松﨑智海の作品一覧
「松﨑智海」の「『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教」「だれでもわかる ゆる仏教入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松﨑智海」の「『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教」「だれでもわかる ゆる仏教入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
鬼=煩悩、と捉えて、仏教との共通点、ともに「滅」する物語、時代を超えて思いを繋いでいく物語、という視点がとても面白かった。
喪失を軽んじない、という一言がとても響いた。
以下、備忘録メモ。(ネタバレ)
思い通りにならない世界を、思い通りにしようとする心が「煩悩」、
煩悩は苦しみをどんどん集めて雪だるま式に大きくなる(「集諦」)
不変の「我」を求め、「我」に執着すること(=我執)が「煩悩」の根源だが、
「我」とは人間の勘違いで、本当の私=何者でもない。
「我」への執着が、世界を正義と悪、敵・味方に分断する。
浄土真宗の「歎異抄」では、自分が罪を犯さないのはたまたまそのような状況に置かれていない
Posted by ブクログ
鬼滅の刃を通して仏教を知ることができ、仏教のことを知りたいけど難しそう…と思っていた私にとってはとても興味深く読み進められた。
炭治郎の鬼の素質についての考え、なるほどー!と思いました。「縁」って本当に、奇跡みたいなことなんだよなと感じます。
「本当の正義」についての話も、刺さりました。鬼殺隊が鬼を倒して、めでたしめでたしで終わるけど、その後のことや「正義」のことなんて、鬼滅の刃を読んでいたときには考えたこともなかったので…著者の方、さすが住職さま、視点が違うなぁと思いました。
改めて、鬼滅の刃って奥が深い作品なんだなぁと感じます。本当に少年向けなのか?この本のおかげで、鬼滅の刃の世界をさらに