国内小説作品一覧
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3.7江戸は両国。暮れても提灯の明かりが灯る川沿いの茶屋は、夜も大賑わい。通りの向こうの見世物小屋では、人形遣いの芸人、月草の名が最近売れてきている。 なんでも、木偶の姫様人形、お華を相方に、一人二役の話芸を繰り広げるのだという。それも、話芸が目当てというより、お華に会いに来るお客が多いというのだ。 何故なら。“まことの華姫”は真実を語る―― 姉を殺したのは、実の父かもしれないと疑う、小屋一帯の地回り山越の娘・お夏。 六年前の大火事で幼な子を失い、諦めきれずに子ども捜しを続ける夫婦。 二年前に出奔したまま行方知れずの親友かつ義兄を探しにはるばる西国からやってきた若旦那。 そして明らかになる語り部・月草の意外な過去…… 心のなかに、やむにやまれぬ思いを抱えた人々は、今日も真実を求めてお華の語りに耳を澄ます。 しかし、それは必ずしも耳に心地よいものばかりとは限らなくて…… 快刀乱麻のたくみな謎解きで、江戸市井の人々の喜怒哀楽を描き出す、新たな畠中ワールド!
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4.6
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-二人の女性の持つ膨大な情報量がそのまま物語になる 銀座のガス燈通りにあるグリルで待ち合わせた二人の女性は、「鴛鴦(おしどり)道中」や「裏町人生」といった、演歌以前の昭和歌謡をレパートリーとするデュエット。これからホステスの仕事に出る美江子も、同級生の美容師にヘアメイクを施してもらった由加里も、2019年現在の流行の濃過ぎないメイク姿です。彼女たちは食事をしながら、「祇園小唄」「銀座化粧」などをレパートリーにしようかと打ち合わせをして別れます。同居している彼女らは、夜に四谷三丁目の集合住宅で、会話を再開。彼女たちの持つ膨大な情報量がそのまま物語になる構成を楽しんでください。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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3.4
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3.5どこにも、逃げられないよ──。 長老との結婚を拒絶する女は舌を抜かれてしまう、という掟のある村で、ある少女が結婚相手として選ばれる「雀」。 ある日突然、武装集団によって、泥に囲まれた島に拉致された女子高生たちを描いた「泥」。 アイドルを目指す「夢の奴隷」である少女。彼女の「神様」の意外な姿とは?(「神様男」)。 管理所に収容された人々は「山羊の群れ」と呼ばれ、理不尽で過酷な労働に従事し、時に動物より躊躇なく殺される。死と紙一重の鐘突き番にさせられた少年の運命は?(「山羊の目は空を青く映すか」)……など。 時代や場所にかかわらず、人間社会に現れる、さまざまな抑圧と奴隷状態。 それは「かつて」の「遠い場所」ではなく、「いま」「ここ」で起きている。 あなたもすでに、現代というディストピアの奴隷なのかもしれない――。 様々な囚われの姿を容赦なく描いた七つの物語。 桐野夏生の想像力と感応力が炸裂した異色短編集。 カバーイラストは、かわいさと残酷性を併せ持った作風で物議を醸すLA在住の画家、Luke ChuehのRough Waters。 解説・白井聡 ※この電子書籍は2017年12月刊行の文春文庫を底本としています。
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-●STORY:中高一貫教育の冷泉学院女子部。中3生の大沢瞳が所属する放課後部活『料理クラブ』には、ロマンチックな伝説が存在する。つくった料理を当日中に片想いの相手に渡せたら、恋は必ず成就する!! 部活の火曜日を歴代部員は“恋曜日”と呼びならわしているのだ。ヒトミも、ひと目惚れの男子部高1生“ヒサト”くんに「恋曜日してみたい」のは山々なのだけれど。実は、プロの料理研究家を母に持つ娘のくせに、料理がド下手。あげくのナリユキで、大失敗作のケーキをカレに手渡す羽目に陥ってしまったのだが。伝説は、真実!? ヒトミの“恋曜日”の結末は!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年11月新刊。講談社X文庫ティーンズハートでの花井愛子8作め。8月既刊の『恋電話』に続いての『恋曜日』というタイトルは、のちの『恋織姫』へと展開されてゆくが、物語は各々まったく別の内容でシリーズ連作ではない。「恋曜日』は、女子校の料理クラブが舞台で、かつ母親が料理研究家という設定により、基本的に「料理の登場が多い」花井愛子作品の中でもレシピやコツ、うんちくや雑学などの関連描写が、ダントツに細かい。