作品一覧 2019/07/30更新 うつの常識、じつは非常識 試し読み フォロー うつの8割に薬は無意味 試し読み フォロー 「子どもの発達障害」に薬はいらない 試し読み フォロー 精神科医が実践するデジタルに頼らない効率高速仕事術 値引きあり 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 井原裕の作品をすべて見る
ユーザーレビュー うつの常識、じつは非常識 井原裕 うつで薬に頼る前に生活習慣改善、という内容。根拠もしっかりされている。うつ病者とコミュニケーションを取っても良いし、励ましても良い、といったこれまでの常識を覆す意見が多数。でも納得性がある。 一番大事なのは睡眠!というところは完全合意。どんな時も眠りを第一にしていきたい。 Posted by ブクログ うつの常識、じつは非常識 井原裕 後天的な精神疾患(うつ病や不安障害等)を疑って精神科へ足を運ぶ前に、是非とも読んでいただきたい一冊である。 普通の精神科医は向精神薬を飲むことによって生じるリスクをまず説明しない。ゆえに、患者が事前に精神疾患や薬についての知識を身につけ、本当に病院へ掛かる必要があるかどうかまで自分で決定し、掛かる...続きを読む場合には、必要に応じて自衛することが非常に重要である。 何の知識も持たず「うつは心の風邪」などというキャッチコピーに煽られるがまま丸腰の状態で精神科にかかったところで、病院の食い物にされて終わるのが精々である。私のように。 Posted by ブクログ 「子どもの発達障害」に薬はいらない 井原裕 この本を読む前から、著者と同じ気持ちでいたので、その気持ちが確証になった。子供の生きる力や伸びる力を信じ、悲観せずに生きていける、元気の出る本でした。 早速、読んで欲しい友人に伝えて共有したい。 発達障がいと診断されたお子様を育てておられる保護者は必読です? Posted by ブクログ うつの8割に薬は無意味 井原裕 双極性障害について何冊かの本を読んできて、これはと思うものは少なかった。双極性障害のなんたるか(Ⅰ型とⅡ型があることなどなど…)、あらましを解説するものばかりで、さて本人としてはどう生活していくべきなのか、この大事な点まで踏み込んだものはそうなかったのだ。本書の著者は現医師であるにもかかわらず、治療...続きを読むに欠かせない薬物療法について過剰な期待をすべきでない、と始める。「患者を治せる精神科医はいない」とまで言う。本書では患者自身が病をどうとらえて生活し、身近な人々から社会まで、どう付き合っていくか、その見直しを説いている。 双極性障害の患者本人が、以前のような生活を取り戻せるよう、必死に情報を収集しては挫折してきたのではないかと思う。本書は良薬や劇薬ではない。しかし双極性障害という病そのものをもう一度正しく見直し、ひいては自分自身についても見直す最良のきっかけになる本ではないかと思う。私は終章「メッセージ」まで読んで理不尽なこの病について、自身の不運や不幸に傾きがちだった精神状態がやや緩和されたような気がした。そして「やや緩和」それだけでも十分救われた気がしたのだ。 Posted by ブクログ うつの8割に薬は無意味 井原裕 抗うつ薬のNNTは5、つまり薬を投与して意味があるのは5人に1人。薬物治療とはそういうことかと、まさに目から鱗。いつか自分や家族が病を得たときに、それを受け止めるための新しい心構えをもらった気がした。今のうつや双極性障害の"患者"が時代の要請で作り出されたものだということもよくわかった。もちらん、彼...続きを読むらを非難する気持ちにはなれないが。規則正しい7時間睡眠の確保、適度な運動、アルコールの節制で、精神の調子が大きく上向くという、言われてみれば当たり前のことが、薬物治療という魔法に頼ることで霞んでしまっているのは、患者さん達にとってとても不幸なことだと思う。とはいえ、当たり前のことをやすやすとはできないのが人間。「人生の主役はあなた自身です。あなた以外の誰一人として、あなた自身の問題を解決してくれる人はいません。」本の最後に書かれたこの言葉を大きな励ましととらえられる私の精神は、今とても健康なのだろう。そのことに感謝しつつ、明日もまた規則正しい生活をしようと思った。 Posted by ブクログ 井原裕のレビューをもっと見る