医学の検索結果
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再建手術、承ります
<再建外科とは、癌の切除後や外傷によって失われた組織を再建する外科分野です。 (中略)私たち再建外科医は、手術を通して三つの再建を行っています。 そのうちの二つは「機能」と「形」です。食べる、話す、持つ、歩く、座るといった機能と、顔貌、指、乳房などの形です。 「機能」や「形」を再建することは、患者さんが自分らしさを取り戻し、心身ともに元気になっていただくことにつながります。 つまり三つ目の再建は「心」です。(プロローグより)> ──すべては患者さんの「自分らしさ」を取り戻すために、 顔面、乳房、四肢、そして体幹の再建に挑む、“毎日が臨戦態勢”の熱き外科医のノンフィクション! <目次> プロローグ I 頭頸部再建 CHARTカルテ[1]下顎の再建「QOL」とは CHARTカルテ[2]舌の再建「再起」とは CHARTカルテ[3]頬の再建「傷痕」とは MONOLOGUEモノローグ[1]手術は芸術か? II 乳房再建 CHARTカルテ[4]乳房の再建1「乳房」とは CHARTカルテ[5]乳房の再建2「インプラント」とは CHARTカルテ[6]乳房の再建3「再建する理由」とは MONOLOGUEモノローグ[2]「神の手」でも秘儀でもなく III 四肢再建 CHARTカルテ[7]小指の再建「指の数」とは CHARTカルテ[8]アキレス腱の再建「歩く」とは MONOLOGUEモノローグ[3]お風呂に入れないなんて IV 体幹再建 CHARTカルテ[9]お尻の再建「座る」とは CHARTカルテ[10]褥瘡の再建「続ける」とは MONOLOGUEモノローグ[4]外科医修業の道 エピローグ -
医者が考える「見事」な最期の迎え方
死を直視する機会が多い医師である著者が考える、人の「最期」とは。平穏でQODの高い死を迎えるためには、元気な間に何をしておくとよいか……。死を意識することで色づいて見えてくる、残りの人生の過ごし方。 -
統合失調症 その新たなる真実
百人に一人がかかる身近な疾患であるにもかかわらず、多くの人にとって縁遠く不可解な統合失調症――そのメカニズムが現在かなりのところまで解明され、治療法は大きく様変わりしつつある。時間はかかるが統合失調症は克服できる病になろうとしているのだ。本書ではこの疾患の背景やメカニズム、治療技術や回復過程について、最先端の知識をわかりやすく伝える。そして、この病を理解して克服するためには、正しい知識とともに人間として共感する姿勢が大切だと説く。○はじめに 克服できる病気に、○第一章 統合失調症とは、どんな病気か、○第二章 闇に閉ざされた歴史から希望の光へ、○第三章 統合失調症の症状と診断、○第四章 統合失調症と認知機能障害、○第五章 統合失調症の神経メカニズムと原因、○第六章 統合失調症と社会、○第七章 統合失調症の治療と回復、○おわりに 統合失調症と上手につき合う -
図解 脳に悪い12の習慣
脳に「悪い習慣」を「知る」だけで、すぐにやめられ、パフォーマンスも上がる! スマホで低下した脳機能が劇的にアップできる。 多くのオリンピック選手を指導した脳神経外科医による55万部突破のシリーズ本を一新。 AIなどのテクノロジーは日増しに発展していますが、人間の脳はどうでしょうか? 「物覚えが悪くなった」「ミスが増えた」「努力しているわりに成果が出ない」など、脳が以前ほど働かなくなったという気がしませんか? 一つにはスマホの影響があるでしょう。スマホ依存で、脳が有効に使われていないのは明らかです。詳しくは本書で話しますが、もう一つには、脳に悪い習慣をみなさんが身につけているということです。この悪い習慣から逃れる方法はたった一つ。何が脳にとって悪い習慣を知るだけでいいのです。なぜなら、脳に悪いと知りながら、それを続けるのは、容易ではありませんから。以前に比べて、頭の回転が遅くなった、もっと脳を冴えさせたいという人、必読の書。 -
医療事故に「遭わない」「負けない」「諦めない」
医学博士でもある専門弁護士が医療事故の内幕を全部書いた―― ◎危ない病院、医師はすぐに見抜ける◎医師は専門外のことはほとんど知らない◎医師がカルテの改ざんや隠匿を行うことも◎裁判をけしかけるのは病院側の弁護士◎看護師がトラブルの原因になることも多い◎損害賠償額は示談でも裁判でも変わらない◎医療裁判の勝訴率は2割以下 医学博士を持つ稀有な弁護士として、一貫として医療事件に携わる石黒麻利子弁護士の初著作。患者側の思いはもちろん、医療者側の事情にも精通しており、著者にしか書けない医療事故の舞台裏が詳細に綴られている。超高齢化社会、そして多死社会を迎えるなか、病院とのつき合い方は大きなテーマだ。本書ではQ&Aも交えながら、一般の人でも理解できるよう、医療紛争の準備の進め方、そして医療裁判の戦い方についても詳しく解説されている。何より注目されるのは、現場の弁護士だからこそ書ける医療事故の生々しい舞台裏だ。たとえば医療裁判は患者やその家族が起こしているというイメージが強いが、実際は病院側の弁護士だ。たとえ病院が示談交渉をしようとしても、彼らは着手金が入る裁判に持ち込みたがる。その他、近年増加する美容整形でのトラブルや、賠償金の算出方法についても言及。平易な言葉で解説されており、一家に一冊、保管したい本だ。 -
