あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
仏教界のインフルエンサー、松﨑智海が仏教の教えをやさしく解説。お釈迦様の生い立ちから、仏教の考え方、お寺と仏事の素朴なQ&Aまで、ゆる~く解説します。また、現代人の悩みに仏教の教えで答えるコーナーや、七大宗派の僧侶が語るそれぞれの開祖の魅力など、これまでの本にはない魅力も満載です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
わかりやすい仏教入門でありながらより深くブッダの教えと日本の各宗派について説明してくれる本だった。これ一冊置いておけば何かに迷った時に参考になるのではと思う。
「お釈迦さまの教えをそれぞれ自分なりに解釈した同人誌のようなものが各宗派である」
「お寺は地域のハブたりえる」
「日本のお寺は社会性を持っているし、多くのお寺は地域のために何かをしたいと思っている」
という観点が特に良かったな。松崎さんの語り口がとても読みやすかった。
Posted by ブクログ
だいすきな祖母が亡くなったいま 読めてよかった本。
この世は関わり合いの中でできている。
諸行無常。永遠に存在し続ける実体はない。
煩悩と向き合って わたしなりの悟りを。
わかりやすくて 読みやすくて 出会えてよかったな。
Posted by ブクログ
序盤の「天上天下唯我独尊」の解説で心を掴まれた。
読んだ感じだと、仏教は多面的に見るマーケット感覚であり、for文で輪廻して悟りでbreakして抜けるみたいな認識で合ってるかな?
宗派の違いは面白かった。結構っていうか別の宗教ってぐらい特色あるのね。
中でも曹洞宗はアドラー心理学ぽいし、マインドフルネスだしでなんか結局いつの世も同じことやってんだなとか思ったり。
そもそもの教義自体は「生きる智慧」みたいな事で、シッダールタの逝去後、弟子達が考えたのが通夜からの葬儀とかのイベントって認識になった。合ってるか知らんけど。
心理学や哲学としてやっぱ面白いよなぁ
Posted by ブクログ
お釈迦様はシャーキヤ国という地名を表している。正確には釈迦牟尼世尊、釈尊と言う。
生まれてすぐ7歩歩いた意味は、六道を超える。という意味。六道は輪廻転生する6つの世界。そこを超えて解脱するという意味。
仏教は相手に合わせて教えを説く。対機説法。必然的に多様性を認める教え。
比較の心を手放す。
行動と言葉を一つずつ丁寧に行う。
住職とのインタビューは興味深い。
書名ほど簡単だとは思えなかったが、仏教を知る入口になった。
Posted by ブクログ
ヨガやアーユルヴェーダに興味があるので、必然的に仏教にも関心を持って読んでみた。
別の本で仏教や禅について学んでたけど、より深い部分が知れてすごく勉強になった。
釈尊ってすごいなあ。
とにかく清く正しく生きることが大事だ。
Posted by ブクログ
仏教の起源などわかりやすくまとめられている。各宗派のお坊さんによる宗派の説明は特に興味深かった。この本をきっかけに、もう少し仏教について学んでみたいなと思えた。
Posted by ブクログ
生きる指針となる仏教を、浄土真宗のお坊さんがやさしく紹介。お釈迦様の一生を通して、仏教の基礎知識を解説するほか、現代の「苦」を仏教的に考え、解決に導く。宗派別お坊さんインタビューなども収録。
色んな宗派の話が読めて興味深い。
Posted by ブクログ
ここ数年、親族の法事が続き、葬儀を観察できた。
私自身の個人的な考えでは、人の死は避けれないし、平等に必ず来るものなので、往生できれば不幸だとは思わない。
それはさておき、私が違和感を感じたのは田舎の高齢の親族たちだ。
まず、宗派が違う仏具持ってきてたり、お布施が高いだ安いだ。戒名に院号をつけてるかどうか。(院号以外の位など知らないのに)卒塔婆が少ないだの。何回忌までやるだの。
