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  • 鬼人幻燈抄 : 1 葛野編 水泡の日々

    鬼人幻燈抄

    小説・文芸
    3.8
    1~12巻693~935円 (税込)
    江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う――江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編の第1巻。デビュー作にして絶賛の嵐だった話題作が、早くも文庫化!
  • きまぐれカプセル(新潮文庫)

    きまぐれカプセル(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    空飛ぶ円盤に熱中した理由、5000年後に贈るタイムカプセルの中身、江戸川乱歩や小松左京、和田誠らとの親交――星新一が綴った多彩なエッセイから、書籍・文庫に未収録の作品を厳選。幼少期から晩年まで時系列に並んだ91編と未収録ショートショート3編で日本を代表するSF作家の軌跡をたどる。ユーモアと才気あふれる名文を盟友・真鍋博のカバーイラストでお届けする、生誕100年記念作品集。(解説・星マリナ)
  • わたしが・棄てた・女(新潮文庫)

    わたしが・棄てた・女(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    太平洋戦争に敗れて3年、吉岡努は、どんな女でも構わないという暗い欲望のままに森田ミツと出会い、甘い言葉を囁き騙し、そしてゴミ屑のように棄てた――。吉岡が小狡く社会を生き抜く一方、ミツの人生は転落の一途を辿る。だがミツはひたむきに吉岡を信じ、想い続け、自らが最大の試練に直面してもなお、澄みきった心で悲しみにくれる人に手を差し伸べる。究極の愛を描ききった不朽の名作。(解説・小川洋子)
  • その他の危険(新潮文庫nex)

    その他の危険(新潮文庫nex)

    普段の帰り道、見慣れた職場、親しい友達。“それ”はあなたの日常に身を潜めて待っている。突然会社に来なくなった同期の行方、あり得ない死に方をしたパパ活相手、タワマンで起きる常識外の現象、現実を侵食する存在しないはずの子供の遊び、大好きな先輩に隠された猛毒、同級生が死んだ後に学校で出回った人魂の噂。ホラー小説界を牽引する新たな才能たちが贈る恐怖のアンソロジー。
  • 人喰いパンダ殺人事件(新潮文庫nex)

    人喰いパンダ殺人事件(新潮文庫nex)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    「ヒロくん! いまはさ、別れ話をしてる最中だよねえ!」ここは手作りソーセージが人気の中華式洋食店〈大熊猫亭〉。ランチデート中に、外で警報が鳴り響く。「凶暴な人喰いパンダが街を徘徊中。外出しないでください!」籠城中の店内で、今度は腹を引き裂かれた惨殺死体が発見された。犯人はパンダか、それとも――!? 予測不能の大どんでん返しが炸裂する、驚愕の本格ミステリ。
  • 脇役探偵は見逃さない(新潮文庫)

    脇役探偵は見逃さない(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    出番はちょっぴり、名前もない。そんな「ちょい役」ばかりを演じる俳優・左右田始(そうだはじめ)。現場では寡黙に過ごすことを信条とする彼だったが、謎めいたトラブルに見舞われ、奔走する羽目に。撮影現場で消えたエクレア、オーディションで入れ替わった子役、映画の完成披露試写会で主演が逃亡!? 華やかなエンタメ業界で、地味な役者の推理が冴えるお仕事ミステリー。『左右田に悪役は似合わない』改題。(解説・吉田大助)
  • 若き信次郎の悩み イタ・セクスアリス

    若き信次郎の悩み イタ・セクスアリス

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    東京オリンピック前後、高度成長に沸く日本。山里で育った高校生・信次郎は、バス通学で再会した少女に心を奪われる。初恋、嫉妬、そして初めて触れた女のぬくもり。やがて東京の大学を目指し、時代のうねりの中へ──。恋と欲望、友情と劣等感、社会への目覚め。団塊世代であり全共闘世代でもある若者たちの、むき出しの青春を描くリアルな青春小説。
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

    あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    ごめんなさいも、ありがとうも、大切な人にこそ言えなかったのは――。恋人に紹介できない家族、会社でのいじめによる対人恐怖、人間関係をリセットしたくなる衝動、わきまえていたはずだった不倫、ずっと側にいると思っていた幼馴染との別れ……。後悔とその先の人生にあたたかな救済をもたらす全5編。デビュー作「カメルーンの青い魚」と同時期に書かれた幻の短編「くろい穴」収録。(解説・奥田真弓)
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

    君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    「あなたの人生を円グラフで表現してください」大学院生の僕は、エントリーシートを書くのをやめて、小説というフィクションを書き始める。青山の占い師、80億円を運用する自称凄腕トレーダー、偽ロレックスを腕に巻く漫画家。小説家・小川哲が遭遇する怪しげな人物たちの末路……。成功への渇望と満たされぬ承認欲求の果ての嘘と真実を描いた、傑作連作短編集。後日譚「革命前夜」を収録。(解説・大森時生)
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

    成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.3
    1巻693円 (税込)
    我が道を突き進む成瀬あかりの人生は、今日も誰かと交差する。お笑いコンビ「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の大学受験を見守る父、バイト先に現れたクレーマー、観光大使になるべくして生まれた女子大生。個性豊かな面々が新たな成瀬あかり史に名を刻むなか、幼馴染の島崎が故郷に帰ると、成瀬が書き置きを残して失踪しており……。最高の主人公が再び登場する2024年本屋大賞受賞作続編!【解説・駒場孝(ミルクボーイ)】
  • 掟上今日子の備忘録(文庫版)

    掟上今日子の備忘録(文庫版)

    小説・文芸
    4.1
    1~12巻693~924円 (税込)
    眠ると記憶を失う名探偵・掟上今日子。彼女のもとに最先端の映像研究所で起きた機密データ盗難事件の依頼がもたらされる。容疑者は4人の研究者と事務員・隠館厄介。身体検査でも見つからず、現場は密室。犯人とデータはどこに消えたのか。ミステリー史上もっとも前向きな忘却探偵、「初めまして」の第1巻。(同一内容の単行本版も配信中)
  • カヴァレリアをもう一度

    カヴァレリアをもう一度

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「この美しいメロディーを指揮棒に同調して、皆もっとそよ風のようにうたっておくれ」言葉が音楽のようにメロディーを奏でていく。中学高校のブラスバンドでコンサートミストレス、大学で指揮者という大役を担ったカリスマ女性。男性が多い指揮者の中で切磋琢磨して技量を磨いていく女性指揮者を中心に、吹奏楽にかける若者たちを描いた熱気溢れる青春ドラマ。
  • はじまりの詩

    はじまりの詩

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    “Viva La Vida”─生命は美しい─「世界は美しい! 人間は素晴らしい!」「世界は美しい! 人間は素晴らしい!」しつこいぐらいに僕は叫ぶんだ。負けそうになる心に打ち克つために。残酷な世界を輝かせるために。──君には、あの時、言えなかった僕の言葉が聞こえているのか? どこでもないところにいる、誰でもないあなたに捧げる詩集。
  • 時を越えて

