井原裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学病院附属の心療内科にこのように薬に頼らない先生がいらっしゃることがすごく嬉しかった。
発達障害やHSPなどをカミングアウトしたがる人たちに触れ、病名に囚われず本人がよければいいじゃないとはっきりってくれている。
そういう点で言えば、育て方ってすごく大事なんだなと思う。
親がネガティブに捉えていれば、それは障害になるし、ポジティブに捉えていれば、それは個性になるだろう。
薬よりも生活習慣の指導が1番の近道で、それは こどもも大人も同じ。
◎まずは睡眠。
◎子どもはみんな多動。
これは私も同感で、おとなしくさせようとしすぎ、薬や力技で抑えようとしすぎる世の中になっていると感じる。しっかり動かせてあげたら、夜もぐっすり寝れるだろうし、もう少し大きくなったら多動はなくなるとはっきり言ってくださっているので安心できる。
◎不登校の期間はなるべく短くする。
人間社会は危険動物がいっぱいいるジャングルようなもので、そのジャングルで数々のリスクを回避しながらサバイバルしていこうとするなら
数々の危険を見極める能力が必要。苦しいけど、思春期は毎日がサバイバル訓練の場。
不登校=引きこもりではない からとにかく外に出る。
激しく同感します。
大人(親や先生)によって発達障害にされている子どもが多くいると感じる。
また、薬でどうにかなると思っている人が多いとも感じている。
はっきりと薬は症状を一時的に抑えているだけと言ってくれていてスッキリします。
薬では個性になり得る能力を消し去る事はできるけど、少なくともその子を伸ばす事はできないと思う。
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双極性障害について何冊かの本を読んできて、これはと思うものは少なかった。双極性障害のなんたるか(Ⅰ型とⅡ型があることなどなど…)、あらましを解説するものばかりで、さて本人としてはどう生活していくべきなのか、この大事な点まで踏み込んだものはそうなかったのだ。本書の著者は現医師であるにもかかわらず、治療に欠かせない薬物療法について過剰な期待をすべきでない、と始める。「患者を治せる精神科医はいない」とまで言う。本書では患者自身が病をどうとらえて生活し、身近な人々から社会まで、どう付き合っていくか、その見直しを説いている。
双極性障害の患者本人が、以前のような生活を取り戻せるよう、必死に情報を収集しては挫折してきたのではないかと思う。本書は良薬や劇薬ではない。しかし双極性障害という病そのものをもう一度正しく見直し、ひいては自分自身についても見直す最良のきっかけになる本ではないかと思う。私は終章「メッセージ」まで読んで理不尽なこの病について、自身の不運や不幸に傾きがちだった精神状態がやや緩和されたような気がした。そして「やや緩和」それだけでも十分救われた気がしたのだ。 -
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抗うつ薬のNNTは5、つまり薬を投与して意味があるのは5人に1人。薬物治療とはそういうことかと、まさに目から鱗。いつか自分や家族が病を得たときに、それを受け止めるための新しい心構えをもらった気がした。今のうつや双極性障害の"患者"が時代の要請で作り出されたものだということもよくわかった。もちらん、彼らを非難する気持ちにはなれないが。規則正しい7時間睡眠の確保、適度な運動、アルコールの節制で、精神の調子が大きく上向くという、言われてみれば当たり前のことが、薬物治療という魔法に頼ることで霞んでしまっているのは、患者さん達にとってとても不幸なことだと思う。とはいえ、当たり前のことをやすやすとはできないのが人間。「人生の主役はあなた自身です。あなた以外の誰一人として、あなた自身の問題を解決してくれる人はいません。」本の最後に書かれたこの言葉を大きな励ましととらえられる私の精神は、今とても健康なのだろう。そのことに感謝しつつ、明日もまた規則正しい生活をしようと思った。
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最近マスコミでも話題になっている本。一気読み。著者の書籍は学ばされることが多く好んで読ませていもらっているが、これは一般向けの本であり、現代のうつ病や双極性障害治療に対するアンチテーゼであり、よくよく考えると当たり前のことがわかりやすく書かれている。印象に残ったフレーズとして、現在の薬漬け医療は「精神科医・製薬会社・患者の三位一体として理解する必要性」、双極性障害を「睡眠・覚醒リズムのの失調」として捉え直す、『クルマ乗るなら酒飲むな、クスリ飲むなら酒飲むな』、精神科クリニックにかかるのは今やギャンブル、安易な休職のすすめの再考、うつ病の休職にも損益分岐点がある、休職による利益と損失が交わる点がある、家族や周囲の者は「日薬」と「目薬」で接する、生活習慣の基本は①睡眠量②睡眠相の安定③アルコールの制限、精神科医に名医はいない。すごく簡単なことで基本的なことであるが、睡眠とアルコールについて強調されていることにいたく共感した。
