作品一覧

  • 山之口貘詩集
    4.0
    1巻704円 (税込)
    書籍問屋の荷造り人,ニキビ・ソバカス薬の通信販売員,職業紹介所職員など様々な職業を転々としながら,ユーモアにみちた,滋味掬すべき詩を書き続けた詩人山之口貘(1903-63)の詩152篇を精選.結婚願望や貧乏生活,あるいは故郷沖縄のなつかしい風景やビキニ核実験を描いたものなど,誰からも「貘さん」と親しげに呼ばれた詩人の精髄.

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  • 発言・沖縄の戦後五〇年
    -
    1巻942円 (税込)
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ 「あなたのお父さん、お母さんは何歳ですか。あなたはどこで生まれましたか。あなたの家族はどのようにして戦中、戦後を生き抜いてきたのですか。日本敗戦から五〇年の戦後体験と、その精神史を問い返し、共に語ってみたいと著者は願う。特に高校生や大学生などの若者たちと。本書は、沖縄の第一線で活躍する学者、詩人、思想家たち十四人との座談会を中心に、詩人・高良勉の発言を初めて一冊にし、提起する。」 本書は沖縄戦後50年の1995年に初版出版。今回はさらに18年の時を経てあとがきを追記した電子復刻版。 著者は84年に第7回山之口貘賞を受賞、85年に第19回沖縄タイムス芸術選賞・奨励賞(文学)を受賞した沖縄を代表する詩人・高良勉氏。序詩「あたびーぬ うんじ(蛙の恩)」と「私にとっての敗戦後五〇年・思春編」、これに五つの座談会と「アイヌモシリへ」「私の戦後史年表」が収められており、詩人・高良勉の発言集として編集されている。若者たちへ「私(たち)の戦後体験」を伝えたいという目的と熱意は今も一貫している。
  • 沖縄生活誌
    3.8
    1巻792円 (税込)
    11人兄弟の末っ子で兄弟唯一の戦後生まれ。公務員であるかたわら詩人でもある著者が、沖縄の日常の生活を歳時記風に紹介したエッセイ集。旧正月・お盆などの年中行事、唄・踊り・食など民俗文化、基地や沖縄戦の影など、日々の暮らしのなかに、沖縄の森羅万象が顔を出す。一味深い沖縄案内。写真=中平卓馬・恵原弘太郎。

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  • 山之口貘詩集

    Posted by ブクログ

    柳広司「南風に乗る」で知った山之口貘の詩集(岩波文庫)、時間をかけて味わった。好きになった。
    最後に高良勉の解説を読み、柳広司の小説通りの人だと得心しさらに好きになった。
    これからも時々はページを繰ることになるだろう。

    0
    2023年08月16日
  • 沖縄生活誌

    Posted by ブクログ

    世界中が民族独立運動で血を流し破壊行為が頻発している
    単一文化だと言われているこの小さな島国のニホンでも
    沖縄に独立問題がある
    もしも現実問題として「民族自決権」を盾に沖縄が独立宣言をしたら
    国会や官僚そして本土の人達はどう対応するだろうか

    中国のウイグルやチベットや台湾のように
    政治的干渉や武力的な弾圧が起こるのだろうか
    ニホンも御多分にもれず簡単に認めるとは思えない
    揉め事を企て自衛隊を投入するぐらいのことは起こるだろうし
    独立派の抵抗が長引けば少しは血も流すだろう
    それどころか泥沼化するかもしれない

    この場合自分の生き方を宣言しているのは沖縄で合って
    それを阻んで抵抗しているのはニホ

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    2012年09月24日
  • 山之口貘詩集

    Posted by ブクログ

    詩を読みながら、身体が軽くなる心地がしました。
    優れた詩というのは、なべてそういうものかもしれませんが、リズムがいい。
    リズムがいい詩は、心だけでなく、身体にも響きます。
    山之口貘は1編の詩を完成させるまでに、200~300枚も原稿を使ったそう。
    それも頷けるというものです。
    リズムがいいというのは、平易な言葉を使っていることも与っています。
    恐らく中学生程度の国語力があれば、難なく読めるのではないでしょうか。
    内容が薄いというわけではありません。
    むしろ、濃密。
    言葉は平易ですが、徹底的に選び抜かれ、緻密に組み立てられているのが分かります。
    テーマは、貧乏生活や結婚願望、故郷の沖縄などなど。

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    2017年06月14日
  • 沖縄生活誌

    Posted by ブクログ

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    [ 関連図書 ]


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    2011年05月16日
  • 沖縄生活誌

    Posted by ブクログ

    沖縄の暮らしへの穏やかな愛情と、強い信念。織り混ぜ方が確信犯だーと思いつつも、この対比にぐらぐら揺さぶられてしまう。

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    2009年10月07日

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