    時を越えて

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    三人きょうだいの長女として、貧しい家に育ったみよ子。十六歳になり、病弱な、村一番の財産家の一人息子と結婚。十八歳で長男を産み、幸せな日々を送っていた。そこに現れた白い着物の女……。「この家にかかわる者は一人残らず殺してやる」冷たく響く女の声。この家に何があったのか。あの家に火をつけたのは誰? 謎が複雑にからみあう小説。
  • 猫は災いの元

    猫は災いの元

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    猫と歩けば事件に当たる! インチキ恋占いをする男子大学生・理央は、三日後までに客である華夜の「運命の人」を用意しなければならない。さっそくピッタリの男を見つけるのだが──。次から次へと事件に巻き込まれる猫がらみのドタバタコメディ! 猫に関わる人物たちの勘違いが連鎖して思わぬ騒動に転がっていく猫まみれのコミカル・ストーリー。
  • 猫と罰(新潮文庫)

    猫と罰(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻693円 (税込)
    西洋の諺(ことわざ)によれば、「猫に九生あり」という。漱石の飼い猫の生まれ変わりであるクロは、導かれるように、猫まみれの古書店・北斗堂へと迷い込む。しかし自らを魔女と名乗る店主・恵梨香の身にはある呪いがかけられていた。謎を解く鍵は北斗堂に集まる猫たちの前世にあって――。創作への情熱と、猫と人間の絆が胸を打つ壮大な物語。日本ファンタジーノベル大賞2024受賞。(解説・新井素子)
  • G

    G

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    寛子は病院の待合室にいたはずが、気づくと別の病院にいた。周囲の人々はなぜか彼女を「G様」と呼ぶ。やがて出会った同じ「G」と呼ばれる者たちは、一人は足がなく、もう一人は片腕がなかった。彼らの語る話は想像を超えるものだった…。(表題作「G」)日常と非日常(死)が隣り合いながら、じわりと迫る恐怖と衝撃の結末。九つの物語が紡ぐ、奇妙でぞくりとする世界。
  • かぜのように

    かぜのように

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    ある夫婦が迎えた“尊厳をめぐる”最期の日々。夫・亮一は、美意識と知性を併せ持つ誇り高い人物だった。しかし、難病と診断され恢復を約束されない身体は衰え、生活の多くを人に委ねる日々が始まる。その姿を、妻・藍は懸命に支えながらも、抗えない“老い”と“制度”の壁に直面していく。──社会が尊厳を奪うとき、人はどう生き、どう死ぬのか。老いと看取り、尊厳と愛を描く小説。
  • 長島喫茶室

    長島喫茶室

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    日常の中にこそある豊かなドラマ。夢を追う娘と店を継ごうとする娘。20年続く喫茶室を舞台に描かれる家族の絆とそれぞれの人生の選択(長島喫茶室)。認知症と向き合う祖母と家族。ピアノの音色に包まれて家族の絆が深まっていく(カーネーション)。血のつながらない兄と妹の関係が変わるとき(兄と妹)。赤ちゃんポストから養子に迎えられたナオのもとに実母が(こうのとり)など。
  • 約束のタスキ

    約束のタスキ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    走るとは、誰かの想いを背負うこと。小学校六年の健二は、苦手な陸上競技会のメンバーに選ばれてしまう。母を早くに亡くし、姉・紀子と二人三脚の生活。親友・達也、聡明で負けず嫌いな喜美とともに、中学、高校、大学へと、三人はそれぞれの夢を追う。健二はいつしか「走ること」に魅せられ、箱根駅伝を目指すも思うような結果は出せない。そんなあるとき、健二は悲しい現実に向き合う。
  • パンドラの鳥籠―毒草師―(新潮文庫)

    パンドラの鳥籠―毒草師―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    丹後半島で二年前、生薬学者が姿を消した。地域には三百歳の魔女が棲むといわれる洋館があり、首なし死体も発見されている。編集者・西田真規(まさき)は、薬学の鬼才にして唯我独尊博覧強記の毒草師・御名形史紋(みなかたしもん)、その助手の神凪百合(かんなぎゆり)と共に謎を追う。浦島太郎の「玉手箱」とギリシャ神話「パンドラの箱」がリンクする時、真相に繋がる一筋の道が現れる。知的スリルに満ちた歴史民俗ミステリ。(解説・西上心太)
  • サラダ記念日

    サラダ記念日

    小説・文芸
    4.7
    1巻693円 (税込)
    「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日――口語を使った清新な表現で“与謝野晶子以来の革命的情熱歌人“とうたわれた第一歌集。大ベストセラーの新組・新装版。新解説/大森静佳。
  • ペーパー・リリイ

    ペーパー・リリイ

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    野中杏、17歳。結婚詐欺師の叔父と暮らしている。退屈に過ごしていた夏休み、見知らぬ女が家を訪ねてきた。叔父に恋をして、騙されて、傷ついたキヨエ。一目見て、チャンスだと思った。叔父の隠し持っていた現金500万円を手に、あたしはキヨエと一週間限定の旅に出る。叔父が奪ったものを「お返し」するために。目指すは、かつて叔父が住んでいたN郡T町にあるお盆の3日間だけ幻の百合が咲く谷間! つまらない常識も、世間も笑い飛ばして、最高の夏を手に入れるんだ。
  • 後宮の暗殺者~殺すつもりで来たのに溺愛されています~

    後宮の暗殺者

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    エブリスタ×TOブックス大賞 奨励賞受賞作! 「どうせ捨てる命なら、わしによこせ」 闇に生きる暗殺者と太陽のような皇帝。 スリルと純愛が交錯する、中華溺愛ロマンス! 暗殺者の翠玉は、大国・楊の皇帝・暁嵐の寝所に忍び込んだ。 任務はまさかの失敗、当然処刑されるはずが── 「どうせ捨てる命なら、わしによこせ」と何故か求婚され、後宮入りすることに!  規格外に大きい器と飾らない人柄に惹かれる翠玉だが、 後宮にはまだ“皇帝暗殺”を企てた者がいる。 甘い白茶に潜む殺意、闇に葬られる皇妃達、国を揺るがす“裏切り”の系譜。 黒幕は誰か? 愛を知った暗殺者が選ぶ道とは?  闇に生きる女と太陽のような皇帝。 スリルと純愛が交錯する、中華溺愛ロマンス! 碧野葉菜(あおの・はな) 2024年、電子書籍にて商業デビュー。 2025年、TOブックス大賞奨励賞受賞、今作が初の紙書籍出版となる。
  • 月がある

    月がある

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    学生時代がバラ色だった者もおそらくいるのだろう、人生で一番楽しかったと言う者も。しかし僕はずっと寂しかった。人との接し方を知らず、友達の作り方を知らなかった。むしろ同級生からは嫌われていた。それでも坦々とこなしていた学生生活を綴った『月がある』を含め、絡まりやすく悩みやすい人間関係を、怜悧な目線と高潔な文章で綴った三編の短編集。
  • ドリトル先生アフリカへ行く(新潮文庫)

