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生き物は必ず死ぬ。生命進化38億年の歴史のなかで、なぜ生命は死を獲得したのだろうか。ヒトはまた、死とともに長い「老い」の時間を授けられた。宿命ともいえるこの時間を、どのように生きたらよいのだろう。老化と寿命の生物学による知見から「老い」と「死」を捉え直し、自在に生き抜いていくヒントを考える。
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Posted by ブクログ
一つ私が混同していたことで整理がついたのは「老化」と「寿命」は一緒じゃないっていうこと。寿命はプログラミングされていて成長と同じように必ず訪れるものだけれど老化は生物学的にはどうでもいいことで逆手に取れば個人の心がけ次第で結構融通が利く。ぴんぴんコロリは夢想ではない。 あと「人間たるもの生老病死の...続きを読む四苦はあって当然。ま、仕方ない」ぐらいに仏教徒としては思っていたけれど、死は自分にとっても種にとっても肯定的な意味合いを持つのだという理解ができて「老いるのも死ぬのもまた楽し」って気分。 「アポビオーシス」を提唱している先生。以下は直接うかがった話。先生の恩師が先生に言った言葉。「君のデータを見れば君が机上の空論を振り回しているのか本当の研究者なのか分かる」って。 若人よ走りながら考えろ。'04
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ヒトはどうして老いるのか ――老化・寿命の科学
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田沼靖一
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