【感想・ネタバレ】むらさきのスカートの女のレビュー

あらすじ

「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録。

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Posted by ブクログ

なんだこの小説は…!!

この小説はなんなんだろう?!どういえばよいのか?

「不穏」という言葉が適しているのか分からないが、主人公の行動の異常性、むらさきのスカートの女の不思議さが、ずっとじとーーーっと漂っているのが、心に引っかかるのに、読みにくさが全くなく、どんどんページをめくっていた。

淡々と進んでいく日々が描かれるのかと思ったら、ラストに衝撃的な展開が待っていて、ハラハラドキドキさせられた!

あとがきも作家らしさが全開で、全部読み応えがあった!!!

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

〈わたし〉の「むらさきのスカートの女」への
原動力は一体何なのか…
こんなに秘密を覗き見できる小説は他に無い

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

おもしろかった!むらさきのスカートの女と友達になりたい主人公の行動はもはやストーカーの域……
最初は笑ってしまう物語もよくよく考えると主人公の生活も気になりだしてくる。怖さと不気味さ、それと孤独に生活は続いていく現実とファンタジーを見せられたような気がする。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

いろんな感想を抱く人がいるであろう芥川賞受賞作。私は大好物です。

読む前のあらすじでは「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が奇抜な行動を起こすのかな、とちょっとホラー寄りな展開を予想してました。
が、読んでいくうちに、あれこの人ちょっとおとなしめの普通の人だぞ、むしろ語り手の「わたし」の方がヤベー奴だぞとその文体に惹き込まれ、結末まで一気読みさせて頂きました。

後、文庫版に収録されている著者エッセイのスルメイカの干物エピソードが最高です。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

今村夏子さんは相変わらず読み手に自然に違和感を抱かせる天才だなと思った。自分の身の回りにありそうなことなのに、不気味で、ページを捲る手が止まらなかった。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

今村夏子さん、初めまして。
大好きです。

語られる視点が、私にとっては初めての視点で、それがとっっても新鮮で面白くて大好きでした。

信頼出来ない語り手とも言えるのかもしれないけど、それとはなんかまた感じ方が違う、本当に不思議な読書体験でした…!!

どういうことかというと、語り手が、「むらさきのスカートの女」を追う「黄色いカーディガンの女」なんですね。

その黄色いカーディガンの女から見た、むらさきのスカートの女を語ってくれるのですが、ストーカー状態なので、ほぼ作者が神の視点でむらさきのスカートの女の全ての行動を語ってるように思うんですよ…でもふとした瞬間に本当の語り手である黄色いカーディガンの女のプライベートな話があったり、主観があったり、黄色いカーディガンの女が、音で憶測するしかないむらさきのスカート様子があったりするんです。

だから、「あぁそうだった。これはあくまで黄色いカーディガンの女が語り手であって、全てを知り得ている神の視点をもつ語り手じゃないんだった」って急にまた超現実に引き戻されるんですよ。

もうそれがなんか読んでいて不思議でたまらなくて。この感覚たまんないですね。

その読む視点のこと以外にももちろん面白いところは沢山あります。例えば問題提起されていることが沢山あって、非正規雇用のこと、女が多い職場特有のこと、人間の孤独について、「変わった人」をいやに気にする「他人」について。

色んな人に読んでもらって、語り合いたい本。たっくさんの視点から語り合えること間違いなし。

文庫本の最後についていたエッセイも良かった!最近たまたま辻村深月さんの子育てが出てくるエッセイとか、この今村夏子さんの子育てが出てくるエッセイを読めていて、作家さんたちの子供にまつわる話が面白くて大好きです。
嬉しい!頑張れる!!

そして最後に!ここまで辿り着いてくれた方、プッチャヘンズアップ!!
帯について語りませんか?!
1人でも語ります笑

「何も起こらないのに面白いとTikTokで話題沸騰!」という帯の謳い文句について!!!

まず、ストーリーズで「SNS で話題」とか逆に萎えると生意気にも発信させていただいたら、何人もの方に共感いただきました。これはマーケ部的なところ(?内部の方教えてください!)がプロとして作ってるし、これで売れると思われているからまず間違いないのでしょう。本好きはどっちみち買うから、誘いたいのは普段本を気軽に買わない人ですもんね。素人の私がブーブーいう筋合いはマジでない笑
でも特にTikTokは本と合わないよね、と色々話をさせてもらいました!みなさんありがとうございます!!モヤった時に、話せる相互さんいるの本当に嬉しいです。
スッキリです!笑

この点は良いとして、どうしても「何も起こらない」が全く理解できず。
ストーリーがどんどん進むし、結構ドラマ起こると思うんだが?どゆこと?
もっとほんっっとに何にも起こらない本沢山あると思うよ?笑

英語に訳したルーシー・ノースさんの解説を読んで少し分かった。海外の読者(および日本も含め全世界のTikTokの民)は分かりやすい個性を持ったキャラクターたちと、「むねのすくような分かりやすい結末」を期待していたのかな。

各国の文学作品(エンタメ小説でなく)にそんなものあるのか?とも思うけど、そういうこと?