うつの8割に薬は無意味
抗うつ薬が本当に有効なのは、うつ病患者の2割にすぎない。しかし医療機関で実際に行われている治療のほとんどは、薬剤を処方するだけ。なぜ、8割の患者は「無意味な」薬を与えられ続けるのか? この現状をもたらせた医学界、製薬業界にどんな問題があるのか? 薬物療法偏重のうつ病治療の実態を徹底批判し、正しい治し方を説く。 よく知られているように、日本では今、心に病をもつ人が急増している。厚生労働省の患者調査によれば、うつ病(躁うつ病を含む)患者数は2008年に100万人を超えた。「うつは、こころの風邪」キャンペーンと、国際的な「うつ病診断基準」の変更が、うつ病を「身近なもの」にしたからだ。それにともなって、メンタルクリニックも激増した。 現代人に不安や焦燥感はつきものだが、そんな「悩める健康人」も病人と診断され、長期にわたって無意味な薬を投与されかねない。 著者は、獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授。臨床にも携わる。「うつは生活習慣病」が持論で、本当に患者のためになる治療を教える。 -
あなたの隣の精神疾患(インターナショナル新書)
チェックリストやマニュアルで自己判断が可能なほど、精神医学はイージーなものではない。長年、患者を観察し続けてきた精神科医だからこそ確認し、解説できる精神疾患のパターン。本書では、双極性障害や統合失調症から、閉ざされた家の怖さや共依存などまでをつぶさに検証し、読者が精神疾患に対して「よりリアルな」イメージを持ち、理解することができるようになっている。また、患者、人間にとっての幸福とは何か、精神科医の仕事とは何かについても考察する。 -
免疫革命 がんが消える日
「これは革命だ」──尽くす手がないと言われた末期がん。そのがん細胞が小さくなるだけではなく、一部の患者ではがん細胞が消滅する結果が出た。その新薬は、小野薬品工業とBMSによる免疫薬「オプジーボ」。 14年9月に悪性黒色腫の治療薬として製造販売承認を受け、その対象範囲を徐々に広げている。肺がん、腎細胞がん、血液がん(ホジキンリンパ腫)での適用が認められ、さらに胃がんや食道がん、肝細胞がんなどへの適用拡大も予定。まさに「がん治療の最終兵器」として注目されている。本書はそのオプジーボを軸に、がん治療の最前線に迫るルポルタージュ。 誰にでも効果があるのか。重篤な副作用を招く危険性がある、というのは本当か。他の治療法と併用して平気なのか。薬価(公定価格)はなぜ引き下げられたのか。これからどんな類似薬が登場するのか。 医療現場の専門家や製薬メーカー、実際に体験した患者の声などを集めて多面的に解説。日経の専門記者が、もっとも知りたい疑問に答える! -
「がん」はどうやって治すのか 科学に基づく「最良の治療」を知る
【「がんを治す」ための正しい知識が身につく】 がんの罹患数は年々増加しているが、 医療の進歩に伴って、死亡率は減少している。 そんな最新医療の恩恵を受けるには、 治療を受ける側、患者をサポートする側の知識も欠かせない。 手術、放射線、抗がん剤(薬物療法)、免疫療法は、 どのようなメカニズムでがんを退治するのか。 最新検査から遺伝子情報に基づくがんゲノム医療まで、 エビデンスに基づく「意味のある治療」とはどのようなものか。 2人に1人がかかり、 「国民病」ともいえるがんと折り合いをつけて生きるために、必要な知識を徹底解説。 【おもな内容】 ・どんな検査でなにがわかるか ・腫瘍マーカーは目安にすぎない ・手術するかしないかを決める基準 ・手術が先か、抗がん剤が先か――治療法の選択と順序 ・臨床試験に参加するにはどうすればよいのか ・転移がんの治療方針 ・ガイドラインを超えた選択をするとき ・がん組織を取らずに検査できるリキッドバイオプシー ・「薬が効きそうか」を判断する遺伝子検査 ・分子標的薬、免疫療法の最新事情 ・「標準治療」=「並みの治療」ではない ・「がんの遺伝子情報」に基づく個別化医療のはじまり ほか ――「後悔しない選択」 のために必要な知識が凝縮。 第1章 臨床医が考える「がんとは何か」 第2章 どんな検査で何がわかるか 第3章 治療方針はどのように決まるか 第4章 手術でがんを取り除く 第5章 放射線でがんをたたく 第6章 薬でがんをたたく 第7章 がん免疫療法でがんを追い込む 第8章 一人ひとりに合わせたがんゲノム医療 -
最高のがん治療、最低のがん治療 ~日本で横行するエセ医学に騙されるな!~
いまだに後悔しながら死んでいく患者が後を絶たないなか、臨床の最前線でたたかい続ける著者が告ぐ! 抗がん剤は悪者なの?手術せずに放置した方がいい?放射線治療なら切らずに治せる?緩和ケアは最後の手段?モルヒネで中毒にならない?先進医療は夢の治療法?食事でがんは消える? etc. 外科医と腫瘍内科医の2つの専門性を有する気鋭のがん専門医が、患者や家族を惑わせるエセ医学・詐欺的医療・インチキ情報を一刀両断! 自身ががんになったとき、愛する家族や友人ががんにかかったとき、賢く主治医を選び、賢く情報を選択して、賢い患者になるための必読書。 臨床の最前線で10年以上にわたり患者と向き合ってきたからこそ伝えたい、最善の治療を選ぶための医学リテラシーをまとめた1冊です。 ※本書は2016年に刊行した『大場先生、がん治療の本当の話を教えてください』(小社刊)を大幅に加筆・修正して新書化したものです。 -
