あらすじ
「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録。
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Posted by ブクログ
面白い!
淡々とじわじわと狂気が伝わってくる。
一人称視点でありながら、その視点の人物そのものに一番狂気を感じるところがたまらない。
最後、むらさきのスカートの女の始めと同じ状況になるというのも面白い。
Posted by ブクログ
文章がすごく読みやすかった、
文がすらすらと頭に入ってきて
スムーズに読み進めることができました。
物語全体がどこか異質で私好みの小説でした。
主人公もむらさきのスカートの女も
狂ってて好き。
二重人格説や妄想説があるけれど
自分は別人説だと信じたい…!
読んだ後に表紙を見返してみると
「そういうことか」と腑に落ちる。
最近読んだ中ではお気に入り
Posted by ブクログ
【本を読もうと思った理由】
自作の選書アプリを使って、最初に出てきた本。自分のこれまでの趣向の外にある本を、どれだけ楽しめるか試したくて選んだ。
【本の感想】
何とも言えない読み心地に引き込まれて、一気に読んでしまった。
物語は、終始主人公の主観で語られる。主人公がむらさきスカートの女をどのように見ているのかはわかる一方で、周囲がきいろいカーディガンの女をどのように見ているかは描かれない。なぜなら、本人がそこに意識を向けていないから。一方読者は、読み進めるほどに黄色いカーディガンの女がヤベーやつだと気づき始める。
Posted by ブクログ
えー!!って感じというよりは、「…あっ、え?んん?ちょ待っ、……えー…」って感じ
語り手(主人公)が一人称だと自分と語り手を重ねてしまいがちなんだけど、この本はそれを否定した。行動の目的も、考えていることも、必ず明記されるとは限らないよねー
Posted by ブクログ
最初はむらさきスカートの女の異常行動を楽しむ小説かと思っていたら徐々に内容が移り変わっていった。ストーリーの時系列が一本でわかりやすく尻上がりに面白くなる作品だった。
Posted by ブクログ
再読。今村夏子さん作品独特の不穏な空気感がやはり好き。
作中の異質なものに対する人々の無遠慮な眼差しを通して、確実に自分のなかにもある選民意識に気付かされていつも胸騒ぎがする。
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夏になると読み返したくなる本。
初めて読み終えた時は、派手な展開は無いけど読み進めると違和感が積み重なって不気味に感じ、誰かを気にすることと執着することの境界が曖昧になっていくような不思議な感覚になった。また来年も読み返すと思います。
妖しい雰囲気に耽溺
⚫️至ってシンプルな文章にもかかわらず、妖しい夢を見ているような世界に誘われる。⚫️何が言いたいのかはワケワカメであった。読了感はTV版エヴァンゲリオンを観た後に近い。⚫️むらさきのスカートの女はコミュ障気味のようだ。コミュ障が最低限度の社会生活を営むためには、元気な挨拶と一人でも友達を作ることが必要である。友達作りはハードルが高いように思えるが、ボッチだと思っていても、黄色いカーディガンの女のように友達になりたいと思っている人は意外といるものだ。至ってシンプルな感想を持つ。
Posted by ブクログ
権藤の常軌を逸したストーキングも、悪いことをしているという意識のない語り口からあまり怖さを感じなかった。しかし少しずつ少しずつ体を蝕むように「むらさきのスカートの女」に魅入られ、自分自身の生活が崩れていく様子が、最後の方では身震いするほどの恐怖を感じた。