ラストメッセージページでも神戸生まれ関西人の「タコヤキ愛」を語っているので、画面を拡大してチェックしてみるのもオススメ。令和電子版書きおろし“あとあとがき”付き!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:18歳高3の北川彩美は、1年前の自分のことを「恋に恋していた」だけだったと実感する日々だ。カレシが、できた。しかも大学1年生。山口涼介は、たった1学年差なのに「オトナ」なのだ。愛車でのデート、その行先が遠い海だったり、一流のレストランだったり。同級生の友達カップルが幼稚に思えて、彩美は「カレに似合う女子になろう」と努力をするのだが。とある日、涼介のクルマの灰皿に“口紅の付いた煙草の吸い殻”を発見してしまってパニックに陥る。感情のままケンカ別れをして、それっきり。毎夜の涼介からのラブコールも途絶えたまま。彩美は、考える。オトナなカレに甘えすぎていたのかも? そして彩美は、受話器を手にして……。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年8月の講談社X文庫ティーンズハート新刊ラインアップ内の1冊。花井愛子の同レーベルでの5作め。令和時代の10代女子には「?」でしかないが、昭和終盤の恋人たちの連絡方法は、イエデンまたは手紙のみ。しかも固定電話は一家に1台が普通で「かけると相手の親が出る」リスクが高くて気軽にコールできなかった。他にも、メールやLINEと違って手紙の「返信」は早くても数日後とか、当時若者に人気だったクルマの車種、料理名、DCブランドの描写や“オマケあとがき”の内容などが、昨今のオトナ女子にとって「懐かし」さ満開の復刻バージョン。もちろん電子版書きおろしの“あとあとがき”と読み比べての楽しみも!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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5.0●STORY:シャイで自己主張が苦手な椎名果林は、17歳の高2。密かに行きつけのカフェのマスターに恋をしている。その人は「古村厚志」さん。果林とは倍も年齢差のある34歳。だから果林は、告白する勇気が出せずにいたのだが。ある日、古村から「東京を離れて長野でペンション経営をすることになった」と聞かされて、一生の片想いに終わるかも、と覚悟の上で、古村を追ってゆく。カレのペンションでアルバイトを始めた果林。ところが、そこへ古村の別居中の妻が現れた!! 悩み揺れる果林の恋心に気づいていた古村だったが、年齢差のせいで素直に向きあえない。もどかしいオジサンと少女の関係にズバリ終止符を打ったのは、意外な人物で!? ●作品MEMO:講談社X文庫ティーンズハートにおける花井愛子の9作め。昭和62(1987)年12月新刊リリース。イラストレーションの文月今日子ファンの年齢層が、他のパートナー少女マンガ家のものより若干高いことから、物語の内容やディテール描写を「少しオトナ向け」に設定している。結果、ローティーンの読者たちからは「スキー場とかペンション なんて、わからない」や「30過ぎのオジサンに片想いってキモい!」などのブーイングレターが多く届いたが、ハイティーン女子には「辛口で面白かった」と好評だった作品。2019年電子版のオマケ“あとあとがき”は「イマドキ女子」をイメージしての書きおろし。40代でも50代でも楽しめるはず!? ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:自然豊かな地方都市の新高1生、木崎乃亜は、同好会の部室で1学年先輩の副部長、槇裕也と出会う。乃亜の片想いが両想いに変わり、地方の料亭のひとり息子である裕也は「いずれ乃亜と」結婚して幸せに暮らすと誓ったのだが。店は、悪人に騙されて経営困難に。裕也は「借金を返すために」音楽 の才能を活かして東京で稼ぐ、と旅立つ。ほどなく裕也はメディアが注目するスターとなり、音信不通に。遠い存在となったカレとの恋をあきらめるべく、親の勧める見合話を受け入れてしまう乃亜。けれども、乃亜の胸の内を知る大親友は「確かめもせず流されたら後悔するよ!!」と乃亜を叱り飛ばす。思いきって東京へ向かった乃亜が得た答とは!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年9月の講談社X文庫ティーンズハート新刊。当時の花井愛子作品には“アイドル”男子とヒロイン少女のラブストーリーが少なくないが『星の恋人たち』は、イラストレーションが初コンビの、さとう智子ということで、ほんの少しであるが大人っぽさを意識した内容となっている。花井愛子が「執筆開始前にイラストのパートナーを決めていた」からで、その点を踏まえて作品を読み比べてみるのも一興かも。ちなみにラストの手描きページが存在しないのは。、当時の編集サイドの「大人の事情」による。実はタイトルも最初『星が降りてくる』だったが「ワケあり」で『星の恋人たち』に。