がん医療・抗がん剤治療のすべて 生きる希望を支える
「がん」を宣告されたら、最初に読むべき本。 がんの治療はおもに「手術」「放射線治療」「化学療法(抗がん剤、分子標的薬療法)」の3つがあります。 そしてがんの部位、進行度によってこの3つの治療法をどのように組み合わせるかが変わってきます。 特に、抗がん剤、分子標的薬を使用する化学療法はここ数年の薬の飛躍的な進歩で高い治療効果が望めるようになってきています。 本書は、男女ともに死亡者数が多い肺がん、胃がん、大腸がんだけでなく近年急増している男性特有の前立腺がんや女性特有の子宮がんのほか、肝臓がんや食道がんなど20以上の部位別がんについて、最善の治療法を解説しています。 さらに近年進歩している抗がん剤、分子標的薬を用いた化学療法について重点的に解説しているのが最大の特長です。 ※【ご注意】この作品はレイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。 ※この作品は2色刷りです。 -
知らないと損をする 国からもらえるお金の本
日本には、届け出だけで数千円~100万円以上をゲットできる制度がたくさんあります。教育費、住居費から、医療、失業、休職、出産、育児、年金、介護、被災時まで、人生の節目や困ったときには必ず給付金・助成金を受け取れるといっていいほど。実は日本の給付制度は世界一。しかし国や市区町村の広報不足で知られていないのも事実。この本では、おもな国の制度を網羅し、その金額、支給要件、届け出先を見やすく掲載します。さらに地方自治体が独自に制度を設けていて、その土地に住んでいないともらえないお金も掲載。「隣の市の方が得!」ということもよくあるので、ぜひチェックを。消費税増税、負担増に対応した一家に一冊の常備本です。 -
基礎知識から治療法まで、これ1冊で安心! インプラント完全ガイド
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不安も疑問も、読めばスッキリ! インプラント治療の“ほんとう”がやさしくわかる1冊! 「歯医者は怖い」「インプラントは痛そう」――そんな不安を抱える方のために、インプラント専門医の鈴木祐輔医師が、治療の基礎から流れ、費用、安全性までをイラストたっぷりのやさしい解説でまとめました。 著者の鈴木医師はアメリカで専門的にインプラント治療を学び、豊富な臨床経験を持つドクター。「自分の家族だったらどう治療するか」という姿勢で、患者さんの疑問に丁寧に向き合っています。 インプラントが入れ歯やブリッジと比べて、噛む力・見た目・耐久性の面でどれほど優れているのかを丁寧に解説し、納得して治療を選べるようになります。 食事も会話も笑顔も、何も気にせず過ごせる日常を取り戻すために! インプラントをもっと身近に感じられるようになります! 目次 はじめに なぜインプラントが選ばれているの? インプラントのメリット 入れ歯やブリッジよりもいいの? インプラントの構造 オールオン4・オールオン6って何? 歯医者さんはどこも同じではないの? インプラント治療には知識と技術が必要 インプラント治療は専門家におまかせ 世界的に選ばれているストローマンインプラント 他院で骨が薄いと言われた方へ 治療が怖い方へ 無痛治療を目指して 最新鋭の設備 チーム医療体制 医療費控除・10年保証・デンタルローン 千葉総合歯科稲毛 矯正歯科について 一般的な治療の流れ Q&A おわりに 著者プロフィール 鈴木 祐輔(すずき・ゆうすけ) 千葉県千葉市稲毛区出身。幼少期から地域に根ざした医療に貢献したいという思いを抱き、歯科医療の道へと進む。2004年3月に東京歯科大学を卒業し、その後2008年3月には同大学大学院研究科にて歯学博士号を取得。博士取得後、ドイツのエアランゲン‐ニュールンベルク大学(顎顔面口腔外科講座)へ短期留学し、さらに2008年~2011年には米国の名門 ロマリンダ大学インプラント学講座にて研鑽を積む。2011年7月からはロマリンダ大学インプラント学講座の臨床准教授として勤務し、帰国後は地元千葉にある 千葉総合歯科稲毛・矯正歯科(稲毛インプラントセンター)に副院長・所長として所在。 インプラント治療を専門とし、特に「残っている歯への負担を最小限に、まるで自分の歯のような噛み心地を実現する」ことを目指し、審美・矯正・予防歯科にも見識を広げ、患者一人ひとりのニーズと不安に丁寧に向き合う診療スタイルに定評がある。 -
教養としての「病」(インターナショナル新書)
「新自由主義」によって毒された日本の医療──カネさえあれば、どんな病気も治せるというのは幻想にすぎない! 慢性腎臓病を患い、生体腎移植を受けた「知の巨人」佐藤優が警鐘を鳴らす「本当の医療」とは? 医者と患者が「共同体」を作ってこそ行なえると説く、その理由とは? 対談の相手は佐藤氏の主治医である片岡浩史氏(東京女子医大病院)。片岡氏は京大法学部を出たのちにJR西日本に就職し、駅員や車掌を経験したこともあるという異色の経歴の持ち主であり、まさに「真の教養」を知るドクターでもある。 -
