哲学・宗教・心理作品一覧

非表示の作品があります

  • 呪いの時代
    3.9
    政治家の失言、ネット上の罵詈雑言、就活や婚活の壁……他人を呪うことは、自らを呪うこと。「ほんとうの私」なんてどこを探してもいない。ぱっとしない「自分」だけど、そろそろ受け容れて、もっと自分を愛そう。そして、他人にも祝福の言葉を贈ろう。時代に蔓延する「呪い」を解く智恵を語る、ウチダタツル的・新“贈与論”。

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  • あなたの大切な人が「うつ」になったら
    4.2
    長年「軽症うつ」と付き合ってきた著者の著作、第2弾です。この本では、あなたの「大切な人」が「うつ」になったとき、「うつ」がなかなか治らずに苦しんでいるとき、あなたは何ができるか、どういう距離感を保てばいいか、何をすべきか、そして何ができないか……それが、著者の経験をもとにした本音で書かれています。 「大切な人」がうつになり、途方に暮れている人の支えとなるだけでなく、現在、うつに苦しんでいる人とその家族や友人に一緒に読んでいただくことで、より良い関係性が築いていけることを願ってやみません。 ※本作品に収録されている図表の中には、微細なものが含まれております。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。専用端末やPC、タブレット型PCで読書されることをお勧めいたします。
  • 心の清浄をとりもどす 名僧の一喝
    -
    一休、良寛、親鸞、日蓮、一遍、法然、最澄、空海など(以上掲載順)、名僧たちの言葉の中には、混迷の今を生き抜くヒントがあります。心に染み入る穏やかな言葉もあれば、短くも力強く、鋭い一喝もあり、いかにすれば心穏やかにして充実した人生が送れるかを説いています。 本書は、無常の時代を生ききった名僧たちの、無明をてらす「珠玉のことば」を、異色の経歴を持つ僧侶作家が解説した一冊です。
  • 人間発達と心理臨床
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間発達、青年期の臨床心理、障害児の臨床心理の3部からなる論文集。国内15名の執筆者たちが自主的にテーマを決め、それぞれが編集。乳幼児期から、青年期、さらに成人を対象にした教育心理学・発達心理学の研究が羅列的に、網羅されている。第7代愛知教育大学長・丸山文男博士退官記念。
  • 人間としての哲学 その在り方・生き方を考える
    3.0
    在日63年、神学者であり、哲学者でもある 89歳のイタリア人神父が、 これまでの知識を総結集して書き下ろし! 哲学を知ることは、生きやすくなること。 文科省が今後力を入れようとしている 道徳教育にも沿った内容。 教育関係者、必読。 著者が長年収集してきた、 ウィットに富んだイラストも収録。
  • 心を整える最高の坐禅と瞑想法
    -
    坐禅と瞑想で仕事も人生も成功に導く! ストレス社会といわれる現代において、原因不明の不調に陥る人が多くいます。 そんな乱れた心身を整えるのに、とても有効な手段がいつでもできる坐禅と瞑想です。 人は、心が整うと体も健やかになります。 そうなれば仕事も人生も楽しくなるのは当然のこと。 本書では、病気や不安、ストレス改善だけでなく、 集中力や判断力、コミュニケーション能力まで身につけて、 人生に、ビジネスに強くなる最高の坐禅と瞑想法を紹介します。 ※デジタル版には、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、掲載情報は原則として奥付に表記している発行時のものです。 ※本書は『自律神経を整える本』(2016年発売)、『マインドフルネス瞑想の基本DVDブック』(2017年発売)を加筆・修正し、一冊にまとめたものです。
  • 魂の望みは、叶うようにできている あなたの願い事が叶わない理由
    4.0
    Amebaブログ【仕事術】部門1位!! あなたの願いが、 どうして叶わなかったのか。 その本当の理由とは……? 人気著者・大木ゆきのが ずーっと伝えたくて しょうがなかった、 究極にして超シンプルな幸福論 「そっちじゃないぞ! いい加減に気づけ~~~!」 一生懸命がんばっていても、 なかなかうまくいっていないのは、 自分の本当の望み=「魂の望み」 ではないものを 追いかけているから。 私たちは、願いを叶えようと 頑張っているときほど、 周りの意見や景色が気になりだして、 「魂の望み」ではないものを求める。 なかなかそのことに 気づくことができません。 でも「魂の望み」を生きれば、 だれでもラクに、 幸せな流れに乗ることができる。 これまで長~いことやってきた “勘違い”を終わらせて、今こそ、 あなたの本当の望みを知るときです。 心から望んでいる環境と生き方を 自分に許してあげてください。 本書のステップを通して、 知らないうちに染みついた 他人の価値観を手放して、 自分の感情の奥へとアクセスしていきます。 生きることが超エキサイティングで、 面白くてたまらなくなる! これからの時代を 幸せに生きるためのメッセージが凝縮!!
  • オトナ女子のための さみしさくんのトリセツ
    3.5
    さみしさくんを吹き飛ばす、カンタンで即効性のある方法を集めました。 愚痴電話、休日が退屈、友達が少ない、カレシがいない、人間関係がうまくいかない、布団の中で涙がでる...... そんなツラい悩みがスーッと消えていく。 54項目あるので、自分にあった方法が必ず見つかります。 こんなカンタンな方法でも科学的に証明されています! ・リア充に見える人ほど心では孤独を感じている ―チャールズ・スタート大学イェスラム・アル=サガフ博士 ・温かいスープを想像するだけでさみしさを感じなくなる ―ニューヨーク州立大学研究チーム ・小額でも貯金を始めれば将来への不安がなくなる ―ケルン大学マイクル・ルーマン教授
  • 幸せのサイン
    -
    生活の中で目にとまるモノやコトには、 実は、あなたの幸せや悩みを解くヒントがたくさん隠れています。 うっかり見過ごしてしまっているそんなメッセージを、 カウンセラーであるウィリアム・レーネン氏が解説。 そのメッセージさえ読み取ることができれば、 あなたの生活がより豊かでスムーズになるはずです。 「何かに対しての導きやサポートを必要とし、 かつそれらを受け取る準備ができているときに、 日常のあらゆることをとおして、 あなたの元にサインがやってきます。 それは、わたしたちの生命力を突き動かしている宇宙の源や、 わたしたちの感覚に働きかけてサポートしてくれる スピリットワールドが出現させているものです。」(本文より) ※デジタル版は、紙の書籍とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。
  • お悩み別 この神さまに相談しよう
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「困った時の神頼み」は、とても有効な手段です。 この本では神さまがたに、女性の人生にありがちなお悩みごとを相談してみました。 まずは、あなたの現状に近いご相談ごとから読んでみてください。 〈目次より〉 第一章 人生全般に関するご相談 第二章 恋愛と結婚に関するご相談 第三章 家庭生活に関するご相談 第四章 子作りと子育てに関するご相談 第五章 仕事に関するご相談 第六章 生活に関するもろもろの悩み
  • 日本の中でイスラム教を信じる
    3.6
    日本で生まれ、育った私たちは、イスラム教徒になった。 日本で学び、働き、生きる、11万人のイスラム教徒。 彼らはこの国で、イスラム教とどう向き合い、どう実践しているのか。 これまでほとんど語られることのなかった「隣人」たちの姿。 彼らの日常を通して、「本当のイスラム教」が見えてくる。 ・OLとして働きながら、1日5回の礼拝をいかにこなしているのか? ・自身の入信を、家族に納得してもらえるのか? ・日本式の冠婚葬祭には出席できるのか? ・なぜ一夫多妻制が認められているのか? 9・11直後から、日本のイスラム教徒を取材してきたフォトジャーナリスト。 その10年以上の取材によって、「すぐ隣のイスラム世界」が浮かび上がる。
  • 自由の秩序 リベラリズムの法哲学講義
    4.0
    リベラリズムや自由が危機に瀕しているといわれるいま,「自由」は秩序があってこそ成り立つもの,という立場から著者は「自由の秩序」について講義する.「自由」や「リベラリズム」の法哲学的意味とは? 「自由」と「正義」との関わりとは? 法哲学の第一人者による七日間の熱血講義と,聴講生たちが鋭い質問で迫る刺激的な討議.

