松﨑智海のレビュー一覧

  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    わかりやすい仏教入門でありながらより深くブッダの教えと日本の各宗派について説明してくれる本だった。これ一冊置いておけば何かに迷った時に参考になるのではと思う。
    「お釈迦さまの教えをそれぞれ自分なりに解釈した同人誌のようなものが各宗派である」
    「お寺は地域のハブたりえる」
    「日本のお寺は社会性を持っているし、多くのお寺は地域のために何かをしたいと思っている」
    という観点が特に良かったな。松崎さんの語り口がとても読みやすかった。

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    2023年10月27日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    だいすきな祖母が亡くなったいま 読めてよかった本。
    この世は関わり合いの中でできている。
    諸行無常。永遠に存在し続ける実体はない。
    煩悩と向き合って わたしなりの悟りを。
    わかりやすくて 読みやすくて 出会えてよかったな。

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    2022年06月10日
  • 『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

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    ネタバレ

    鬼=煩悩、と捉えて、仏教との共通点、ともに「滅」する物語、時代を超えて思いを繋いでいく物語、という視点がとても面白かった。
    喪失を軽んじない、という一言がとても響いた。

    以下、備忘録メモ。(ネタバレ)
    思い通りにならない世界を、思い通りにしようとする心が「煩悩」、
    煩悩は苦しみをどんどん集めて雪だるま式に大きくなる(「集諦」)
    不変の「我」を求め、「我」に執着すること(=我執)が「煩悩」の根源だが、
    「我」とは人間の勘違いで、本当の私=何者でもない。
    「我」への執着が、世界を正義と悪、敵・味方に分断する。
    浄土真宗の「歎異抄」では、自分が罪を犯さないのはたまたまそのような状況に置かれていない

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    2025年10月30日
  • 『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

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    ネタバレ

    鬼滅の刃を通して仏教を知ることができ、仏教のことを知りたいけど難しそう…と思っていた私にとってはとても興味深く読み進められた。
    炭治郎の鬼の素質についての考え、なるほどー!と思いました。「縁」って本当に、奇跡みたいなことなんだよなと感じます。
    「本当の正義」についての話も、刺さりました。鬼殺隊が鬼を倒して、めでたしめでたしで終わるけど、その後のことや「正義」のことなんて、鬼滅の刃を読んでいたときには考えたこともなかったので…著者の方、さすが住職さま、視点が違うなぁと思いました。
    改めて、鬼滅の刃って奥が深い作品なんだなぁと感じます。本当に少年向けなのか?この本のおかげで、鬼滅の刃の世界をさらに

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    2025年10月17日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    仏教の入門にちょうど良い。
    各宗派の違いも体系を知ることができた。
    次はより一層釈迦の生涯や教えを深く知ることができる本を読みたい。

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    2024年11月12日
  • 『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

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    開眼して真理がみる仏(ブッダ)になろうというのが仏教。著者の鬼滅の刃好きが炸裂していて、仏教の説明自体もわかりやすく面白かった。観点がとにかく細かい。著者の言うように、鬼滅の刃の作者の仏教への理解が、意識的か無意識でかは分からないが確かに作品に反映されているんだなと思った。

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    2023年07月20日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    序盤の「天上天下唯我独尊」の解説で心を掴まれた。

    読んだ感じだと、仏教は多面的に見るマーケット感覚であり、for文で輪廻して悟りでbreakして抜けるみたいな認識で合ってるかな?

    宗派の違いは面白かった。結構っていうか別の宗教ってぐらい特色あるのね。
    中でも曹洞宗はアドラー心理学ぽいし、マインドフルネスだしでなんか結局いつの世も同じことやってんだなとか思ったり。

    そもそもの教義自体は「生きる智慧」みたいな事で、シッダールタの逝去後、弟子達が考えたのが通夜からの葬儀とかのイベントって認識になった。合ってるか知らんけど。

    心理学や哲学としてやっぱ面白いよなぁ

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    2023年05月14日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    お釈迦様はシャーキヤ国という地名を表している。正確には釈迦牟尼世尊、釈尊と言う。
    生まれてすぐ7歩歩いた意味は、六道を超える。という意味。六道は輪廻転生する6つの世界。そこを超えて解脱するという意味。
    仏教は相手に合わせて教えを説く。対機説法。必然的に多様性を認める教え。

    比較の心を手放す。
    行動と言葉を一つずつ丁寧に行う。

    住職とのインタビューは興味深い。

    書名ほど簡単だとは思えなかったが、仏教を知る入口になった。

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    2023年03月21日
  • 『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

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    ずっと仏教について知りたいと思っていたところに、鬼滅という切り口で接しやすく置かれていた本書が気になり購入。鬼滅を最後まで読んだ人にしかわからない点も多いが、たしかに浄土真宗との共通点が多く、解説動画を見るように納得しながら読み進められた。
    鬼滅の鬼舞辻無惨しかり、ハリーポッターのヴォルデモートしかり、不変を求める者が悪役であるストーリーなどを、少し仏教的視点で咀嚼できるようになった気がする。
    日本人である自分に自然と仏教の考えが据え置かれていることにも気付いた。何度か読み返して、鬼滅を見返したりして、理解を深めたくなる。