帯にもあるように「なぜ執着し続けるのか」明確に語られることはなかった。でも、たぶん「むらさきのスカートの女」になりたかったんだと思う。なんで成りたかったのか。どんな形であれ人に注目されたかったのかもしれない。人に相手にされたかったのかもしれない。
誰にも相手にされない自分。誰にも印象に残らない自分。「むらさきのスカートのおんな」が羨ましかったのだと思う。
Posted by ブクログ
最初あまりにも「わたし」がむらさきについて詳しすぎるため、もしかして二人は同一人物で自分自身を俯瞰して見ているのかとも思ったが、そういう訳ではなさそう。
序盤明らかに悪い意味で存在感を放ってるむらさきのスカートの女も次第に「普通の人」に成り上がっている。
それと対照的に「わたし」、「黄色のカーディガンの女」はずっとそこにいたんだってくらい存在感がなく、むらさきのスカートの女のような存在感ある人に憧れてるのではないかと思った。そしてその憧れがエスカレートすればするほど自分の異常性(無断欠席遅刻、家賃滞納、盗難などなど)に気づかない。むらさきスカートの女のことなら手に取るようにわかるのに自分自身のことはなにもわかってない、客観視できてない。
最後には子供にポンっとタッチされて自分がかつてのむらさきのスカートの女と同じ立ち位置に、つまり目立った存在になるわけであるが、それは悪い意味での目立ちというのがなんとも皮肉的。
今までは目立ってなかったからこそ、無銭飲食や、バザーでの備品の無断売買もむらさきのスカートの女に擦り付けることができていた。しかし、自分を客観視できていないまま、目立ってしまった今、この先起こることが良い結末になるとは思えない。
結局なにを伝えたかったのかを考えると、やはり何かに憧れると、自分自身を見失うということ。そこまでして憧れた人のようになることで本当に自分にとって良い方に向くのか、、、
盲目にならず落ち着いて生きたいな
みたいなことを思った小説だった。
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とても短い話だが、面白くてページをめくるのが止まらなかった。まんまとだまされた。
異様な感じがずーっと続くので何が起こるか気になって、数時間で読み終えた。本を読み始める人はこれくらいのから入ればいいと思う。
Posted by ブクログ
最初はむらさきのスカートの女がやばいのかと思っていたし、言い回しや表現が面白く時々フッと笑っていた。……が、途中から主人公のやばさに気付き笑えなくなった。そして、凄く引き込まれた。
むらさきの女を見ている黄色いカーディガンの女を私が見ているのだ。黄色いカーディガンの女がむらさきの女の言動を知りたがり、私が黄色いカーディガンの女がなぜこのような行動をするのかが知りたくて熱心に観察している。
経験したことの無い感覚だった。
最後はぬるっと終わり、少し驚いた。
むらさきの女が居なくなったのを埋めるかのように、自らがむらさきのスカートの女のようになる。
自分の生活を犠牲にしているにも関わらず、なんの焦りもなく、ただ専用の椅子に座り、むらさきのスカートの女が戻ってくると信じて代わりに座っている様子がゾッとした。
Posted by ブクログ
一風変わった女、むらさきスカートの女。
その女を観察する私。
観察しすぎて序盤の段階で一風変わった女はわたしだと確信した。
私はストーカーであり盗人であり、勤務態度も悪い。
物語は特別大きな事件も起きずに淡々と進む。
にも関わらず読み心地が良く、最後まであっという間に読んでしまった。読後感としては無。でも読んでいるときは心地よかったな。
Posted by ブクログ
不思議なストーリーだか、読んでいるうちに語り手の異常さに気づけるのが気持ちよく、ページを捲る手が止まらなくなる(私だけが気づいているという感覚がある!)
