二重螺旋の誘拐

二重螺旋の誘拐

704円 (税込)

3pt

3.3

誘拐は連鎖する!? 『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作『ラブ・ケミストリー』(累計12万部突破)で人気を集めた著者による、緻密にして大胆な誘拐ミステリー! 大学に勤務する香坂啓介は、先輩・佐倉雅幸の一人娘・五歳の真奈佳に、妹の面影を重ねて可愛がっていた。ある日、帰らない真奈佳を心配する雅幸と妻・貴子の元に、誘拐を知らせる電話が……。啓介と雅幸の物語は、螺旋のように絡み合っていく――。巧緻なプロットと周到な伏線が、ド派手などんでん返しを演出します。

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二重螺旋の誘拐 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月26日

    いやー面白かった!!
    なるほど、こういう描写か、騙されたよこれがミステリーだよ、と思わずうなってしまいました。
    初めての喜多喜久さん作品です。読みやすかったので、他の作品も手にしてみます。

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月29日

    最後までトリックが全く分からなかった。ここまで分からないのはあまりない。と言うか、突拍子すぎて想像もつかなかった。

    まさか、マナが。。。

    それにしても最後は純愛風に書かれていたけど、香坂さんはやっぱりロリコンだと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月17日

    それなりに手の込んだ設定(構成)、の割に、人間関係描写がだいぶ限定的だったり、ちょっとアレげなキャラ設定(幼い頃に妹を過失で亡くした高坂の、妹への思慕ともロリコンとも表現しにくい行動諸々とか)に読者がどこまで心惹かれながら読み続けられるか?みたいなところだったり、そういうモノが後半に行くにつれてズシ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月03日

    喜多喜久氏の化学ミステリー。
    今回は、誘拐をテーマにしたストーリー。

    ただし、伏線は『名前』を始め、いろいろありますが、化学的な要素は少なく感じました。

    残念ながら、時間的な流れが良く理解出来ず、最後の落ちが分かりませんでした...

    真奈佳ちゃんは、5才なのか?16才なのか?
    真奈佳ちゃんの誘...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月05日

    東大らしき大学の薬学部助手の周辺で発生した少女誘拐事件。
    読み進むにつれて感じる違和感の正体が伏線であり、ラスト近くで突然カラクリが明らかになるのですが、ちょっと分かりにくく、かつ謎解きもスマートではないので、無理やり感が強くて素直に楽しめなかった。
    トリックありきで強引に書いた作品のように感じます...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月12日

    見た目がオタクな青年が、ある日大学の先輩の幼い娘を自宅に連れ込んでしまい...。

    ある重要な情報が抜け落ちており、それにわりと早い段階で気付くので「○○○のズレを利用したトリックか?」というのは恐らくすぐ見破れると思われる。
    ただ、それだけのものかとタカを括っていたらもうひとつのトリックがあらぬ方...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年10月11日

    平行する2つの軸が微妙にリンクしないのと、主題である誘拐そのものがどうもしっくりこないので、読んでいてどうにもモヤモヤするお話でした。
    叙述トリックであることはわかるものの、僕こと啓介サイドの「マナちゃん」の正体が最後までわかりませんでした。よく考えればわかったはずですが。

    0

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