ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで188万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
夫も仕事も失い、生きる気力をなくした美紀。最後の旅のつもりで訪れた鎌倉の片隅で、台湾茶カフェ「鎌倉茶藝館」を見つけ、魅入られ、働き始める。お茶や着物、古都の穏やかな日常に触れ、明るさを取り戻す美紀。そんな彼女に、年齢も性格も違う二人の男性が好意を持ち始めた。今の私に必要なのは、安らぎ? それとも、灼けるような想い? ――苦みを知るから、決められない。名手が描く、大人の恋。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
う〜ん なんとも40代後半のまだ女としての男性に対する想いと もう更年期の始まる中年に入る狭間でゆらゆらと揺らぐ気持ちが切実に描かれている 自分の気持ちだけでは突き進めない、相手の親やら周りの人の目や また、子供が産めないからだのことなど 悩む要素は事欠かない 男の人はあまりこういうことは考えら...続きを読むれないのだろうなぁ 直哉とダメになって すぐに乗り換えたら嫌だな と思っていたが それはなかった 2人は時間をかけていい関係が続いて欲しい 鎌倉だからこそ こんな素敵なお話になるのだろう
この作家さんすごく好き! なので贔屓目な感想ではあるけれど、とても良かった。 文章が文学的な美しさで、贅沢な気分になる。 彼らの関係がどうなったのか、微妙にわからない終わりだけれど、まあ、それでいいのかも。
台湾茶についての説明、実際にお茶を淹れるシーン、お茶を飲むシーン、着物の美しさについての表現、その一言一言が想像力を掻き立てる作品だった。 途中からは大人のエロス要素が濃くなっていく。いろんなことを経験してきた年齢の人間であるからこその深みや強さ、そして弱さが鎌倉という舞台でお洒落に描かれている。 ...続きを読む老いは少し悲しいものだけど、自分らしく誠実に生きていこう。
ちょうど鎌倉旅行で行った銭洗弁財天〜葛岡原神社までの参道が舞台で読み返すたびに鎌倉の街並みが頭の中で広がって本当に癒される。鎌倉大好き。でも終わり方が曖昧なので結局どっちの男に行ったのかは知りたかった。
中高年向けの恋愛もの、なのかな? 孤独死が3件も出てくるし、主人公の美紀は48歳にして、夫も家も仕事も失い、死に場所を求めてかつての恋人の故郷である鎌倉へ赴く。そして、彼の面影のある男性を見かける。 いつ死んでもいいとまで考えていたのに、雨宿りに招かれた台湾茶カフェでマダムに心にしみるお茶を淹れても...続きを読むらい、やはり生きていたい、と思う。そして、そこで働く事にする。 マダムの孫である髙橋紫釉(しゆう)は年齢不詳のちょっと素敵な中年男性だった。 新しい土地で新しい仕事と新しい人間関係。やむを得ずとはいえ、羨ましいかも。まぁ、健康だからよかったのよね。 恋愛小説ならではのドキドキの展開と台湾茶と着物や布の知識がふんだんに盛り込まれ、高等遊民という説明がピッタリの紫釉さんとの会話など、知的な雰囲気の小説。 お茶は奥が深い。茶器も蓋椀?など日本のものと違い、小さめの飲杯で何回かに分けていただく。一杯目、二杯目と重ねていくたびに香りも変化して味わいも変わるとか。こんな素敵なカフェが近くにあれば通っちゃうよねー(^-^) なんとなく疲れていて人生を半分くらい投げてる人におすすめします。立ち直る気になれるかも。恋人が出来るかはわからないけど(´∀`*)
大人の本格的なお茶の世界を通して、マダムになっていく流れが素敵だった。 五十音を味わい尽くした「をんな」という世代の存在がキラキラしたものであることを教わった -お茶も人も煎を重ねるたびに、さまざまな味と香りが花開く-
魯肉飯が食べたくなった。台湾茶も惹かれるし、着物も着てみたい!いや、いっそのこと、茶藝館で暮らせば早いか。 人間模様はあまりすっきりしなかったけど、キャラもそれぞれ特徴的で魅力的だった。うん、溺れたい。
台湾に行ったばかりだったので、作中のご飯などこんな味だったなと思い出しながら読めてよかった。鎌倉にも行ってみたい。
台湾茶葉の種類と作法に則り淹れたお茶の一煎毎の表現が何と豊富な事か。 人生に疲れた美紀が思い出の鎌倉で出会った茶藝館。 死への思いに囚われていた美紀も、マダムの淹れたお茶を飲むうちに少しずつ癒されて行く。 鎌倉に引っ越し、茶藝館で働くようになった美紀はだんだん自分の人生にも前向きになって行く。 ...続きを読むマダムは美紀のメンターのような存在だ。時に優しく包み込み、時には大胆に美紀をけしかける。 同い年の紫釉とのお互いの弱みを見せられるやり取りも、元カレの息子の直哉との溺れるような恋も、美紀は一煎毎に開いてゆく茶葉のようだ。 奥深さに虜になったお茶とずっと携わって来た大好きな着物が再び仕事となり、居場所を見つけた美紀。マダムの言う所の、女として「菩薩」を目指すか「をんな」の業を背負って行くか、どちらを選ぼうが自分の選んだ道を行くだけだ!