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:神崎瑠奈は、校則の厳しさが「ハンパない」私立名門女子高の「超フマジメ」2年生。常に風紀指導担当教諭の「山田ババア」こと山田正子に追いかけ回されている。瑠奈は、ブッ飛びすぎの遊び人。正子はガチダサのオールドミス。そんなふたりが、ある朝、出会い頭に全力激突!! はずみで意識が入れかわっちまったのだ。うろたえる正子に対して、瑠奈は状況を面白がる。正子の外見をイケイケにチェンジしてディスコに繰りだしたりして、バカ騒ぎ。という中、瑠奈は正子の若き日の秘密を知ってしまう。成就しなかった恋に、いまだ捉われている正子。瑠奈は山田ババアを幸せにすべく一計を案じたのだが。その結末は!? 体と心は元に戻れただろうか。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年5月、講談社X文庫ティーンズハートでの、花井愛子作品第2弾。そもそもは、某テレビ局のプロデューサーの依頼で若手シナリオライターコンテストにエントリーするために書き上げていたものなのだが、いろいろワケありで一端お蔵入り。脚本形式だった物語をティーンズハート用の小説文体にセルフリメイクしてのリリースだった。もとが映像向けの作品だったからか、平成に入ってすぐに舞台ミュージカル化、続いて東宝で映画化された。イラストレーションの折原みとは、こののちほどなくティーンズハート作家デビュー、画と小説の両方を自身で手がけベストセラーを連発して、大スターに。花井愛子とのコンビは、これ1作限りである。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:長女だけれど「妹」の中崎詩子は、チャランポランな「おにいちゃん」を甘やかす両親に不満を抱く17歳。現実を冷静に読み切る、ガンコでダサめな日々を送っている。そんな詩子が兄に拝みたおされて引き受けた冬休みのアルバイトは、有名アイドル事務所の雑用係。芸能界に無関心な詩子は、高い時給だけが目当てだったのだが。なぜか所属バンドのボーカリスト、萩原流音に気に入られて、マネージャー役を命じられてしまう。チャラいと小バカにしていた流音が、実はマジメで才能あふれるアーティストであると知って、詩子はカレに恋をする。タレントとスタッフの交際NGなのに、流音は平気で詩子に愛を告白!! この状況、マジでヤバいんじゃね!? ●作品MEMO:昭和63(1988)年1月新刊だが、書店売りは前年12月だった、花井愛子の講談社X文庫ティーンズハート第10作。新年からのオモシロ企画として、これまでのオマケあとがきに加えて“読者のおたより紹介”ページの見開き『花井愛子のかつをぶしクラブ』の展開をスタートさせている。一般的に出版界では「ふざけすぎ」とボツになるアイデアだが、当時の担当編集者が“遊び心”に理解があったため実現したもの。ティーンズハートのブーム、花井愛子のブレイク要因のひとつは、こうした型破りなスタイル、自由かつ新鮮なアプローチにあったと言える。令和電子版の“あとあとがき”も同じ方向性での書きおろし。新オマケも、ぜひぜひお楽しみに!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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5.0●STORY:1987年春「あの」皇太子妃殿下のお妃候補に「17歳の久遠寺由布子が内定 !!」というニュースが流れた。でも当の本人は「ウソでしょ!?」の気分。超お嬢さま育ちの由布子は、それが「この上なく名誉」なことだと理解できるが「まだフツーの青春していない!!」戸惑いのほうが大きかった。由布子は、友人たちの協力を得て「1週間だけ」家族にナイショのひとり旅に出る。行先は、北海道。憧れのアーテイストのライブに足を運んだ由布子は、地元のイケてる大学生、惣領康則に恋をしてしまうが、名前も立場も偽りな上に、7日後には別れなければならない関係。カレに真実を告げる? それとも? ときめきながら悩む由布子が選んだ「自分の未来」は!? ●作品MEMO;昭和62(1987)年4月の花井愛子、講談社X文庫ティーンズハート第1作。X文庫では10代向けノベライズ作品を数点発表してきていたが“少女小説”へは初挑戦だった。ティーンズハートのブランド創刊は、同年の2月。2か月後れのデビューとなった花井愛子は、本業のコピーライター経験に基づいて、自作に限り、通常編集者が手がける装丁のクリエイティブディレクションやオビのコピーを自ら行なった。イラストレーションのかわちゆかりとは、すでに『少女フレンド』の原作者とマンガ家でタッグを組んでいた、いわば気心の知れた仲。当時10代女子の読者に絶大な人気だったかわちゆかりをカバーに登場させたことが、ヒットの最大要因と言っていい。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:少年体型でモテない16歳、島崎千夜に、やっとカレシができた!! 