四十九日のレシピ
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四十九日のレシピ

小説・文芸
902円 (税込)
451円 (税込) 10月12日まで

2pt

妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。 そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。 乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。 大切なひとを亡くしたひとつの家族が、再生へ向かうまでの四十九日間を描いた、感動の物語。

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四十九日のレシピ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あったかい愛の詰まった話だった。
    ダーリン熱田(名古屋だから?)、
    わからんと言いながらちゃんとわかってる。
    乙美さんにも伝わってたと思うなぁ。

    食べ物ってすごいよね。
    食べることは生きること。
    美味しいご飯を作る人は周りの人を幸せにする。
    美味しいご飯。それって愛だと思う。

    井本とハルミ、それに亀。
    そんなふうに繋がっていた?と思うもの
    またおもしろい。泣かせる。

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    何度か涙があふれた。

    特に心に残ったのは、百合子と浩之のこと。
    浩之が「どっちも選べない」と言う場面は、自分自身のこととも重なってしまって、とても苦しかった。

    一度離れた二人が、それぞれにいろいろなことを経験し、最後には浩之が百合子のもとへ、百合子も浩之のもとへ戻っていく。
    ただ元に戻ったというより、迷ったり傷ついたりしたあとで、それでももう一度お互いを選んだように感じられたのがよかった。

    そして、イモトとハルミの存在。
    本当のことはわからないけれど、私はあれが乙美と生まれなかった子だったと思いたい。

    熱田さんがずっと抱えていた乙美への想いも、きっと乙美には届いていたんじゃないかなと思う。

    大切な人がいなくなっても、その人が残したものや想いは誰かの中に残り、人と人をつないでいく。
    悲しくて何度も泣いたけれど、最後にはあたたかく、よかったなと思えたよ。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    タイトルに、四十九日、とあるくらいだから涙的な作品なんだろうなとは思っていたが、やっぱりじんわり泣けた。人が人を思う気持ちに心が熱くなった。この作者の作品は2冊目だが、前回も似たような感想をもったなぁと思い出した。「人が人を思う気持ち」たぶん、そこが私のツボなんだろうなぁ。他の作品も読んでみたい。


    「夢はかなわぬこともある。努力は報われぬこともある。正義は勝つとは限らない。だけどやってみなけりゃわからない。さあ、頑張ろう」 

    きっと人生には何かが必要だ。
    食って寝て起きての日々を鮮やかに彩る何かが。幸せな気持ちを作り出す何かが。笑い、喜び、驚き、ときめき、期待する、心を動かす美しい何かが。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    百合子の夫の姉妹、義姉と義妹の言い分、伯母の珠子の主張。少し前は多数が持っていた(かもしれない)意見なんだろうけど、胸くそ悪い。ひどくべったりと残る。残虐な事件のニュースを聞いたときと同じような。自分にも子どもがいないから百合子側なのかもしれないが。

    読み終わった。
    最後、良平のいうとおり、もしかしたら乙美が、ハルカが帰ってきたのかもしれないくらい、夢のような四十九日だった。あんなにボロボロだった百合子が徐々に復活し、浩之が不貞を犯しながらも諦めない姿が、なんかちょっとよかった。

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    この一冊からドンドンはまりこんで行った記念の本
    泣いた泣いた!主人公の心の動きも良かった
    ドラマでも見たかった

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    私が読んだ伊吹さんの作品は再生の物語が多い気がする。

    この作品も、妻である乙美を亡くした良平とその娘の百合子がどのように生きていくのかを考えて進む物語だ。
    突然現れた井本とハルミ。現実にこんなことが起こったら受け入れることは難しいだろう。しかし、こんな2人がもし現実に現れたなら自分の人生も変わっていくのかもしれない、と想像したら楽しくなった。

    良平も百合子もこの2人に出逢わなかったら、人生なにも変わらなかっただろう。
    乙美が託した想いを繋ぎに来た井本。
    井本とハルミの去っていく姿がどちらも気になる。
    実際この2人は何者だったのか、と。
    ずっとずっと良平と百合子と居て欲しかった。そこが少し残念。

    井本が去って行った時の良平の気持ちが切なかった。

    良平と百合子を取り巻く親族にも腹が立ったり、共感したりと色んな気持ちにさせられたところを思えば、なかなか面白い作品だったと思う。

    0
    2024年03月22日

    Posted by ブクログ

    本棚にあったのを数年ぶりに読み返しました。(挟んであったレシートによると2012年に大阪ルクアで買ったらしい)自分にも子供ができてようやくわかるようになった、登場人物の痛いまでに張り詰めた想いに泣きそうになりました。本は自分次第で何度も違う気持ちになれるから、いい。

    0
    2024年01月21日

    Posted by ブクログ

    妻の乙美が亡くなり、何も手につかず、憔悴していた良平のもとへ、娘の百合子も夫の浮気で離婚を決意して、実家に戻ってくる。
    そこに突然、亡くなった乙美の教え子という真っ黒に日焼けした金髪の女の子の井本がやってきて、乙美から教わったレシピで、四十九日まで面倒見てほしいと頼まれたからと言い、乙美がいるかのような料理や掃除をやりだす。
    家族とは、子供のいない人生とは、いろいろ考えさせられる感動のストーリー。
    映画で、井本を二階堂ふみさんがしていることを知り、さらにびっくり。

    0
    2023年12月20日

    Posted by ブクログ

    伊吹有喜さんの「犬といた季節」がとても良い小説だったので、今回の本を購入。

    再婚相手の妻を亡くした夫、不妊に悩んだ末に夫に浮気をされ家を飛び出し実家に戻る娘。

    ここからスタートする物語に未来はあるのか?と思うのだけれど、読み進めるにつれて何度も大笑いしてしまうストーリーは、さすが!

    最後にはしっとりと涙するとっても素敵な物語です。

    0
    2023年10月21日

    Posted by ブクログ

    私もちょうど読んでいる時に絶望していたので
    主人公の壮絶な状況と重ねて読んでいる自分もいて
    すごく救われた。
    こんなふうに明るい四十九日を迎えられたら、亡くなった方も喜ぶかもしれない

    0
    2026年07月28日

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