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  • 随筆 我らの勝利の大道
    -
    創価学会の創立80周年の開幕となる2010年1月1日付の聖教新聞から折々に掲載された珠玉のエッセーを「希望の旭日」「勇気の行進」「庶民の英雄」の3章で構成し、17編を収録。学会創立100周年へ――広宣流布の大道を開く師弟の前進に、勇気と励ましを贈る一書。
  • 21世紀の宗教改革――小説『人間革命』を読む
    -
    1~2巻1,219~1,222円 (税込)
    ※2019年6月以前にご購入されたお客様は「My本棚」から閲覧可能です。重複購入にご注意下さい。 月刊誌『潮』誌上で連載され大反響を呼んだ、小説『人間革命』第1巻の読み解きを単行本化! 世界192 か国・地域に広がった創価学会はキリスト教、イスラム教に次ぐ世界宗教として発展を続けている。 そのダイナミックな潮流に強く惹かれると語る佐藤優氏。 一方、与党・公明党の支持母体でもある創価学会は、数多くの非難・中傷にもさらされている。 はたして、創価学会の真実の姿とは――。 創価学会にとって、「精神の正史」といわれる小説『人間革命』の読み解きに、プロテスタント教徒でもある佐藤優氏が挑む!
  • 新版 日本の神話と神様手帖 あなたにつながる八百萬の神々
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本では、日本の神話における八百萬(やおよろず)の神々の活躍はもちろん、その神々が現代ではどの神社に、どういった経緯でお祀りされていてどういった祭礼や儀式として現代に伝わっているのかを、ていねいにわかりやすく解説しました。 本の中で紹介している全国の神社は実に104社。神社にお参りする前に、是非読んでおきたい一冊です。 この本のポイント ・古事記をベースにした日本神話とその意味を、現代まで続いている神社や祭礼と合わせて紹介 ・カラーイラストや写真、地図や図表などを豊富に使ったわかりやすくヴィジュアルな解説 ・本文とは別に脚注も充実。神社や祭礼に関するより詳しい知識や関連情報がわかり、読み応えたっぷり ◆目次 第一章 国生み 第二章 黄泉の国 第三章 天の石屋戸 第四章 須佐之男の活躍 第五章 大国主神の国づくり 第六章 国譲り 第七章 天孫降臨 神話めぐりの旅の手帖1、2、3、4 巻末資料 掲載神社リスト、神様名索引 ◆著者 秦まゆな 千葉県市川市生まれ。学習院大学文学部史学科卒。幼い頃から相撲、歌舞伎、着物、伝統行事など「日本を感じさせるもの」に興味をもつ。『焼酎ぐるぐる』(大田垣晴子著・ワニブックス)、『生きざま』(貴乃花光司著・ポプラ社)、『笹川流』(笹川能孝著・竹書房)、『神社に行っても神様に守られない人、行かなくても守られる人』(岡田能正著・双葉社)など、日本文化に根ざした本づくりに従事。近著に『美しい古墳 白洲塾長の日本一毒舌な古墳の授業』(白洲信哉共著・ワニプラス)がある。
  • NHK「100分de名著」ブックスル・ボン 群衆心理 「みんな」には騙されない
    NEW
    -
    世の中の空気に抗い、「自分」で考え抜くために。 近代社会と人間の心理に独自の視点で鋭く斬り込んだ『群衆心理』。良識ある個人はなぜ、いかにして暴徒と化すのか。人々の思考を麻痺させ自立性を削り取るために指導者はいかなる手段を用いるのか。SNSが発達し群衆心理の感染力が一層強まる中、その暴走を止めるためにこれから何ができるのか。 政治をめぐる対立からネット炎上まで、「大きな主語」に覆われた現代日本の抱える問題に引き寄せながらル・ボンの議論を読み解く。Eテレ「100分de名著」テキストに書き下ろしの特別章・ブックガイドなど大幅加筆をして書籍化。
  • 「わかる」のしくみ 誤読を防ぐテクニック
    3.5
    なぜ「わかったつもり」になってしまうのか? 読解の法則について、教育心理学の大家が解説。コミュニケーションを円滑にするために、また文章の「読み」を深めるために、人の認識のクセを徹底解析。
  • 哲学は何ではないのか ――差異のエチカ
    -
    西洋哲学のメインストリームは、古代ギリシアから近現代にいたるまで、基本的に形而上学的な領域に依拠して展開されてきた。しかし、こうした〈フィジック/メタフィジック〉に代表されるようなに古い階層的な哲学的思考、超越主義は、もはや静かに消尽していかなくてはならない。脱‐超越主義としての内在性の哲学が多様に形成され配慮される必要がある。本書からこの哲学の根本と核心をつかみ取ること。反時代的思考をとめるな!
  • 真言密教の精髄
    4.0
    伝統的な真言宗乗を深く体解した那須政隆。密教の大系と教説の実践を信心に基づいて説き、その一貫した学人かつ真言行者である姿を表す三篇を文庫版として新編。解説:福田亮成
  • インド哲学 七つの難問
    -
    「有る」あるいは「無い」とは何か? 本当の「自己」とは何か? 何かが何かの原因になるとはどのようなことか? インド哲学の長大な歴史のなかで追究されてきた数々の疑問。本書は、西洋哲学における存在論・認識論・自我論・因果論などの議論展開も参照しながら、古典文献学・インド思想史の枠をこえてそれらの難問に接近する、野心的な試みである。ことば、存在、自己、名付け、因果、知識、無我──もっとも根源的な七つの問いを軸に、明快かつ刺激的な筆致に導かれつつ、インド哲学の深部に迫る一冊。
  • 形而上学とは何か
    3.7
    形而上学は既存のルールや秩序を疑い、世界の見取り図を丸ごと描きなおすメソッドだ。時間は存在するか。私たちに自由はあるか。物事の因果はどうやって決まるのか。同一性とは何か。この世界とまったく別の世界は存在するか――。論理学、認識論、倫理学と並び、古代ギリシア以来哲学の中心問題でありつづけてきた形而上学。その基本から最新論点までをわかりやすく解説。読んだ後には世界ががらりと違って見えてくる! 俯瞰的に、明晰に考え、メタ思考力を鍛える最良の入門書。
  • 三位一体―父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎
    4.3
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 キリスト教の三位一体とは、父なる神、子なるイエス、聖霊の三者は本質的に同一だとする説である。 ユダヤ教から分派したキリスト教が世界宗教へと発展を遂げる過程で、教会は神とイエスの関係の解釈に苦慮した。 教会内の様々な派閥がしのぎを削った異端論争を経て、四世紀後半に三位一体の教義は確立を見る。 初学者が誰しも躓く、この謎の多い教えについて、専門家が丹念に解説。キリスト教の根本思想に迫る。 ■本書の目次 はじめに 序章 キリスト教の成り立ち 原初の信仰形態から一神教へ/ユダヤ教徒によるメシアの待望/民族宗教から世界宗教へ/新約聖書と使徒教父文書/キリスト教の公認から教義の確立へ 第一章 三位一体の起源 1 三位一体という考えの由来 史的イエスとの遭遇/ギリシア哲学の流入/旧約聖書における神の仲介者/再び、イエスとは何者か? 2 旧約と新約の多様な相関 イエスによる旧約の預言理解/終末論的な預言へ/予型論とは何か?/活喩法とは何か?/ペルソナ間で対話する神 第二章 キリストの神性をめぐる議論の始まり 1 ロゴス・キリスト論と「二つのロゴス」 フィロンの「創世記」解釈/「二つのロゴス」説/殉教者ユスティノスと二神論問題/「二つのロゴス」説の位置づけの変容 2 教義史にオリゲネスがもたらしたもの オリゲネスとは何者か?/オリゲネスへの異端宣告の背景/「ヒュポスタシス」とは?/哲学概念「ウーシアー」の神学への転用/本質存在と実質存在/長く困難な議論 第三章 異端論争の只中へ 1 「アレイオス論争」とは何か? 二種類のオリゲネス主義者間の論争/三様のオリゲネス受容/アレイオス論争の発端/背景としてのメレティオス派分裂/論争の真の黒幕は誰? 2 ニカイア公会議とその後の動向 アレイオス派の言い分/ニカイア信条/「ホモウーシオス」とは?/ニカイア以降の新たな論争の布置/アンティオケイアのニカイア支持派 第四章 教義理解の深まり 1 バシレイオスの神理解 カッパドキア教父とは何者か/バシレイオスとエウノミオス/ウーシアーとヒュポスタシスの混用/「不生性」をめぐるエウノミオスの論点/神の不可知性に拠るバシレイオスの論駁/二つのエピノイア論/バシレイオスのウーシアー観の揺らぎ 2 神の本性から神の働きへ プロティノスの影響の有無/若年の習作『霊について』/力動的ウーシアー観への展開 3 ナジアンゾスのグレゴリオス独自の論法 一神論を政治に喩えると/〈本性の言説〉と〈オイコノミアの言説〉/オイコノミアとは何か? 第五章 三位一体論教義の完成 1 ニュッサのグレゴリオスの三位一体理解 兄バシレイオスの志を継いで/なぜ三神ではなく一神なのか/「プロソーポン」概念の諸相/〈顔〉から〈識別相〉へ /グレゴリオス独自の存在論/個体と固有名 2 聖霊論の展開 三位一体のエネルゲイア/キリスト論から聖霊論へ/〈聖霊〉をめぐる論争の布置/コンスタンティノポリス公会議/〈聖霊〉は世界創造に参与していたか?/〈聖霊〉の発出をめぐって/線状的序列から栄光と崇拝の循環へ 第六章 西方ラテン世界における展開 1 ニカイア前後の西方の動向 東西の論争状況の異なり/テルトゥリアヌスの貢献/ヒラリウスによる「同一本質」の再興 2 アウグスティヌスによる伝統継承と刷新 あくまでニカイア支持派として/実体カテゴリーと関係カテゴリー/本質の一性から働きの一性へ/〈聖霊〉の二つの発出/キリストの「受肉」とは何か/キリストの神性と人性をめぐって/ニカイアからカルケドンに至る道/自己の内奥への超越 終章 三位一体論の行方 聖像破壊運動と最後の公会議/教会会議のその後の経緯/教会大分裂と東西関係のその後/新たな展開に向けて あとがき 参考文献
  • NHK「100分de名著」ブックス 西田幾多郎 善の研究 日常で深める哲学
    -
    「3行」分かれば、人生が変わる。 東洋と西洋の思想を融合させた日本初の哲学書『善の研究』。人間存在の根本的な問いを追求した本書は、難解なことで知られている。しかし、4つの章を逆から読めば、意外なほど腑に落ちる。知と愛、善、純粋経験、実在、絶対矛盾的自己同一、5つの鍵語を私たちの日常生活に落とし込み、身近なところから哲学的実感を捉えなおす、最も分かりやすい入門書。戦後に人々の渇いた心を潤した哲学には、どんな人生への示唆が詰まっているのか。西田幾多郎が過酷な生涯でつむいだ言葉の数々から、「生きる西田幾多郎が過酷な生涯でつむいだ言葉の数々から、「生きる」ことの本質を見出していく。
  • 色彩について
    3.0
    色の概念の論理は見かけ以上に複雑だ──。病床にあった晩年のウィトゲンシュタインは、ゲーテの『色彩論』に触発され、死の直前まで「色彩」の問題を考察し続けた。透明で白いガラスはなぜ想像できないのか、「赤っぽい緑」というような色はありうるか、全員が色盲である民族を想像してみよ……。『哲学探究』で示された「言語ゲーム」などの視点を採り入れた「色の論理学」ともいうべき思考実験は、われわれが自明視しがちな色彩概念を根本から揺さぶり、深い探究へと読者を誘う。同時期の遺稿『確実性の問題』にも通底する点がみとめられる、晩期の思想が端的に表れた断片集。
  • 厳復 天演論
    -
    清末の思想家・厳復(1854-1921)が,T. H. ハクスリーの論文を創造的に翻訳し,自身の主張を展開した書.そこに示された「天演」,すなわち進化の原理,生存競争と自然淘汰の過程は,日清戦争に敗れ,亡国の危機意識を強めていた中国知識人に圧倒的な影響力をもった.中国の近代化を思想的に起動させたベストセラー.

