今村夏子の作品一覧
「今村夏子」の「とんこつQ&A」「むらさきのスカートの女」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「今村夏子」の「とんこつQ&A」「むらさきのスカートの女」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
優しい人でいたい。その想いは人一倍あるはずなのに、周りの人や大切な人を次々と傷付けてしまう。自分がいると周りが不幸になる、でもどうして良いのかは全く分からない。その想いはいつの間にか自分自身をも傷付ける。
あみ子は世界とのずれに臆する事なく進み続けるんだけど、自分はこのズレを敏感に感じ取ってしまって言葉を出せなくなる事が良くある。優しさよりも傷付ける怖さを強く感じてしまう。
あみ子も気付かず振る舞っているようで実は誰よりも実感してる。だからこそ、こちらあみ子、応答せよ。と、か細く唱え自分の秘めた想いを電池のないトランシーバーにぶつけるシーンは胸が苦しくなった。声は出るのに、届く仕組みだけの
Posted by ブクログ
なんとも言えない気持ちを引きずっています。
あみ子は純粋でおおらかで人を喜ばせたいと思える子。だけど常識的に関わるのは難しく、適切な対応が必要な子なんだと想像できます。
診断されて「支援が必要」となれば周囲も「そういう子」として付き合えたかもしれない。この子は違うんだから、と。
でもその区別なしに皆に受け入れられる事は難しい。同級生はあみ子を全く理解できないし、迷惑を被ることだってある。
明確に区別された方があみ子はあみ子のままでいられると考えてしまう自分にもモヤモヤ。うーん。そうなの?どうなの?モヤモヤ。
家族も周りもどんどん疲弊して壊れていくのを、あみ子はどう受け止めていたんだろう。
あみ
今村夏子さんのデビュー作で話題の一冊。昨今注目度の高い、学習や感情面での障害についての問題提起的なものも感じつつ、自分の理解できない人間に対して「気持ち悪い」と感じてしまうことについて考えさせられる。
Posted by ブクログ
今村夏子さん、初めまして。
大好きです。
語られる視点が、私にとっては初めての視点で、それがとっっても新鮮で面白くて大好きでした。
信頼出来ない語り手とも言えるのかもしれないけど、それとはなんかまた感じ方が違う、本当に不思議な読書体験でした…!!
どういうことかというと、語り手が、「むらさきのスカートの女」を追う「黄色いカーディガンの女」なんですね。
その黄色いカーディガンの女から見た、むらさきのスカートの女を語ってくれるのですが、ストーカー状態なので、ほぼ作者が神の視点でむらさきのスカートの女の全ての行動を語ってるように思うんですよ…でもふとした瞬間に本当の語り手である黄色いカーディ