認知症の私から見える社会
39歳でアルツハイマー型認知症と診断されて7年、全国を飛び回り、300人を超える認知症当事者と対話し続けている著者だから書けた当事者の「本音」。 認知症になっても「なにもわからなくなったり」「なにもできなくなったり」するわけではない。 周囲の「やさしさ」が当事者を追い詰め、やがてすべてをあきらめさせられていく。 症状をさらに悪化させる「ストレス」という最大のリスク。 いまだに専門家の間でも根強い「偏見」を脱し、診断されてもよりよく生きていくために必要なこととはなにか。 「なにができて」「なにができなくて」がわかれば、できないことを補うために「どう工夫すれば」いいかが考えられる。 認知症当事者700万人時代を迎え、すべての人のすぐ隣にある世界を知るためのガイド。 -
親の介護で自滅しない選択
「親に認知症の疑いがみられたら?」 「医療費・介護費がふくれあがって限界に…」 「遠距離の親が入院、どうみればいいか」 「同居を頼まれたらどうする?」 「何もしてくれないきょうだいに、どうすればいいか?」 ――ある日、突然やってくる親の介護。 選択を間違えると、介護破産、介護離婚、きょうだいと絶縁、といった、人生の不幸を招きかねない。 そこで、自分の人生も大切にしながら、介護を進めるために必要な情報のエッセンスを イラストと図解入り、見開き4ページ展開でやさしく解説する。 介護保険申請のプロセス、介護保険のサービス内容、医療費の軽減制度について、地域包括支援センターとのつきあい方、高齢者施設選びのポイント、役立つ「介護家計簿」の付け方など、すぐに使える実用情報だけではなく、何かと甘えてくる親をどうするか、口うるさい親戚にどう対応すればいいかなど、介護初心者が悩みがちなシーンの心構えについても伝授する。 -
肺炎を正しく恐れる
新型コロナウイルスは社会の姿を一変させた。 このウイルスに感染すると、風邪のような症状だけで済むこともあれば、 肺炎を発症し、命を落とすこともある。 症状が全くない人からもうつることが分かり、不安は募るばかり。 こうした状況で一番大切なのは、この感染症を正しく理解し、正しく恐れること。 「肺炎」については、誰もがその名前を知っているが、実態を理解している人は少ない。 そもそも肺炎はどのような病気か、なぜ肺炎で亡くなる人が多いのか。 新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでとは何が違うのか。 なぜ、一気に悪化してあっという間に亡くなる人がいるのか。 肺炎を避け、予防するにはどうすればいいのか――。 呼吸器内科医として肺炎と向き合って30年、 実際に新型コロナの肺炎患者も診察し、テレビにもたびたび出演する、 池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんが解説する。 肺炎は、新型コロナウイルスに関わらず、日本人にとって身近な怖い病気だ。 現在、日本では年間で13万人を超える人が肺炎で亡くなっている。 新型コロナウイルスによる肺炎を正しく恐れることができれば、 将来の肺炎対策につながり、日本人の健康長寿に貢献できるのだ。 -
「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する
自閉スペクトラム症、ADHD…… 診断名よりも大切なこと 診断名はあくまでもその子の一部にしか過ぎません。「自閉スペクトラム症のAくん」「注意欠如・多動症(ADHD)のBちゃん」といった視点よりも、大切なのは、その子の目線にまで達して、気持ちを想像してみること。本書では、「発達障害」と診断される可能性のある子どもたち12のストーリーを例に、その子の気持ちを想像し、困っていることを探り、「仮の理解」を行う過程を解説。わが子の「不可解」な行動に、悩める親や支援者を応援する一冊です。 【「はじめに」より】 この本は、わが子の育ちを心配する保護者の方々に手に取ってもらえたら、読んでいただけたら、という思いで作りました。 すでに、発達障害について解説する本は、たくさん書店に並んでいます。飽和状態に近いと思っています。 その中で本書は、もしかしたら、わが子には「発達障害」という診断が付くのではないだろうか、あるいは周囲からの指摘に、思い悩み、漠然とした「不安」を抱えた保護者の方々に読んでいただけら、という思いで作りました。 <中略> 診察室では、時間もいただけますし、出会いを重ねることもできます。そして実際の診察室での話は、これ以上に生活状況は錯綜し、複雑になっているものです。なかなかきれいには収束しません。 でも、だからこそ、僕たちは日々の臨床で試行錯誤し続けます。 -
二人に一人がガンになる