    ドリトル先生アフリカへ行く(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    ドリトル先生は、動物のことばが分かるお医者さん。馬の弱視もワニの歯痛もお手のもの。ある晩、アフリカに住むサルの間で病気が流行っているという知らせが届いた。仲間を救うため、サルのチーチー、アヒルのダブダブ、子豚のガブガブたちをつれてアフリカへと出発するが、ドリトル先生一行を待っていたのは、嵐に牢屋に海賊だった! 百年を超えて世界中で愛され続ける名作、待望の新訳。
  • 可哀想な蠅(新潮文庫)

    可哀想な蠅(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻693円 (税込)
    「彼は、ただの目障りなハエだ」。SNSの投稿がバズったのをきっかけに絡んできた粘着質なアカウント。誰彼構わず罵詈雑言を吐いてはブロックされている彼を、大学生の芽衣子はスマホの中で「飼う」と決めるが……。ネット社会に満ちる匿名の悪意を描く衝撃の表題作ほか、家族や友達、ご近所さんなどさまざまな人間関係のなかで、目を背けたくなる感情と対峙する女性たちをとらえた短篇集。(解説・宇垣美里)
  • 聖女たちの館

    聖女たちの館

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    セックスカウンセリングの看板を新宿の古ぼけたビルに掲げて開業したのが、ドクター槍田伊兵衛。ふたりの美人看護師の助けを借りながら、地道に臨床実験を熱心に繰り広げていくなか。性生活の不満を抱える男女が相談にやってくる。さて、どうやって治療するというのか。しかし、戸惑いは一瞬。女体研究と性行研究をつづけてきたドクター槍田ならではの奇想天外な治療が行われ……。感度バツグンのエロス傑作――。
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

    大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    解散した男性アイドルグループの一員、南田蒼太が何者かに殺された。北海道Y市の廃ホテルで、めった刺しの遺体で発見されたのだった。メディアは騒ぎ立て、警察は地道な捜査を開始する。事件当夜に南田と会った同じ職場のパート女性、グループの元メンバーたち、十代で孤児となった南田を引き取った伯母とその娘……。誰もが昏い秘密を抱えるなか、驚愕のラストが待ち受ける傑作ミステリ。(解説・齋藤明里)
  • わたしたちが泥棒になった理由(新潮文庫)

    わたしたちが泥棒になった理由(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    優しいおばあちゃんはなぜマジメな小学生を誘拐したのか(「おばあちゃんの旅」)。ネット通販の倉庫で働いていた双子の姉妹が恐ろしいトラブルに巻き込まれて(表題作)。バーで出会ったふたりの男。やがて明らかになる《白猫消失事件》の真相(「空を飛んだ猫」)。ごく普通の男女が人生でたった一度だけ起こした犯罪。その“切ない動機”とは。鋭い切れ味&人間ドラマ。名手が描く6つのミステリ。(解説・どくさいスイッチ企画)
  • 若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話

    若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻693~715円 (税込)
    家事代行サービスの会社で働く秋月都。ある日、北鎌倉に派遣された。辿りついたのは、住み込みの家政婦がいてもおかしくなさそうな大きなお屋敷。出迎えた和装の青年は羽鳥一成という名の若き和菓子職人で、この屋敷は彼の工房兼住居だった。一成の作る和菓子は見事な出来映えで、常連客も多い。人知れず、和菓子に苦い思い出のあった都だが、彼の作る和菓子に触れるうち、心の変化を自覚するようになり…。日々鍛えた料理の腕で、羽鳥家の“定期契約プラン”を勝ち取った都は、いっとき閉店してしまっていた甘味処「ことりや茶房」の再開にも関わることになるが…。
  • 能登いにしえ殺人事件

    能登いにしえ殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    東京・新宿のすぐ近くの新大久保に住む百瀬道代に呼ばれて出かけていったフリーライターの笙野更紗は、彼女の部屋で道代が血だらけで倒れているのを発見した。 道代は最期の力を振り絞って「タカコ」「アサイチ」という言葉を遺した。道代の故郷は石川県の輪島。犯人に関係する言葉を遺したと直感した更紗は、道代の恨みを晴らすためにも、宮之原警部と捜査をともにすると決めた。 美貌の更紗は、はたして、犯人を追い詰められるのか――。
  • シルバーカーを押しながら

    シルバーカーを押しながら

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    けのすけ衝撃的第二弾詩集! やっぱ まじめでアホです。「やらなきゃ/成功も失敗もねえぜ!/思いっきり恥かいちゃおうぜ!/協力しあお それっきゃない!/勝ってたまるか それっきゃない!」『白い犬』に続く、恋愛、家族、人生の悲哀や無情、社会などをテーマに自由自在な表現と飾らない言葉で紡いだ、けのすけ渾身の自伝的詩集第二節。
  • 妻が言いました。 ~あなたとの絆が出来るまでのこと~

    妻が言いました。 ~あなたとの絆が出来るまでのこと~

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    夫・父の視点から、家族の崩壊と再生を描く。──優等生だった長女の突然のリストカット──。すれ違う夫婦。崩れてゆく家庭。父として、夫として、私は何処で間違い、何を見落としていたのか。過去を見つめ、弱さをさらけ出しながら、それでも繋がろうとした日々。そして、その先に訪れたのは……。これは、父が「家族」に向き合った軌跡の物語。
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)

    ゆうべの食卓(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    家族も、恋人も、友だちも、永遠には続かないけれど、ともに食卓を囲んだ記憶はいつまでも色褪せない――。彼女との別れがきっかけでできたお弁当仲間、ひとり暮らし初心者の娘に伝授される母のグラタン、コンビニのおでんを分け合ったスイミングの帰り道、夫の前妻が残していったレシピブック。料理はお腹も心も満たしてくれる。大切な人とのかけがえのない時間を綴った心温まる短編集。
  • 十番様の縁結び 神在花嫁綺譚

    十番様の縁結び 神在花嫁綺譚

    小説・文芸
    4.1
    1~9巻693~715円 (税込)
    幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒と名づけられる。「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――運命は動き出す。虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり……。
  • 探偵助手三吉菊野の青春 もうひとつのひまわり探偵局 上

    探偵助手三吉菊野の青春 もうひとつのひまわり探偵局

    小説・文芸
    -
    1~2巻693~715円 (税込)
    探偵事務所で働く菊野は、一冊の本を手にしたことである記憶が呼び起こされる──。高2の夏、学校の夏合宿が行われた。その寮は10年前に女子学生が地下倉庫で亡くなったいわくつきの場所だった。夜になり俄かに辺りが騒がしくなる。引率の20代の女性教師の姿が見えないというのだ。ひまわり探偵局シリーズのスーパー助手“さんきち”こと三吉菊野の青春時代を描いた番外編ミステリ。
  • 青年(新潮文庫)

