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あなたって、どこでも傍観者なのね。家を出た妻にそう告げられ、47歳の会社員・青柳誠一は呆然と佇む。そして災厄は会社でも――。窓際部署に異動か、社が後援するバレエ団への出向、どちらかを選べと迫られた青柳は「白鳥の湖」公演の成功を目指すことに。スポーツトレーナーの瀬川由衣や天才バレエダンサー・高野悠らと共に突き進むが、次々と困難が……! 読めば力湧く崖っぷちお仕事小説。(解説・藤田香織)
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「カンパニー〜逆転のスワン〜」
2021年1月10日~ NHK BSプレミアム 出演:井ノ原快彦、倉科カナ、宮尾俊太郎
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Posted by ブクログ
リストラ対象になったサラリーマンが、クビをかけて畑違いのバレエ団の公演をマネージメント。そこで出会うダンサーたちの、華やかさからかけ離れた境遇や、ひとつの舞台に向けた真剣勝負に、『縁の下の力持ち』としてどこまでも裏方のまま奔走する彼。 公演の目玉となる世界的トップダンサーに、もう一人の『力持ち』とし...続きを読むて付き従うのは、こちらもリストラ対象のトレーナー。持てる知識と経験を駆使して、若く熱い闘志で支えようとする彼女。 二人とも、職にしがみつくために出向いたはずなのに、立場そっちのけでダンサーたちのために、自分に出来る最大限の事をしようとする。そんな彼らを、読み手はひたすら応援してしまう。 脇役であるはずの、主役級、準主役級のダンサーたちが放つ強烈な個性も、とても魅力的に描かれていて、それぞれ目が離せない。 もう一度読みたい。エピローグの先の彼らを見たい。
綿密な取材をもとに、細部まで気が行き届いた伊吹有喜らしい作品。 テンポがよく展開にも飽きが来ないし、読者心理をきちんと汲んで書かれている。
よかった。バレエの講演にかける人たち バレエをする人だけでなく周りで支える人たちにも目を向けて 「カンパニー」の意味 どんなところでも言える
勤務先の企業からバレエ団(カンパニー)への出向を命じられ、妻からも離婚届を突きつけられた青柳誠一。そんな崖っぷちの冴えない中年男性がバレエ団で調整役として働き始め、次第に仕事も出来て、気遣いも出来るイケてる男性に見えて来る所が面白い。 更にあまり知られていないバレエの世界の裏側も興味を引く所ではな...続きを読むいでしょうか。 いわゆるお仕事小説なのですが、プロとしてのプライド、半端ない精神力、そしてそんな彼らを支えるスタッフやスポンサー企業の大切さもこの小説は描いていたと思います。 公演のチケットの売れ行きが良くない為に企画されたフラッシュモブのシーンはとてもワクワクしたし、バレエの公演も一度観てみたいと思いました。 巻末に伊吹さんとこの小説を舞台化した宝塚歌劇団のお二人の座談会の模様も収録されています。
バレエのことはまったくわからないけど、 とても面白かった。 突然離婚を言い渡され、一人ぼっちになった男性と、突然チーム解散になったトレーナーの女性のお話。 ざっくりいうとね。 わたしは、高野さんが、「瀬川」って呼び捨てにするとこにキュンとしてしまった。 新しいカップルになって、幸せになってほし...続きを読むいなー
ていねいさ、誠実さ、仕事にも生きるのにも大切だなと思わせてくれた内容です。エンターテイメントとしても、舞台の表も裏側も面白かったです。 一生懸命に生きていたら、素敵な人たちとの出会いがあって、それがまた未来の自分を知らず知らずに変えてくれる…そういう希望を伝えてくれる物語です。でもそこには、ほんの...続きを読む少しの素直さが必要ということに、私たちも自覚できるといい、と思います。
妻に出て行かれ、窓際部署に移動か社が支援するバレエ団体への出向か迫られた主人公。 バレエには全く興味がなかった男性が、「白鳥の湖」公演を成功させるべく、自分の殻を破って奮闘するお話。 バレエって舞台では華やかなイメージだけど、実際は裏舞台では実力や権力の熾烈な戦い。 窓際に追いやられた会社員たちの...続きを読む根性を見せられた様な気持ちになりました。 バレエ観劇したいなぁ。
伊吹さんの作品なので期待して読みましたが、期待を裏切られることはありませんでした。とても素敵な作品。 特に本番の舞台に立ったカンパニーのメンバーたちの素敵さたるや。それぞれが自分の精一杯を出し尽くしている姿は感動。互いにリスペクトし合い、高め合う姿に涙が出てでした。 とてもよかった。
窓際に追い詰められて、バレエ団に出向したしがない会社員と素敵なダンサーたちのお話。元気がでる。 2021/9/29
お仕事小説。 久々にバリバリサラリーマンが主人公。 バレエ団に出向になって、 そこで出会った人たちに刺激を受けて 変わっていく。 人が変わるスイッチは自分の中にあって、 自分で押すしかないんだろうけど、 押そうと思うきっかけは、 やっぱり出会いなんだよなあ。
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