なんか「何も起こらない」で本当にびっくりしました。

帯はさておき、こちらの小説大好きな本になりました。芥川賞をもっと読みたい欲に火がつきました。
買いたい本増えすぎる…

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2025年11月29日

購入済み

妖しい雰囲気に耽溺

⚫️至ってシンプルな文章にもかかわらず、妖しい夢を見ているような世界に誘われる。⚫️何が言いたいのかはワケワカメであった。読了感はTV版エヴァンゲリオンを観た後に近い。⚫️むらさきのスカートの女はコミュ障気味のようだ。コミュ障が最低限度の社会生活を営むためには、元気な挨拶と一人でも友達を作ることが必要である。友達作りはハードルが高いように思えるが、ボッチだと思っていても、黄色いカーディガンの女のように友達になりたいと思っている人は意外といるものだ。至ってシンプルな感想を持つ。

#切ない

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2023年10月12日

Posted by ブクログ

主人公があまりにも紫のスカートの女のことを知りすぎていて、会話を聞けすぎていて、そして誰にも気づかれていなすぎる。
だから黄色いカーディガンの女は紫のスカートの女の影みたいなものなのかなと思った。
仕事も転々として、誰からも気づかれない、消えても何も言われない、仲良くしてたのにすぐにどうでも良くなられる。
影はずっと本体を待ち続けて、いつしか本体になりゆくのだと思う。


不倫の所長の見た目が深くは語られていないのに情けないハゲのおじさんだと言う感じなのがなんとなくわかる。気持ち悪い。

ねこの手書店で購入

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

どんなに大切な人でも、他人に見えてる部分は、ほんの一部

見る人が勝手に思い込んでいるだけに過ぎないのかもしれない。

自分に似たような人、そうなってみたい他人を追ってしまうような経験があるのが「SNS」の世界で起こっていることなんじゃないかな。

憧れから妄想にかわり、やがて暴走する。

人は人、自分は自分。
人生で一番みにくい事は、他人の生活を羨む事

黄色よりも、むらさきのが有名なのに対する憧れや、嫉妬心が現れている物語。


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2026年01月11日

Posted by ブクログ

何が言いたいのかはよくわからなかったけど、すごく心地よかった。そんなに熱くない温泉にのーんびり入ってるみたいな。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

第161回芥川賞受賞作、ということで。

やっと読めた。
むらさきのスカートを履く名物女性が、語り手の「わたし」によって徐々に変化していく。
職も見つけ、社会的に安定し、恋もし、その存在感は消えてしまい……。

一方、「きいろのカーディガン」の女の「わたし」が常に観察し続ける狂気的な面が、サラッと書かれているのに驚いた。
さすがにストーカーすぎる(笑)
それでも語り手の「わたし」の、社会の中での存在感の無さが、小説を上手く成り立たせているように思った。

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2026年01月03日

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「紫」の反対色は「黄」──色相環で真反対に位置し、お互いの色を目立たせる効果がある。         

『むらさきのスカートの女』というタイトルが途中から『黄色いカーディガンの女』に変わる。

「むらさきのスカートの女」の観察者であった主人公が、存在感において彼女を追い越す。

肉屋のショーケースを破壊、
ホテルの備品の転売、
無銭飲食、家賃滞納…

これらを悪びれることもなく、“淡々と”語る様。これにより、当初「むらさきのスカートの女」に抱いていた気味の悪さが、主人公へと移っていく。「紫」と「黄」が交差し、入れ替わる。

***

「むらさきのスカートの女」との対比により、主人公の孤独が浮き彫りになる。いや、「むらさきのスカートの女」も同様かもしれない。最初のほうは仕事でうまくいっており、「実は世渡り上手なんじゃないか?」と思わせて、その後の不倫や職場での振る舞いをみると、彼女もまた孤独だといえる。