    青年(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    作家を志して上京した青年小泉純一は、有名な作家を訪ねたり、医科大学生大村に啓発されたりして日々を過す一方、劇場で知りあった謎の目をもつ坂井未亡人とも交渉を重ねる。しかし、夫人を追ってきた箱根で、夫人が美しい肉の塊にすぎないと感じた時純一は、今こそ何か書けそうな気がしてくるのだった。――青春の事件を通して、一人の青年の内面の成長過程を追求した長編。(解説・高橋義孝)
  • グリーンミントの誤算

    グリーンミントの誤算

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「心という無限の多様性を秘める宇宙を支配出来るのは時空である」──職場の密やかな関係。顧客の娘の投身自殺。そこから始まる、桜井家に秘められた〈血と嘘〉の物語。母の愛を奪い合った姉妹、紫織と緑織。仕組まれた悲劇、暴かれる過去、揺らぐ家族の絆……愛か、憎しみか。命を懸けた姉妹の闘いが、真実をあぶり出す──。恋のバイブル 一気読み間違いなし!
  • 空想 幻想

    空想 幻想

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    日常の風景や家族の記憶、絵画や茶道の体験から生まれた空想は、不条理で幻想的でありながらも、確かな感情の刻印を帯びている。時に自由と孤独を、時に恐怖や不安を描き出し、心の奥底へ誘う。さらに、数十年後に現実と重なり合う「シンクロニシティ」を示す後記が随所に添えられ、物語をより不思議で深い余韻へと導いていく。単なる夢想集ではなく、精神世界が高純度に凝縮された掌編私小説集。
  • 函館恋唄殺人事件

    函館恋唄殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    宮之原警部への恋心を隠したまま、常にサポート役に徹してきた小清水峡子だったが、警部が平瀬波奈子との再婚を決意したことで、傷心を癒す旅に出た。自分を見つめ直す一人旅だったが、旅先の函館の宿で、女性が被害者の殺人事件が起きる。まるで、峡子を狙ったかのような事件だったにも関わらず、峡子が容疑者になってしまう! こんなことがあるか? 宮之原警部は峡子を救うべく、奇っ怪かつ理不尽な事件の解決のために北に向かった――。
  • どの口が愛を語るんだ

    どの口が愛を語るんだ

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    SNSでの炎上から田舎へ逃れてきたぼくは、なぜ無軌道な不良と猿に火をつけたのか?(「猿を焼く」)。台湾政府が同性婚の合法化を認めた。ゲイで詩人の莊祐明(ジュアン ヨウミン)は、その報せを喜ぶ彼・何安得(アンディ)からの電話に複雑な感情を抱いていた。その違和感の正体は一体何なのだろう・・・・・・(「恋は鳩のように」)他3編。――みんな必死でみんなできそこない。これこそが生身(できそこない)の人間の、究極の(どうしようもない)愛だ。愛に憧れ、愛を憎み、愛に傷つき、愛にすがる全てのひとびとのための、迫力の恋愛小説集。
  • 谷川俊太郎てのひらの詩集 ベスト190

    谷川俊太郎てのひらの詩集 ベスト190

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    18歳の鮮烈なデビューから70余年、想像の翼を広げ、未知の高みへと現代詩を導いた谷川俊太郎。ひらがな言葉遊びから、日常の細部、果ては宇宙までを、瑞々しく自在に創作、数えきれないほど多くの優れた詩を残した。その全詩作品から15行以内の短い詩を厳選。数多の代表作はもとより、無名の詩までを丁寧に採集した貴重なベストコレクション190編。世界的詩人の言葉が今、宇宙と響き合う!
  • AI彼女

    AI彼女

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    国語の教科書を読んで一緒に優しい大人になろうよ。 国語の教科書とは、我々に与えくれた価値ある文集だ。 それはコミュニケーション能力を鍛えるだけではなく、自己認識と他者理解の能力も育て、感受性も育て、他人の気持ちが分かるようになってくる。 この能力は、イマジネーションから生まれる。それは同時に嘘を吐く能力も身に付くが、真理の探究にも、美の表現も、役立つ。 それは、最高のイデアの真善美に目覚める事である。 動物は、嘘を吐かないが人間は嘘を吐くから嫌いだという人間は、人間に与えられたイマジネーションの偉大さを知り、人間として生まれた事を喜びだと感じて欲しい。 そのために、ワンさんは、ここに最初に登場する不幸な3人のAI少女に再度、それぞれ国語の勉強をさせて未来があり中身のある魅力的な女性に変身させるのであった。
  • この世界にいるあなたに、ラブソングを

    この世界にいるあなたに、ラブソングを

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    物語は淡路島のリハビリテーションセンターを舞台に、舞台事故で半身不随となった人気アイドル・空が、秋五や瑠璃、マネージャー雪菜らに支えられ、凍りついた心を剥がすように、絆と旋律で歩みを進める。開幕と終幕が深く結びつき、奇跡の復活ライブへと誘う感動の再起劇。笑いと涙を誘う多彩な患者との交流が、人々の悲しみと希望を深く響かせる。
  • 宇宙絵馬の ポエム『銀河 ロマンス』

    宇宙絵馬の ポエム『銀河 ロマンス』

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    混沌と欲望に揺れる地球に、自由でやさしい想像の光が差し込むような幻想的詩集の第2弾。表題でもある前編は、神への祝詞のように宇宙と地球を結んでいく。後編では四行詩として「愛」や「平和」への希望が星々の名を借りて謳われる。「人 心呼吸を/いつも 心掛ければ/新しい言葉たち/地球を 優しく くるんでくれる」([新 心呼吸]より)
  • 猿田彦の怨霊―小余綾俊輔の封印講義―(新潮文庫)

    猿田彦の怨霊―小余綾俊輔の封印講義―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    天孫降臨の先導役として大役を務めながらも、謎の死を遂げたという猿田彦神。以来、「記紀」から姿を消し、脇役として民間伝承のなかに現れる。道祖神、庚申待ち、括り猿――。神はなぜ神話から抹殺されたのか。なぜ「猿」なのか。民俗学者・小余綾俊輔の歴史推理は、古代史の闇に容赦なく切り込んでいく……。歴史の封印が解ける時、常識を覆す真実が現れる。驚愕の古代史推理ミステリー。(解説・北夏輝)
  • 函館殺人事件

    函館殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    元風俗嬢という異色の経歴をもつ四宮沙奈江が、公家の家に生まれた優男・警視庁捜査一課の桜小路資朝(さくらこうじすけとも)刑事を相棒にて、難事件に挑む! 浅草の旅館で若い女性が焼死するという「能登三十六歌仙殺人事件」では、沙奈江は現場から消えた中年男性のこと以上に、被害者の女が燃えさかる炎から守り通した貝殻と西行の歌に着目し、担当刑事となった桜小路の尻をひっぱたくようにして、手掛かりを追って能登に飛んだ。おっとりてしている恋人の刑事を尻目に、沙奈江は鋭い推理によって犯人に迫る! 男を手玉にとる術を知る手練れの女でありながらも、恋人にはウブな少女になってしまう美女だった!
  • 惜別(新潮文庫)