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  • 道元禅師のことば 「修証義」入門
    -
    道元の主著『正法眼蔵』の真髄をまとめた曹洞宗の基本聖典『修証義』全5章31節を一文ずつ取り上げ、原典との関係を明らかにしつつ、語句と内容の解説を加えた画期的入門書。『修証義』原文、現代語訳、出典一覧を付す。
  • 世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか 部派仏教の成立
    4.6
    同じ仏教なのに、なぜ宗派によって教えが違うのか? その根源を見る。 宗派とは何か? なぜ多種多様な教えがあるのか? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第9弾! 釈迦が説いた「自己鍛錬」のための仏教は、いつ、どのようにして部派に分裂し、その後、なぜ「衆生救済」を目的とする大乗仏教に変容したのか? そして、日本仏教が世界で最も「特異な仏教」とされる理由はどこにあるのか? 科学にも通じる仏教学の碩学が自身の学説を軸に仏教界の大いなる謎に迫る。 【内容】 [事件の全容] 第1章 仏教は、どのようにして部派に分裂したのか? [歴史的・宗教的背景] 第2章 なぜ、インドで仏教が起こったのか? [仏教世界へのインパクト] 第3章 大乗仏教は、どのようにして生まれたのか? [後世への影響] 第4章 「時代の要請」によって変容した日本仏教
  • 潜在意識は1秒で変えられる!
    -
    「理想の自分になりたい」「もっと能力を発揮したい」「人に認められたい」……と思ったことはありませんか? 人生を思いどおりにできたなら、気持ちに余裕ができて自分らしくのびのびと生きるようになり、周囲の人にも優しくなります。そして、喜びをひとり占めせず、むしろ共有するでしょう。 しかし、ほとんどの人の人生は思いどおりになることはなく、悩み、苦しみ、葛藤、ストレスの中で右往左往するしかないのが現実です。 では、どうして人生は思いどおりにならないのか? それは、自分本来の能力に強固なブレーキがかかっているからです。 人間の意識は、自分が気づいている顕在意識が1%で、気づいていない潜在意識が残り99%だといわれています。 人生が思いどおりにならない人は、その99%でブレーキをかけています。だから、1%の顕在意識で一所懸命アクセルを踏んでいても、自分の思う方向へ進んでいきません。 人生が思いどおりにならない原因は、自分自身の潜在意識にあったのです。 著者は、薬剤師であり心理カウンセラーです 宇宙意識を活用して、一瞬で潜在意識は変えるメソッドを考案しました。 すでに3万人以上の人が、潜在意識を変えて、その人らしい人生を謳歌してます。 特に本書をお勧めしたいのがビジネスパーソンです。 ビジネスには直感と経済合理性の両方が必要となります。 直感は松果体、経済合理性は大脳新皮質に関係します。 松果体と大脳新皮質の活性化はビジネスを成功に導きます。 本書が、あなたの人生を好転させるきっかけになれば幸いです。
  • 神道とは何か 増補版 神と仏の日本史
    3.0
    日本〈固有〉の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたか。 明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は千年以上にわたる神仏習合の時代だった。 本書は両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる過程を丹念にたどる。 近代の再編以前の神をめぐる信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿とは。 補論「神道と天皇」を収録し、新たに補注を加えた増補版。 序 章 「神道」の近代 第一章 神と仏 1日本の神 2神と仏との出会い 3神仏習合の発生 4本地垂迹説の形成 第二章 中世神道の展開 1中世神道説の濫觴 2中世神道説の形成と展開 3鎌倉仏教と中世神道 4神観念の中世的変容 第三章 新しき神々 1人神信仰と御霊信仰 2人神信仰の展開 3渡来神と習合神 4女神信仰の展開 第四章 国土観と神話 1国土観の変遷 2中世神話と中世日本紀 3中世神話の諸相 第五章 近世神道へ 1吉田神道 2天道思想とキリスト教 3近世神道の諸相 4国学への道 終 章 「神道」の成立 補 論 神道と天皇 補注 あとがき 増補版 あとがき 参考文献
  • 経済思想入門
    -
    驚異的な経済成長をもたらし豊かな社会を実現する一方で、格差を常態化し、深刻な不況をくり返す資本主義。その原因はどこにあるのか――。ヒュームやスミスにはじまり、マルクスそして新古典派の登場をへて、ケインズ、ハイエク、ヴェブレンまで。経済学の巨人たちは、自らが生きた時代の課題にとりくみ、その思想を形成した。本書は、そうした現実的背景に照らしながら、かれらの理論の核心を平明に説く。さらに後半では、貨幣や消費などの重要テーマごとに経済分析のあり方を問うことで、経済思想の今日的意義を浮き彫りにする。経済という人間の営みを根底からとらえなおす、決定版入門書。
  • マヌ法典―ヒンドゥー教世界の原型―
    -
    ヒンドゥー教は信仰と生活実践を一体化した宗教であり、ヒンドゥー教世界の原型は紀元前後に編纂された『マヌ法典』で整備された。本書では今日もインドの社会や人々の価値観に影響を与える『マヌ法典』を紹介する。
  • 教行信証の哲学
    -
    親鸞の主著『教行信証』を、ヘーゲルやハイデッガーなど西洋哲学の知識を駆使して初めて哲学的に読み解いた記念碑的論考。親鸞思想を「哲学」として世に知らしめた、宗教哲学不朽の名著。解説=石田慶和・岩田文昭
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! アドラー心理学
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仕事に、人生に活きる アドラー心理学をやさしく解説! ●「勇気の心理学」と呼ばれるアドラー心理学のしくみを、イラスト&図解でわかりやすく紹介。 ●理論の解説だけでなく、具体的な悩みへの活かし方もたっぷり紹介。仕事にも人生にも活かせる! ●知ればもっとおもしろい! アドラーの名言やエピソードをまとめた特集も。 【テーマ例】 ・アドラー心理学ってそもそもどんな心理学? ・「勇気の心理学」と呼ばれる理由は? ・幸せになるために必須?「共同体感覚」とは? ・すぐ感情的になる自分を何とかしたい… ・何かと理由をつけて逃げがちな自分を変えたい ・苦手な相手との接し方がわからない… ・承認欲求が止まらないのはどうすればいい? ・すぐ自分に言い訳をするくせをやめたい… ・失敗がこわくて何もできない… ・「嫉妬」の感情とどう向き合う? ・ものごとを悲観的にとらえてしまう自分を変えたい ・アドラーってどんな人だった? など 【目次】 1章 「アドラー心理学」ってどんな心理学? 2章 人の悩みとアドラー心理学 自分の心と仕事編 3章 人の悩みとアドラー心理学 交友関係と親子編 4章 明日話したくなるアドラー心理学の話 特集1 人生に活きる アドラーの言葉 特集2 その時、アドラーは… 監修者:鈴木義也 東洋学園大学教授。しまうまカウンセリング・カウンセラー。臨床心理士。公認心理師。個人や家族のカウンセリングを医療や開業で行うかたわら、アドラー心理学を活かした家庭・学校・企業・専門家向けの研修をしている。著書は『まんがで身につく アドラー』(あさ出版)、『アドラー臨床心理学入門』(共著/アルテ)、『臨床アドラー心理学のすすめ』(共著/遠見書房)など。 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 国家とは何か 吉本隆明セレクション
    -
    国家とは何か。吉本が主著『共同幻想論』で投げかけた問いを読み解くヒントは、講演や短編にあった。国家の原点を家族に求めた「個体・家族・共同性としての人間」「幻想としての国家」、共同幻想を日本歴史の中に具体化した「わが歴史論」「異族の論理」など8編を収める。現代の読者のために、1968年当時の思想状況や時代背景を克明に再現し、今日的な読みの可能性も示した、編者による解説「AI時代の吉本隆明」も収録。
  • 仏教と陽明学
    -
    諸思想が交錯する明代の思潮を解きほぐし、「心即理」「知行合一」等に代表される概念を説明して陽明学とは何かを闡明するとともに、高僧たちの個性的な思想を活写して明末仏教思潮を浮き彫りにする。解説=三浦秀一
  • アデュー エマニュエル・レヴィナスへ
    4.3
    さらば友よ.レヴィナスから受け継いだ「ア-デュー」という言葉.デリダによる応答は,レヴィナスの遺産を存在論や政治の彼方にある倫理,歓待の哲学へと導く.デリダがパンタン墓地で読み上げた弔辞と,集会「エマニュエル・レヴィナスへのオマージュ」で行った講演「迎え入れの言葉」を収録.

