ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
私たちは元気なときもあれば、病気のときもある。「がんです」と診断されても自覚症状がない場合もある。その境界線はどこにあるのだろう? 病理医ヤンデルが教える病気のしくみ。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
分かりやすくてすごく面白かった! 胃痛持ちだから、これからは色々食べようかな〜とか思いながら読んだ。
春になると悩まされる「花粉症」は果たして「病気」なのだろうか、という疑問から手に取った本でしたが、著者の文章が軽快で(たびたび挟まれる毒のあるセリフも小気味良く)スラスラと読み進めることができました。 現役の医者としての「医学」の視点と、患者が求める「治療」という視点の双方から「病気(と健康)」を見...続きを読むつめるというスタイルは真新しく、興味深く読み進めることができました。 一貫しているのは、人体のしくみは「複雑系」であり、病気の原因を一つに特定しようとしたり、すべての病気を解決する万能薬のようなアイテムはないということだったり。 「病は気から」という言説も丁寧に解説されていましたし、そこで触れられていた「治療(セラピー)」と「患者の精神面のサポート(ケア)」を分けて考えること、そして「ケア」がどれだけ重要なのかということについても意識がされていたことはとても印象的でした。 医学生の教科書の執筆もしているという著者による、一般読者(中学・高校生でも)向けの書籍で、医学部を志望する中高生に広く紹介したいと思う1冊でした。
子どもが風邪ばかり引くので手に取った本だけどよくわかった。ふにおちた。 ヤンデル先生ちょっと読みたい
精神疾患もよく「あれは病気なの?」と言われる部類だったりして、病気ってさてさて何をさすのだろうと思っていた。この本はその疑問を解決してくれそうな予感がして手に取った本。 ルパン三世、怪盗キッドや北海道警察が出てきたりするのは、馴染みのある単語でスっと入ってくる。 挿絵もかわいい。 話題が次に移る...続きを読む時にはきちんと声をかけてくれるので、置いていかれることなく読み進めるのもとても親切と感じた。
ヤンデル先生、本のノリもtwitterと変わらないですね。とはいえ、脱線の分量も多すぎず適切で、あまり邪魔にならないのは流石です。しかしこれを読むと、父親の病気に対するうちの家族の接し方、今一つだったのかなと思いましたですわ。母親が病気になった時は気をつけないと。
病気とは? 「病は気から」ではなく。 気合い、ダメ、絶対。 「病気」は複雑。 "気"って付くから ややこやしい… 病気の人も 健康な人も 読んだほうがいい本。 とても分かりやすい。
Twitterでお馴染みのヤンデル先生。 今回のこの騒動になった時、わかりやすくヤンデル病をツィートされていて、読んでみたいなーと思った本。 さすがです。 群像劇や、都市など、一般の人がわかりやすいような例えで、体内構造や、病を開設する。 これを読んでおくと、病に対しての怖さ、不安は、単なる恐怖、...続きを読む不安ではなく、冷静な恐怖、不安に変わるかなと思う。 怖いけれど冷静に怖がる。 無闇に怖がらない。 『病気かどうか、それは未来予測!』 これだけ言われると、なんじゃそりゃ。かもしれないが、本を読めば納得。 言われてみれば!!! 『(中略)「詰将棋のように一歩一歩テキの逃げ道を潰していく医療(専門的にはベイズ推定方式)があるんです」』 誰しもが一度は言われたことがあるであろう「様子をみましょう」の意味。 患者からしたら、一発で治して欲しくていくのに、何もできないと、ドクターショッピングに走りたくなりますが、ここは、この解説を読んで納得。 過去に疑った主治医、ごめんよ。。。 一番、例えが秀悦!!と思ったのは、「血管」と「がんのレベル」。 「がんのレベル」は、うっかり、電車で盛大に吹き出しそうになりましよ。。ヤンデル先生(笑) プロローグ「病気と平気の線引きはどこ?」 第1章 病気ってどうやって決めるの? 1 病気だと決める人は誰? 2 すぐわかる病気 3 なかなかわからない病気 4 病気には原因がある? 5 結局病気ってなんなの? 第2章 それって結局どんな病気なの? 1 お腹が痛くなるってなんなの? 2 かぜと肺炎って違うの? 3 喘息とアトピーって体質なの? 4 高血圧つて何がどう悪いの? 5 年を取るとみんな腰痛になるの? 6 がんってなんなの? 第3章 病気と気持ちの関係は? 1 病は気からって本当? 2 気合いで治す!とか言う人がいるけれどほんとに気合いで治るの? 3 病気と平気の線引きはどこ?
Twitterの人間の文章は面白いんだけど本題に入るまでが長えな!入るまでの過程も面白いからいいけど! 医療に対して患者が期待してしまう事 (早く! 確実に! 単純に! 簡単に!)を、 医療の側からそいつは無理があるよ (診断のために適切な"様子見"が必要だよ、 疑いという状況...続きを読むで処方して後日確定のためにまた通院してほしいよ、 複合的要因があるよ、 万物に効く水みたいなもんはねーよ!!) と優しく諭してくれる本。 かなり最後の部分へのアツい忸怩たる感情を感じました。誠実に書いたものは悲しい事に「そういう層」には届かないかもしれない、それでも書くという祈りめいた気持ち、伝わりました。 自分が欲しかった答えに関する本では厳密にはなかったので星4で設定しました。 エッ、病気なの…? と問われがちな立場(障害持ち)だと、病気かどうかの前提となる「これまで」そのものが根底から終わっており、絶えず社会との(あるいは社会が許容できる健康な人間との)比較というまた別の話になっちまうな、と思いました。 読みやすくて面白かったです!
病気の具体例として腹痛とかぜについて詳しく解説してあり、非常に分かりやすく重要なことを学んだ.がんについても発生からレベル分けなど解説が納得できるものだった.医師としてできないことを素直に白状している点は素晴らしいと感じた.推薦図書が多く紹介されていたので読んでみよう.
ちくまプリマー新書らしい、理解しやすい語り口で「病気」に対するとらえ方を教えてくれる本。この本はあくまで入り口で、ここから自分の気になる病気について興味を深めるためのウォーミングアップになる本として用意されているように思えた。これを機に、心理学の本をもう少し漁ってみよう。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
どこからが病気なの?
新刊情報をお知らせします。
市原真
フォロー機能について
「ちくまプリマー新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話
「市原真」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲どこからが病気なの? ページトップヘ