何かと話題になる機会の多いがん治療ですが、がんの治療自体が、日々情報が更新され、難解かつ専門的な記事も多く、現状でどこまで治療法が進んでいるのかわかりません。 なかには「がんはもうすぐ不治の病でなくなる」といった声もありますが、実際のところはどうなのでしょうか? また、画期的な最新医療が生れても富裕層しか治療を受けられないのではないか? という「がん治療格差」なども不安視されています。 そもそも、がん治療とはどういうもので、どういった種類があり、どこまで進んでいるのか、「二人に一人がガンになる」と言われる今、話題になる最先端治療はどこまでが現実になっていて、がんは本当に撲滅されるのでしょうか? 本書では、医療ジャーナリストによる俯瞰した目と専門医の監修により、がんとその治療法について知っておくべき知識について解説します。 -
知ってはいけない 医者の正体
「何を根拠に『様子を見ましょう』とか『大丈夫』とか言うの?」 「同じ症状でも、医者によって薬の出す量が違うのはなぜ?」 「有名大学の附属病院はやっぱり優秀なの?」 「神の手と呼ばれる外科医には、どうすれば執刀してもらえるの?」 医者や病院に一度は聞いてみたいことって、ありませんか? 大型総合病院から、町の小さな診療所まで勤務し、 10万人以上の患者と接してきて、 患者から多くの「すごく聞いてみたい質問」を聞いて答えてきた現役医師が、 医者や病院の実態を大暴露したのが本書です。 一度は気になったこと、この本に書いてあるはずです。 さらに、医療現場の実情に迫りつつも、 患者や患者の家族はどうすれば、より良い診療を受けることができるのかまでも、 しっかりと提言しています。 病院に行く前に、必ず読んでください。 -
がん外科医の本音
「がんとは何か?」 「本当に効く治療とは?」 遠慮も忖度も一切なし。 これまでなかった、「がん」患者とその家族のための1冊! 「患者とその家族のためにリスク覚悟でお伝えします。」 日本人の2人に1人が罹るといわれる「がん」。 著名人や身内ががんに罹ったニュースは、私たちを心理的に揺さぶります。インターネットには情報が錯綜し、健康書の棚には極論めいたものが並ぶ。 真偽不明な情報や俗説があふれる中で、不安ばかりが募ります。 私たちは、いったい何を頼ればいいのか。 本書は「主治医に聞きたくても聞けない」本音をリスク覚悟で明かしてきた著者が、今度は「がん」をテーマにすべて明かします。 「抗がん剤は効くの?」「放置してもよい?」「がんを切りたがるって本当?」「がん検診のデメリットは?」など…。 身内の人が告知されたら、真っ先に読んでほしい1冊です。 「正直なところ、この章を書くといくつかの業界を敵に回すことになります。訴訟など法的リスクがありますので、私は弁護士にも相談しています。それくらいのリスクを承知の上で書いています。このような敏感な話題を書くときに大切なのは、「書き手の中立性」です。私は出版社・テレビ局などのメディア以外の企業とはいまのところ仕事をしていません。ですから、私は気兼ねなく「読者の皆さんの利益を最大化する」内容を書くことが出来るのです。「本音」の名に負けぬよう、遠慮なしで書いていきます。(本文より抜粋)」 -
がん患者の外見の悩みを解決する 希望のアピアランスケア
「先生は私の人生を台無しにしました」―― がん患者からの一言が、医師の価値観を変えた がん患者の一言が問いかける、医療の本質 外見ケアから始まる“その後”の支援とは 「先生、私のがんを治してくださりありがとうございました。でも、先生は私の人生を台無しにしました」―― 乳がん治療を終えた患者のこの一言が、著者の医師としての価値観を根底から揺るがしました。命を救うことが最優先されるがん治療の現場では、脱毛や肌荒れ、体重の変化といった外見の変化は「仕方のないこと」とされ、見過ごされがちです。しかし、治療後の人生において外見の喪失は、患者の自信や尊厳、生きる力を深く蝕むことがあります。 本書では、著者がアピアランスケアの重要性に気づき、美容の知識を学び、病院内に専門チームを立ち上げ、さらに自身のクリニックを開業するまでの歩みを通して、外見ケアの実践と可能性を解説します。医学的・整容的・心理社会的支援を通じて、がん患者の「その後の人生」を支えるために————がん患者、医療従事者、美容関係者、そして社会全体に届けたい、必読の一冊です。 -
心身の不調を改善する アントロポゾフィー医学入門
現代医学を補完する新たな選択肢として――。 心や精神までケアをする“アントロポゾフィー医学”とは? 現代医学は日々進歩を遂げており、それによって多くの人が健康で快適な生活を送れるようになったのは紛れもない事実です。しかし、その一方で現代の医療技術では治すことができない病気や症状に苦しんでいる人も少なくありません。 そうした現代医療を補完する医療の一つとして、著者が注目しているのが「アントロポゾフィー医学」です。これは、20世紀初頭の哲学者ルドルフ・シュタイナーによって提唱されたアントロポゾフィー(人智学:人間を体・心・精神からなる全体的存在ととらえる思想体系)を基盤として、シュタイナーとオランダ人医師イタ・ヴェーグマンによって創始された医療体系です。 皮膚科医として長年にわたり臨床の場に立ってきた著者は、これまで慢性的な皮膚疾患に悩む多くの患者を診てきました。日々診療にあたるなかで、病気の完治には対症療法的に薬で症状を改善させるだけでなく、その患者の生き方や内面といった目に見えない部分からのアプローチが必要であると考えるようになり、さまざまな治療方法を模索した末にアントロポゾフィー医学と出合いました。