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  • インドの宗教とキリスト教
    -
    「キリスト教のライバルは存在するか」。『聖なるもの』(一九一七年)で知られるドイツの宗教学者ルードルフ・オットーは、ヒンドゥー教の一派、ヴィシュヌ派こそが値すると考えた。「救済」をめぐって驚くほど類似が見られる両者の徹底的な検討を通して、宗教の本質に迫る。比較宗教学の古典。  「ヌミノーゼ」と名付けられた、非合理的な神秘経験を宗教経験の本質として析出した『聖なるもの』。ルター派の敬虔なプロテスタント神学者ルードルフ・オットー(1869-1937年)による洞察は、その後ミルチャ・エリアーデやロジェ・カイヨワに引き継がれ、宗教を研究するうえで重要な柱となる「聖と俗」をめぐる研究の土台を築いた。  『聖なるもの』と同時期に研究が進められていたと考えられるのが、本書『インドの宗教とキリスト教』である。18世紀後半、英国による植民地化を通じてサンスクリット文献がもたらされたされたヨーロッパでは、『リグ・ヴェーダ』や『バガヴァッド・ギーター』など次々にそれらの翻訳がおこなわれ、ヨーロッパの起源のひとつとしてオリエントへの関心が急激に高まっていた。  そのような文脈のなかで、オットー自身も『ヴィシュヌ・ナーラーヤナ』などのサンスクリット文献の翻訳・注釈に取り組み、そしてヒンドゥー教、そのなかでも彼が「献信の宗教」と呼ぶヴィシュヌ派に、キリスト教に匹敵する救済論を見出す。ルター派とヴィシュヌ派の比較の末に見いだされる、真の救済とは―。  オットーが終生、一貫して求めたものは、「聖なるもの」の普遍的な弁証であった。ルター派という一つの神学に自らの立場を置きながら、他の神学にも心を開き、あまつさえ神学を有しない宗教体験に対しても視野を開いたオットーの独自性がいかんなく発揮されたインド宗教研究の古典にして比較宗教学の名著。(原本:『インドの神と人』人文書院、1988年)  【本書の内容】 序 第一章 キリスト教のライバル―ーインドの恩寵(恵み)の宗教 第二章 神をめぐる戦い――シャンカラとラーマーヌジャ 第三章 救済の問題ー―いかにして達成されるか 第四章 インドの恩寵の宗教とキリスト教――異なる精神、異なる救い主 結 び 補 説  一 隠れたる神と献信者の神  二 贖いと贖罪  三 本源的堕落の理念  四 同一性神秘主義の同一体験  五 神は個人的存在ではない  六 すべては恩寵から 訳者あとがき 学術文庫版あとがき
  • イスラム移民
    3.5
    政府・財界・「専門家」・マスコミが「多様性」「多文化共生」でゴリ押し! 日本人はイスラム教徒と共生できるか? ◎日本にいるイスラム教徒は約27万人 ◎日本の憲法・法律・社会常識より「神の法」が上位 ◎多様性を認めないイスラム教の教義 ◎ハラールを理解せずに提供されるハラール給食 ◎多文化体験でモスクに小学生を連れていく教員 ◎ジハードとして破壊される地蔵・神社 ◎土葬墓地を作りたいイスラム教徒と反対する住民 ◎ヨーロッパで頻発するイスラム教徒の問題 ◎頻発するクルド人問題を見て見ぬふりの政治家とマスコミ ◎クルド人問題で取り残される川口市民の不安 ◎労働者不足対策で今後イスラム教徒が急増 ◎来るべきイスラム教徒の宗教2世問題 日本人はイスラム教を理解した上でイスラム教徒を受け入れようとしているのか!? イスラム教徒をめぐる問題を解き明かし、現実的な共存の方策を示す! 【目次】 はじめに 「多様性」の名の下にイスラム教徒を受け入れる日本 第1章 日本人がイスラム教徒に関心を持てば共生できるのか ①イスラム教徒は「多様性の尊重」と共生できるか/②イスラム教徒は日本の学校教育と共生できるか 第2章 ガンビア人地蔵・神社破壊事件から考える他宗教との共生 第3章 イスラム教徒の土葬問題を追う 第4章 イスラム移民・難民を受け入れた国はどうなっているか ①イスラム化するイギリス/②イスラム化するヨーロッパ/③イスラム化する東アジア 第5章 埼玉県川口市クルド人問題が示す移民受け入れの現実 第6章 労働者不足対策でイスラム移民・難民を歓迎する日本 ①移民政策を進める政府と財界/②自称「難民」を「かわいそう」で受け入れていいのか おわりに 日本が「イスラム化」する日
  • 社会学および経済学の「価値自由」の意味
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ウェーバーの「価値自由」ほど議論が繰り返され、誤解されてきた概念は少ない。本書はこの概念をめぐる古典的な論文の邦訳であり、この概念をめぐる初期論文の邦訳である。社会科学と個人の価値判断の間に横たわるたえざる緊張を鋭く分析し、社会科学を学ぶ者の基本的な態度について限りない示唆を与えてくれる。 【目次】 社会学および経済学の「価値自由」の意味 一 大学の教壇における価値判断 二 科学の価値判断からの「自由」の問題 訳者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • NHK「100分de名著」ブックス アリストテレス ニコマコス倫理学 「よく生きる」ための哲学
    4.0
    幸せを獲得するためにすべきことが詰まった「実践哲学」の書! 天文学、生物学、詩学、政治学、論理学、形而上学などあらゆる分野の学問の基礎を確立し、「万学の祖」と呼ばれる古代ギリシャの哲学者アリストテレス(前384-前322)。彼が「倫理学」という学問を歴史上初めて体系化した書物が『ニコマコス倫理学』だ。 「倫理学」と訳されているギリシャ語は「人柄に関わる事柄」という意味で、彼が倫理学と呼ぶものは、義務や禁止といったルールを学ぶことではなく、どのような人柄を形成すれば幸福な人生、充実した人生を送ることができるのかを考察することだった。 アリストテレスは、幸福とは人間がもっている固有の能力を発揮することであり、そのためには、外的な幸運を生かすための内的な力である「徳(アレテ―)」を身につける必要があると考えた。その「徳」は一定の行動を繰り返し習慣化することで「性格」となり、身につけることができるという。また、人間同士の相互的な絆のことを「友愛(フィリア)」と呼び、それらを分類・分析することで、幸福になるために必要な友愛とは何かを明らかにすべく、思索を深めていく。 「幸福とは何か」を多角的に考え抜き、それを獲得する方策を説いたのが『ニコマコス倫理学』であり、現代人にとっても大切な「正義」や「欲望」、「生き方」や「友情」などの在り方について、読者がわが身に引き付けて考えるための「実践の書」なのだと、著者はいう。その発展的受容という観点から、特別章を加筆。キリスト教とギリシャ哲学を融合させたトマス・アクィナスの思想に『ニコマコス倫理学』の実践を見る。 【内容】 はじめに 「いかによく生きるか」を考える学問 第1章 倫理学とは何か 第2章 幸福とは何か 第3章 「徳と悪徳」 第4章 友愛とは何か ブックス特別章 アリストテレスとトマス・アクィナス ~『ニコマコス倫理学』から『神学大全』へ 読書案内 おわりに
  • 西洋音楽史講義
    -
    ドレミファ音階、拍子、ハーモニー。今日の世界標準となった音楽語法のほぼすべてが西洋音楽史のなかで生み出された。グレゴリオ聖歌から、オペラの誕生、バロック、ウィーン古典派、ロマン派、そして20世紀のポピュラー音楽まで。「古楽」「クラシック」「現代音楽」という三つの画期に着目し、千年にわたる変遷を通史として描き出す。好みや感性で語られがちな音楽を具体的・分析的に聴き楽しむためのヒントに満ちた全15講。 *2013年3月に放送大学教育振興会より刊行された『西洋音楽史』を加筆・修正し、改題のうえ文庫化したものです。
  • NHK「100分de名著」ブックス ロジェ・カイヨワ 戦争論 文明という果てしない暴力
    -
    ひとはなぜ戦争をするのか? 戦闘と殺戮の「本質」を解き明かす 『遊びと人間』で知られる哲学者・社会学者ロジェ・カイヨワ(1913-1978)が1950~60年代の冷戦時代に綴った『戦争論』。彼は本書で、戦争の歴史に新たな光をあて、これまでなぜ人類が戦争を避けることができなかったかを徹底的に分析した。戦争を「破壊のための組織的企てである」とし、本書について「戦争が人間の心と精神とを如何にひきつけ恍惚とさせるかを研究したもの」であると記したカイヨワの複眼は、戦争が起きる状況と、それを実行可能にする人間のおぞましさを浮き彫りにした。そこには「人間はなぜ戦争に惹きつけられてしまうのか」という精緻かつ赤裸々な人間洞察があり、また人間が生み出した文明を兵器利用するという人間のおろかさ、身勝手さに対する教育の必要性を論じた。 「民族間、宗教間の対立が激化し、最新兵器によるテロや紛争が絶えない現代にこそ『戦争論』を読み直す価値がある」と、著者はいう。2019年8月に放送されたNHK・Eテレの番組テキストに、終わりの見えない戦争が続いているいまこそ「西側」的原理の見直しが必要だと説く書き下ろし特別章「文明的戦争からサバイバーの共生世界へ~西洋的原理からの脱却」、読書案内などを加えた一冊。
  • 対談集 あなたが子どもだったころ 完全版
    4.0
    子どもが創造力を発揮するとき、嘘をつくとき、自分の世界にこもるとき……。 〈心の問題〉を見つめ続けてきた著者が、各界を代表する十六人とユニークな子ども時代を語り合う。 その対話からは、個性豊かな個人史とともに戦後日本人の歩みが浮かび上がる。 「飛ぶ教室」の連載対談を全一冊にした完全版。 〈解説〉小川洋子
  • 古代インドの神秘思想-初期ウパニシャッドの世界-
    5.0
    大宇宙と小宇宙の対応の思想は、最高実在ブラフマンと個体の本質アートマンの一致の自覚へと深化される。生の根源を洞察する古代インドの叡知、神秘思想の本質を、初期ウパニシャッドをもとに解明した最良のインド思想入門。
  • アーリヤ人の誕生 新インド学入門
    3.0
    ヨーロッパのラテン語・ギリシア語とインドのサンスクリット語に共通の祖となる、失われた起源の言語――。そんな仮想の言語の話し手として「アーリヤ人」は生み出された。そして、それは瞬く間にナチス・ドイツの人種論に繋がる強固な実体を手に入れる。近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。 言語学誕生の歴史から、「すべての起源」インドに取り憑かれた近代ヨーロッパの姿が克明に浮かび上がる! 「インド学」はインドで発達した学問ではない。18世紀末からサンスクリット語文献を集めてきたヨーロッパを中心に発達してきた。私たち日本人が抱く「インド」イメージもまた、近代ヨーロッパという容易には外しがたい眼鏡を通して形成されている。 植民地インドで「発見」された古典語サンスクリットの存在は、ラテン語やギリシア語との共通性から、ヨーロッパとインドに共通する起源の言語の存在を想像させた。類稀な語学の才に恵まれたイギリス人ウィリアム・ジョーンズ(1746-94年)によるこの「発見」によって、近代言語学は誕生する。同時にオリエンタリズムがヨーロッパを席巻し、『シャクンタラー姫』をはじめとするサンスクリット語文献が次々にヨーロッパで翻訳された。 その奔流のなかで『リグ・ヴェーダ』を英訳したのが、ドイツ出身で英国オックスフォード大学に職を得たフリードリヒ・マックス・ミュラー(1823-1900年)である。彼は比較言語学の成果から、『リグ・ヴェーダ』の成立年を紀元前1200年頃と推定し、「アーリヤ人の侵入」を紀元前1500年頃とした。日本の教科書でもよく知られる記述の源は、ここにある。 19世紀ヨーロッパで言語学とともに誕生した「アーリヤ人」は、20世紀にはナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を生み、さらにはインダス文明が発見されたインドに逆流して、考古学的成果と対峙しながらさらなる波紋を生んでいく――。 近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。なぜ言語は常に民族という概念を呼び寄せずにいられないのか。言語学誕生の歴史をひもとくことで「起源」というロマンに取り憑かれ、東洋を夢見た西洋近代の姿を克明に描き出す。インドの実像に目を開く一冊。(原本:『新インド学』角川書店、2002年) 【本書の内容】 第1章 インド学の誕生ー―十八世紀末から十九世紀初頭のインド・カルカッタ 第2章 東洋への憧憬ー―十九世紀前半のヨーロッパ 第3章 アーリヤ人侵入説の登場ーー―十九世紀後半のヨーロッパ 第4章 反「アーリヤ人侵入説」の台頭――二十世紀のインド 第5章 私のインド体験ー――多様性との出会い 補 章 出版二十年後に
  • 禅仏教とは何か
    -
    仏教の根本義から、臨済・曹洞の日本禅二大派の思想と実践までを体系的に叙述。難解な禅仏教の内容を、第一人者がわかりやすく解説した禅入門書の傑作。解説=竹村牧男。
  • もう少し知りたい人のための 「ソフィーの世界」 哲学ガイド
    4.1
    「ソフィーはだれ?」 『ソフィーの世界』に仕掛けられている様々なトリックを明らかにしながら、西洋の哲学者たちが取り組んできたテーマを、詳しく、しかもわかりやすく解説した哲学ガイドブック。
  • エセー 1 人間とはなにか
    -
    モンテーニュは乱世のただ中に生きたエリートだったが、一市民を自覚してもいた。「エセー」は中庭を見下ろす塔の三階に設けた小部屋で紡がれた自己と人間探求の書だ。全3巻、107章からなる浩瀚なものだが、長年これに親しんだ訳者の手によって、大きなテーマに沿って6割強にあたる章が選ばれ、新たな3冊本としてまとめられた。これによって「エセー」はいっそう身近なものとなったので、読者は興味ある章から読んでいけばいいのである。この巻には「さまざまな手段でひとは似たような結果に行き着く」から巻末の長編「経験について」まで、人間のありようを記した18章を収めた。
  • シャドウ・ワーク
    3.0
    家事などの人間の本来的な諸活動は,市場経済を支える無払いの労働〈シャドウ・ワーク〉へと変質している.人間がシステムの従属変数となっている危機を,経済,社会,政治,知的活動などさまざまな切り口から論じ,自立・自存した生の回復を唱える.文明批評家イリイチによる現代産業社会への挑戦と警告.

