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  • 「ポスト・アメリカニズム」の世紀 ――転換期のキリスト教文明
    5.0
    1巻1,815円 (税込)
    20世紀をリードしたアメリカ文明も、近年、動揺を来すようになった。9・11同時多発テロ、ポピュリズムの台頭、COVID‐19の世界的流行、そしてGAFAに象徴されるテクノロジーの支配……。アメリカニズムは今、どこへ行こうとしているのか?そもそも、その根底には何があるのか? 現代社会を突き動かす「総かり立て体制」、社会に底流し続け、時に政治をも動かす宗教。この二つの視軸から、転換期のキリスト教文明に光を当て、「ポスト・アメリカニズム」の世紀を展望する渾身作である。

ユーザーレビュー

  • 「ポスト・アメリカニズム」の世紀 ――転換期のキリスト教文明

    Posted by ブクログ

    今、私たちが生きているのはどんな時代なのか、というか、タイトルのようにどんな世紀なのか、もしかするともっと長い時間軸での議論なのかもしれない。

    学問の分化が進んだ現代において、誰もそんな大それた文明史、しかも直近の時代までを対象とした文明史を書こうという人はいないだろう。そういった無謀な試みなのだが、かなりの説得力を持ったものだと思う。

    ポスト・アメリカニズムというからには、アメリカニズムとは何かから始める必要があるわけで、概ね20世紀の始めくらいから話は始まる。当時の資本主義、フォーディズムといったところを踏まえたマックス・ウェーバーのお馴染みの「プロ倫」の議論が紹介、そして再解釈される

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    2025年02月14日

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