星の子

星の子

650円 (税込)

3pt

林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込み、その信仰が家族の形をゆがめていく。野間文芸新人賞を受賞し本屋大賞にもノミネートされた、芥川賞作家のもうひとつの代表作。《巻末対談・小川洋子》

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  • 映画化

    「星の子」

    2020年10月9日公開
    出演:芦田愛菜、岡田将生、大友康平

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星の子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    信じるってなんだろう
    信じているものが怪しくても本人たちが満足して納得して幸せなら他の人があれこれ言う権利はあるのか
    信じることって悪いことなのか何を信じればいいのかそんなことを考えさせられる作品だった
    淡々と物語は進むが常に信じることについて問われている気がして悶々とした

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    昨年映画を観てすごくよい作品だと思ったけれど、小説も素敵だった。映画で感じた空気感と小説だからわかる繊細な心情の動きが合わさり、より深みをもって読めた気がする。
    信仰を持たずに生きていると、宗教、特に新興宗教に入信している人たちに対しては「ヤバい」という一方的な線引きを行なってしまいがち。しかし信じ

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    物語を読み進めていくにつれてだんだん「わたし」の状況がわかってくる不思議な読書感。
    私自身も大学時代バイト先の友人に誘われて集会に行ったことがある。何人かのグループに分かれて、話になって座って自分の話をした記憶がある。
    全面に宗教は出てこなかったし、誘ってきた女の子も全面には宗教感は出してこなかった

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    あらすじを読んだとき、あぁ、きっと「家族の崩壊」とか「家族愛による救出」みたいなテーマなんだろうなと思ったけど実際は全然違って、「信じる/信じない」というのが最大のテーマだと感じました。
    愛する両親の信仰と世間の意見の狭間で揺れる主人公の気持ちが切ないしとても共感できて胸が苦しく余韻が残る1冊。

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    以前、情報番組で宗教二世をフィーチャーした回を見たことがあります。その宗教は度々トラブルを起こして世間を騒がせていました。
    匿名で番組に出演していたAさんは、親が信者であり、自身も生まれた時からその団体に所属しています。
    客観的に見ると、怪しいしアウトでは?と思ってしまいますが、信者がいるというのも

    0
    2025年02月22日

    Posted by ブクログ

    今村夏子さん『むらさきのスカートの女』からの2作目!
    ある出来事から宗教を信仰する主人公ちひろとその家族の話。
    ちひろは実際のところ宗教を信仰しているかは分からないが、ちひろの友達や親戚の宗教に対する感じ方も書かれており、ちひろは当たり前のことをしている感覚だが、客観的に見た時に全然違うのが気味悪い

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    じわっと怖いラスト
    じわじわっとくる作風 何がくるのか言語化できないけどじわじわ迫ってきてゾワっとするのがなかなかクセになる作家さん

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    いわゆる宗教2世である、中学3年のちひろの目線で
    物語は進みます。
    両親が宗教にのめり込んだきっかけは病弱だった自分。
    なんとも言えない状況だけど、そして姉は出て行ってしまったけど、意外にもちひろは明るく過ごしている。
    その明るさが切ないなぁ。
    信仰って救いなんだろうけど、難しい。
    ラストは私には薄

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    何年か前に映画『星の子』の完成報告イベントで、芦田愛菜さんが語った「信じること」についての言葉

    『「信じる」とは、理想像に期待するのではなく、相手のすべてを受け入れること。揺れる自分や相手の様々な面を受け止めることが、本当の信じる姿ではないか。』

    この言葉がずっと心に残っていて、ようやく原作を手

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    大人は子供にとって、大きく強い。それは良くも悪くも。常に大きな影響を与えている。
    親のみでなく、教師、友達の親、または全くの他人であっても。
    子供はその影響から逃げることができずに、凹む、破れる、割れる。そしてまた、いびつに組み立てる。(自分の手で)

    大人の善意がかえって子供を絶望させることもある

    0
    2025年07月31日

星の子 の詳細情報

  • 映画化

    「星の子」

    2020年10月9日公開
    出演:芦田愛菜、岡田将生、大友康平

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