今村夏子の作品一覧
「今村夏子」の「むらさきのスカートの女」「とんこつQ&A」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「今村夏子」の「むらさきのスカートの女」「とんこつQ&A」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
へんてこ小説の金字塔
まさにその通り!登場人物かなりへんてこだった。
でも、主人公もへんてこなのにそれを全くへんてこだと思っていないところに奇妙な歪みを感じて、むず痒い。
この世のみんなちょっとへんてこで浮いてて、本当は自分も浮いてるのかもの地面がぐらぐらするような読後感があります。
私は特に良夫妻が好き。
偽善というか、奉仕の心を持っていると思ってるけど、実際は自分が1番大事で薄っぺらい関係しか気づけない。本人も薄々気づいてるけど、かと言ってそれで日常が大きく変わることはない。タワマンには住めない、普通のなんてことないありふれた夫婦。私も彼らだし、彼らも私。
人のすれ違いや交わりを書く
Posted by ブクログ
今村夏子のユニークさは万人が感じ入るところであろう。
だけど、なぜユニークなのか、と問われると言い淀んでしまう。明確に示すのが難しいこともあるが、明確にしてしまうことをためらわせる仄暗い場所にその魅力が隠されている。平時では見えないふりをしている人間社会の裏側が顕現しまうことが恐ろしい。
では、「あひる」について。
愛くるしいあひるを介して育まれる一般的な家庭と近所の子どもたちとの触れ合い。和気あいあいであるべきテーマである。ハートウォーミングな展開も期待できる。だが当然、裏切られる。
語り手の不遇、家族間の不和、新興宗教の影、弟の粗暴と人間の実存に関わる問題がぽつりぽつりと現れてくる。
Posted by ブクログ
文庫本にエッセイが入ってるということで再購入して再読しました。
主人公が家賃も払えないくらい困窮しているのに、ちゃんとした暮らしをしようとか、今後の生き方とか将来について考えることもせず、むらさきのスカートの女と友達になりたいと思いながら異常に観察をし続けて、結局友達にはなれず、所長にお金を無心するところがやっぱり面白い。
こんな主人公見たことない、、
友達にはなりたくないけど、こんな人いたらちょっと羨ましいなと思ってしまうかもしれない。
毎日とにかく平穏に暮らしたい、普通の大人として見られたいと思って読めない空気を読みながら、正解なのかな間違ってないかなと思いながら生きてる私にはとても魅力的