京都も好きだけれど、鎌倉も好き。 一口に古都と言っても、その町々によって違った雰囲気をまとっているもの。 鎌倉の特徴はやはり、湘南の海に面していることだろうか。 海はキラキラと輝いて、いつでもサーファーが浮かんでいる。 そして、さしたる距離もないところに小山の間の谷戸や切り通しといった仄暗い場所があ...続きを読むる。 光と闇のコントラストを強く感じるのが鎌倉だろうか。 仕事を失った、48歳の美しき未亡人・相生美紀(あいおい みき)は生きる意味を見失い、東京の自宅を片付けて身辺整理をし、初恋の人との思い出の地である鎌倉に向かった。 そこで、『鎌倉茶藝館』という店にたどり着き、マダムから心と身体を癒やすお茶のもてなしを受ける。 お茶は、一煎目、二煎目と味を変えた。六煎目、七煎目もまた違った味わいがある。 でもいつかは出がらしになるでしょう? するとマダムは「香りや味が薄れても、良いお茶はどこまでも美しい味わいを残すのですよ。女が死ぬまで女であるように」と言い切った。 物語を彩る男たち。鎌倉出身の、昔の恋人・伊藤智也(いとう ともや)三つ上。 茶藝館の離れに住む、美紀と同年代の男性・高橋紫釉(たかはし しゆう)はマダムの孫で、普段は和装で過ごしている。 そして、伊藤智也とそっくりな青年実業家・篠崎直哉(しのざき なおや) 紫釉に求婚され、直哉との肉欲に溺れ、常連客の元カメラマンの老人にはセクハラをされ・・・(いや、「カメラの先生」はこの際どうでもいい) 美紀って、魔性の女? 堅物が四十を過ぎて恋に溺れると始末に追えない、と昔から言われ、ある種の皮肉と憐憫と滑稽味を持って描かれてきた。 「いい歳してみっともない」と。 そうやって描かれる対象は、多くは男性だった。 台湾茶の香りと、和服の描写、日本古来の色を表す名前、七十二候の言葉といった優雅なものに彩られているが、美紀の恋も四十過ぎて開花した悪あがきである。 死の「陰」への反動は「陽」の官能に向かうと紫釉は言っていた。 女としての死への反動で、燃え上がった欲求なのかもしれない。 それとも、鎌倉の「光と影」がなせる技なのか。 物語に登場する女たちは、美紀も大概だが、彼女の元夫の姪・玲奈や、直哉の母親・志津子は強烈なキャラクターである。 元夫を慕っていたらしき玲奈は、美紀を蛇蝎の如く嫌い、「おばさん」」と呼び(続柄的には正しい)とことん金を吸い上げようとする。 直哉の母親はセレブ。ミュージカルに通い詰め、マツエクで容貌を盛り、甘ったれた声で息子を言いなりにしようとする。 押しも押されもせぬ大物はやはり、鎌倉茶藝館のマダムこと林淑恵だろう。「はやし としえ」と読んでいるけれど、中国語読みもできそう。 美紀の女性としての生き方に、道案内の灯りを掲げてくれる人でもある。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
鎌倉茶藝館
新刊情報をお知らせします。
伊吹有喜
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小説・文芸
今はちょっと、ついてないだけ
犬がいた季節
風待ちのひと
彼方の友へ
カンパニー(新潮文庫)
雲を紡ぐ
四十九日のレシピ
食べて、寝て、しあわせ?
「伊吹有喜」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲鎌倉茶藝館 ページトップヘ