語り手がむらさきのスカートの女を観察するように読み手も語り手を観察しているという構造がおもしろい
深く考えずに読むのがいい
Posted by ブクログ
☆3.5 ひたむきさ
着実な小説である。丁寧に書かれて瑕瑾がない。スコップで穴を埋め立てていく作業のやうに気の遠くなる丁寧さだ。なほかつふざけてゐる。が、本人にはふざけてゐる意識はない。天然かもしれない。
要するにこの作者は才能であって取るべくして芥川賞を獲った。手ざはりは『コンビニ人間』と似てゐる。どちらも技巧ではない。作者から滲みでてきたエキスが陰翳を与へてゐる。
むらさきのスカートの女はこの作者であり、またこの作者はむかし、むらさきのスカートの女だったのだ。
Posted by ブクログ
初めての書籍レビューがこの作品で大丈夫かな
と思いつつも、
咀嚼できてない箇所が多いはずなのに、
作品の感想がポンポン出てきそうなので
出てきたまま入力してみよ♩
ミステリーと聞いていたので
何か事件が起きるのかなと安直な考察で読み始めたけど、
どんなに読み進めても、とある街のちょっと気になる人の日常が描かれていくだけ
確かに違和感のある人だな〜でもこういう人いるいる。
だけど自分でも気が付かないうちに違和感の対象が語り手に移ってて、しかもかなり不気味で異質で
常に事件の一歩手前にいるような恐怖を感じた。
おぉ、これもミステリーなのね、とジャンルの幅を学びました
作者の真意に気が付けるほど、まだ脳みそが日本文学の奥深さを習得していないので
私にはまだ早かった作品なのかもしれないけど
他人に興味を向けて、比較して、執着して…
これって誰しも経験あることかなって
韓国のスリムで可愛いアイドルとか、お金持ちに生まれた同級生とか、
そんな人たちをSNSで見てはメイクとか真似てみたり…生活水準の違いに嫉妬したり…
自分の理想像を目の前にして、ついつい追求して、比較してしまうけど、
そんなことしてるうちにその憧れの他人はもっと自分を磨いて魅力的になってるかもしれない
そんなのちょっと、悔しいじゃん?それに追いつけないっていう敗北感もあるじゃん?
だったら、私も私を磨いて私という個を確立して
誰かの興味の対象になれたらいいのか
と、何故か思いました。
まさか、ミステリーでこんな人生観を見直すことになるとはね
全くの的外れかもしれないけれど、
私はこの作品を読んで、ちょっとだけ自分を磨いていこうと思いました。
Posted by ブクログ
いく通りもの読みが成り立つ作品であり、同時に、解釈など必要としない作品なのかもしれない。
主人公の観察対象である「むらさきのスカートの女」は、良くも悪くも他人の視線にさらされる存在である。物語の冒頭では少し変わった人として注目され、職を得てからは、挨拶の大きさや人当たりのよさによって職場の先輩や公園の子どもたちの心をつかむ。その一方で、やっかみによって噂の対象にもなっていく。
それに対して、語り手である「黄色いカーディガンの女」は、誰からもその存在を意識されない。もちろん、まったく見えていないわけではないのだろう。しかし、まるで存在しないかのように扱われている。だからこそ、ありえない距離感で観察を続けることが可能だったのかもしれない。
私には、「むらさきのスカートの女」よりも、語り手である主人公の存在を認められたいという承認への渇望、他者の視線によって成り立つ自己の方が、この作品の主題であるように感じられた。
そして印象的だったのはラストである。むらさきのスカートの女がいなくなった後、それまで誰にも意識されることのなかった黄色いカーディガンの女が、「見える」存在になったことをうかがわせる描写にはっとさせられた。
Posted by ブクログ
面白くて一気に読んでしまった。
むらさきのスカートの女をストーカーしてる主人公がどんどん怖く感じてきてすごかった。
最後のエッセイは著者の心の弱さが垣間見れて読んでいて少ししんどくなってしまった
Posted by ブクログ
むらさきのスカートの女 7/10 今村夏子 2025 2月18日
