わります。そう、名医は探すものではありません。賢い患者が作り出すものなのです。

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  • はり100本―鍼灸で甦る身体―
    3.9
    原因不明の頭痛、腰痛は、身体が発する悲鳴だ。西洋医学だけでは根本的な解決にはならない。不規則な生活習慣、様々なストレスにさらされ続ける現代人は、身体が本来持っている力を失ってしまっている。免疫力、自然治癒力という、人間が太古に身につけていた活力を取り戻すことが、今求められている。鍼灸の力は、身体からの警告に耳を傾け、生命力を甦らせてくれるのだ。従来のイメージを覆す、新・鍼灸のすすめ。

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  • Final Phase
    4.3
    1巻660円 (税込)
    この作品はXMDFで作成されているため、ご利用いただく端末によって、マンガのページが小さく表示される場合があります。ダブルタップで拡大表示可能です。お手数ですが、タブレットで閲覧される方は立ち読みでご確認ください。 起こりうるウイルス感染の恐怖!!都心の湾岸地区で風邪の症状だったはずの患者たちが、突如「溺れる…」の言葉を遺し死んでいった。なんらかの感染症を疑った潮浦総合病院の医師・鈴鳴涼子(すずなり りょうこ)は、検体を国立疫病研究所に送る。通称・疫研から来たのは、若いが実力のある疫学者・羽貫琉伊(はぬき るい)であった……次々と感染者が増える中、ついにヒト-ヒト感染が確認され警戒レベルはフェーズ4に!!  感染源は一体なんなのか。見えない恐怖が襲い来る。湾岸地区という閉鎖区域で発生したウイルスの猛威に人類は一体どう対処していくのか…!? 世界との距離が近くなった現代の日本に、警鐘を鳴らす本格ディザスターコミック!! 死は…ウイルスは誰かを理由があって選ぶわけじゃない。人間VSウイルスの壮絶な闘いに要注目!!

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  • がんをどう考えるか―放射線治療医からの提言―
    4.0
    がんの最善治療とは何か? 医療技術が日進月歩で進化を遂げる一方で、氾濫、錯綜する情報とどう向き合えばいいのか……。専門分野に特化することなく、がんの生態を最も熟知する立場である放射線腫瘍医が、がん発生のメカニズムから最先端の治療法、治療に対する考え方までを、わかりやすく、そして大胆に教える。手術で“排除”するのでも、抗がん剤で“叩く”のでもない、“共存”の道とは――。

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  • 貧乏人は医者にかかるな!
    3.6
    医師不足は単に産科や小児科、また地方の問題ではない! これからは外科をはじめあらゆる科で医師の数は足りなくなる。厚労省が公開しているデータから医師不足の現状と原因を分析、団塊の世代が後期高齢期に向かう今後の日本の医療の進む方向を探る。アメリカ流金持ち優先型か、イギリス流シビアな待機型か、あるいは日本独自の道があるのか。国民が医療難民にならないための自衛策と国を挙げての解決策を提言する。【目次】はじめに/第1章 表面化する医師不足 /第2章 医師不足は現実である/第3章 なぜ医師は不足したのか/第4章 医療訴訟が医師不足を加速する/第5章 2025年の真実/第6章 イギリスの惨状/第7章 日本が採り得る医師不足対策/第8章 医者不足時代を生きる/おわりに
  • 心臓にいい話
    5.0
    狭心症に心筋梗塞、大動脈瘤――、がん・脳血管疾患と並んで日本人の三大死亡原因である心臓病。高齢化によりさらに増えつつある心臓の病気で死なないための知識を、四十年以上の臨床経験を誇る心臓外科の権威がやさしく説く。ダ・ヴィンチやリンドバーグも登場する心臓の歴史、機能とトラブル、心臓にいい生活、治療の最先端、そして患者の心得など。心臓に不安のある人もない人も、胸がすっきりする一冊!

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