高木明彦クン、イケメン申し分なしの大学1年生。千夜は、離婚シングルでバリキャリ母の海外出張中の夏休み、超豪華一戸建ての我が家で「セレブな」同棲ライフを計画していたが。千夜のコンプレックスの原因である美人でナイスバディーな8歳上の姉、万里が「ひとり暮らしのマンションを追いだされた」と子猫5匹を連れて突然の帰宅!! のみならず万里のもと恋人夫婦やアシスタント女子、いまカレにその部下までが続々と転がりこんできて、千夜の甘い思惑は大はずれ。ブチ切れまくる千夜だけど、一見身勝手な同居人たちの言動には、実は「やさしさ」があることに気づいてゆく!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年6月の講談社X文庫ティーンズハートにおける花井愛子の第3作。のちに「バブル」と呼ばれる日本の景気上昇が始まった時期の執筆で、コピーライターやカメラマン、エディターなど、その頃とくに注目されて人気だったカタカナ職業のキャラクターたちを登場させている。画力に定評のある文月今日子のイラストが、当時のファッションやインテリアなどをリアルかつ緻密に描写している点も見どころ。そして令和元(2019)年電子版は、32年前のオリジナル版を“あとがき”を含めて完全復刻のみならず、今回書きおろしの“あとあとがき”を収録。読み比べれば、かつての読者もイマドキ10代も楽しめる構成となっている。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:永田街子。。自分の名前が「東京メトロの駅名みたい」と気にしながらも、それをギャグにして周囲を楽しませてしまう“お笑い芸人”体質。対して幼なじみの「リン」こと加納鈴音は、キラキラネームにピッタリの美少女で、ふたりが籍を置く演劇部でも中1から3年間ずっと“ヒロイン”的存在だ。そのリンのカレシは、部内の“ヒーロー”同級生の篠原塔也。実はマチコも塔也に片想いなのだけれど、口に出せずにいる。演劇部員たちは中3生の卒業公演のために夏合宿へ入ったのだが、そこで脚本演出担当の塔也が主役に選んだのは、マチコ!! 傷ついたプライドと嫉妬で無茶な言動に走るリンのため、マチコは役を降りると塔也に告げたのだが……。 ●作品MEMO:講談社X文庫ティーンズハートにおける、花井愛子の第4作。昭和62(1987)年7月リリース。当時の花井愛子作品は「毎月書きおろし」で発行されており、読者の10代少女たちは「月刊誌を買う」感覚で毎月5日の新刊発売日に書店へ足を運んだりした。前作の『またたびハウスSTORY』からは“あとがき”の内容を「オマケ」と称して「物語とは別もののエッセイ」的に内容を変えている。今回の電子版では、当時のオマケあとがきはもちろんのこと、最終ページの花井愛子とイラストレーション担当かわちゆかりによる、ともに手描きのメッセージページも収録。。さらに電子版書きおろしの“あとあとがき”も加えて「懐かし新しい」構成となっている。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:夏休み明けの9月中旬、心あたりが全くないハワイからのエアメールを受け取った、深見リリカ。中身の手紙を読んで、ナゾが解けた。高2のクラスメート“マコ”こと桃山真紀子が、ハワイ旅行中にリリカの名前でロコボーイをナンパして、その場限りのノリでプロポーズにOKと答えていたのだ!! 相手の“テリー”くんは、マコを信じて、所持金はたいて日本へ飛んできてしまった。お人好しのリリカは、ナリユキ上テリーを我が家に招き入れ、カレの「リリカ」探しを手伝うことに。マコのデタラメぶりをバラせず悩むリリカだったが、テリーの一途さに心ひかれて、ついに真実を告げる。そしてテリーはマコのもとはまっしぐら!! と、思いきや……。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年10月の講談社X文庫ティーンズハートでの花井愛子7作め。タイトルは、新刊のリリースタイミングに意図して対応させたもの。ハワイから来た青年が所在不明の恋人を見つけるために東京の街を歩き回る、という設定は、SNSの活用が当然の令和時代の若者には理解しがたいに違いないのだが。30年少し前の日本では、こちらのほうが「普通」のことだった。ちなみに花井愛子には10代の頃にホノルルで短期の語学留学滞在経験があり、言葉が不自由な異国で「現地の人たちに親切にしてもらった」経験を「この作品のモチーフにした」とのこと。2019年電子版用最新“あとあとがき”も合せて、ぜひぜひご一読を!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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4.1