初めはむらさきのスカートの女がヤバい奴なのかとおもっていたが、ストーリーが進行しむらさきのスカートの女が人間としての輪郭が浮き上がってくれば来るほど"わたし"の狂気が浮き彫りになっていくに戦慄した。ただ単にストーカーなだけではなく無銭飲食したりバザーで備品売ってたり無断出勤したり。ほとんど"わたし"の情報は明かされず誰も気が付かないのが不気味でそんな人間が社会性を保ち日常に紛れているのがこの本の纏う薄気味悪さなのかなと感じた。
Posted by ブクログ
終盤にかけての駆け足感はあったが、独自性のある設定で没入感のある読書体験だった。
主人公が紫のスカートの女に対する執着心がすごい。どこからそのモチベーションが湧き出るのか。と思ったが、他の人から見たら「なんでそんなことにそんなに執着するの」というものを自分も持っているかもしれないと気づかされた。主人公が紫のスカートの女に執着するように自分達もそれに準ずるものをもっていたりするのかな。
それにしても終盤の主人公の行動はすごい。所長と紫のスカートの女がトラブルになることを予期していないとあそこまで準備はできないのではないか? それともこうなることを見越していた?毎日紫のスカートの女の観察日記を書いているからこそ気づけたのだろうか。
紫のスカートの女が消えた後に、自分が紫のスカートの女になりきりながら?紫のスカートの女の帰りを待つところも主人公の異常性が垣間見られて面白い。執着すごすぎ。
それにしても、自分も主人公のような人物に観察日記をつけられていると思うと恐ろしい気分になる。
他の方が書かれているように主人公の異常性が面白く、こいつやべえな、、と思いながら読み進めていくのが楽しかった。
まだ巻末にあるエッセイと解説はは読めていないのでそちらも読んでいきたい。
匿名
あまり分からなかった
不気味でゾクゾクするよと進められた本ですが
私にはどこでゾクゾクするのかは分かりませんでした、主人公の観察力が物凄いところにはずっと違和感がありましたが、それ以外は普通の日常を書いたお話のように思えました
Posted by ブクログ
【むらさきのスカートの女】
タイトルからてっきりむらさきのスカートの女が主人公なんだと思ってました。これは何小説なんだろう?ストーカー小説……?( ˙꒫˙ )
どこか非現実的なところが良いですねヾ(*´˘`*)
今村夏子さん初読みでしたが面白かったです
ჱ̒˶ー̀֊ー́ )
Posted by ブクログ
文章も読みやすく、所々くすっとさせられるノリも良かったです。
感想の中には最後の終わり方が分からないとあったけどその後のエッセイとか読むと
『そんな感じでこれが出来たんだ!』と
納得。
同作家の別の著書も読んでみたくなりました
Posted by ブクログ
なんかよくわかんない人がよくわかんない人に執着してよくわかんない感じになった!新感覚!
自分はエンタメ的にしか消費できなさそうだけど芥川賞受賞しているくらいだから色んな読み方ができるんだろうな、他の人の感想が見たくなるタイプの本
Posted by ブクログ
なんだこれという、一言では言い表せないような読後感。読みやすい文章と短い物語で一気に読み終えただけに、不可解で謎めいた雰囲気が際立った。純粋なミステリーやホラーではないのだろうけど、それに似た不穏で背後につきまとうような怖さを感じた。書評で様々な解釈ができると言われており、自分に当てはまる解釈を探し出してすっきりさせたいという気持ちになった。後味が悪いという意味でのモヤモヤではなくて、読んだ後の解釈への興味を駆り立てるワクワクにも近くて、中毒性があるというのも少しわかる気がした。サクッと読めて変わった読書体験ができるので、タイパに富んだ小説だと思う。
Posted by ブクログ
友達が貸してくれた本
1時間半くらいで一気読みした
純文学は難しいなあと思いながら読んだ
黄色いカーディガンの女は、むらさきのスカートの女の生活についてすごく把握してた こわい
求人情報をむらさきのスカートの女が座るベンチに置いたり、シャンプーの試供品を女の家の玄関ドアにかけて置いたり、たくさんの痕跡を残しているから、黄色いカーディガンの女に気が付かないなんてことあるのかな?と疑問に思った
最初の方のむらさきのスカートの女のイメージは、社会に適応することができず、生活していくお金だけの為に日雇いなどのアルバイトをしている寂しい人だった