著者によると、アントロポゾフィー医学は症状そのものだけでなく、患者の心・精神といった内面に働きかけるため、現代医学とは異なる視点から病気の原因と向き合い、治療を行うことができるといいます。 現在著者は、アントロポゾフィー医学を実践するために設立したクリニックで、専門である皮膚疾患のほか、他科の医師や専門家とチームを組んでアレルギーや慢性疾患、がんなど幅広い病気の治療に取り組んでいます。 本書では著者の知見とこれまでの臨床経験を基に、アントロポゾフィー医学の基本的な考え方と、治療法について詳しく解説しています。体だけでなく、心や精神といった人の全体性に目を向けるこの医学の特徴のほか、絵画造形療法、音楽療法、オイリュトミー療法といった、医療と芸術が融合した多様な療法についても詳しく紹介しています。 通常医学だけでは治りにくい病気・症状を抱える人にとって、治療の新たな選択肢を知る助けとなる一冊です。 -
足専門医が解説! 本当は怖い足のむくみ
足のむくみは体からのSOS!? 心不全、深部静脈血栓症、下肢静脈瘤…… 放置すると危険な足のむくみについて 「足の専門医」が徹底解説 ------------------------------------------------------ 足が重だるく感じる、夕方になると靴がきつい——これらは多くの人が経験する足のむくみの典型的な症状です。 特に筋肉量が少ない女性に多く見られる症状で、そのうち治るだろうと放置してしまう人が多くいます。 しかし、これらの症状は単なる一過性のものとは言い切れません。もしかしたら健康上の重大なリスクを示しているかもしれないと著者は言います。 著者は福岡市内で足の治療に特化したクリニックを営む「足の専門医」です。これまで数千件にも及ぶ診療を行ってきたなかで、下肢静脈瘤や深部静脈血栓症などの重篤な疾患を抱える患者の大半が、初診の時点でむくみの症状を抱えていたといいます。 足のむくみに潜むリスクはさまざまです。心不全や腎不全、肝硬変といった、放置すれば重症化し、命を脅かすような疾患が潜んでいる場合もあります。また、むくみの原因が下肢静脈瘤の場合、痛みによって歩行困難に陥るケースもあるのです。 著者は足のむくみを感じたら、放置せずに重大な病気の可能性を考え、早期に医療機関を受診して検査を受けることが重要だと考えています。 本書では足のむくみの原因や考えられる疾患、治療法、そして日頃のセルフケアや生活改善について、専門医の視点から詳しく解説しています。足のむくみに悩む人が正しい知識をもち、早期の改善につなげるための一冊です。 -
超高齢社会の日本を支える 地域支援型多機能歯科診療所
小児から高齢者、障がい者まで 地域住民すべての口の健康を守る! 地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぎ、高度な治療ニーズにも対応 「地域支援型多機能歯科診療所」の意義と役割を徹底解説! 食べる、話す、呼吸するなど、生きるうえで欠かせない役割をもつ口の健康を保つことは、 健康寿命の延伸が叫ばれている現代において、最重要課題の一つだといえます。そのため、口腔機能の維持を担う歯科医の役割もこれまで以上に重要視されています。単にむし歯などの治療を行うだけではなく、生涯自分の歯で食べられるようサポートし、乳幼児から高齢者、全身疾患や障がいをもつ人まで、さまざまな患者の状態を考慮して適切な治療を提供することが求められているのです。 しかし、実際にそのような対応ができる歯科医院の数はまだまだ足りていないのが現状です。 この問題を解決するために、各医療機関の連携(医科歯科連携、病院―診療所間の病診連携、診療所同士の診診連携、多職種連携)により機能を相互補完し、患者の多様な治療ニーズに対応しようという取り組みが進められています。そして、こうした動きのなかで期待されているのが、地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぐ役割を担う「地域支援型多機能歯科診療所(医療機関)」です。 地域支援型多機能歯科診療所とは、歯科専門医による専門的な歯科診療や訪問歯科診療、全身麻酔や全身管理が必要な患者の歯科診療などを行う医療機関です。地域の歯科医院では対応できない全身麻酔下による集中歯科治療などを受け持つことで、各病院の負担を軽減する役割を担っています。 地域支援型多機能歯科診療所では、歯科医師や歯科衛生士だけでなく多職種が連携しながら診療することができるため、専門性の高い治療を提供することができます。 著者は広島県安芸郡で約130人のスタッフを擁する歯科医院の院長を務めており、日本歯科医学会が提唱する地域支援型多機能歯科診療所のモデルケースにも選定されています。 そこで本書では、著者の医院での具体的な取り組みを例示しながら、地域支援型多機能歯科診療所の意義と果たすべき役割について解説しています。今後ますます重要性が増す歯科医療の未来について考えるきっかけとなる一冊です。 -
コンタクトレンズはネット通販で買いなさい