そもそも、通夜の意味も知らないし、初七日やってなくない?って思ったし。。
結局、見栄を張ることが目的に見える。
それなのに「子供への教えだと思っているからキチンとやる」などと宣う。
これでは仏教が営利目的のカルトみたいだし、
金で天国に行けるのなら、悪い事をした金持ちは浄土へ、貧乏な善人は死後も苦労することになるではないか。
そんなことあるかね。
そもそも、生前にクリスマスだ、正月だ、とメチャクチャな信仰をしていたのに、決まって葬儀は仏教式というのは如何に。
しまいには、お布施が全てを帳消しにして極楽に行けるだなんて、何が子への教えか。
と捻くれた私は白けてしまった。
葬儀に金をかけ、多額のお香典を包んでくれるなら、母が死ぬ前に、なぜ誰も助けてやらなかったのか。なぜ誰も会いに来なかったのか。
と言う事で、私はせめて少しは学ぼうと読みました。あと、寺社仏閣を観光するのが好きなので、より楽しめるかなと。
本書は基本的な考え方や、宗派のこと、法要のことなど説明があり、仏教自体の教えは素敵だなと思った。
内容はお坊さんのエッセイという感じで、体系的に理解するにはわかりにくく、砕けすぎてて逆に読みづらいと言うのは私の所感です。
知った上で、私なら出来れば神道式がカッコいいなぁ・・
でも高いらしいから、簡易葬でいいかな?と思いました。
Posted by ブクログ
・心の制御、呼吸を止める、断食、減食
・第一の矢、第二の矢、矢が刺さったら、まず矢を抜くことだけに集中する
・無分別智
・禅とは心の柱に目を向けること。悟りとはきしむことができる柱
・楽しいが100、悲しいが100でプラスマイナスゼロになるのではなく、足して200になる。これが人生の豊かさである。
・私たちは重い氷を背負いながら、水を探しに行くようなことをしてしまう。でも、水が必要なら、ただ氷を溶かし、水にすればいい。今の自分に気づくことができれば、背中に氷が乗っていることにも意識が及び、水を得ることができるでしょう。今の自分に気づき、それがベストだと思えたら迷いは氷解する。
Posted by ブクログ
・日本は他者救済の大乗仏教
・上座部仏教は修行と悟りで、スリランカ、ミャンマー、タイに伝来
・真言宗(空海)
・天台宗(最澄)から、以下いろいろ派生
・日蓮宗(日蓮)
・臨済宗(栄西)
・曹洞宗(道元)
・浄土宗(法然)
・浄土真宗(親鸞)
お念仏出ちゃてるから既に救われとるっていいね
Posted by ブクログ
年を重ねて、仏教の教えが好きになってきた。
入門書として読みやすい本。
宗派によって教えは様々だ。自分には浄土真宗が馴染みのある宗派だけれど、臨済宗の教えにも興味を持った。現代の職業的なお坊さんが仏教のイメージダウンを招きがちだが、仏教の教え自体は心の支えになってくれる。
Posted by ブクログ
仏教の宗派について、あまり理解していなかったので各宗派の特徴や僧侶の方のお話が載っているのはとてもありがたかった。
もう少し、仏教による人生相談の章はボリュームが欲しかったと個人的には感じた。
Posted by ブクログ
本書は大きく分けて仏教の歴史や考え方を記載している前半パートと、現代日本の各仏教宗派の住職との対談の後半パートに分かれている。
ブッダの簡単な歴史から鎌倉仏教までの流れを簡単に説明しており、ブッダの教えである四苦八苦を現代の悩みに当てはめながら解決策を提案などしている。
後半では各宗派の住職の話が載っているのだが、これが個人的には面白かった。
各宗派の特徴は調べればわかるのだが、そこに携わる方がどのように考えているのかを知ることができたのがためになった。
一言に仏教と言えども教えは幅広く、考え方にもグラデーションがあることがわかった。
悩みが多いのは全時代で同じなのだから、自分が前向きになれる考え方は仏教のなかにも必ずあると思う。
今後は宗教だからと肩ひじ張らずにもっと勉強していこうと思う1冊だった。