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3.6人生で1度だけ思い切ったことをしたからには――。現代女性の奥底に潜む毒を描く、刺激的で挑戦的な桐野文学の方向性を示す短篇集。 不倫相手と夏休み、キューバに旅立った女性教師を待ち受けていたのは非難の嵐だった。 表題作の他、女同士の旅で始まった生々しい性体験告白大会、若い女の登場に翻弄されるホームレスの男達、など七つの短篇を収録。 「直木賞受賞後に発表された七つの短編を収める本書は、桐野さんの新旧二つの作品世界に架けられた吊り橋のようなものといえようか」 (本書解説より) 解説・杉本章子 ※この電子書籍は2005年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-本作品は角川文庫版『劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争』を小学生向けにルビや挿絵を入れ再編した作品となります。 重複購入にご注意ください。 高校2年の夏休み、守がずっと好きな綾が親の都合で、東京へ引っ越してしまう! そこで誕生日まで、7日間のバースデーキャンプをすることに。ところが、事件に巻きこまれ、廃工場に立てこもって、大人と戦争することになってしまった! 痛快な作戦で、攻めてくる大人たちを撃退し、全国ニュースとなって注目される。しかし、ネットで仲間の秘密が暴かれてしまい……! 絶体絶命の危機の中、ぼくらは奇跡を起こす! アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』の小説版。【小学上級から ★★★】
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3.9“家族”という荒野を生きる――。そこにある、孤独と希望。 新聞連載時、大反響を呼んだ話題作。 こんなにいとも簡単に夫と息子を捨てられるとは。 会社員の夫と、大学生と高校生の息子たちとともに東京の郊外で暮らす主婦・朋美。 日々家庭を支えてきた苦労を理解しようともせず、夫はその場しのぎの言葉ばかり、息子たちは「キモいおばさん」扱い。 46歳の誕生日、朋美はついに反乱をおこす。自分を軽んじる、身勝手でわがままな家族たちとの決別。レストランの席を立って、夫の愛車で高速道路をひた走る――。家出した妻より、車とゴルフバックが気になる夫をよそに、朋美はかつてない解放感を味わうが……。 解説・速水健朗 ※この電子書籍は2013年10月に毎日新聞社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.0
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4.0赤穂四十七士――その中に、津山森家に縁が深いものたちがいた。神崎与五郎、横川勘平、茅野和助。彼らはそれぞれの理由から、赤穂藩主・浅野長矩に仕え、刃傷事件からの吉良邸討ち入り、そして最後は帰らぬ人となった。忠義のために生きた彼らと、そこには彼らを支える、「女」たちの戦いもあった。それぞれの忠義のために、己の生き様を貫いた男と女の姿が、そこにはあった――。新たな忠臣蔵の傑作が、ついに登場。『与五郎の妻』ゆいは5年前まで江戸詰めの夫と目黒の下屋敷で暮らしていた。ところが騒乱のせいで津山森家が改易、夫とは離縁を余儀なくされる。一度は実家へ戻ったゆいだったが、再び嫁ぎ、今は江戸作事奉行の妻となっていた。前の夫―神崎与五郎の消息は分からぬまま、日々淡々と過ごしていた。そんなゆいのもとに、謎の人物から、森家の家紋が入った扇が届けられた。一体誰が、何のために。そして前の夫は――。『和助の恋』国家老の密命を帯びた茅野和助は先代の死去に伴い、津山森家の家督を継ぐことになった式部衆利のもとへ急いでいた。その道中、何ものかに襲われる。そこに通りがかった、赤穂浅野家の陣屋に住まう郡奉行・吉田忠左衛門一行により助けられる。そこで和助は手厚い看護を、伊登から受ける。『里和と勘平』里和は津山森家存亡の危機を阻止するため、御犬小屋に忍び込んだ。そこで出会ったのは、かつて思い合っていた横川勘平、その人だった。遂げられれなかった思いが再燃する二人。だが、今は立場があまりにも違う二人がとった道は――。他2編収録。
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3.3
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-京都の旅館に集まったのは、出版社社長・植田敏子と姪の律子、随筆家・菊池恭子、カメラマン・関なおみの女性4人。それを迎える祇園のお茶屋「竹乃家」の女将・雪村芙佐。『古都旅愁』という豪華本の打ち合わせを兼ね、京都でいっしょに年を越そうという目的だった。/敏子は7年前に夫と死別。その遺産で出版社を立ち上げ成功を収めるが、女性としてもやもやしたものを感じていた。/恭子は10年前にベテラン作家と不倫に走った、つらい思い出を抱えていた。/なおみは4年のブランクを乗り越えて、妻帯者だった男性との恋を実らせようとしていた。/そして芙佐。14歳でお茶屋に入り、20歳そこそこで独立して「竹乃家」を祇園で指折りの店に育て上げてきた。──彼女たちの恋情や、芸妓・舞妓の生き方を縦糸に、京都の四季の移ろいや名所の風情を横糸にして、曼荼羅のように華やかに織り込んだ名作。季節は、冬から春へ……。