    惜別(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    仙台留学時代の若き日の魯迅と日本人学生とのこころ暖まる交遊の描写を通して、日中戦争という暗く不幸な時代に日中相互理解を訴えた表題作。“アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ”敗戦へとひた走る時代風潮に対する芸術家としての自己の魂を、若き頃からの理想像、源実朝に託して謳う『右大臣実朝』。太宰文学の中期を代表する2編を収める。(解説・奥野健男)
  • 恋バナ 赤

    恋バナ 赤

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    20年前、携帯小説の生みの親である著者に届いた数多くの恋愛相談メール。それに応えるべく、物語は書かれた。読者の実話をベースに物語化し、刊行すぐ150万部突破した伝説の恋愛のバイブルが一冊に。恋に悩む人、恋が始まった人、恋がわからなくなった人……すべての恋をする人に捧ぐ五つのストーリーと詩。平成の恋愛書が令和によみがえる。
  • 星空のコンサート

    星空のコンサート

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    孤独な境涯の青年、小林すぐるは六月の雨の日、仔猫とバイオリンを拾う。それがすべての始まりだった。楽器店主の勧めで楽団に入ったすぐるだが、大地震とその後の停電が原因で風景と生活が一変してしまう。自分にできることはないだろうかと思ったすぐるは、仲間たちとミニコンサートを開こうとする…。音楽で人とつながった青年が、今度は地震で傷ついた人々を音楽で励まそうとする物語。
  • さよならシアトル

    さよならシアトル

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    韓国出身アメリカ育ちのジーウは、有名ブランドのシアトル店で頭角を現し、日本の表参道店の支店長に抜擢された。旧態依然の表参道店で大胆な改革を行い、周囲を驚かせる。私生活でも、シングルマザーとして息子エドワードを育てつつ、パートナー・ダニエルとの恋も進行中。そして夢である自身のブランドの立ち上げに着手するが……。華麗なビジネスウーマンのサクセスストーリー!
  • べビーズ・イン・カー

    べビーズ・イン・カー

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「ハルはなんで音楽やっているの?」「俺は…」高校生のハルは、同級生のヒロに誘われてバンドを始める。仲間たちとの曲作り。初めてのライブでの高揚。卒業後も活動を続けるハルだが、メンバーは脱退し、グループは解散する。それでも、ハルは音を奏でるのは止めない。そう、音楽は自由だから。青春の葛藤と音楽への情熱が交錯する熱い物語。
  • 辛気くさい恋はお好きですか

    辛気くさい恋はお好きですか

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    大企業の令嬢と、彼女に振り回される青年。これは恋? 鹿能は若い女性と知り合うが、大企業の会長の葬儀の花を納品した際に再会、会長の孫娘、季未子と知る。季未子には祖父が勧める片瀬との縁談話があるが、季未子は縁談を断る口実として鹿能に協力を依頼する。なぜと困惑する鹿能だが、強引な季未子に魅かれていき、片瀬とはっきり別れようとしないことにモヤモヤする。そして…。
  • 善哉 荒瀬 裕 詩集

    善哉 荒瀬 裕 詩集

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    小さなアパートのコンロの上、母が最後に作っていたのが鍋いっぱいの善哉であった。この光景の向こう側に母の思いと一生が貫いている。表題の詩をはじめとする39編を収めた初詩集。付録のエッセイも詩的散文。「ページを繰る/一刹那/長い時を経て/いにしえの/あの詩人が/ひょっこり/この世に/顔を覗かせているような……/ノスタルジックな気分が/漂いだす」(帯文より)
  • 独眼竜政宗秘話 殺人事件

    独眼竜政宗秘話 殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    仙台市内の住宅が、突然、陥没した。そこはかつて採掘されていた亜炭の坑道跡だったらしい。 当初は事故との判断だったが、住宅に暮らしていたのはふたりなのに、遺体が3体見つかったことから、殺人事件になった。周辺への聞き取りで、爆薬の臭いがしたこともわかった。 捜査に当たることになった宮城県警捜査課の呉竹緑は、陥没した住宅が伊達政宗に仕えていた武士の屋敷だと知る。歴史の因縁を感じ取った呉竹緑は、旧知の宮之原警部に応援を依頼するが、第二の殺人が起きてしまう。宮之原警部は歴史の街で、絡み合った複雑な思惑をどのようにほぐし、事件解決するのか――。
  • 仮想部

    仮想部

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    大学2年の若葉こうは1年の並木かすみに突然コクられ、二人は付き合い始める。そして初デートの日。女性に慣れていない若葉を応援しようと若葉の仲間たちは二人のあとをつけるのだが、彼らもまた若葉と似たようなもの。そんな中、二人の心はどんどん近づき…。うぶな二人と彼らを応援する仲間たちの笑いと胸キュンの青春ストーリー! さあ、あなたもガチな恋の目撃者になろう!
  • 札幌時計台殺人事件

    札幌時計台殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    全国880店舗を展開する宝飾チェーンのジュエリー伽羅は、安価な宝飾を中心にしたことで若者の心を掴んで急成長を遂げた。 そのジュエリー伽羅にとって一大イベントとされる、販売目標達成記念表彰式の札幌開催が迫っていた。 そのイベントの最重要人物の水野社長が、開催ホテルの一室で惨殺された。 同行していた社長秘書・塚本珠代が真っ先に疑われてしまう。自分では解決は無理と察した珠代は、宮之原警部に協力を依頼したのだった。 札幌を舞台に事件解決に挑む宮之原警部をあざ嗤うかのように、惨劇がつづいていく――。 宮之原警部は、存在意義を問われてしまう!
  • 古都(新潮文庫)

    古都(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1巻693円 (税込)
    京都の呉服問屋の娘である千重子は、幼馴染の大学生、真一と平安神宮へ花見に出かける。夕暮れ時、彼女はある秘密を明かすが、真一は本気にしなかった。やがて夏の祇園祭の夜、千重子は自分とそっくりな娘と出会う。あなたは、いったい誰? 運命の歯車が回りはじめた……。京都の伝統ある行事や街並み、移ろう季節を背景に、日本人の魂の底に潜む原風景を流麗に描く。ノーベル文学賞対象作品。(解説・山本健吉、綿矢りさ)
  • サワーの水面は夜明けに揺れる

    サワーの水面は夜明けに揺れる

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    同性の恋人に振られたばかりの茜と、アセクシャルで苦しむ太一。“普通”ではないと傷つきながら生きてきた二人が出会って意気投合し、互いの良き理解者となって距離を縮めていく。恋人ではなく、友だちともいえない男女の行き着く先は──。俳優や脚本家として活動している著者がLGBTQ+をテーマに描いた小説家デビュー作。本当の“多様性”とは何かを問う、ごく“普通”の愛の物語です。
  • ホテル ジャスミン

    ホテル ジャスミン

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    窓花は三年前に長谷川文学賞を受賞した小説家。作品を書き終えると「ホテル ジャスミン」で過ごす。コンシェルジュから極上のおもてなしを受け、スパやエステ、季節の料理を堪能する。窓花はピアニストの藤田と出会い、プロポーズされるが昔の恋人とも再会して……。春・初夏・秋・冬と移り変わる季節と揺れ動く恋心、ラグジュアリーなホテルライフを描いた恋愛小説。
  • 黄昏に