物語の構成上、二人の立ち位置は「紫」と「黄」という反対の位置で描かれているが、 其の実、私を映す鏡、似た者同士の「孤独」を抱いているのではないかと思う。

一体、この「孤独」は何なのか。

単に「友達がいない」とか、そういった類の「孤独」ではない。ひきこもりとかニートとか、そういうものでもないように思われる。誰しも一度や二度は経験がある、よくある「孤独」ではない。

ほとんどの人が経験したことがない「孤独」である。しかし、ほとんど人が観たことがある「孤独」である。

彼女たちから滲み出る「孤独」は、私ではない、誰かの「孤独」である。私が共感したり、理解できるものではない。しかし、いつでも私の隣りにある「孤独」である。

このような「孤独」を抱いている隣りの誰かを、私たちは知っている。見て見ぬふり、知らぬふりをしているが、確かに私たちは観たことがある。

本作が芥川賞を受賞したのは、この「孤独」が万人に伝わるものであったからにほかならない。

こういった「孤独」を背負っている人をアンタッチャブルな存在として遠ざけているが、私たちの視界の中に、彼女たちは常にいる。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

「むらさきのスカートの女」に恐ろしいほど執着する「黄色いカーディガンの女」の話。

ホラーのような、人怖のような。
なんでそこまでむらさきのスカートの女に執着するのか、その執着ぶりが怖すぎる。
しかもあれだけ側にいたら気付きそうなのに。気づかないほどの影の薄さなのか、読んでいて、「わたし」は存在しないのか?と思うほど。

不思議な読後感と不気味さがごちゃごちゃになるクセになるお話だったかな。嫌いじゃない。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

キレッキレのワードセンス。執拗な観察眼。覆される関係性。炙り出される狂気。これってエンタメですよね。と言うかキングオブコントとかM1に出てきそうなネタですやん...と思ってしまったのですが、僕の読み解き方って間違ってますかね。
いや、もちろん他の要素もあるんですけど、物語を主導するのは圧倒的に狂気と笑い。面白いです。
そして、まるでストーカーになった気分が味わえます。ストーカーって満たされることがない欲望ですね。怖い怖い。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

ちょっと変わった人の日常がちょっと変わった人の観察を通して読者に提供される。
日常生活の中でギリギリいそうな加減のちょっと変わった人の描き方が上手い。

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2025年12月07日

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短い物語であったが、所々に不思議な感じの余韻があり、知らず知らずのうちに魅了されてしまった。
人生における生きにくさを、歯がゆくなるような感じで表現していたところが気に入った。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

第161回芥川賞受賞作

最初は、都市伝説的な話だと思っていたけど、
徐々に現実的になり、
予期せぬ方向へと進んでいった

紫スカートの女より、主人公の方が
奇人で、ハッキリ言ってストーカー
男に置き換えてみるとヤバさがわかる

解説を読んで、あれ?そうとも捉えれる?
と熟考しながら本を閉じて、
画を見てゾッとした
読む前と後で、装画の印象が結構変わる

短いエッセイも数話のってて、
この作品ができる経緯や
その後の反応や悩みも垣間見れて良かった

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前情報を入れずに読んだので、むらさきのスカートの女が何者かに迫る話だと思ってました。
しかし読み進めるうちに主人公の行動の異常さがじわじわとわかって怖かったです。

この話は誰かを観察して全くそんなことないのに「自分の方がまだマシだ」と思う自分だと思いました。
問題を抱えている主人公が自分より少し下に思える女を見つけて「ともだち」になろうとするという。
他人事のように思えて大小あれどそういうことってあるよなと思ってしまいました。

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2025年11月14日

匿名

ネタバレ 購入済み

あまり分からなかった

不気味でゾクゾクするよと進められた本ですが
私にはどこでゾクゾクするのかは分かりませんでした、主人公の観察力が物凄いところにはずっと違和感がありましたが、それ以外は普通の日常を書いたお話のように思えました

#シュール

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2023年04月10日

Posted by ブクログ

主人公が誰なのかよくわからないまま、でも気になって読み進めてしまう。
とにかくパン屋さんのクリームパンが食べたくなる…!