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  • ブッダとサンガ―〈初期仏教〉の原像―
    -
    ブッダ観の展開とサンガ(仏教教団)成立の歴史を遡源。また、従来の〈原始仏教〉の呼称を〈初期仏教〉と改称する正当性を諸方面より裏付ける。仏教の根本問題を論旨明快な叙述で解きほぐす、恰好のインド仏教史入門。
  • 存在と思惟 中世哲学論集
    -
    本書の著者クラウス・リーゼンフーバー神父(1938-2022年)は、フランクフルトに生まれ、1958年にカトリックの修道会であるイエズス会に入会したのち、1967年に来日して長年にわたり上智大学で教鞭を執りました。ドイツ哲学に深い造詣をもつばかりか、西田幾多郎をはじめとする日本の哲学思想に通じていた著者は、西洋中世の哲学・神学について研究し、あるいは教育するとともに、一般向けの講座を精力的に行って多くの日本人に親われました。 しかし、専門論文が多いこともあってか、一般向けの著作はほとんどなかったと言わざるをえません。古代から現代に至る西洋哲学全体に対する該博な知識と透徹した理解に基づいた知恵の結晶を多くのかたに触れていただく機会になることを願って、ここに学術文庫オリジナルの精選論文集をお届けします。 以下の目次にあるように、本書で中心的に選ばれたのは、著者にとって重要な研究対象であるトマス・アクィナス(1225頃-74年)をめぐる論考です。「言語」、「存在」、「神」という哲学にとっても神学にとっても最重要の概念を正面から取り上げ、トマスの論を精緻にたどるだけでなく、独自の読みを加えることで、そこに潜む可能性を最大限に引き出す――「思惟」というものの醍醐味がふんだんにつまった論考群は、読むたびに発見に満ちた宝と言えるでしょう。 惜しまれながら2022年に逝去したリーゼンフーバー神父の偉大な遺産を本書を通して知っていただけることを心から願っています。 [本書の内容] 中世思想における至福の概念 トマス・アクィナスにおける言葉 トマス・アクィナスにおける存在理解の展開 存在と思惟――存在理解の展開の可能性を探って トマス・アクィナスにおける神認識の構造 神の全能と人間の自由――オッカム理解の試み 解 説(山本芳久)
  • メンタルリリース
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【目次】 はじめに プロローグ こころをひらく15のボタン 第1のボタン メンタルリリース Mental Release 第2のボタン 自分を愛する Loving Me 第3のボタン 感謝の気持ち 第4のボタン Thankfulness 第5のボタン コミュニケーション Communication 第6のボタン 好きなことをやる What one likes, one will do well 第7のボタン 集中力 Concentration 第8のボタン 夢・目標を持つ 第9のボタン 成功のための努力 Make an effort 第10のボタン 失敗を恐れない Try and try 第11のポタン 諦めない Never give up 第12のボタン バランス感覚Ballancein imbalance 第13のボタン 今を生きる Live in the moment 第14のポタン 自信を持つ Confidence 第15のボタン 成功への信念 Belief brings success あとがき (※本書は2005/9/25に鬼灯書籍より刊行された書籍を電子化したものです。)
  • 幸せオーラの磨き方 - 人生が変わる99のヒント -
    3.0
    成幸(せいこう)へのパスポート、お渡しします。 ◆運は「運のいい人」が好き ◆玉も磨かざれば光なし ◆リスクに憶病になりすぎない ◆笑顔は成幸へのパスポート ◆神様が「いたずら」をしてくるとき ◆「矢印」を自分に向けましょう ◆「感謝力」が幸せを招く 数多くの女性実業家を世に送り出した企業経営者が贈る人生が変わる99のヒント。 オーラをコントロールすれば女性はもっと輝ける! 「私は仕事柄、出会うのは女性が多く、魅力的な女性の生き様には共通するものがあることに気づきました。 彼女たちを通して学んだ“人生を楽しむヒント”は、私の本分である人材育成においてもとても役に立ち、身になったことでもありました。 そして次第に、『世の中の頑張っている女性に成幸してほしい』『彼女たちが幸せになる手助けができたら』と思うようになったのです。 この本に書かれている考え方や日々の取り組みは、私がたくさんの方々から学んで、現在も実践していることばかりです。 それぞれは小さなことですが、継続的に行なうことで必ず効果が現われるものです。 本書には99個のメッセージがありますが、1つだけでも共感してもらえれば幸いです。 もちろん男性の方が読んでくださっても、きっと役に立つはずと信じています。(著者より)」
  • 往生要集入門 悲しき者の救い
    -
    辛い現世を終えて、来世こそは阿弥陀仏のすまう極楽浄土に生まれたい――貴賤を問わず日本で幅広く、長きにわたって信仰されてきた浄土思想。すべては平安時代、一人の僧によって著されたこの書物から始まった。源信なくしては、法然も親鸞もない。 『往生要集』の訳・校注で知られる著者が、歴史的背景に始まりゆるやかに『往生要集』の構成に沿いつつ、親しみやすい現代語訳を随所に示しながら、源信の教えの真髄を平易に解き明かす。 「予が如き頑魯(がんろ)の者(わたしのような愚かなもの)」と自らを顧みた源信(942-1017年)。智慧や才にめぐまれた一握りの人ではなく、自身を含む多くの罪深い「悲しき者」が救われる道を模索した『往生要集』が、日本の思想・信仰に与えた影響ははかりしれない。  往生を目指すべき理由として描かれる等活地獄、黒縄地獄、衆合地獄、阿鼻地獄など数々の地獄も、経典と源信自身の言葉を交えながら、恐ろしい責め苦が生々しく描き出され、それに対応する極楽の姿、そして現代人の想像をはるかに超える仏の姿もあざやかに示される。地獄、極楽、さらに仏の姿は、信仰のみならず、のちの思想、文学、芸術にも大きな影響を及ぼした。『源氏物語』や『栄華物語』、『梁塵秘抄』など、のちの文学作品にみられる『往生要集』の影響も示唆される。  『往生要集』は「集」というその名が示す通り、『無量寿経』、『観無量寿経』、『阿弥陀経』の浄土三部経をはじめ数多の経典や経典の注釈書の引用によって、往生の要諦を説いたものである。膨大多岐にわたる出典についての解説は、仏教学の泰斗たる著者ならではのものであり、源信が数々の経典のなかから何を重要としていたのかが、次第に浮かび上がってくる。  仏の姿を念じる「観相の念仏」を自らの思想の核とした源信が、「南無阿弥陀仏」と仏の名を口で称えるいわゆる「念仏」、「称名の念仏」に託したものとは何だったのか――。浄土思想の原点に触れる一冊。(原本:『悲しき者の救い――源信『往生要集』』筑摩書房(仏教選書)、1987年) 【本書の内容】 はしがき 第一章 『往生要集』の成立 第二章 迷いの世界 第三章 浄土へのねがい 第四章 正しい念仏 第五章 悲しき者の救い 源信略年譜 あとがき 付 参考文献について 選書版あとがき 解 説(岩田文昭)
  • つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて
    4.0
    分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。人生の切実な「問い」に直面して ”筋を通す” ための倫理とは? カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理はこれまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、現代の究極の課題に立ち向かう! ◆積極的安楽死は認められるか? ◆妊娠中絶の自由か胎児の生存権か? ◆テロリストの逮捕か人質の命か? ◆安全基準か雇用の最大化か? 【徳倫理とは】 アリストテレスを始祖とし、人間本性の考察に基づいて思慮の力と「どうしたいか」を重視する倫理学。カントに代表され「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理、ミルやベンサムが提唱し、経済学と結びついた功利主義と異なる第三の潮流である。
  • 民主主義を疑ってみる ――自分で考えるための政治思想講義
    -
    近年、民主主義の危機が叫ばれ、その重要性を訴える議論が巻き起こっている。だが、民主主義を擁護するだけで本当に今日の「危機」は回避できるだろうか。むしろ、民主主義それ自体がポピュリズムなどの現象を招いているのではないか。本書では、政治思想が「民主政」批判から始まったことに注目しつつ、民主主義だけでなく、それを補完・抑制する原理としての自由主義や共和主義、社会主義などを取り上げ、それぞれの歴史的展開や要点を整理していく。主主義を機能不全から救い出すために何が必要か、その核心に迫る白熱の講義。
  • イラスト&図解 日本の神社入門
    -
    知っておくと神社に参拝するのがもっと楽しくなる!  「神社でおなじみ狛犬や狐の由来は?」「境内に建つ本殿・拝殿・幣殿のそれぞれの配置とその意味」 「日本神話による国譲りの物語と天照大神(あまてらすおおみかみ)・大国主大神(おおくにぬしのおおみかみ)の関係」など、 意外と知らない神社と神様の基礎知識について、イラストや図を多用しつつ解説します。 【目次】 【巻頭特集】 -------------------------------------- 一度は行きたい神社×10 【第一章】神道の特色と歴史 ---------------------- ・日本固有の信仰「神道」の特色 ・古代から奈良時代の神道の変遷 ・中世から近世までの神道の立場 ・近代の神道の整備と戦後の変化 ・本殿・拝殿・幣殿の配置と意味 ・鳥居の起源と色と形状の違い ・注連縄・狛犬・玉垣などの由来 ・神職の肩書と求められる資格 ・神の依代として祀られた御神体 【第二章】神社に祀られている神様 ---------------------- ・国生みの伊邪那岐命と伊邪那美命 ・高天原を治める太陽神・天照大神 ・八股遠呂智を退治した須佐之男命 ・世界を闇から救った天宇受売命 ・神々たちの「知恵袋」思金神 ・障害を理由に海に流された蛭子 ・火の神ゆえに殺された迦具土神 ・天照大神に国を譲った大国主大神 ・初代天皇の曽祖父・邇邇藝命 ・火中で出産した木花之佐久夜毘売 ・太陽と対を為す月を抽象化した月読命 ・伊勢神宮と関係が深く怪力の天手力男神 ・大国主大神に協力した小人・少名毘古那神 ・大国主大神に仕えた太陽神の子・天穂日命 ・相撲の起源とされる戦いの勝者・建御雷神 ・諏訪の地に鎮座した力自慢の建御名方神 ・国譲りで地上に降りた武神・経津主神 ・道案内の名人にして異形の神・猿田毘古神 【第三章】日本の二大神社 ---------------------- ・日本を代表する2つの神社 ・全国8万社の頂点・伊勢神宮 ・最古の神社のひとつ・出雲大社 【第四章】各地の神社とその由緒 ---------------------- ・日本神話の舞台となった神社 ・怨霊(御霊)を祀る神社 ・歴史上の実在の人物を祀る神社 ・仏教と一体化した神仏習合の神社 ・海と山の信仰に関係の深い神社 ・人々の生活に強く結びついた神社 ・渡来人と縁の深い神社 【コラム】神社がもっと身近になる!  ---------------------- (1)神社で行われる行事 (2)初詣客の多い神社ベスト10 (3)神社での参拝の作法
  • 内山節と語る未来社会のデザイン1 民主主義を問いなおす
    -
    1~3巻1,210~1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 デマゴーグ政治の跋扈や国家独立問題、そしてコロナ禍と、世界は分解と混乱を極めている。それは、近代国家やそのもとでの「民主主義・自由・平等」のもつ欺瞞が限界を露呈したからではないのか。ゆきづまる近代的世界を超えて、どのような未来社会を構想するのか。その答えを、伝統社会、そして農山村で活発化する伝統回帰の動きのなかにみいだす。自然と人間の関係、労働や共同体をめぐる独自の思想を構築してきた在野の哲学者が、米トランプ政権発足直後の2017年2月に開催された「東北農家の二月セミナー」で語った政治・社会論。
  • NHK「100分de名著」ブックス カント 純粋理性批判 答えの出ない問いはどのように問われるべきか?
    3.8
    近代哲学の最高峰が、手に取るようにわかる! 神の存在や世界の始まりを問うてきた西洋哲学の伝統をことごとく破壊し、新たな形で再生させてみせた史上最大の古典。 私たち人間は何を認識し得るのか? ア・プリオリとは何か? 人間に備わる悟性とは? 西洋哲学の最重要古典をこのうえなく平易に解説する、入門書の決定版。書下ろしとなるブックス特別章も収載!
  • どう読むか、聖書の「難解な箇所」「聖書の真実」 を探究する
    -
    「大いに疑問を持つ」探求者に、 聖書は真実の姿を明かし始める。 訳語、解釈の如何によって天地が入れ替わるほど真逆の結論に導かれてしまう。互いに矛盾し合う場面に満ちてもいる。この難解な聖書とどう向き合えばよいのか。これを正典として信仰を培うとはいかなることか。新約聖書学者がその「難解な箇所」を敢えて取り上げ、正面から挑んだ! 『どう読むか、 新約聖書 福音の中心を求めて』に続く、 青野太潮のヨベル新書、好評第2弾
  • どう読むか、新約聖書  福音の中心を求めて
    -
    聖書学の常識は、信仰のヒジョウシキ。 この逆説と乖離の荒海聖書学の常識は、信仰のヒジョウシキ。 この逆説と乖離の荒海を、いざ航海。 「青野先生はキリスト教の『常識』にいつも挑戦されているのですね」といった類のことを言われることがあります。しかし私が挑戦しているのはむしろ、少しでも新約聖書学の「常識」を日常のキリスト教信仰のなかに取り入れたい、ということです。しかしそれらふたつの「常識」は、多くの場合、厳しく相対立していますので、ことはやっかいです。 著者紹介 青野太潮(あおの・たしお) 1942 年静岡県生まれ。国際基督教大学、東京大学大学院を経て、スイス・チューリッヒ大学神学部博士課程修了。神学博士号(Dr.theol.)取得。現在―西南学院大学名誉教授、平尾バプテスト教会協力牧師、日本新約学会前会長(2009 年―2017 年)。 専攻:新約聖書学、最初期キリスト教史著書:『「十字架の神学」の成立』(ヨルダン社/新教出版社)、『「十字架の神学」の展開』『「十字架の神学」をめぐって』『最初期キリスト教思想の軌跡』(ともに新教出版社)、『パウロ書簡』『聖書を読む 新約篇』(ともに岩波書店)、『どう読むか 聖書』(朝日選書)、『十字架につけられ給ひしままなるキリスト』(コイノニア社/新教出版社)、その他、共著、訳書、多数。を、いざ航海。 「青野先生はキリスト教の『常識』にいつも挑戦されているのですね」といった類のことを言われることがあります。しかし私が挑戦しているのはむしろ、少しでも新約聖書学の「常識」を日常のキリスト教信仰のなかに取り入れたい、ということです。しかしそれらふたつの「常識」は、多くの場合、厳しく相対立していますので、ことはやっかいです。
  • 聖書はさらに物語る 一年12 回で聖書を読む本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「聖書の奇蹟はほんとうに起こったのか?」「聖絶は史実か?」「自然災害は神の裁きか?」「一神教はなぜ戦争をするのか?」など、聖書に取り組む時に沸き起こってくる疑問にも真摯に答えつつ聖書の全体像をわかりやすく概説。「一年12回で聖書を読む会」第2年目の学びを集成。現代人が聖書に向き合うことを励ましてくれるハンディ・ガイドブック。好評を博した「聖書は物語る一年12回で聖書を読む本」に続く第2弾!
  • 聖書は物語る 一年12 回で聖書を読む本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 《1年で聖書全巻が学べる》 不思議な本、ロダールの『神の物語』が兄貴分の背景にありますが、とてもよく考えられたテキストになっています。図版、表組多数。一度は聖書を読んでおきたいと思うけれども、挫折してしまうあなたに。明野キリスト教会(京都)で好評開催中の「一年12回で聖書を読む会」のテキストが本になりました。聖書の背骨のような神と人とのガチンコの関係に焦点を当てて書かれた、かっこうの聖書案内役です。
  • 物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために
    4.4
    哲学とは何だろうか――。人間が世界と向き合い、自分の生の意味を顧みるとき、哲学は生まれた。古代から二一世紀の現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのだろうか。本書は、その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開する一つのストーリーとして描く。ヘーゲル、シュペングラー、ローティの歴史哲学を超えた、新しい哲学史への招待。
  • 予言者の研究
    3.0
    政治は腐敗し、外交は失敗、 弱者は迫害され、正義は堕落した。 救いなき国に「予言者」、現わる! 急激な国力膨張、不自然な繁栄の反動で社会が歪み、傾国の途についた紀元前九~八世紀のイスラエル。抗えぬ苦難の日々の中、命を賭して予言者が起ち上がる! 旧約の宗教思想上、特筆すべきエリヤ、アモス、ホセア、イザヤ、ミカ、エレミヤを取り上げ、その生涯や、神・罪観を比較検証。経済・思想的に多難な今こそ手にしたい一冊。 目次 まえがき エリヤの宗教改革 1 序言  2 予言者エリヤの時代的背景  3 対カナン文化の問題  4 アハブ時代の宗教および道徳問題  5 エリヤの宗教改革運動  6 結語  アモスの宗教 1 彼の人物  2 彼の時代  3 神観  4 祭儀の問題  5 罪観 6 審判  ホセアの宗教 1 彼の人物と時代  2 彼の家庭  3 神観  4 罪観  5 審判  6 結語  イザヤの贖罪経験――イザヤ書第六章の研究 1 彼の見た幻  2 神観  3 贖罪  4 召命  5 審判  ミカの宗教思想 1 序言  2 彼の人物と時代  3 彼の神とイスラエルの罪  4 審判と希望  5 結語  エレミヤの召命経験――エレミヤ書第一章の研究 1 序言  2 彼の生い立ち  3 万国の予言者  4 あめんどうの枝  5 煮え立っている鍋  6 結語  神とエレミヤ 「主の僕」の歌 〈付 録1〉旧約聖書の方法論について 〈付 録2〉政治の世界における預言者の論理と倫理 解 題  田島 卓(東北学院大学准教授) *本書の原本は1997年3月、『豫言者の研究』として、新教出版社より刊行されました。 文庫化にあたり、読みやすさに配慮して、豫言を予言と新字に代えるほか、旧字を随時、常用漢字に置き換えています。またルビの追加を行い、明らかな誤植は訂しています
  • ベルジャエフ 生涯と思想
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ロシアの哲学者ベルジャエフ(1874~1948)は、マルキストであったが、ロシア革命後転向し、反共産主義者となり、十月革命後にパリに亡命した。神秘主義に則って文化や歴史を考察した。その中心的な思想には、「反共産主義」(共産主義がユダヤ教の選民思想に基づいていると批判)、「歴史哲学」(伝統と記憶を重視する)、「進歩主義批判」「人権、国民主権批判」などがその思想の中心にある。特異な思想家の全貌に迫る。 【目次より】 序文 〔I〕生涯 一 幼年時代 おいたちと、家族 幼年学校生活 二 大学生時代 革命運動 ヴォログダ追放期 三 壮年時代 キエフ在住の頃 ペテルブルク在住の頃 破局の予感 革命の嵐の中で 四 亡命時代 〔II〕思想 一 思想概説 思想の要旨 思想の特色 思想の形成 二 社会論 人格と社会 社会批判 イデオロギイ批判 マルキシズムとキリスト教 三 歴史哲学 歴史批判 超歴史 時間論 他歴史観との比較 四 人間論 対象化 自由 悪 倫理 新しさ 不死 人格主義 五 キリスト教思想 キリスト教入信 神人論 「ソボルノスト」 終末論 六 ベルジャエフとロシア思想 ロシア宗教思想〔ホミヤコフ、フョードロフ、ソロヴィヨーフ、シェストフ〕 ロシア社会思想〔虚無主義、無政府主義、社会主義〕 ロシア文学〔トルストイ、ドストエーフスキイ〕 ベルジャエフ著書目録 ベルジャエフに関する著作 あとがき 田口 貞夫 1922~ 2020年。宗教学者、思想家。東京大学図書館、上智大学外国語学部ロシア学科講師。東京大学文学部宗教学科卒業。専門は、ロシア思想史。 著書に、『ベルジヤエフ 生涯と思想』『ロシア革命と正教 社会主義国における土着信仰の諸相』『ロシア宗教思想史』『解放神学』(共著)、 訳書に、ベルジャーエフ『ロシヤ思想史』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「天皇」の原理
    4.3
    天皇はいかにして神になったのか。 世界宗教の根本理解から天皇の神性が浮かびあがる 世界に比類のない日本の天皇はいかなる原理によって日本の歴史を動かしてきたのか。 神からのぞみの地を約束された民は世界でも日本人とユダヤ人だけ。しかし日本人とユダヤ人は対蹠的な歴史を歩んだ。日本人はのぞみの地にとどまり、ユダヤ人は世界を流浪した。そこにはどのような神の力が働いていたのか。 ユダヤ教との比較に始まり、キリスト教、仏教、儒教、イスラム教といった世界宗教の根本理解から日本の天皇を位置づける。 さらに、キリスト教の「予定説」(プリディスティネーション)の原理から天皇の神勅的正統性を導きだし、そしてイエス・キリストの復活と三度にわたる天皇の復活が同型(アイソモルフィック)であることから天皇という神の原理を抽出する。 時代に隔絶した大天才の碩学が、世界の奇跡ともいうべき日本の天皇という存在を徹底的に究明した驚愕の書。 小室直樹氏の直弟子でもある副島隆彦氏が解説と絶賛推薦!
  • 新装版 新西遊記 上下合本版
    -
    「西遊記」の世界をもっと語りたくなる名著! 快訳&紀行の名コラボーー東勝神州傲来国花果山の石から生まれた孫悟空は、天の玉帝をも恐れぬ暴れ猿。東海竜王からまきあげた如意棒を振り回し、妖怪退治。猪八戒、沙悟浄を連れた三蔵法師と西へ……。中国四大奇書の一つ『西遊記』。三蔵法師のモデル玄奘の足取りを辿った著者自身の西域紀行とのコラボレイトも愉しい好著!  『新装版 新西遊記(上)』『新装版 新西遊記(下)』上下巻合本版
  • 魂力 強さと輝きをとりもどす瞑想
    -
    人間関係に苦しんでいると時、心に不安をかかえている時、困難に直面した時の問題解決になる。 インドに古代から伝わる叡知ラージャヨガ瞑想で魂本来の力と質を取り戻すための本です。1分から5分で、いつでもどこでもできる非常に簡単な31の瞑想が紹介されていて、さまざまな困難を乗り越える方法を教えてくれます。無駄な考えや否定的な考えをなくし、肯定的で純粋な考えに集中することで喜びの体験を得られます。 【目次】 001 いのちのエネルギーを強めよう /002ラージャヨガって何? /003ラージャヨガ瞑想の8つの効果 /004心を強くするための7つの効果 /005ラージャヨガ瞑想で得られる8つの力 /006ラージャヨガ瞑想の仕方 /007魂力 31の瞑想コメンタリー /008[Q&A]こんな時には、どうしたらよいでしょう? 【著者】 本多瑞枝 医学博士。千葉大学循環器内科に勤務中、東洋医学に触れる。シンガポール日本人会診療所に赴任。、太極拳、気功、針治療などを学び、ラージャヨガに出会う。その後、実生活にスピリチュアリティを活かした健康管理を実践、終末期の心のケアに取り組む。 滝沢裕子 セルフプログレス・コンサルタント。自身の瞑想の知識と体験をベースに、心のケア、自己向上、コミュニケーションに関するセミナーやワークショップを各地で開催。またコーラスグループ‘JOY 2’を結成し、心に響くヒーリングボイスを目指し音楽活動も行う。
  • 「風狂」という生き方
    -
    仏教のものの見方、考え方を解説しながら、従来の価値感にとらわれない「風狂」的思考を提案する。
  • エネルギー・バンパイア
    3.0
    「一緒にいると、なぜか疲れてしまう人」、あなたのまわりにいませんか?  もしかしたらその人は「エネルギー・バンパイア」かもしれません。  「エネルギー・バンパイア」とは「あなたのエネルギーを吸い取ってしまう人」。  エネルギーは目に見えないもの。「元気」「生命力」「モチベーション」などの総称です。  5人に1人がエネルギー・バンパイアともいわれています。  エネルギー・バンパイアは家族、職場、友人関係に潜んでいます。  “いい人の仮面”をかぶって、あなたのエネルギーを狙っているのです。  悪い人ではないのだけど、あの人と一緒にいるとぐったりしてしまう……。  誘ってくれるのは嫌ではないけど、あの人に会うと思うとなぜか気が重い……。  心当たりがあるなら要注意!  エネルギー・バンパイアはとくに繊細さん(HSP)が大好物。  本書でエネルギー・バンパイアから身を守る方法を知ってほしいです。
  • 日蓮の心
    -
    800年前の「危機の時代」の日蓮の生き方と人間的魅力に迫る論考集。地震、疫病、貧困、そして戦乱。その時代、日蓮はどのように生き、苦悩する人々に希望を与えたのか。「国家観」「女性観」「生命観」「平和論」ほか、多様な視点からアプローチした8編を収録。
  • 龍がいるから大丈夫 龍神の後押しが発動する41の方法
    -
    龍とタッグを組んで、未来を変える! 仕事、金運、恋愛、人間関係、夢の実現 etc 龍の不思議なパワーが悩みを消して、願いを叶える! ベストセラー『「龍使い」になれる本』の著者が、龍好きに贈る最新刊。特別な能力がなくても、日常の生活のなかで簡単に龍とつながることができる41の方法を、ステップごとの章に分けて紹介。 ちょっとした心がけひとつで、龍を身近に感じ、それにより運を開いていくさまざまな方法をアドバイスします。

