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「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録。
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Posted by ブクログ
おもろい。 語り手(主人公)が空気すぎる笑 友達になりたい目的があるものの、やっていることは四六時中監視しているストーカー笑 ただ、うっすらと同一人物?と感じることも、、 芥川賞受賞記念エッセイも素敵でした!
ずっと不気味な雰囲気で、違和感を覚えながらも読む手が止まらなかった。ラストはいろいろな解釈ができるらしい。もう一度読んだら何か別の発見ができそう。
妖しい雰囲気に耽溺
⚫️至ってシンプルな文章にもかかわらず、妖しい夢を見ているような世界に誘われる。⚫️何が言いたいのかはワケワカメであった。読了感はTV版エヴァンゲリオンを観た後に近い。⚫️むらさきのスカートの女はコミュ障気味のようだ。コミュ障が最低限度の社会生活を営むためには、元気な挨拶と一人でも友達を作ることが必要である。友達作りはハードルが高いように思えるが、ボッチだと思っていても、黄色いカーディガンの女のように友達になりたいと思っている人は意外といるものだ。至ってシンプルな感想を持つ。
#切ない
冒頭数ページで面白さを感じた 読みやすい 不気味 語り手が、一般的な小説の語り口みたいな時と、登場人物としての主観的な時が曖昧に混ざってて、新しい感覚だった
これはむらさきのスカートの女であり、黄色いカーディガンの女 読み進めるうちに境界が曖昧になっていく どこからが他人でどこからが自分か どこからが憐れみでどこからが嫉妬か 他人を見ているようで自分を見ている 他人を助けているようで本当に助かりたいのは自分ではないか こういう陰湿な話私は好き
読みやすかった。 最後むらさきのスカートの女はどうなったのか…。 そして一番ヤバいのは主人公。もはやストーカーなのよ笑
むらさきのスカートの女を眺める、きいろいカーディガンの女の一人語りですすむストーリー。 むらさきさんもなかなかだが、きいろさんもかなりヤバい。 ラストに明かされるちょっとしたホラー?があり、うぉってなる。
ある女性を執拗に観察する「わたし」の視点から人間の執着や狂気を描いた不気味な小説です。 派手な怖さではなく日常の中にある違和感が徐々に大きくなっていくのが魅力だと思います。 誰が本当におかしいのか分からなくなる、じわじわ怖い作品。
「紫のスカートの女」という対象を追いかける主観描写の小説。 理由のない執着を見せつけられる本作は、 詳細な心理描写からか、 終盤まで劇的なことこそなかれど、 手に汗握るといった読書体験を楽しめた。 結局主人公の属性は何一つわからないが、 異様なまでの執着を持つことは楽しい、 という非道徳的な愉悦を体験できた気がする。 俗物的な言い方だが「最低最悪の推し活」。
序盤からの精度の高いストーキングにびっくりしたけど、続きが気になって一気に読んでしまった。日常的にいないものとして扱われているからこんなにも自分と近しいものに執着するのかなと思った。
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