    黄昏に

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    人生の黄昏を迎え…。定年退職後、一人でマンション住まいをしている真田幸信は、自由を楽しみながら、今後への不安と寂しさも感じている。幸信は、ふとしたことで知り合ったアラフォーの女性、矢島和子に慕情を抱くとともに、彼女の好意以上のものを感じる中で、希望を見出そうとするが…。高齢者を取り巻く問題、そして高齢男性の心の機微を描く小説。
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

    成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1巻693円 (税込)
    「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!(解説・森見登美彦)
  • 雪の練習生(新潮文庫)

    雪の練習生(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    膝を痛め、サーカスの花形から事務職に転身し、やがて自伝を書き始めた「わたし」。どうしても誰かに見せたくなり、文芸誌編集長のオットセイに読ませるが……。サーカスで女曲芸師と伝説の芸を成し遂げた娘の「トスカ」、その息子で動物園の人気者となった「クヌート」へと受け継がれる、生の哀しみときらめき。ホッキョクグマ三代の物語をユーモラスに描く、野間文芸賞受賞作。(解説・佐々木敦)
  • 横浜殺人ロード

    横浜殺人ロード

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    宮之原警部は、かつて所属していた所轄の横浜に、女子大生蒸発事件を追ってやってきた。 昔馴染みの友人・近野を訪ねると、彼の会社の女子社員が、蒸発した女子大生の友だちであることがわかった。この偶然に、キナ臭さを感じていると、近野がある未解決事件について語った。いくつもの不審な事実が押し寄せてくる中、宮之原警部はそれら複雑な事実を見極めていく。見事な推理と手腕に感嘆――。
  • 夏の体温

    夏の体温

    小説・文芸
    3.9
    1巻693円 (税込)
    夏休み、小学三年生の瑛介は血小板数値の経過観察で一ヶ月以上、入院している。退屈な病院での日々。そんなある日やって来たのが「俺、チビだけど、九歳」と陽気に挨拶する同学年の壮太だった。低身長の検査入院らしい。たちまち打ち解けた二人。でも一緒にいられるのは、あと少ししかない――表題作「夏の体温」。大学生男女の新たな歩みを描く「魅惑の極悪人ファイル」と掌編「花曇りの向こう」の全三編。ビターな想いをじんわりと温かく包みこむ、瀬尾ワールドの真骨頂! 文庫版特典として、巻末にエッセイを収録。 
  • 鬼の萬年堂奇譚 ~ヤスケと栄~

    鬼の萬年堂奇譚 ~ヤスケと栄~

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    時空を超える不思議な力を持つ鬼は、浮世絵師・北斎を訪ね、北斎の娘と知り合う。そこから始まる不思議な縁は…。表題作「鬼の萬年堂奇譚~ヤスケと栄~」のほかに、禁断の地で不思議な館に招かれた若神、介護ヘルパーの女性と独居老人の交流、おひとり様女性たちの友情などを描く「笠井さんの家」「小勝山の鳩と猫」「春山にて」「夢の景色」「ほな、な」などを収録。
  • 君という光

    君という光

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    姫野凛は自分のせいで大事な人を二人も亡くしてしまった。そして、いつからか声が聞こえ始めた。「自分だけが大事なんだもんな?」「救いの手を差し伸べるふりをして」……自分は生きていてはいけない、しかし死ねない。姫野の前に現れた水橋怜羅は電車に飛び込もうとしていた。二人はお互いを助けようとしながら、「生きていていいのか?」という自問の答えを見つけていく。
  • 闇のお仕事ひきうけます

    闇のお仕事ひきうけます

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    東大在学中に司法試験に合格した超秀才の稲山威澄は、ハーヴァード大卒という見事な学歴をひっさげ、弁護士事務所を開いた。彼の父は日本最大の広域暴力団のドン。調査員として働いているのは組員の政。事務員の女性はなんと、対立している極北連合の会長の孫・清水さやか。奇妙な人間関係ばかりと承知しているので、稲山弁護士は仕事とプライベートを区別しているつもりだが、依頼されるのは裏のお仕事ばかり。少々不満ながらも、仕事はきっちり華麗に解決していく――。肩肘張らずに気楽に読める痛快極上ミステリー!
  • モゲラのGハン

    モゲラのGハン

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    Gハンはアレルギーだ。反応が起こると、クシャミや鼻水、涙が止まらない。鼻をよく掻くせいで、赤くなって今にもモゲてしまいそうだ。さらに小児喘息との診断も受け、その発作にも苦しめられる。けれどもGハンはそんな自らを「モゲラ」と呼び、あっけらかんと人生を受け入れていく。やがてGハンは、喘息の本当の原因を知る……。時には熱く、時にはおどけて語られる自伝的闘病小説。
  • 賞金犬

    賞金犬

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    元刑事が殺された。傍にいるはずの愛犬クロベエがなぜか、消えてしまった――。 その後、獰猛な黒犬が次々と暴力団員を咬み殺す事件が発生。クロベエが復讐しているのか? 切羽詰まった暴力団は黒犬に懸賞金を賭け、クロベエ抹殺に突き進む(表題作)。ほか、「冬に棲む魔性」「炎の河」「石の花」「海の角」「庭師」の5篇を収録。
  • 悪い人だったら、よかったのに。

    悪い人だったら、よかったのに。

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「私さぁ、幸せになっていいのかな? 許されない罪を犯したのに」かつて同級生をいじめるという罪を犯し家に籠もりつづける女と、彼女をそばで見守る男。そして二人の出会いも普通なものではなかった。二人はどうして同居にいたったのか。そして、男の決めたこととは? 罪とは? 幸せになっていいかどうかなんて、いったい誰が決めるのだろう…?
  • 弱むし

    弱むし

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    萬里子は生まれてすぐに母と生き別れたが、祖母に愛を注がれ育つ。実父と暮らすようになるが継母にきつく当たられる。やがて子のない叔父夫婦に引きとられ、萬里子は家で役に立つ子になろうと、健気に振る舞うのだった。表題作の長編「弱むし」と、心優しい恐竜と、足ることを知らない人間の愚かしさを描く「ブラッキオ氏」など短編5篇を収録。
  • 殺意の海図

    殺意の海図

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    千葉県の外房に位置するリゾートホテルを経営する浦辺智弘は、20歳も下の美穂と再婚を果たした。心身ともに、美貌の若き妻との結婚生活に満足していたが、ある日、妻の内股にキスマークのような痕を見つけた。打ち身などによる青アザなのか、本当にキスマークなのか。妻への信頼がぐらつきながらも、信じたいと思い、ついに真実を見極めるべく、探偵まがいのことをはじめるのだった。男は何歳になっても無垢な想いに突き動かされる!
  • 日曜日と九つの短篇