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  • アメリカの教会~「キリスト教国家」の歴史と本質~
    3.5
    多宗派、分裂、統合、栄枯盛衰…結局、アメリカって、どんな国!? 「福音派って何だろう。日本にそんなものは存在しない。宗教『右派』って何だろう。宗教に『右派』があるというのがわからない。…よってトランプ大統領がなぜ登場したのかわからない。要するにアメリカがわからないということだ。そこでこの本を書くことにした」(「はじめに」より)。植民地時代から現在を丁寧に辿り、解きほぐす。社会学の泰斗による決定版!
  • 左対右 きき手大研究 (DOJIN文庫)
    3.0
    きき手のことならなんでもござれ。 左ききには天才が多い? スポーツ選手は左ききが有利? 左きき短命説は本当? なぜ右ききの人が多い? きき手はいつ決まる? きき手は遺伝する? 右ききと左ききの脳は違う? きき手の矯正が人生に影響を与える? 旧石器時代人のきき手がわかる? 犬がお手をするのは左?右? きき手をめぐるさまざまな言説に、学術研究にもとづいてアプローチ。 幅広いトピックを紹介して好評を博したロングセラーに、 新しい話題を追加し内容がさらに充実した「きき手大全」。 ●目次 第1章 優れる左きき 第2章 安全でない左きき 第3章 きき手の諸相 第4章 きき手の決め方 第5章 なぜ右ききが多いのか――きき手成立のメカニズム 第6章 きき手と脳のはたらき 第7章 きき手はいつ現れ、いつ決まるのか 第8章 左ききの矯正はよいことなのか 第9章 動物にもきき手はあるか
  • 閉塞感がニャくなる魔法の言葉88
    4.5
    仕事、人間関係、コロナ、SNS、物価上昇、天変地異、死への恐怖…… あらゆる不安やストレスをときほぐしたいなら、自分を他者と比較しない猫の生き方から学んでみませんか? 東京大学名誉教授が提案する「自分軸」の作り方と、現代社会を快適に生きる心の持ち方。 スピリチュアルリーダー並木良和さんも推薦! 『常に「中今」に生きる猫は、新時代の人類のお手本です。さぁ、あなたも自由になる秘訣を学んでみませんか?』 ■猫に学ぶ「自分軸」の作り方と心の持ち方 「中今」を生きよう 「お腹が空いたら」食べよう ラクになれる服を着よう どこまでも歩いてみよう スケジュールを調整しない 孤独死は立派なこと 仲間なんていなくても etc… 【著者プロフィール】 矢作直樹 (やはぎ・なおき) 東京大学名誉教授/医学博士 1956年、神奈川県生まれ。 1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。 1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。 2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。 2016年3月に任期満了退官。 主な著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『自分を好きになる練習』(文響社)、『失われた日本人と人類の記憶』(青林堂/並木良和氏との共著)、『神様からのお便り』(小社刊)など。
  • 人生行路の護符「般若心経」 262文字にこめられた観音妙智力
    -
    262文字にこめられた観音さまの智慧が説かれた般若心経を、人生行路の御守りとして携えようという視点で読み解く。人知を超えた観自在の力をいただくために、どんな心がけで日々を過ごすか、その秘訣を語る。 「殺しといてくれたらよかったのに」 癇癪を起こす私に祖母は涙声を絞り出すようにいった。「親が我が子を殺せるかいな。無茶なこといわんといてあげてえな」 岡本かの子、西郷隆盛、良寛、夢窓、乃木希次、大石内蔵助など偉人の、せつなく優しい気持ちになれる感動秘話を多数織りまぜ、「父母の愛」「観音様の救い」「空の世界」を語る。自殺、ノイローゼ、殺人、少年犯罪など現代日本の大問題に「般若心経」はどう答えるのか。泣ける! 安らぐ! 希望あふれる一冊!
  • 妄想レッスン 「現実は知らん力」で未来を変える!
    4.0
    ブログ「妄想は世界を救う。~妄想万能説~」で大人気! 売れっ子妄想主婦・かずみんが、どんな悩みも「妄想レッスン」でババシバシ解決! 妄想で願いを叶えるにはちょっとしたコツがあった! 妄想を現実に変え、信じられないような輝く未来を手に入れるにはどう妄想したらいいのかをジャンル別に、超具体的にレッスン。 「結婚したいけど…」 「お金が欲しいけど…」 「仕事を辞めたいけど…」・・・ 「お悩み&願い事別・妄想レッスン」で、ありえない自分に変わる! 引き寄せ効果抜群の妄想テクを大公開! あなたの悩みには、この妄想が効く!

