作品一覧 2022/02/24更新 解体新書 試し読み フォロー 解体新書&蘭学事始(福沢諭吉も感動で涙した<苦難と挑戦の人間ドラマ>) 試し読み フォロー 蘭学事始 試し読み フォロー 蘭学事始 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 杉田玄白の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 蘭学事始 杉田玄白 / 緒方富雄 杉田玄白らが「ターヘル アナトミア」を翻訳した顛末を玄白本人が記した日記というか記録というか読物です。 この一事は小学生でも習うような有名な出来事ですが、歴史の単なる1コマとして簡単に流してしまうには勿体ない事がこの本を読めばよくわかります。 この一事が如何に無謀なチャレンジだったのか! どれだ...続きを読むけの絶望からチャレンジしなくてはいけなかったのか! 福沢諭吉が読む度に何度も涙した、というエピソードからもよくわかります。 こういった人たちが日本人にいたという事実は誇りですし、知っておくべきだと思います。 そしてせっかく母国語でこんな素晴らしい足跡に触れる事ができるのですから、なるべく原文に近い形で読む事をお勧めします。 そういった点でもこの岩波文庫版は良いのではないでしょうか。 Posted by ブクログ 蘭学事始 杉田玄白 / 緒方富雄 フルヘッヘンドの解釈については、記憶違いよりは、『風雲児たち』で提示されていた、敢えて創作を入れた説を推したい。 Posted by ブクログ 蘭学事始 杉田玄白 / 緒方富雄 この時代の古文は何とか読めた。表紙カバーに記された文章の感動がまさに迫る内容。 本文は総ページの3分の1しかないという(あとは用語解説など)本だが、著者の学ぶことに対する謙虚さ・素直さと情熱が淡々とした記録の中から力強く伝わる。 Posted by ブクログ 蘭学事始 杉田玄白 / 緒方富雄 ご存知、杉田玄白先生の回想録。医学の発展に掛ける思いや、オランダ語を勉強する苦労などが記されています。「初めて唱える時にあたっては、後の謗りを恐れるような平凡な考えでは企事(くわだてごと)は出来ないものだ」という言葉が好きです。 Posted by ブクログ 蘭学事始 杉田玄白 / 緒方富雄 本物の名著。とりあえず本の構成がくらくらするぐらいに素晴らしい。蘭学に目覚め、本格的に勉強を始めた苦しい道のり、そして終局へ話が収束していく様はそこら辺のドラマよりもずっと感動的である。福沢諭吉が涙を流したというのも、納得できる話だ。 これを読まないのはもったいない。 Posted by ブクログ 杉田玄白のレビューをもっと見る