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精神科歴5年のオイラにとっては衝撃的な内容。この本読むと薬は効くのは2割。その効いた薬の3分の2はプラシーボ効果だという。なかなか治らないのも頷ける。馬鹿らしくて薬の減量に成功。あと4ヶ月でやめれそう。
ホントこの本のおかげです。
心の風邪キャンペーンで心療内科にかかる患者が増えたこと増えた事。行かなくていい奴まで通って、薬漬けにされてしまい抜け出せなけなってしまう。
製薬会社の継続して薬は飲んでもらい、たくさんの種類を出してもらう精神科の薬とマッチしている。製薬会社の私腹をこやす為に鬱になるのは馬鹿らしい。
会社もコミュニケーション能力を一番求める人材ではなく、会社にちゃんと来る人を雇いたい。
休職者に渡す給料ほど馬鹿なものは会社もない。
とにかく精神科、心療内科は見直すひつようがある。
追記で【精神科】より【心療内科】という言葉のほうが患者の病院に通いづらいと思うハードルをかなり下げている。あと病院の開業する立場の人も最低限の机、椅子、部屋さえあればいいので開業しやすい。
しかも薬だけだしての3分診療が如何に多いか。
医者も見直しが必要である。
最後に重要なのは睡眠と正しい生活リズム。引きこもりでの睡眠リズムの乱れや、休職期間に関しても生活リズムを正すのは難しい。睡眠と生活リズムが滅茶苦茶で気分が悪いから鬱になったと思い込む馬鹿もかなり多い。
睡眠を正す事がどんな薬よりも治療効果として高いのである。 -
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ネタバレ手帳は、スケジュールではなくA6のノート。kokuyoCAMPUSノートB(5号ノート)に何でも書く。
TODO、その日のスケジュール、仕事のメモ、論文のアイデアなど。
2~3週間で使い切る。年間20~25冊。
ペンを挟む。
時系列に書く。カルテと同じ。
情報は手帳に限定する。
手帳を予習型にするか復習型にするか。
『3行日記を書くとなぜ健康になれるのか』
情報は、袋ファイル各2型の封筒に入れる。
超整理法の袋ファイルと同じ。
机脇のファイルボックスに入れる。
ペーパーレス時代は、印刷を個人に課しているだけ。
重要なメールは印刷する。
紙で見るのは開腹手術、スクリーンは腹腔鏡下手術。
論文はPDF化して保存する。分厚い資料なども同じ。
全体を見る必要がないもの、レファレンス、調べものはPDFで検索。
論文を書く場合は、保存してある論文を印刷して参照する。
同じ原稿を二つ開いて、ひとつは執筆に、ひとつは以前の部分を検索するために使う。
昼寝を中心に置く。
昼寝は脳のハーフタイム。
睡眠は7~8時間必要。
中世の夜の睡眠は冬は2回に分かれていた。
第1睡眠と第2睡眠の間が思索と勉強に最適。
昼寝は夏の季語。
3時夜明け前に起床。一仕事。昼食後昼寝。 -
Posted by ブクログ
医薬品というのは実のところ、かなり打率の低いバッター。治癒打率が1割もあれば強打者であり、打率2~3割の抗うつ薬は十分に高いレベル。されど、本来、患者に必要なのは、言葉のやりとりにより患者の抱える問題をわかってあげること。ところが、日本の多くの精神科医は精神療法ができない。勢い、患者を手ぶらで帰すわけにもいかず薬を処方することになる。新型うつ、現代型うつ、などと次々に奇妙な新病名を開発し、本来のうつとは全然違う人にまで薬を処方している。精神科医は患者を治してあげようと善意で処方しているから問題の根は極めて深い。加えて双極性感情障害の病名がつけば、よりアグレッシブな薬物療法を正当化できる。実は、双極性感情障害はうつ病以上に薬漬け医療の餌食となっている。腕のよくない精神科医ほど、治らないのは薬が足りないせいだと考えがち。だから、ますます増える。体の中で化学物質が増えたり減ったりすれば体も十分な対応ができなくなる。精神のバランスを崩す人も少なくない。下手な薬物療法は、休むに似たり、どころか、かえって気分を乱高下させる。
巷で増えているのがメンタルクリニック。スタッフ一人おれば投資も何も必要ない。簡単に始められし儲かる。患者は薬漬け。最後に危ないクリニックの見分け方を教えてくれている。①初診なのに薬が3種類以上②薬の説明がない③不調を訴えるたび薬が増える。