「眼科医の処方箋をもらわないと買えない」は思い込み!? コンタクトレンズの通販サイトを20年以上にわたって続けてきた著者が、 コンタクトレンズ購入に関する正しい知識と情報をわかりやすく解説! ------------------------------------------------------ ネット通販が台頭し、食品やコスメなど「必要なものは何でもネット通販で買える」 といっても過言ではない時代になりました。 しかし、コンタクトレンズ購入に占めるネット通販の割合は4割程度にとどまっています。 コンタクトレンズも一般大衆薬などと同じく処方箋いらずで購入できるにもかかわらず、 多くのコンタクトレンズユーザーは便利なネット通販を利用していない現状があります。 著者はその理由として「医療関係のものだから自分で選ぶのが不安」など、 知識不足・情報不足による抵抗感だけでなく、 「眼科でもらう処方箋がないとコンタクトレンズをネット通販で購入できない」といった 誤解の影響が大きいと指摘しています。そして、その誤解はメーカーと眼科医の都合に よって植え付けられているものであり、消費者は正しい知識のもと自由に購入手段を 選択できるようになるべきだと考えています。 著者はコンタクトレンズ専門のネット通販会社を営み、ネット通販黎明期であった 創業当時から今日まで、コンタクトレンズの販売一本で22期連続黒字を達成しています。 そして、コンタクトレンズ業界にある不透明な部分を明らかにして、コンタクトレンズ ユーザーが不便を強いられている状況を改善したいという想いから筆を執りました。 本書では、コンタクトレンズをネット通販で買うのをためらうユーザーの誤解を 解消するため、購入に関する正しい知識を分かりやすく解説します。 先入観や思い込みが消え、安心してネット通販でコンタクトレンズを 購入できるようになるためのヒントとなる一冊です。 -
疑問と不安を解消! 心房細動と診断されたら読む本
心房細動と診断されても慌てない! 根本治療になり得るカテーテルアブレーション治療とは 5000例以上の治療実績をもつ専門医が 心房細動との付き合い方と治療法を分かりやすく解説! ------------------------------------------------------ 心房細動と診断されて、不安を抱く人は多いと思います。治るのか、 手術は安全なのか、日常生活にどんな影響があるのか、そもそもどんな病気なのか……。 心房細動は不整脈の一種で、国内における患者数は約100万人、人口の約1%を占めて います。症状がない、あるいはまだはっきりと確定できていない潜在患者も含めると、 200万人程度いるとも推計されています。 ひとくちに心房細動といっても、その症状はさまざまです。動悸や息切れ、 胸の痛みなど、つらい症状に悩まされる人もいれば、まったく無症状で、 健康診断などで初めて心房細動が発覚する人もいます。発作の頻度も人それぞれで、 時々脈が乱れる程度の人もいれば、四六時中、脈が乱れっぱなしの人もいます。 治療法は主に薬物治療と手術の2通りがあり、患者の症状や年齢、 さらには患者にとっての治療のゴールによって適切な治療が変わってきます。 動悸や息切れなどのつらい症状をとにかくなくしたい人もいれば、 好きなスポーツを続けることを治療のゴールにする人、 手術しないことをベースに薬でできる範囲で治療を続ける人もいます。 著者はこれまで約30年にわたって循環器の治療に携わっており、 心房細動専門医として全国でも有数の治療実績を築いてきました。 本書では、心房細動と診断された人が知っておくべき心房細動の基礎知識や 病気との付き合い方、著者が専門とするカテーテルアブレーション治療のほか、 薬物療法についてもその効果やリスク、治療の流れなどについて詳細に解説しています。 さらに、心房細動で注意しなければならない再発についても触れ、 再発リスクを抑えるために自身で取り組める、生活のなかでの注意点もまとめています。 心房細動と診断された人やその家族の不安・疑問を解消し、治療方針を選択するうえでの 判断基準を知ることができる、分かりやすくて詳しい解説書です。 -
自分の「好き」がうつを治す
ひきこもり・過食症・閉所恐怖…… 数々の患者の悩みを解決してきた現役精神科医が語るうつ症状の改善方法 幼少期の親子関係から身についた “強迫性”がうつ症状を引き起こす!? ------------------------------------------------------ 強迫性とは他人の顔色をうかがい「ちゃんとしないといけない」という 思いにとらわれ、無理をするといった傾向のことです。 幼少期の親子関係に由来する、うつ症状の要因であるというのが 精神科医として長年多くの患者を診察してきた著者の主張です。 不安うつやパニック症、対人恐怖症など、 うつ症状と言ってもその症状は実にさまざまです。 これらを改善するには強迫性を緩めることが肝心です。 そのために最も大切なのは「自分の好きなこと」に目を向けることです。 自分には好きなことなどないという人でも、 自分の「こうしたい」「こうありたい」という素直な気持ちを明確にすることで、 強迫性は緩まり、心を楽にすることができるようになります。 本書では、著者が豊富な臨床経験から得た知見を基に、 他人の顔色をうかがうことなく「自分の好きなこと」を大事にして、 さまざまなうつ症状を改善する方法をまとめています。 誰にも相談できずに苦しんでいる人にとって希望の光となる一冊です。 -