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  • あっという間に神様につながって サクッとお金と人に恵まれる方法
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    「占い」ではありません。「魂の私」が翻訳してくれる神様からのメッセージを受け取り、お伝えしているので、占いのようにハズレがないのです。 頑張らなくてもお金や人を自然に引き寄せられる方法をお伝えします。

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  • 〈権利〉の選択
    4.5
    “right”に「権利」という訳語があてられたとき、そこには特殊日本的な背景が作用し、それ自体が一つの独自な解釈を表すものとなった。「力と利益」の意味を含む日本の“権利”の思想は、「正しいこと」を意味する西洋の“ライト”の思想とどの程度異なり、また、どの点で共通しているのか。この問いを考察の糸口として、我々が「権利」と呼ぶ思考装置の問題点と限界を明かし、その核心に迫る。福沢諭吉、西周、加藤弘之ら日本の思想家をはじめ、ロック、ドゥオーキン、ロールズ、セン、ニーチェらを導き手とし、理念と力の錯綜した関係を解きほぐした著。
  • (見えない)欲望へ向けて ――クィア批評との対話
    4.0
    性差や異性愛といった規範が作用する場から見えない欲望を引き出し、新たな解釈を生産すること。本書は、そうしたクィア批評の声に耳を傾けながら、「自分ではない」ものへの同一化による読むことの快楽と、性的な快楽を混線させる試みである。セジウィックの理論や英文学の古典から、ホモソーシャルな欲望、文学共同体の規範を学ぶ快楽、プライヴァシーという概念装置等を縦横に論じるとともに、クィア批評と精神分析の思想的往還を、ジジェク、バトラー、コプチェク、ベルサーニらを読むことで辿った。クィアなるものが含む解放性と固有性のパラドックス、批評的・思想的探究と政治的意味の緊張をも見据えた名著。
  • 法華経 上 全三冊
    3.9
    数多い大乗仏典中「法華経」は特にその強い個性と庶民的性格によって,我が国仏教の歴史に大きな影響を及ぼし信仰の柱としてあがめられ,唱えられて来た.また,経中の美しい譬喩,巧みな説話の数々は文学・芸術の世界にも豊かなものをもたらした.本書では,漢訳・読み下しに原典の現代語訳を対置,味読の便を計っている.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • モチべーションの心理学 「やる気」と「意欲」のメカニズム
    4.1
    「やる気が出ない……」。職場で、学校で、家庭で、悩んでいる人は多い。自分だけでなく、他者のやる気も気がかりである。口でほめるのか、報酬を与えるのか、罰をちらつかせるのか。自らの経験と素朴な理論に基づいて対処しても、なかなかうまくいかない。そもそもモチベーションはどのように生じ、何に影響を受け、変化していくのか。目標説、自信説、成長説、環境説など、モチベーション心理学の代表的理論を整理、紹介する。
  • フロイト、無意識について語る
    -
    「無意識について」を中心に、個人の無意識についての理論の変遷をたどる5つの論文と、集団における個人を超えた無意識の働きについて、社会哲学的かつ文明論的な観点から分析し、後期の『モーセと一神教』などにつながる広い視野を切り開いた『集団心理学と自我分析』を収録。『フロイト、夢について語る』、『フロイト、性と愛について語る』につづくフロイトシリーズ第3弾。
  • 「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪
    4.0
    ベストセラー『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』のイルセ・サンによる『心がつながるのが怖い 愛と自己防衛』がついに携書化! 人間関係において、こんな経験はありませんか? ・いつも冷淡な相手を選んでしまう ・手の届かない人ばかり好きになる ・完璧な相手を待ち続ける ・恋人がいる相手を好きになる ・相手の欠点にばかりに目が向く ・子どもをかわいいと思えない 気付かないうちに他者との距離を置いてしまうのはなぜ? そして、そこから抜け出すための方法をデンマークの人気心理療法士イルセ・サンが解説。 心の奥底では愛情に満ちた関係を築きたいのに、自分でもわからずに相手から遠ざかるような言動をとる人たちがいます。 関係が壊れて相手を失ったり、自分が傷つくことを恐れるあまり、最初から関係が深まらないようにしてしまうのです。 イルセ・サンは、それを「自己防衛の戦略」と呼びます。 幼い頃に、親から十分に愛情を受けなかったことが原因で自己防衛の戦略は生まれます。 自分の感情や他者との関係から距離を置き、自分が傷つかないようにするためです。 大人になって心が強くなり、もう自己防衛は不要になっているのに自動的に戦略が作動し、自分の感情を感じず、他者と離れようとしてしまうのです。 著者は自己防衛の戦略について、豊富な事例とともに丁寧に解説します。 そして、自分の本当の感情に気づき、自分を受け入れ、他者を受け入れても大丈夫だと読者に語りかけていきます。 人間関係に悩む人にとって、心が軽くなる一冊になるはずです。 【目次】 はじめに プロローグ 第1章 自己防衛の戦略とはどのようなものか 第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる 第3章 喪失の悲しみを恐れて愛に満ちた関係を避ける人たち 第4章 愛情に満ちた人生への扉を閉ざしてしまう不幸なパターン 第5章 親を理想化することの危険 第6章 感情を完全に意識する 第7章 不適切な自己防衛の戦略をとり除く 第8章 本来の自分に戻る 参考文献 謝辞
  • 「価値創造」の道:いま、中国で広がる「池田思想」研究
    -
    中国でなぜ、「池田思想」の研究が進んでいるのか――。長年、中国と日本の学術交流に尽力してきた著者が、その真実の一端をつづる。著者は中国の名門・復旦大学の学生時代、創価大学創立者の池田大作創価学会会長(当時)と出会いを結ぶ。その後、復旦大学のほか、東京大学、横浜市立大学、北海道大学、日本大学、大東文化大学、文教大学、目白大学、慶応義塾大学などでの研究・教育活動を経て、20年以上にわたり創価大学教員を務め、中国の各学術機関との“懸け橋"として活躍してきた。「いま、中国人民が希求してやまないのは、『価値創造』の人生といえよう」(「はじめに」より)と著者は述べる。激動の中国の歴史の中で著者が歩んだ半生に触れつつ、池田思想研究の進展ぶりを伝える一書である。
  • 池田思想研究の新しき潮流
    -
    1976年5月16日の開学式から、2016年に創価大学通信教育部が40周年を迎えたことを記念して、創立者・池田大作SGI会長の思想と哲学に関する、さまざまな専門分野からの研究成果を収録した論文集。池田SGI会長の思想・哲学の研究は、アメリカ、中国、ヨーロッパ諸国などに広がりを見せ、とりわけ中国では北京大学、复旦大学をはじめとする多くの大学に「池田大作思想研究センター」などの研究機関が設立され、その成果が数多く発表されている。こうした世界的な広がりの中で、この論文集では「教育思想の革新」と「人間学の探究」の2つのテーマに焦点を当てて刊行した。
  • テアイテトス
    3.8
    知識とは何か,真にものを知るとはどういう場合を言うのか.当時行われていた三つの知識説をとりあげて批判しつつ,哲学が様々な角度と立場からの吟味や思考を要求するゆえんを示す.有名な無理数論やソクラテスの産婆術などのエピソードを交えた対話篇.日本における本格的なプラトン研究をきりひらいた泰斗による翻訳.

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  • 大いなるひとつ すべての答えを、すでに私たちは知っている
    -
    静かな瞑想から始まり、笑いとともに、深い英知を得られる、おなじみ阿部敏郎氏の「いまここ塾」。 全国から予約殺到「いまここ塾」を、まるごと書籍化! 本書では、ライブ感をそのままに、「空」「瞑想」「愛」「悟り」「意識改革」「自我」などについて、阿部さん独特の笑いあふれる講演を紹介しています。 会場から飛び出した阿部さんへの質問は、あなたがいま抱いている疑問かもしれません! 人生に悩みがあるなら…… ただ、思い出してみてくだい。 それだけで、すーっとすべての問題が消えていきます。 伝説の瞑想の大家、ボブ・フィックス氏との熱い対談も掲載! 光の覚醒について、意識と現実について、マインドから逃れる方法について、特別な音の存在について……など、どんどん引き込まれていくトークは必見! 第1章 大いなるひとつの意識 100%自由になる 第2章 夢からの目覚め すべての問題が消えていく 第3章 存在としての愛 一瞬で幸せにつつまれる 第4章 すべてを超えた知性 降参すると人生はスムーズに流れる 第5章 光の時代へ ボブ・フィックス×阿部敏郎 特別対談

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  • スピリチュアル系元国連職員、再び吼える! 人類史上初、宇宙平和への野望 あなたの幸せは、宇宙からはじまる
    -
    元国連職員の著者のもとに、あるとき訪れた「声」のメッセージは……、 「地球を救え」 そして「今、ここに生きよ」という言葉の通り、著者は「闘う男」から「愉しむ男」へと、コペルニクス的大変身を遂げた。 国連職員としておもに途上国を渡り歩いた著者は、豊かさや貧しさ、生や死を見つめて、「世界平和への野望」を抱くことに! 世界各国が、自国の利益だけを考えていたら、平和は訪れないこと、 人口を増やせば、国が豊かになるという発想は思い込みだということ、 戦争反対を唱えていても、けっして平和にはならないこと……、 などなど、世界目線で眺めたとき、それは……、 自分の利益だけを考えていたら、けっして幸せにはなれないこと、 多くの思い込みによって、生きにくくなってしまったこと、 魂には「10万分の1」のお役目があるということ……、 などなど、私たちの身近な「幸せ」への発想へと行き着く。 そして、それは自分のみならず、宇宙まるごとの幸せだということ。 なぜなら、私たちは日本人である前に、地球人であり、 「在日宇宙人」であるのだから! 「心」「お金」「食料」「環境」「人口」「健康」 「事故」「犯罪」「人間関係」「リーダー」「平和」の11の項目について、 奇想天外で抱腹絶倒な解決策の数々! 今こそ、地球人へ! 本書でぜひ、「宇宙基準」の幸せを手に入れてください。 第1章 豊かさって、なんだ? 心 餓死はしなくても、アフリカより「内戦状態」のストレス社会、ニッポン! お金 一銭にもならない、お金の悩み。「お気楽」が解決の早道! 食料 残すなら食べるな、捨てるなら買うな! 第2章 生きるって、なんだ? 環境 「私たちの地球」とか言うけど、それって奢ってない? 人口 人口爆発! 増やすのではなく、年齢の質をあげていこう 健康 どんな状況でも生き延びる! 肉体的エネルギーをトップに保つことがカギ 事故 「ゴルゴ13」は事故に遭わない。気合を集中がすべて 第3章 平和って、なんだ? 犯罪 犯罪に巻き込まれるのも神の仕業 人間関係 人間関係は、まさに領土問題。バカバカしい解決法をバカバカしいと思うな! リーダー 平和の旗手はジャニーズの「嵐」!? ゆるゆるリーダーがちょうどいい 平和 人類史上初の「たわごと平和論」。反戦からは平和は生まれない

