青木省三の作品一覧
「青木省三」の「思春期の心の臨床[第三版]」「心理療法の基本[完全版]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
【目次】
序にかえて――「こんなふうに考えてみたらどうだろうか」
第一部 精神科面接の基礎になること
支持的な面接のピットフォール
精神科医として自戒していること
貧困と孤立とこころの臨床
思春期・青年期を診る精神科医としての私の課題と難題
社会の中に生きる,「自閉症」のある人たち
小児期の発達障害支援の原則
就労支援という精神療法
第二部 大人の発達障害としてのトラウマの臨床
大人の発達障害と精神療法,そして森田療法
精神病状態を反応性という視点から考えてみたらどうだろうか――統合失調症と自閉スペクトラム症
大人のトラウマの臨床から見えてくるもの
精神科臨床における大人の愛着障害
素人が発達障害と断定する愚かさ
近々著者の講演会に参加するため、予習のために読みました。
最近理解不能な行動をするひと達の事を、安易に発達障害と表現する事が増えてきているように思います。
著者は長年発達障害の患者さんに向き合ってきました。
不器用で懸命に努力しながらも、現代社会に上手く溶け込めないひと達を、自分達より劣ると決めつけるのではなく、医者として温かく見守り支援します。
時にはその純粋さを、定型発達の人々より気高いとさえ表現しています。
家族が発達障害の私としては、その一文に涙せずにはいられませんでした。
Posted by ブクログ
久々のこういう関連の本での良書だと思いました。
私の息子は「広汎性発達障害」と言われています。
でも親バカですが、とても素直でかしこく、やさしく
人の痛みもわかっている気がするような、とてもいい
子どもです。
この本は、自閉症や発達障害の人の立場で書かれてあって
とても参考になると思います。
本人にもぜひ読んでもらいたいと思います。
この本にも書かれてある通り、連続性(誰もが程度の差はあっても同様の悩みや感覚を持っている)と異質さ(その特性で生きづらくなった時はどうしようもなく深い痛手になること)の双方を持っている特性だと思います。自分にも”社会性の障害””コミュニケーションの障害””こだわり