    日曜日と九つの短篇

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    故郷に帰って後妻になると決めたホステスの仲子は、東京で既婚者の浦上とデートしたのだが……(「日曜日」)、 やくざと交際をはじめたらしい店のホステスを見守る萩江は、20年前の自分を重ね合わせていた(「裏町」)…。 代表作『恋文』の直後に書かれ、さまざまな男女の機微をあざやかに描いた10篇を収めた短篇集。男と女が交錯する人生とは、なんと滋味深く、愛しいものか――。
  • ヨコハマ エスケープ ボーイ

    ヨコハマ エスケープ ボーイ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「行きつけのカフェは居心地良いけど、突然何かが起こる。それは想像しえない現実でも想定の範囲の出来事でもなく、まったく未体験の現実が展開していく」そう筆者に語った十六歳の千尋。彼が暮らすこの街で消印のない1枚の古いラジオリクエストハガキが見つかった……そこからこの物語は始まった。港町ヨコハマを舞台に、“逃亡者たち”が繰り広げるジュブナイル・ストーリー。
  • 京都柚子の里殺人事件

    京都柚子の里殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    宮之原警部に好意を抱く女性を狙い撃ちしたように、美女たちに京都の隠れ里への招待状が届く。 宮之原への恋心を胸に秘める椎名紗智、後に結婚することになる平瀬玻奈子、人形作家の瑠璃川凌の3人が初めて出会ったのも、この招待状によってだった。 何が目的なのか? 3人が疑念を抱くうちに、殺人事件が起きてしまった。 宮之原警部は、自分に思いを寄せる美女3人と、どのように接するのか。事件解決のために連れて行く美女は、誰にするのか。 いつも以上に見られる宮之原警部の素顔と、事件解決に絡む美女の内面に触れられる快作!
  • 犬棒日記

    犬棒日記

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻693~737円 (税込)
    犬も歩けば棒にあたる――。その故事のごとく、一歩外に出てみれば、そこにあるのは幸運か災難か!? 巧みな人物造形と心理描写で多くの読者から支持される著者が、街で見た人物や光景を日記形式で描く人間観察記。あなたの身近の風景も、著者の手にかかれば、一瞬にして物語になる!
  • 一夜の櫛

    一夜の櫛

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    これは大人の清廉な恋なのだろうか。打算ずくめの関係なのか。 密かに自慢だった髪の艶とやわからさに気づいているかのように、津加子の髪に触れてきた辻沢。ふたりは同窓会での再会がきっかけとなり、月に数回会うようになった。互いに強く自制していたことで、体の関係には至っていなかった。だが、それで十分であるはずもなく、ふたりは旅に出ることで、関係を深めようとしていた。既婚者同士が小出しにする欲望と理性が絡み合うと、どうなるのか……。14篇を収めた珠玉の短篇集。
  • 心の趣くままに

    心の趣くままに

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    ふと心に浮かんだ感情や光景、自分を見つめ直す言葉、懐かしい記憶──さまざまな思いをあるがままに綴る詩集。/桜が咲き誇る校門の傍で/セーラー服が並んでいた/花束を手に人待ち顔で/現れたのは詰め襟の学生服左胸には青いリボン/(中略)そこにあるのは時が流れても変わることのない/懐かしくて微笑ましい光景/揺れるその髪にその肩に/桜の花びら舞っていた……/「桜」より。
  • 竜の惑星この地球

    竜の惑星この地球

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    心の中の神々はみんな、ここにいるちっぽけな自分なんかより、ずっと本当の自分自身なんだ──。封印を解いて不思議な力を得た小学生、世の中を呪う反社会的人間(サイコパス)、地球の裏側を見たことのある若い女性の3人が織りなす夢と現実と幻と真理の世界。次々登場する竜たち、ドラゴンたちとともにあなたも真の自己に出逢ってゆく、不思議な哲学に満ちた物語。
  • 射なっ!

    射なっ!

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    伝統ある名門私立校、八坂実高校の弓道部に「道場破り」が現れた! 勝負に敗れた弓道部は、保有していた価値のある高価な弓を奪われてしまうという大失態である。部のエースである1年生のヨイチは、それらを取り戻すために「道場破り」について調査を始めるが……。対照的な性格の2人の高校生と、個性ある弓道部の仲間たちが繰り広げる青春エンタテインメント小説。
  • ヴェネツィア便り(新潮文庫)

    ヴェネツィア便り(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    「もし、あなたがこれを読む時、ヴェネツィアがもうないなら、これは、水の底から届いた手紙ということになります」「ヴェネツィアは、今、輝く波に囲まれ、わたしの目の前にあります。沈んではいません」――三十年の時を越えて交わされる〈わたし〉と若い〈あなた〉の「ヴェネツィア便り」。なぜ手紙は書かれたのか、それはどんな意味を持つのか。〈時と人〉を描く懐かしくも色鮮やかな15の短篇。(解説・荻野アンナ)
  • 男坂

    男坂

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    経営していた会社を乗っ取られ、老母の介護のために故郷に帰ったものの、男は惑いと悔恨と憎悪に翻弄される「岬」。刑務所帰りの旧友にしつこくつきまとわれた男は、家族を守るために、旧友のいうなりに金を払ったのだが……「再会」。人生の黄昏時にさしかかった男たちの日常と非日常を緻密に描いた7篇からなる作品集――。
  • 弱虎

    弱虎

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    朝夕「アレ」と唱えていると、勝運が開け、「アレ」が龍の背に乗ってやってくるぞ。そんな雲をつかむような、藁をもつかむような、つかみごたえのない言い伝えが、この村に残されている……。仲間たちと力を合わせて、憎き牛鬼を倒すために周到な作戦を展開した後で、彼らがとった行動とは? ……「トラマニア」にはたまらない、摂津の国・弱虎村の民話、豪華三篇収録!
  • 神の微笑(新潮文庫)

    神の微笑(新潮文庫)

    小説・文芸
    5.0
    1巻693円 (税込)
    無信仰な僕が、一生の間に経験した宗教的現象を次々に想い起すと、これらが単なる偶然な経験ではなくて、偉大な神のはからいによって経験させられたのであろうかと、自然に考えるようになった――人生九十年、心に求めて得られなかった神が、不思議な声となって、いま私に語りかける……。芹沢文学の集大成、九十歳から年ごとに書下ろした生命の物語〈神〉シリーズ。(解説・大岡信)
  • 憑神

    憑神

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    ネズミの異常繁殖によって、北海道大岳町の住人は恐怖の中で生活していた。そんな事態を解決するために、金融業の青江が鼬(イタチ)が町に放った。思惑どおりにネズミの被害は減ったが、錦鯉が喰われたり、鶏舎が襲われたり、乳児が噛まれるという、新たな緊急事態が起こった。鼬の増えすぎたせいだろうと思われたが、警視庁から警察庁に配転された徳田左近は、別の見方を持って、北海道に向かった(「憑神」)。ほかに「幻獣」「禁呪」。 人間の深淵を描く著者の力作全3篇!
  • きみ去りしのち