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2026.1.26
よくわからなかったけど読みやすかった
黄色いカーディガンの女がむらさきのスカートの女のことを監視してて、ここまでむらさきの女に気づかれないことある???実はこの黄色い女は実在しなくてなんか虫だったり、むらさきの女が客観的にみた自分なのかなとか考えて読んでたけど、黄色い女はチーフだってことに最後の方気づいて、ちゃんと実在してた、、って変に安心した
最後のエッセイで作者の赤裸々な想いが綴られててこんな作者の心情読めることないと思って新鮮だった

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

よくわからなかった。
むらさきのスカートの女はどこへ行ったのか。
なぜその地域で有名になるほど奇妙な行動(服装)をしていたのか。
ホテルで働いていた感じ、そこまでコミュニケーションに難がある感じはしなかった。

主人公はなぜそんなにこの女に固執するのか。

最初はむらさきのスカートの女は主人公自身だったという、妄想の世界の話かと思ったらそうでもなさそうだし。

あとは、どこでもそうだが悪口や噂話は尾ひれがついて広まり、ありもしないことを永遠と話す人が多いということが、あるあるすぎて嫌になった。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

最初は無職から始まり、清掃員となった紫スカートの女の観察記。
だが、彼女を観察している女のほうも、かなりの変わり者。
類は友を呼ぶということなのだろうか。
街中にもこういう見た目の人いそうだなと思わせる絶妙な設定で、読む手が止まらない。
仕事ではまともそうなのに、プライベートでは驚くほど別人という人も確かにいる。
あり得なさそうで、でもありそうなところが面白い。
読みやすさと人を惹きつける力は群を抜いていて、一気に読まされた一冊だった。

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

1番変な人はむさらき色のスカート女ではなかった。読みやすいのと、続きが気になるので2時間で読み切った。
ラスト、もっと大きく書かれるかと予想したが、余力、余韻を残すような結末。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

ミステリー小説しかほぼ読まんかったけど面白かった
本までTikTokで話題って言われるのも時代過ぎる

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2025年12月11日

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狂気の一冊

面白いとかつまらないとかそういうので説明できない。
登場人物みんな倫理観おかしいし民度も低いけど、むらさきのスカートの女を観察する語り手がいちばんやばい。
異常な距離感、目的のない執着、チープな犯罪、いじめの傍観と同調
そして、その場その場のリスクを回避する短絡的な脳はあるが、基本的に頭が悪い。
全部無自覚なのも怖い。嫌悪感すら抱くけど、結末は気になって一気読みしてしまう、なんとも恐ろしい作品。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すいすい読めました!
心理描写は少なく、情景描写が多いため、絵本みたいで楽しい。
クリームパンを食べる音、りんごをこどもたちと交互に食べるところ、チーフたちの噂話が特に好きです。
黄色のカーディガンの女は、2人で遠いところに行ってなにをしたかったんだろう。そういうところも知りたくなる、想像力を掻き立てられる本です。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ


異質なむらさきのスカートの女を、ストーカーする黄色のカーディガンの女の目線を通じて見るお話。

むらさきのスカートの女もおかしいと感じるが、徐々に主人公自身が最もおかしいと感じるように仕組まれていると感じた。
話を通して、主人公は街の人々から認識されているむらさきのスカートの女に憧れていたので、最後には成り代わっていたのではないかな〜

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

なんかの記事で、めちゃくちゃ笑えるって書いてあったから購入。まあまあ、たしかにツッコミどころは多いし、読みやすいし、最後のオチもまぁ面白かったです。でも芥川賞って、なんかよくわからないんだよなぁ。何が伝えたかったんだろう。単に、よくある日常コメディって感じかな。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

1時間半一気読みした。序盤から主人公に対して小さな違和感を感じながら読み進めていくのは面白かった。グレートギャツビーを読み終えた時と似たような気分になった。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新しくも不気味な本に出会ったと思った。読んでいる最中は、この語り手の女は誰なのか、自身の生活を困窮させてまで「むらさきのスカートの女」に執着する理由は何か、「まゆさん」はどこへ行ってしまったのかなど色々と考えワクワクしていたのに、最後の結末があまりにもあっさりしすぎていて腑抜け感が否めず、途中まで面白かったのにこんな結末で締めてしまって良いのかと驚いた。作者が物語を通して何を伝えたかったのかはよく分からなかったが、芥川受賞記念エッセイと解説を読んで、作者の人柄を知り、思うままに書く今村さんの他の作品も読んでみたくなった。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

文章に余計な描写がなく、語り手の視点の奇妙さが気になり、一気に読めてしまう。

語り手は、むらさきのスカートの女に関係する事件・事故によって亡くなった霊かと思ったけれど、すぐに仮説は崩れ、職場の別部署の人間かと思ったので、正体が分かったときは拍子抜けしました(笑)

なぜあんなに、むらさきのスカートの女に執着してたのか、自身の生活困窮や仕事に支障がきたすことは、二の次になのか。
むらさきのスカートの女に執着することで、現実逃避してるのだろうか。

それを明かさないことが、この物語の妙か。

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2025年11月10日

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