父と私の桜尾通り商店街
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父と私の桜尾通り商店街

704円 (税込)
352円 (税込) 5月9日まで

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店を畳む決意をしたパン屋の父と私。引退後の計画も立てていたのに、最後の営業が予想外の評判を呼んでしまい――。日常から外れていく不穏とユーモア。今村ワールド全開の作品集!

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父と私の桜尾通り商店街 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    今村夏子さんの書く登場人物は何故いつも社会的地位が底辺で頭が少し弱く普通と少しズレている人ばかりなんだろ
    今村夏子さんの中ではそれが普通なのか
    普通ってなんだろ

    誰かの夢の話を聞かされているような話ばかり
    本当にありそうで無さそうな
    無さそうでありそうなそんなお話

    キチガイばかりでイラつくけど
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    Posted by ブクログ 2023年04月08日

    とんでもなく悍ましいことがサラリと一言書かれてそれ以上言及されなかったり、小さな違和感が散りばめられて、それらが積み重なって異質な世界が作られている。とてつもなくシュール。こんなに惹き込まれるのは何故だか自分でもわからないがとても好き。夜に静かに一人で読みたい。

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    Posted by ブクログ 2023年11月19日

    痛いとこ突くし、野暮でクドいし。意識の中で処理する恥ずいとこ、わざわざ集めてる。スマートな時代に鈍臭い哀愁?みたいなの漂ってる。でもこれってシンパシーかな。自分も生き辛さ感じてるし、結構怯えてるし。

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    Posted by ブクログ 2023年10月31日

    「父と私の桜尾通り商店街」というタイトルと表紙からほのぼの系を想像したけど、良い意味で裏切られる。

    短編集で全て、ぞわっとするようなムム?みたいな感じがあるのだけれど、個人的にはひょうたんの精が一番好きかな。良い話になるかと思いきやぐぐっと方向転換しちゃう感じがいい。

    せとのママの誕生日も、書き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月14日

    表題の作品が、表題の作品に辿り着くまでの不気味な雰囲気をまとめてくれていた。
    全体的に、模索する形で描かれた物語が多いなという印象だった。

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    Posted by ブクログ 2023年08月30日

    7つの短編からなる短編集です。

    今村夏子さんワールドで溢れてます。
    ?な話もあれば、ハッピーな終わり方で終わる短編も。

    3つ目の短編、ひょうたんの精、これはウリキンウワバ!につきますね

    4つ目の短編、せとのママの誕生日という話は、なんとも奇妙な、あんたら3人何してんの!笑という感じ。
    それにし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月11日

    クセになる不穏。やはり今村ワールドですね。
    紫のスカートを読んだときから、
    『なにかが起きそう、、こわいこわい』
    と読み進めてしまう今村ワールド。
    イヤミス程ではない、まさに『不穏』感。
    のわりに、毎度毎度よくわからないオチ。
    だけど読みたくなる今村ワールド。

    嫌じゃないけど、不穏な雰囲気。
    なん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月11日

    今村さんの短編が7つも入っているなんて!
    なんて豪華!!
    『ルルちゃん』と『せとのママの誕生日』が特に好きだった。
    『ルルちゃん』はたまに外で顔を合わすだけの関係じゃ相手の素性なんて分かったもんじゃないなとしみじみ思ったし、ルルちゃん人形を救出してきた主人公に共感できた。
    『せとのママの誕生日』は笑...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月27日

    短編が6つ.多くの人が絡む話ばかりで、個人個人の相互のつながりが社会生活の中で重要な位置を占めていることを明らかにしていると感じた.どの話も面白かったが、元ホステスたちがママの誕生日を祝う「せとのママの誕生日」がなぜか親身が感じられて楽しめた.スナックでカラオケに狂乱した時代があったことを懐かしく思...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月11日

    どの話も不穏だったり素っ頓狂だったりするのだけれど、語り手は「そんなに変ですかね?」とでも言うかのように淡々と語りかけ続けるのでますます心はざわつくし、余白もたっぷりなので色々と考えて、考えさせられてしまう。
    ゆみ子がこの人のどこに惚れたのだかさっぱり分からない、伸樹さんの空っぽな感じが1番怖かった...続きを読む

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