    きみ去りしのち

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    小学生時代の感覚、中学生の頃の大人ぶりたい想い、高校時代に芽生えた女性への熱くたぎる衝動、そしてバイクでの一人旅……。 子どもの時から大学生に至る、男子の年代ごとに湧き上がる感性を、見事に描いた作品集は、「きみ去りしのち」「TOO YOUNG」「センチメンタル・ジャーニー」「煙が眼にしみる」の4篇から成る。 かつての自分も経験したと錯覚に陥りそうな既視感が、あなたの心を抉る。「シミタツ節」の真骨頂がここにある!
  • [蔵出し]クレオパトラ殺人ルート

    [蔵出し]クレオパトラ殺人ルート

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    売れない演歌歌手・浜路鈴音は、名古屋に戻って心機一転しようとしていた。そんな折、地元の大企業の2代目社長就任祝賀パーティーの仕事が舞い込む。その社長は、高校の同級生、美貌と高貴な雰囲気からクレオパトラと呼ばれていた久理子だった。彼女の周囲には跡目争いのきな臭い噂があり……。華麗な一族を描いた『[蔵出し]クレオパトラ殺人ルート』、他2編を含めた作品集。
  • フォト短歌集 ならやま

    フォト短歌集 ならやま

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「ひと去りて秋の夜長を談山に鬼の出で来て談ふ如し」「そよ風に枝垂桜はたをやめの花簪の如く揺れをり」……鋭いカメラアイで捉えた写真と、五感を解放した伸びやかな抒情歌。日本の原風景や伝統的美意識をふんだんに盛り込んだ、90作品の「旅物語」。誰もが心の中に大事にしまっている、忘れられない美しき思い出を、やさしく再生してくれる一冊です。
  • 女神の罪

    女神の罪

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    病理医の杏里は、浪人中の妹、万里江の世話を母親から頼まれる。妹を預かったものの、うまく意思の疎通がはかれない。彼女に疲弊し始めた頃、CJ病患者の脳の試料が削り取られていたことに気づく。犯人は万里江か!? 感染の危険がある試料を何のために? 医学的因果関係を証明しえない悪は罪に問えるのか? 社会通念上の正義に一石を投ずる医学サスペンス。
  • 桃色の乳頭

    桃色の乳頭

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    東京で夢破れ、実家の牧場に戻った青年・スオウユウキは、陰険な上司&気ままな牝牛に翻弄されつつ、一人前の酪農家になるため&憧れのモエコのハートを掴むため、今日も酪農にいそしむ。引きこもりの親友シュンジや、陽気なネパール人・ダン、それにモエコらと青春を謳歌するユウキだが、牧場経営に関する諸問題が、徐々に前途に影を落とし始め……。
  • 地面師たち アノニマス

    地面師たち アノニマス

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    100億円という前代未聞の不動産詐欺を成し遂げた彼らが地面師になるまでを描く、それぞれの前日譚――。司法書士歴20年の後藤は、一人娘の塾代に困るほど、薄給に喘いでいた。そんな中、山中と名乗る実業家から300万円で不正への加担を依頼される。喉から手が出るほど欲しい金額だが、事務所の所長を裏切れないと拒否。だが、事態は一変し!?(「ランチビール」)など、スピンオフ短編、全7編収録。
  • 豚に食わせろ

    豚に食わせろ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    大坂で、東京で、世界で成り上がるぞ――。 何が何でも成り上がってやると決意した男の、ホンモノの成り上がり物語だ。 手を出したのは先物取引にはじまり、メリヤス販売、魚介加工、そしてたどり着いたのがインスタントラーメンだった。 人々の求めを読み解く力と、先見性に富んだアイデアは、日本人の支持を受け、時代の寵児となっていく。その裏には、男のアイデアと熱意を支える女たがいた――。インスタントラーメンとともに人生を走り抜けた男の、女たちと歩んだサクセスストーリー!
  • 生きいそぎ

    生きいそぎ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    老いを意識しはじめた時、滋味溢れる本書を薦めたい。 友人を亡くしたり、定年を迎えたり、薄毛がさらに細くなったことに気づいたりした時、自分がいきいきと生きていた時のことを懐かしく想うだろう。それは自分が築いた活躍の場所であり、居ていいと認められた場所だった。老い衰える中、活躍の場を失った者は、どう生きるか――。人生の抒情を豊かにを描く比類無き作家「シミタツ」渾身の短篇集!
  • 世にも不幸な男の物語

    世にも不幸な男の物語

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    関越自動車道の高坂SAであった。根室のみる男の相場は三十代後半で流浪者。ただし、根からの流浪者ではない。心の荒廃で窶(やつ)れはてている――。 「世にも不幸な男の物語」はこうしてはじまる。トラック運転手の根室は、バンパーに凭(よ)りかかっていたヒッチハイクの男を、鋭く観察し、乗せてもいいと判断したところから不幸な男の話ははじまる。男の不幸がどうしてもたらされたのか、驚きの理由が! ほかに「始祖鶏物語」「幽犬」。読み応え十分の中篇が全3篇!
  • 血腐れ(新潮文庫)

    血腐れ(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹(「魂疫」)。縁切り神社で行われる“儀式”(表題作)。忌まわしき伝承を持つ鐘が鳴るとき(「声失せ」)。原因不明の熱に苦しむ息子に付き添う私に近づいてきた女(「影祓え」)。身近な者の災難や死が切り裂いた日常。煉獄の扉を開くのは、無念を抱く冷たい死者か、あなたの傍らで熱を放つ家族か。禁忌を踏みこえた先に見える真相。戦慄のホラー・ミステリー短編集。(解説・杉江松恋)
  • サナトリウム

    サナトリウム

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    僕はもう絶望の扉を開いたのかもしれない。知覚してる、していないに関わらず、未来と過去は訪れる。その錯誤によって絶望が訪れる。「過去も未来も現在も駄目なんだろう?」絶望的であっても、好きという感情があれば、生きていける。「だから今しかないんだ。これが僕の出来る事の全てだ」。絶望という過去性にしがみついて、生きていく事しか出来ない僕のダイアローグ。
  • ロウケン

    ロウケン

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「ロウケン」とは介護老人保健施設の略で、分かりやすく言えば老人ホームのことである。本作は、そのロウケンで起きた殺人事件の犯人や経緯を明らかにする物語。ある夜、ロウケンに勤める介護士の里子が、入所者である福井の死に遭遇してしまう。部屋の窓が開いており、福井は他殺と判断される。警察による捜査が進むにつれて、過去と未来、リアルとバーチャル、その間に穿たれた歪みが見えてくる。
  • 消えたい人へ

    消えたい人へ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    あなたを愛する周りの人は/あなたのいない悲しみに/あなたが苦しんだ時間より/もっともっと 長い時間/一生 という時間/悲しみ続けるのだということを/どうか 気付いて下さい/ひっそり死んでいかないで/あなたの為に泣く人は/必ず いるのですから(本文より)──かつて苦しんでいた著者が、今苦しんでいる人たちに向けて力になりたいと一心に願うことでできた詩集。

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