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-20世紀最高の恋愛は、間違い電話から始まった! 2001年、日本の山梨で『二十世紀の恋愛を振り返る十五カ国会議』が開催され、世界中の恋愛学者が集まった。そこで「20世紀最高の恋愛」としてグランプリに選ばれたのは、日本のありふれた若い二人の、世にも不器用で奇妙な恋だった――。1995年の日本から2001年のアメリカへ、電話線とネット回線がつなぐ、時代の転換点に生まれた恋の物語。作家・クリエイターとして幅広く活躍し、『想像ラジオ』(野間文芸新人賞受賞)で大きな注目を集めた、いとうせいこうの本領発揮、多面的な魅力に満ちた長編小説。
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-東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものなのかを描いた昭和の物語 1978年の東京で、軽やかに付き合っているサックスプレイヤーの男女、川原樹里子と前田俊之。都会的なバカ話でジャレ合い、音楽の仕事の話をします。その中で思いつきのように俊之は樹里子に結婚を申し込みます。そこからは話が一転、浅草の洋食屋の娘である樹里子の、生活人としての側面が描かれます。そして物語は、片岡義男の短編小説のレギュラーとも言えるコロッケの話へ。ここで描かれるのは、頭が良い女性とはどういう事かについての物語。そして、東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものかを描いた昭和の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おかあさんと「としみつ」チャン。せんせいと「としみつ」くん。「まり子」と「としみつ」……「ねむの木学園」のとしみつチャンが、7年間の間に、宮城まり子さんと交わした、「手紙」と「絵」と「作文」を、1300通をこす中から選び、まり子さんの返事とともに、に小さな画文集にして、あなたの、やさしさに、おくります。「絵」64点&「手紙と文」55編の小さな画集――愛と祈りのデュエット!
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4.0妻の隠された 真実を 知る勇気が あなたには ありますか? 最悪の妻をめぐる 物語のラストは、 あなたの心をきっと 救ってくれる。 休日は必ず息子の友彦を連れ、調布飛行場へ行き、ぼんやりと過ごす三井田久志。 実は彼はジェット旅客機のパイロットだったのだが、ある事情から乗れなくなり、今は長距離トラックの運転手をしている。 ある日、関西で起きた女子大生誘拐事件の犯人の声をラジオで聞いて、愕然とする。 それは、息子を置いたまま、蒸発した妻の声だった。 彼は、息子を隣人に預け、妻の行方を捜すそうとする。 第一章 誘拐の声 第二章 追跡の眼 第三章 暗黒の血 第四章 着陸の顔
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-栗本薫が生んだ名探偵・伊集院大介。その明晰な推理と活躍を描く人気シリーズの初期6作品を一挙に収録。 伊集院大介のデビュー作にして吉川英治文学新人賞受賞作『絃の聖域』は、長唄の家元一家を襲った連続殺人事件を描く、本格推理小説の傑作。自らも長唄の名取であった栗本の、三味線の音のように冴えわたる格調高い文体に圧倒される。ほかに『優しい密室』、『鬼面の研究』、『伊集院大介の冒険』など、宿敵シリウス登場以前の大介の活躍をまとめ読みできる。 付録として、現在閉鎖されている自身のウェブサイトに書き下ろした連載エッセイ『日本には邦楽があるのだ』や、『鬼面の研究』などを漫画化した、まんだ林檎氏と大介の魅力を語り尽くした熱烈対談、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)など。さらに実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学卒業までを記した、『栗本薫の育児日記』(連載)を初めて公開! その他、『絃の聖域』の生原稿や伊集院大介シリーズの創作ノート、吉川英治文学新人賞授賞式の写真などなど、お宝付録が満載! ※この作品にはカラー写真が含まれます。
