ジャスティン ソネンバーグの作品一覧
「ジャスティン ソネンバーグ」の「腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「ジャスティン ソネンバーグ」の「腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
マイクロバイオータの存在と免疫
腸科学
https://t.co/wPQyDk26rR
https://youtu.be/KfZBsDup-vk
粘膜免疫系は、一方が脅威に激しく反応する(炎症誘発)、他方が、脅威が去ればこの激しい反応を抑制する(抗炎症)。制御性Tレグ細胞は、このバランスをもたらす。マイクロバイオータの排泄物の主成分に短鎖脂肪酸があり、これらの分子は、制御性Tレグ細胞を増やすのを助ける。
病院の免疫療法は、炎症を意図的に起こして、がん細胞への攻撃を期待するもの。この手法の危険性は、善玉菌まで標的となり、炎症性腸疾患に見舞われること
マイクロバイオータを育て、彼らの活動による免疫機能回復の方が
Posted by ブクログ
ヒトの体内あるいは体表面にともに棲む微生物(=マイクロバイオーム)についての本を何冊か読んできている。
本書は微生物学者夫妻によるもので、最新の研究結果も織り込みつつ、専門用語を交えすぎないわかりやすい仕上がりになっているところが長所だろう。巻末のかっちりした参考文献と腸内細菌を育てるレシピが同時に1冊の本にあるところもなかなかおもしろい。
マイクロバイオームの話は難しい。関わる因子(細菌の種類、ヒトの食生活、生活環境、年齢)が多すぎて、マイクロバイオームがヒトの健康状態に関与していることはわかってきても、ピンポイントで、「どの」細菌が「どのように」関わっているかを詰めていくのが容易でないの
Posted by ブクログ
腸って凄い。いや凄いのは細菌だけど…と思わせてくれる1冊。最初は「カイチュウ先生」のアメリカ版かなぁ、と読み始めたのですが、最新の研究結果(マウスによるものも多いですが)も多く、かなり説得力のあるものでした。
とりあえず第6章だけを読んでみれば、マジかよ!となるのではと。腸内の微生物相ことマイクロバイオータさんについて、脅威のエピソードが連ねられています。健康とかそういうレベルは何となくわかるのですが、記憶力やら性格にまで影響してきますかね!
人間がハードウェア、OSのレベルだとすれば、マイクロバイオータがミドルウェア的に色々な機能を追加しているということでしょうか。そして、マイクロバイオー
Posted by ブクログ
腸内細菌叢が大きく変わった要因は、工業生産された加工食品の増加、抗生物質の乱用、帝王切開の増加、母乳保育の衰退があげられる。
産道を下りていくる胎児は、母親の膣と肛門にいるマイクロバイオータまみれになり、新生児に受け継がれる。産道を通らずに帝王切開で生まれた人は、肥満、アレルギー、セリアック病、虫歯にかかりやすいという研究結果が多い。
乳児に対する抗生物質の使用は、喘息、湿疹、肥満など多くの疾患の罹患率の高さと関連している。また、抗生物質を与えられた乳児は、同年代の乳児より、長期にわたって体重が重くなる。
ピロリ菌が排除されると、免疫系は攻撃すべき標的とそれ以外を見分ける能力を失う。ピロ
Posted by ブクログ
本のタイトルは、私のお得意の誤字ではない。一時期ブームとなった、超に続く、超科学の誤字ではと思われる方もいるかもしれないが、腸の科学なので、腸科学なのだそうだ。
それはさておき、この本を読もうと思ったのは、昨年のTVドキュメンタリーがきっかけだ。そのドキュメンタリーでは、アメリカでは糞便移植(?)が行われており、糞便バンクまでできていると言うのだ。
???である。
入門書であるこの書籍で認識しなければならないことは、
・食物の栄養の吸収において微生物による分解が必要であること
・微生物は多種多様にいるが、その割合が重要であること
・微生物の種類の豊富さ、割合の偏りによって、体質、そし