しかし清掃業のアルバイトを始めたことで、周りと仲良くなり、挨拶で声を出し、男と不倫もする
この差がすごく奇妙だった
Posted by ブクログ
(良)とても気になるタイトルと表紙。むらさきのスカートの女はどこにでもいるようでいない、印象的で小学生から人気で、不思議でみんなが少し気になる存在。不器用に思える彼女がやっと就職した先では社の備品の窃盗を当たり前に自慢してくるような先輩達。口を揃えて「みんなやってるから」そこはすぐに辞めた方がいい。いい影響があるとは思えない。胸を張って歩けなくなる。何もできないけど悪いことだけはしたくないのだ!と、この小説を読んでなぜかそこに一番引っかかりました。
Posted by ブクログ
読みやすい純文学といった感じであった。
セリフが多かったのでスラスラと読むことができた。
私がむらさきのスカートの女を観察する二人称視点の物語なのだが、観察の様子が細かく時々むらさきスカートの女の一人称のように錯覚することがあった。
それでもスラスラと読めてしまう文章を綴る今村夏子の文章力には驚いた。
むらさきのスカートの女へのイメージは目まぐるしく変わっていった。
生活水準の低い哀れなおばさんかと思いきや、愛嬌のある若い女性に見えて、狂った女にも見えてくる。
最初こそはむらさきのスカートの女に不気味な印象を感じたが、次第に私にも不気味な印象を覚えてきた。
ストーカーのようにむらさきのスカートの女を追跡し、危機に陥ると自らを犠牲にしてまで力になろうとする。そんな私の執着心にも不気味さを感じた。
背筋が冷えるようなどこか不気味な読書体験ができ、夏にピッタリであった。
普段はエッセイを読むことがないので巻末のエッセイも作者の頭の中を知ることができて新鮮であった。
Posted by ブクログ
2016年芥川賞受賞作。
’黄色いカーディガンの女’の視点で話が進む。
’黄色いカーディガンの女’は’むらさきのスカートの女’と友達になりたいようで、ずっと意識して一挙手一投足を追っている。
むらさきのスカートの女を追うために、無銭飲食をしてそのことにまるで罪悪感を抱いていないかったり、その意識の仕方が異常で狂気じみている。
と、同時に自分の生活はままなっておらず、仕事先の備品を売ってお金を作っていたり、裁判所から明け渡しの催告状が届いていたり、、
色んな読み方ができる本だと思った。
・黄色いカーディガンの女は他者に意識が向きすぎて、自分の行動を顧みられていない。他者に意識が向いた分、自分を顧みるエネルギーはなくなるのではないか?(自分というか、他に注ぐエネルギー)
・むらさきのスカートの女はお話の中で他者によって印象や評価が変わっていく。社会の中で「その人自身」ということは存在するのか?
・黄色いカーディガンの女はなぜここまで、むらさきのスカートの女に執着しているのか?「友達になりたい」と出ていたが、どうして自分から話しかけたりしないのか?
・お話の中で黄色いカーディガンの女の存在がここまで薄いのはなぜか、、、
私は黄色いカーディガンの女は他者に意識が向きすぎて、自分の行動を顧みられておらず、自分がないがしろにされているように感じた。
他者に意識が向きすぎて自分のことを考えられなくなることは、自分に意識が向きすぎて周りが見えなくなることと同様に怖いことだと思った。
私は、客観的にみて、まずは自分を満たすために、自分が大切だと思えるものにエネルギーを注ぎたいと思った
Posted by ブクログ
150ページ程で1時間くらいで読み終えました。
ずっと一人称で進んでいく物語を読んでみたくて、こちらに辿り着きました。一人称で進んでいくわりには没入感が低く、個人的には物足りなかったです。
Posted by ブクログ
表紙が気になりあらすじを読むと、なんだか訳の分からないストーリーで余計に気になった。数ページ読んでもその印象はますばかりで、結局買ってすぐに読み切った。純文学に馴染みがなく、そうだと認識していなかったので面食らったが、面白かったと思う。
あとがきでは、作者の繊細さが伝わってきて、不思議な気持ちになった。
何に惹きつけられたのかわからないが、リアルで不気味で魅力的、また別の作品も読みたくなりそう。