作品一覧

  • 蘭学事始
    4.6
    1巻660円 (税込)
    福沢諭吉は友人とともに繰り返し『蘭学事始』を読んだが,『ターヘル・アナトミア』の原書を前にした玄白たちが「艫舵なき船の大海に乗り出だせしが如く」ただただ呆然とするばかりだったとある条に至るや,常に感涙し無言に終ったという.蘭学創始にあずかった先人たちの苦闘の記録は今も鮮烈な感動をよぶ.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 解体新書&蘭学事始(福沢諭吉も感動で涙した<苦難と挑戦の人間ドラマ>)
    -
    1巻328円 (税込)
    これは江戸時代の「プロジェクトX」だ!! 平賀源内も惚れ込んだ夭折の天才絵師・小田野直武による『解体新書』図版を完全収録! 『解体新書』だけでなく杉田玄白が晩年に書いた『蘭学事始』と、それをもとに菊池寛が書いた小説版『蘭学事始』も同時収録した豪華版! ――『解体新書』と『蘭学事始』―― 本書には『解体新書』の人体解剖図を収録しています。この図版を描いたのは秋田蘭画の中心人物として活躍した天才画家、小田野直武です。 本書にはさらに、杉田玄白が『解体新書』完成にいたるまでの奮闘と、蘭学の草創から隆盛までを臨場感あふれる筆致で描き出した『蘭学事始』も完全収録。 良沢たちが『解体新書』翻訳に奮闘する様子を描いた、感動の人間ドラマ『小説・蘭学事始』も同時収録しています。 日本の近代文化の礎を築いた大事業ともいわれる『解体新書』の翻訳……。そこには、江戸版「プロジェクトX」といってもよい、感動が数多く詰まっているのです。本書を開けば、その感動が怒濤のごとく押し寄せてくるでしょう。 福沢諭吉が感動のあまり涙を流しながら読んだという杉田玄白の『蘭学事始』。蘭学者たちが困難を乗り越えていく様に、現代を生きる私たちの魂もきっと激しく揺さぶられるはずです。 ――――――――――――――― 【本書の内容】 ・はじめに ・杉田玄白について ・前野良沢について ・小田野直武について ・『解体新書』人体解剖図版(小田野直武・画) ・『蘭学事始』(杉田玄白・筆) ・小説『蘭学事始』(菊池寛・筆)
  • 解体新書
    -
    『解体新書』は日本最初の本格的西洋医学翻訳書として知らない人はいないと言っても過言ではないが、実際に内容を目にする機会は多くない。本製品では、本文4巻と序・図を合本にし、全体を一冊で読めるようにした。名前だけは知っているという人に是非気軽に目を通して欲しい一冊。 ※本製品は固定レイアウトで制作されており、本文中の文字検索はできません。また、大きなサイズの画面での閲覧に向いています。 ※本製品は、国会図書館デジタルコレクションとして公開されている画像データをもとに作成されており、一部に読みにくい箇所がある場合がありますので、ご了承ください。

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  • 蘭学事始
    -
    1巻550円 (税込)
    日本の蘭学(オランダ学)、ひいては洋学の先駆をなした「解体新書」の翻訳刊行。それから約40年後、玄白が83歳のときに著わしたこの回想録は、当時の若者の新しい学問へのあふれるような好奇心を、あますところなく活写する。緒方氏の三度目になるわかりやすい翻訳に、多数の珍しい図版資料をそえておくる。

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ユーザーレビュー

  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    ターヘル・アナトミアを翻訳したときの苦労譚。
    その後「解体新書」へ繋がり、洋学が普及してするまでに様々な障害があったことは想像に難くない。

    0
    2025年08月20日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    杉田玄白らが「ターヘル アナトミア」を翻訳した顛末を玄白本人が記した日記というか記録というか読物です。

    この一事は小学生でも習うような有名な出来事ですが、歴史の単なる1コマとして簡単に流してしまうには勿体ない事がこの本を読めばよくわかります。

    この一事が如何に無謀なチャレンジだったのか!
    どれだけの絶望からチャレンジしなくてはいけなかったのか!
    福沢諭吉が読む度に何度も涙した、というエピソードからもよくわかります。
    こういった人たちが日本人にいたという事実は誇りですし、知っておくべきだと思います。

    そしてせっかく母国語でこんな素晴らしい足跡に触れる事ができるのですから、なるべく原文に近い

    0
    2012年09月22日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    フルヘッヘンドの解釈については、記憶違いよりは、『風雲児たち』で提示されていた、敢えて創作を入れた説を推したい。

    0
    2012年01月03日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    この時代の古文は何とか読めた。表紙カバーに記された文章の感動がまさに迫る内容。

    本文は総ページの3分の1しかないという(あとは用語解説など)本だが、著者の学ぶことに対する謙虚さ・素直さと情熱が淡々とした記録の中から力強く伝わる。

    0
    2009年10月04日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    ご存知、杉田玄白先生の回想録。医学の発展に掛ける思いや、オランダ語を勉強する苦労などが記されています。「初めて唱える時にあたっては、後の謗りを恐れるような平凡な考えでは企事(くわだてごと)は出来ないものだ」という言葉が好きです。

    0
    2009年10月04日

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