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医師不足は単に産科や小児科、また地方の問題ではない! これからは外科をはじめあらゆる科で医師の数は足りなくなる。厚労省が公開しているデータから医師不足の現状と原因を分析、団塊の世代が後期高齢期に向かう今後の日本の医療の進む方向を探る。アメリカ流金持ち優先型か、イギリス流シビアな待機型か、あるいは日本独自の道があるのか。国民が医療難民にならないための自衛策と国を挙げての解決策を提言する。【目次】はじめに/第1章 表面化する医師不足 /第2章 医師不足は現実である/第3章 なぜ医師は不足したのか/第4章 医療訴訟が医師不足を加速する/第5章 2025年の真実/第6章 イギリスの惨状/第7章 日本が採り得る医師不足対策/第8章 医者不足時代を生きる/おわりに
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年10月24日
僕は医者不足が地方だけでなく、都市部でも深刻化しているということに驚いた。戦後、人員配置標準というものを国が設置したが、あくまでもそれはそこに書いてある内容を満たすことができればよくて、医師の数を増やしても良かったのに、現代になってその内容が医者の雇える数の上限という意味になってしまったから医師不足...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月11日
医師不足こそが,本書のテーマだ.
【医師は本当に足りないのか】
・厚生労働省が主催する検討会「医師の需給に関する検討会」が2005年から06年にかけて開かれた.その最終報告書の内容は,「医師の勤務時間を週48時間とすると,04年において,医療施設に従事する医師数が25.7万人であるのに対して,医療...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月23日
5年以上も前の本で色あせるかなと思って読んだが、そうでもなく今でもほぼ通じる。自分の意見も著者の視点と重なり、違和感はない。
ただ論説として、データ・政府発表などからだけでは突き上げてくる力強さがない。主張は間違いないと思うのだが。
もう少しフィールドワークや事例を出して、匿名でも良いので紹介できた...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月30日
タイトルは過激ですが、至ってまともな内容です。団塊の世代が後期高齢期(75歳以上)を迎える2025年には、患者数に比べて医師の数が圧倒的に不足するという予想を統計データをもとに論理的に主張されています。まあ普通に考えても、これから高齢者が増えて患者数は増加し、少子化によって医者は減少するわけだから、...続きを読む
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