漢方でがんに負けない体質をつくる 中医学がん治療
患者の体質に合わせた漢方薬で がんと闘う力を高める! 日中両国で25年にわたって がん治療に携わってきた中医学の専門家が 漢方薬によるオーダーメードのがん治療を解説! ------------------------------------------------------ がん治療において日本で主流となっているのは 手術、放射線治療、薬物療法を三大柱とする標準治療です。 これらは臨床試験を通じてその効果や安全性が科学的に認められた治療法ですが、 決して万能ということではありません。 なかには体力がなく治療が行えなかったり、治療を行ったとしても副作用が強く、 治療前よりも体が衰弱してしまったりすることも少なくありません。 また、がんが進行してしまうと、標準治療では手を尽くしても 進行を止められないケースも多々あります。 標準治療で効果を見いだすことができずに、希望を失っている患者は多いのです。 著者は中国と日本で医師免許を取得し、 四半世紀にわたり両国でがん診療を行ってきました。 最初にがん診療に携わったのは、中日友好病院という、中国における先端医療の 最前線にあり統合医療によるがん治療の研究機関としても名高い病院でした。 そこで15年ほど研鑽を積んで10年前に兵庫県西宮市で開業して以降、 1000件以上にのぼる、漢方薬を用いたがん治療の有効症例を蓄積してきました。 著者は、西洋医学に基づく標準治療には、 体質に応じてアプローチする発想がないといいます。 抗がん剤一つとっても、がん種や進行度、がん細胞のタイプなど、 選択の基準はあくまで「がん」であり、 「治療を受ける患者」については目が向けられていないのです。 それに対して中医学によるがん治療は、治療を受ける患者の体質に目を向けます。 患者の体質に合わせて漢方薬を選択することでがんと闘う力を高められるといいます。 本書では、日本の病院ではほとんど実践されていない、 本場の中医学に基づいた漢方薬による治療戦略やその効果を、 著者のクリニックでの実践例も交えながら解説しています。 がんの標準治療との効果的な併用の仕方や、 標準治療が行えない場合の活用法など、がん治療の段階別、 がんの進行別に最も適した漢方薬の取り入れ方を詳しく述べています。 がん治療に不安や迷いのある方にとって希望の灯となる一冊です。 -
完治を目指す リウマチ治療
日本で最初にリウマチ膠原病専門クリニックを 開業した院長が解説する 「協働意思決定(SDM=Shared Decision Making)」 にもとづいたオーダーメード治療とは ------------------------------------------ リウマチは不治の病——そんなイメージをもち、長くつらい闘いを強いられる病気だと考える人は少なくありません。 リウマチと診断されただけで趣味や仕事、恋愛、結婚、出産など、人生における楽しみや個人的な夢も 諦めなければならないのではないか……と絶望してしまう人がまだまだ多くいるのです。 しかし、日本初のリウマチ膠原病専門クリニックを開業した著者は、そんなマイナスイメージはもう過去の話であると説きます。 現代ではさまざまなリウマチ治療薬が開発されており、適切な治療を行えば十分に完治を目指せる病気なのです。 さらに著者は、医師が患者に治療方針を押し付けるのではなく、患者の希望や価値観にもとづいて医師が治療方針を提案する 「協働意思決定(SDM:Shared Decision Making)」が重要だと言います。患者と医師が治療の方針や目標を話し合い共有することによって、 進学や就職、妊娠・出産、海外旅行など、患者の夢や希望を叶えることを目指す治療が可能になるのです。 本書では、リウマチという病気の基礎知識をはじめ、SDMを取り入れたリウマチ治療の進め方、 日常生活を取り戻した患者たちの事例などが掲載されています。「リウマチ」という病名に打ちひしがれている人にこそ、 夢を諦めないためにもぜひ読んでほしい一冊です。 -
嘆く白内障患者たち
年間約1000件、累計1万件の白内障手術実績の医師が解説する、 白内障手術の実態と正しい眼内レンズの選び方 ------------------------------------------------------ 白内障手術とは、老化によって濁ってしまった水晶体を 除去して眼内レンズを挿入する治療です。 本来であれば、白内障患者の「日常的に車を運転する」「読書を楽しみたい」などの 生活スタイルに合わせて、どんな距離をよく見えるようにしたいかを明確にしたうえで その見え方に最適な眼内レンズを医師に選んでもらいます。 しかし、多くの眼科医院では、患者の生活スタイルに望ましい種類のレンズがあっても、 医院で取り扱いがないためそれが使われないケースや 高額な多焦点レンズが勧められることもあり、 医院都合で患者にとって最適とはいえない白内障手術が行われている現実があります。 本書では、通常の白内障手術だけでなく他院での術後の目のトラブルを抱えた患者の リカバリー手術も多数手掛ける医師が、白内障手術の現状と正しい眼内レンズの選び方、 医師の見極め方を解説します。白内障手術を考える人必読の一冊です。