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4.2彼はなぜ絵を描き続けたのか? 〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。 北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。 決して上手いとは言えないものの、その色彩の鮮やかさと力強さが訴えかけてくる。 そんな絵を描き続ける男、伊苅にノンフィクションライターの「私」は取材を試みるが、寡黙な彼はほとんど何も語ろうとしない。 彼はなぜ絵を描き続けるのか――。 だが周辺を取材するうちに、絵に隠された真実と、孤独な男の半生が次第に明らかになっていく。 〈最後の一撃〉が読者の心を撃ち抜く感動の傑作長編。 解説・末國善己
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3.81巻800円 (税込)冒険、ミステリー、人間ドラマ、恋愛……。 11人の人気女性作家が同じテーマに挑む短編小説集! 誰しも、自分だけの隠しごとを心の奥底に秘めているもの――。 実力と人気を兼ね備えた11人の女性作家たちがSNS上で語り合い、「隠す」をテーマに挑んだエンターテインメントの傑作! 『アンソロジー 捨てる』に続く「アミの会(仮)」が送る、注目シリーズ第2弾。 多彩な物語すべてに、共通の「なにか」が隠されています。 (答えが掲載されている「あとがき」は、最後にお読みください) これが、本物の短編小説集。 ※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.6「マイナスイオンドライヤーなどの美容家電製品は、廃止すべきです」 自分の主義に反するものを、あなたは売れますか? 大手電器メーカーに勤める科学マニア、羽嶋賢児は、 自社の非科学的な商品にダメ出しをしたばかりに、 最も行きたくなかった商品企画部に島流しに…。 空気を読まずに正論を言う。そんな賢児はやがて部の 鼻つまみ者扱いになってしまう。 賢児のまっすぐすぎる科学愛は、美容家電を変えることができるのか!? 自分の信念を曲げられずに日々会社で戦っている、 すべての働く人に贈ります。 『わたし、定時で帰ります。』で話題の著者が描く、お仕事小説。 解説・塩田春香 ※この電子書籍は2016年11月に文藝春秋より刊行の『賢者の石、売ります』を改題した文庫版を底本としています。
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3.9「どうして自分はあのことを忘れることができないんだろう?」 剥きだしの叫ぶが響く、著者の初期傑作。 美しい恋人・枝里子をサプライズで京都に誘った。 それは、昔の男が住む京都で枝里子の反応を見ようという悪意だった――。 東大卒出版社勤務、驚異的な記憶力を持つ「僕」は、同時に3人の女性と関係を持ちながら、誰とも深いつながりを結ぼうとしない。 その「理屈っぽく嫌味な」言動の奥にあるのは、絶望なのか渇望なのか。 彼の特異な過去を知った枝里子は。 「自分の人生にとって本質的なことからは決して逃れられない」 切実な言葉たちが読む者の胸を貫いてロングセラーとなった傑作が文春文庫に登場。 解説・窪美澄
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4.0気鋭の若手評論家の初小説! 南部照一は、孤独な自営業者だった。茨城県取手市在住。猫と車を愛する27歳の平坦な人生は、ネット上のとある出会いによって狂っていく。 ひょんなことから保守系言論人の勉強会に参加し、中堅警備会社「シュトケイ」の懸賞論文に応募するや、入選。一躍、保守論壇の新星に祭り上げられ、日本唯一の右派系テレビ局「よもぎチャンネル」レギュラー出演者への道が拓けていく。 順風満帆の照一だったが、彼が足を踏み入れたのは、野心と嫉妬が渦巻き、裏切りや出し抜きが横行する下劣な世界だった。論客同士のパイの奪い合いから、思いも寄らぬ襲撃事件が発生した――。 ◎気鋭の若手論客、古谷経衡氏による初小説。単行本発売時、ネット右翼を騒然とさせた話題作が早くも文庫化! 解説に元外務省主任分析官・佐藤優氏。 <小説の体裁を取っているが、右派の論壇人としてデビューした古谷経衡氏にしか書けない優れた社会人類学的作品だ。21世紀の日本で、愛国心を道具にして、排外主義的ナショナリズムが生成していく過程が見事に描かれている。>――解説/作家・佐藤優氏