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  • 夢を読み解く心理学
    3.0
    夢っていったい何? 臨床心理、人格心理、健康心理から この不思議な現象をとらえてゆきます! 心理学の先生と、3人の教え子との“会話形式”による夢談義。 「悪夢をみないようになれますか?」 「夢のアイデアって仕事にいかせますか?」 「予知夢ってあるんですか?」 といった誰もが1度は考える疑問に対して 心理学の専門家がわかりやすくお答えします! 「夢をみる」という現象は、いったいなんだろう? 荒唐無稽であったり、意味不明であったり、ときには日常生活に支障をきたす悪夢にもなれば、素晴らしいアイデアの源泉にもなりうる。 また、夢日記をつけると心が不安定になる、消防士は出動前に火事の予知夢をみる、空を飛ぶ夢や歯の抜ける夢はなにかを象徴している… など、夢にまつわる噂は多く、その真偽はつかみどころのないものばかりだ。 夢は自分だけのものであり、他人と共有したり比較したりすることができない。 すなわち、夢とは自分自身だといえるのだ。 「夢は心の天気予報」「夢は心の羅針盤」ととらえる著者が、心理学からこの不思議な体験を解明する。 今晩、夢をみるのが楽しみになる!
  • アメリカ言語哲学入門
    4.0
    20世紀後半の現代哲学に、最も先鋭的かつ重要な潮流をなした、アメリカ言語哲学。その最前線を形づくってきた、サール、クリプキ、デイヴィドソン、クワイン、ローティら哲学の巨人の思想を、言語行為論、指示理論、根本的解釈説、メタファー論、反表象主義などの主要な議論から精査する。その考察から、彼らの視点には、実はデカルトやロックらの近代観念説やヨーロッパの解釈学とも通底するものがある、という事実が明らかになってくる。西洋哲学全体の流れの中で最先端のアメリカ言語哲学の核心に迫る、絶好の一冊。
  • 「笑い」の秘密
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    もっと人生に、笑いを! 笑いは、幸せのバロメーターで、幸せな人ほど、笑っています。 「でも、イヤなことばかりで気が晴れない。笑うことなんてできない……」 そんな人はいませんか? 笑うことで、どんな問題も「棚上げ」することができます。 どんな悲劇も、時間が経てば喜劇になります。 「悲しいことばかりあって……」 という人は、笑うために、その体験があるのです。 実は、笑いと悲しみはセットだということに気がつきます。 「嫌いな人ばっかりで……」 という人は、相手を笑わせてみましょう。 人は笑わせてくれた人を妬んだり、嫉妬したり、憎んだりできなくなるものです。 笑いは、一瞬で心身をリラックスさせるので、 お金も時間も手間もかかりません。 それでいて最強の癒しなのです。 自分が笑うことで、自分も周りの人もハッピーになりますが、 周りの人を笑わせて喜ばせるエネルギーはとても強く、 それは相手と、そのまま自分にも返ってきます。 「人を笑わせることなんて難しい……」 という人でも大丈夫! ギャグで笑わせるコツを、本書では紹介しています。 笑いは、愛のかたまりです。 何でも笑い飛ばせる人こそ、 人生において、いくつものハードルを乗り越えられる、 最強の人生を歩むことができるのです。 何でも深刻に考えて、悲劇の主人公をの人生を選ぶか、 何でも笑い飛ばして、喜劇の主人公まで行き着くか。 本書では、「ギャグ100連発」も紹介していますから、 笑いながら、笑いのパワーを実感してみてください。

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  • 一瞬で愛に満たされる祈りの奇跡
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    全国で行われる講演会は、いつも大盛況の人気精神科医が、祈りの持つ力について、わかりやすく楽しく解説します。 祈りは、特別なことではありません。 欧米では、すでにその効果が認められ、祈りを取り入れた医療が行われています。 何よりも、私たちは、自然にずっと祈り続けてきました。 祈りが奇跡を呼ぶことを、私たちの長い歴史の中で、すでに誰もが知っているからです。 本書では、祈りの効果や、祈りがもたらした奇跡だけではなく、さまざまな祈りを紹介しています。 「唱える」ことによって、効果が実感できることもありますが、「イメージ」することも、祈りに通じます。 あなたの意識を向けた先に、あなた思いを届ける。 そんな祈りを習慣にしてみましょう。 きっとあなた自身が、まるで「歩くパワースポット」のようになって、人々からの愛を受け、また愛を与えられる存在になるでしょう。 祈りは、宇宙への、愛の宣言です。 あなたの愛を宇宙へ届けることで、 一瞬であなた自身が、愛に満たされるのです。 孤独を感じたとき、愛を実感したいときはもちろん、 もっと幸せになりたいとき、具体的な願いがあるときなど、本書を開いてみてください。 きっと素敵なヒントが得られると思います。 第1章 祈りの時代――新たな時代を生きている 第2章 祈りに囲まれている私たち――見えない存在とつながる 第3章 祈りの奇跡――私たちの中にある愛に気づく 第4章 愛の祈り――主体性のある人生を創造するために

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  • 龍を味方にして生きる 人生をダイナミックに好転させる方法
    4.0
    龍は、天と地をつなぐ存在。 そしてスピーディーに私たちの意識を乗せて、現実をどんどん展開してくれる存在です。 最近世の中が目まぐるしく変化していると感じる方も多いと思いますが、これは「変化」や「展開」をもたらす龍が活躍している証拠。 ということは、 自分の今の状況を好転させたいと思ったとき、龍を味方につければいいということです。 「龍なんて身近にいるの?」 と思う人は、ぜひ手に取ってみてください。 龍と友だちになっている人たちの「証言」も掲載していますので、けっしてそれが特別なことではないとわかるでしょう。 「私は天使を信じるわ」 という人は、きっと龍を感じられる人です。 高次元の存在を感じられる人は、龍の存在を思い出すことができるからです。 本書では、小さいときから龍と話をしてきた著者だから言える、龍を味方にする方法を紹介しています。 「龍、よろしくね!」 そのひと言で変化を感じられるようになったら、目の前の現実は、あなたの望む方向へどんどん好転していきますよ。 第1章 あなたの知らない心の扉が開かれる 第2章 龍がすべてに奇跡を起こす 第3章 龍を味方にする方法 第4章 龍の時代を生きるコツ 第5章 龍に乗って、ユートピアへ

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  • パラダイムとは何か  クーンの科学史革命
    3.7
    トーマス・クーンという名前を知らない人でも、また科学史や科学哲学などの分野に縁のない人でも、「パラダイム」という言葉なら聞いたことがあるに違いありません。 いまや日常語として「物の見方」「考え方の枠組み」の意味で使われているこの言葉は、もともと1962年刊『科学革命の構造』というクーンの著書の中で語られたもので、「一定の期間、研究者の共同体にモデルとなる問題や解法を提供する一般的に認められた科学的業績」を意味していました。 この概念は、それまでの「科学革命は17世紀に起きた1回きりの大事件」という科学史の常識を覆す衝撃的なもので、「<科学>を殺した」といわれたほど、大きな影響を及ぼしました。 パラダイム・シフトは歴史上何回も起こり、それは社会・文化の歴史と密接な関係があるとするクーンの見方は、フーコーが人文科学的知の布置の変化を考古学的方法によって解き明かしたと同じスタンスで、「知」の連続的進歩という通念を痛撃しています。 本書は二十世紀終盤の最大のキーワードとも言うべき「パラダイム」の考え方を面白く、わかりやすく説くものです。 ●主な内容 第1章 <科学>殺人事件 第2章 科学のアイデンティティ 第3章 偶像破壊者クーンの登場 第4章 『科学革命の構造』の構造 第5章 パラダイム論争 第6章 パラダイム論争の行方 【原本】 『現代思想の冒険者たち クーン パラダイム』1998年 講談社
  • 生の仏教 死の仏教
    -
    仏教は死後の救済のためのものだと思われたり、思想として知的に享受するものだと理解されることが多い。しかしそれは誤りだ。仏教はこの世を生きるための教えであり、その教えは念仏などの「行」を行うことで初めて意味を持つ。異国アメリカに仏教を広めた京極逸蔵は、仏教国でありながら仏教が根付かない日本に向け、彼の地から一つの提案をした。それが本書で説かれる「六波羅蜜」の実践だ。六波羅蜜は仏教徒の倫理規範というだけでなく、それを実践することが宗教的な目覚めへの近道ともなるからだ。専門用語に丁寧な説明をルビで付した、心底わかる仏教入門。
  • デカルト入門講義
    4.8
    科学者であったルネ・デカルトは、自然科学の礎たりえる知識をもとめ、第一哲学=形而上学の再構築に乗り出す。なにひとつ信じられるものがない「懐疑」を出発点に、それでも絶対疑えない原理「我あり」へ、更に「神あり」「物体あり」へと証明をすすめる。本書はその哲学をまず『省察』『哲学の原理』など主著を追ってわかりやすく解説。ついで『世界論』『人間論』を通して、近代哲学の理解に不可欠な自然学的論理を説明する。スピノザ、ロック、バークリ、ライプニッツ、カント、フッサール等々、その後のすべての西洋哲学に強烈な影響力を持ち続けたのは何故か。
  • どの「哲学」と「宗教」が役に立つか
    3.0
    あなたの“悩み”にズバリ答える! 読む“処方箋”。 「哲学」と「宗教」を難しくて、近寄りがたい理論や教義だと思っていませんか? そんなあなたに送る初めての本。 人生に迷うとき、悩むとき、ズバリ答えを出してくれる、とっておきの一冊になること間違いなしです。 「哲学」と「宗教」はこんなに人生に役立ちます! 古今東西の有名な哲学、世界の5大宗教から、そのエッセンスを読み解き、日常のなんでもない悩み・問題に対してとてもよく効く処方箋を出してくれます。 難しい用語や理論などは一切使わない、気軽に読める好著です。 【主な内容】 第1章 性欲に悩んだとき 第2章 人間関係に戸惑ったとき 第3章 仕事のミスで落ち込んだとき 第4章 不安に苛まれたとき 第5章 欲望が抑えられないとき 第6章 金持ちがうらやましくて仕方ないとき 【著者プロフィール】 島崎 晋(しまざき すすむ) 立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在、世界史や宗教を中心にした著作物などで活躍中。 主な著書に『ウラもオモテもわかる哲学と宗教』、『日本人が知らない世界の宗教 タブーと習慣』、『世界史のミカタ』、『目からウロコの世界史』、 『いまがわかる世界史の教科書』(共著)など多数。
  • 文明論之概略
    4.3
    国の独立は目的なり.今の我が文明はこの目的に達するの術なり-西洋心酔と保守主義の相確執する明治初期,文明の本質を論じ,文明は文明自らに意味があるとした上で,今,最も優先すべき課題は日本国の独立であり,西洋文明を学ぶのもそのためであると説く.『学問のすゝめ』と共に,時代の展開に大きな影響を与えた福沢の代表的著作.

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