祭りの夜空にテンバリ上げて

祭りの夜空にテンバリ上げて

704円 (税込)

3pt

3.0

テンバリとは露天商用語で屋台の屋根のこと。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行によって失業した渚のもとに、久しく疎遠になっていた父の訃報が入った。しかも、借金の督促とともに。相続放棄をすると、父親の遺した条件のため借金を見ず知らずの他人に押し付けることになってしまう。失業中だった渚に残された道は、父の稼業を継ぐしかない。だが父の稼業、それは渚がもう二度と関わりたくないと思っていたたこ焼き屋――テキヤだった……。お祭りは軒並み見送り、人が集まるイベントも中止、炎天下の路上に露店を出しても集客はできない。八方ふさがりの渚が考えた、起死回生の「この時代のためのお祭り」とは?

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祭りの夜空にテンバリ上げて のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月11日

    コロナ禍の厳しい状況の中での祭り業界……
    あの頃は全ての祭りが中止で、寂しかったですね…。

    テキヤのことを嫌っている渚ちゃんが、1番テキヤらしいって面白いですね。
    あやかし祭り、とても面白そうです!
    どこかでやってほしいですね!
    お化けたこ焼きは……ちょっといらないですかね……
    コロナ禍の売上が期...続きを読む

    0

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