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-コネなし、金なし、学歴なしのダメサラリーマンでも 起業1年で年商1億円。 ほぼ実話のビジネス小説、今日からできる人生逆転術! 華僑のボスに弟子入りしてようやく気づいた。 この世の中、チャンスだらけだ―― 30歳のダメサラリーマン・大城太は、在日中国人から“ボス”と慕われる 大物華僑と出会う。 ボスの言葉をヒントに、太がまず取り組むことになるのは「家庭を修復すること」。 自分を治められないヤツは家庭を治められないし、 起業して一国一城を治めることも、ビジネスで天下を取ることもできない、 というのがボスの教えだった。 ボスの出す課題に取り組むうちに太は一歩一歩、 「自分の力で稼ぐ」ことを身につけてゆくのだが……。 ・孔子、韓非子、孫子、老子らの遺した中国の名言が随所に登場。 中国古典からビジネスの重要なヒントが学べる。 ・各項の終わりに〈ボスの教え〉というまとめを用意。ポイントがひと目でわかる。 ●チャンスをつかむのはヒマな人間 ●家を治められないヤツが成功するわけない ●お金持ちになるお金の使い方をせよ ●100人との名刺交換より人脈豊富な3人とつながれ ●すごいヤツほど頭を下げる ●己の持ってるものを人に利用させよ ●自分の名前ではなく会社の名前を売り込め ●200円のリンゴを6個6000円で売る方法 ●成功すれば過去は変えられる ●事業は1人で興すな ●何も考えてなさそうな上司が人を育てる ●自分に使う金は徹底的にケチれ ●リスクは取れば取るほど幸せになれる
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【こちらは無料小冊子版となります】 *+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+* 【全ての恋愛に対するアンサーがココにあります。】 泣いたり怒ったりする苦しい恋愛に散々振り回されてきた舞香がたどり着いた恋愛に対しての1つの答え。 その答えを手にしたことで、自分の理想100%の年下王子様と愛し愛され幸せしかない最高の恋愛をするようになりました。 シングルの方にも、パートナーがいる方にも、ぜひ読んでもらいたい新しい恋愛のバイブルです。 *+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+* 【著者プロフィール】 舞香(まいか) 東京都出身。1982年10月4日生まれ。 Ameba公式トップブロガー。魔法の生き方伝道師。 オンラインサロンMAIKALAND運営。 15歳で子供を出産してシングルマザーとなる。 10代の頃から幸せについて研究し、現実創造の仕組みやメンタルコーチングについて学ぶ。 そんな中で24歳で魔法の生き方に出会い、実践していくことで次々と夢を実現し、現在は理想的な王子様に愛されながら幸せな毎日を送っている。
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-ミラノサンドを巡る小さな謎を解く。喫茶店に入るごとに、物語に巻き込まれていく。 代々木上原の通称「おととい」と呼ばれる喫茶店での新しい連載についての打ち合わせは、ドトールのミラノサンドを巡る謎を解く話から、「謎を解いてみる」という内容に決まります。28歳のライターの藤崎浩は、その後に立ち寄った喫茶店で、店主にドトールへ誘われ、そこで驚くような話を持ちかけられ、先輩の女性ライターに連絡を取り、話がどんどん転がっていきます。喫茶店を巡るたびに謎が重なっていき、コロッケ屋が緩衝地帯となりつつ、藤崎はただ流されるように謎に翻弄されていきます。この謎は、解ける謎なのでしょうか。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
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3.7累計40万部突破! 「最後の医者」シリーズの著者が贈る<既刊発掘シリーズ>第1弾、新装版で登場! 衝撃のホラーサスペンス! コミカライズも決定! 【あらすじ】 <心が追い詰められて壊れた人に興味がありますか?> 人里離れた陸の孤島・石尾村。夏休みにデートで訪れた高校生・智樹たちは驚愕の事件に巻き込まれていく。武装した子供たちによる占拠、地下牢に監禁された大人たち。この村では一体何が起こっているのか? 真相に迫る鍵は古来より伝わる風土病? 村の壮絶な過去を知るとき、日本中が鬼の恐怖に侵される! 果たして智樹たちはこの村から脱出できるのか!? 大切な人を守るたった一つの嘘が巻き起こすホラーサスペンス! 【新装版】
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-1995年に生まれた少年少女たちは、社会や自然のうねりに巻き込まれながら生きる方法を模索してきた。ゆとり教育、東日本大震災、消費税増税など現代のピリオドとなるできごとが、たびたび試練として降りかかってくるためだ。 多感な中学・高校時代には震災が与えたショックに打ちひしがれ、大学時代にはゆとり教育の影響や、SNSで相互監視的になったインターネットを意識せざるを得なくなった。 本書では、そんな不遇に見舞われてきた23歳の著者陣が、実話をもとにした短編小説、漫画、エッセイなどさまざまな表現方法で自らのエピソードを語る。 新社会人を迎える世代が感じているリアルを伝え残す1冊として、興味を持っていただければと思う。
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