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    2023年01月08日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    ヨガやアーユルヴェーダに興味があるので、必然的に仏教にも関心を持って読んでみた。
    別の本で仏教や禅について学んでたけど、より深い部分が知れてすごく勉強になった。
    釈尊ってすごいなあ。
    とにかく清く正しく生きることが大事だ。

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    2021年11月17日
  • 『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

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    読む前はいったいどう仏教と関連しているんだろうと思って読み始めました。読み終って、違う視点からも作品が楽しめるようになりました。
    仏教の入門書にもぴったりです。

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    2021年10月17日
  • 『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

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    ネタバレ

    鬼滅の刃と仏教とを比較し、わかりやすく解説していただいた本です。一番、響いたのは、「喪失を否定しない、ごまかさない、そして人は成長していく」という点です。子どもたちへも、自分の失敗、弱さを認め、その上で、前を向いて生きていこう、と、話していきたいと思います。

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    2021年09月18日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    仏教の起源などわかりやすくまとめられている。各宗派のお坊さんによる宗派の説明は特に興味深かった。この本をきっかけに、もう少し仏教について学んでみたいなと思えた。

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    2021年07月06日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    生きる指針となる仏教を、浄土真宗のお坊さんがやさしく紹介。お釈迦様の一生を通して、仏教の基礎知識を解説するほか、現代の「苦」を仏教的に考え、解決に導く。宗派別お坊さんインタビューなども収録。

    色んな宗派の話が読めて興味深い。

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    2021年04月08日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    ここ数年、親族の法事が続き、葬儀を観察できた。
    私自身の個人的な考えでは、人の死は避けれないし、平等に必ず来るものなので、往生できれば不幸だとは思わない。
    それはさておき、私が違和感を感じたのは田舎の高齢の親族たちだ。

    まず、宗派が違う仏具持ってきてたり、お布施が高いだ安いだ。戒名に院号をつけてるかどうか。(院号以外の位など知らないのに)卒塔婆が少ないだの。何回忌までやるだの。
    そもそも、通夜の意味も知らないし、初七日やってなくない?って思ったし。。
    結局、見栄を張ることが目的に見える。
    それなのに「子供への教えだと思っているからキチンとやる」などと宣う。

    これでは仏教が営利目的のカルトみ

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    2025年09月25日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    ネタバレ

    ・心の制御、呼吸を止める、断食、減食
    ・第一の矢、第二の矢、矢が刺さったら、まず矢を抜くことだけに集中する
    ・無分別智
    ・禅とは心の柱に目を向けること。悟りとはきしむことができる柱
    ・楽しいが100、悲しいが100でプラスマイナスゼロになるのではなく、足して200になる。これが人生の豊かさである。
    ・私たちは重い氷を背負いながら、水を探しに行くようなことをしてしまう。でも、水が必要なら、ただ氷を溶かし、水にすればいい。今の自分に気づくことができれば、背中に氷が乗っていることにも意識が及び、水を得ることができるでしょう。今の自分に気づき、それがベストだと思えたら迷いは氷解する。

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    2025年09月07日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    ・日本は他者救済の大乗仏教
    ・上座部仏教は修行と悟りで、スリランカ、ミャンマー、タイに伝来

    ・真言宗(空海)
    ・天台宗(最澄)から、以下いろいろ派生
    ・日蓮宗(日蓮)
    ・臨済宗(栄西)
    ・曹洞宗(道元)
    ・浄土宗(法然)
    ・浄土真宗(親鸞)
     お念仏出ちゃてるから既に救われとるっていいね

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    2025年05月20日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    年を重ねて、仏教の教えが好きになってきた。
    入門書として読みやすい本。
    宗派によって教えは様々だ。自分には浄土真宗が馴染みのある宗派だけれど、臨済宗の教えにも興味を持った。現代の職業的なお坊さんが仏教のイメージダウンを招きがちだが、仏教の教え自体は心の支えになってくれる。

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    2025年02月05日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    仏教の宗派について、あまり理解していなかったので各宗派の特徴や僧侶の方のお話が載っているのはとてもありがたかった。
    もう少し、仏教による人生相談の章はボリュームが欲しかったと個人的には感じた。

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    2025年02月02日
  • だれでもわかる ゆる仏教入門

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    本書は大きく分けて仏教の歴史や考え方を記載している前半パートと、現代日本の各仏教宗派の住職との対談の後半パートに分かれている。

    ブッダの簡単な歴史から鎌倉仏教までの流れを簡単に説明しており、ブッダの教えである四苦八苦を現代の悩みに当てはめながら解決策を提案などしている。

    後半では各宗派の住職の話が載っているのだが、これが個人的には面白かった。
    各宗派の特徴は調べればわかるのだが、そこに携わる方がどのように考えているのかを知ることができたのがためになった。

    一言に仏教と言えども教えは幅広く、考え方にもグラデーションがあることがわかった。

    悩みが多いのは全時代で同じなのだから、自分が前向き

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    2024年11月16日