「今村夏子」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2017/07/07更新

ユーザーレビュー

  • 星の子
    ほぼ全編、少女とその両親の何気ない日常が続く。小学校の国語の教科書にでも載せられそうなくらい、ほんわかとしていて、主人公と友達達とのやりとりも、思わず口元が緩むような優しさがある。
    にもかかわらず、というか、だからこそというか、読み手側は、後ろに流れる不穏な影をずっと感じたまま、緊張しながらページを...続きを読む
  • こちらあみ子
    デビュー作にして太宰治賞、三島由紀夫賞を受賞した表題作ほか2編。

    知的もしくは発達障害と思われる「あみ子」は、突拍子もない言動で周囲の人たちを疲弊させていく。悲しいことに、彼女のまっすぐで情熱的な思いは、好きな男の子にも両親にも受け入れてはもらえない。
    そんな重い題材を取り上げながら、暗くならず、...続きを読む
  • こちらあみ子
    ものすごく映像的で、私の頭の中では、もう映画化されてるくらい。傑作だと思います。
    クッキーからのくだりの、「好きじゃー」「殺す」の繰り返しは最高に笑えたし、兄がライオン丸になって颯爽と登場するところは、かっこいいし、坊主頭のところは切なくなる。
    不穏だけれども、根底には映像的なセンスと、野良的なユー...続きを読む
  • こちらあみ子
    周りの人との間に大きなズレを抱えている
    あみ子が、家族や、好きな男子との間で色々あって、
    その度、あみ子は何も問題を感じてなくて、
    でも周りにとっては大問題だったりして、
    うまく歯車が噛み合わなくなって。
    あみ子は、周りの価値観的には「不幸」とされる境遇で、
    それを感じずにガハハって笑っている。
    ...続きを読む
  • こちらあみ子
    久しぶりに体に強く残る小説を読んだ。
    あみ子の言動や行動は、周りの人間たちを不安にさせ苛つかせる。それは行動の奇抜さよりも、世間に縛られない純粋な感情表現に対する嫉妬や憧れから湧いてくる感情だと思う。
    誰もが少なからず「あみ子的な純粋さ」を持っていて、本作品は純粋さを揺さぶる触媒として強く作用してい...続きを読む

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