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「あなたは、サイエンスを愛していますか?」
興国科学研究所に勤めるクビ寸前の研究員・円城寺は、突然センター長の呼び出しを受けた。
2年前に論文捏造の疑惑で日本中を騒がせた“PAX細胞”についての論文が、今になって再び投稿されたというのだ。
三人の執筆者のうち一人は失踪、一人は怪死といういわくつきの論文。いったい誰が、何のために投稿したのか。
調査を命じられた円城寺の前に、一人の女性が現れる。
文部科学省・研究公正局から派遣されてきた、サイエンスを愛するキレ者役人・二神冴希。
彼女の強引な調査手法に辟易としながら、円城寺は捏造論文投稿の真相に迫っていく――。
Posted by ブクログ 2019年03月05日
タイトルになってる二神の登場までが長かったけど、彼女が出てきてからは火がついたみたいに展開した。例の件を土台にしてるのは誰が読んでも明らかで、あの件について、作者がこう思ったんじゃないか? もしくは、こういう意見が周囲に多かったんじゃないか? と思わせる描写もあった。読み始めは、専門的過ぎて難しいか...続きを読む
以前にスタップ細胞で世間を賑わせた理化学研究所の小保方さん関連をモデルにした小説と思われ、研究内容の捏造に関して、国の研究公正局に所属する二神冴希が調査に乗り出します
が・・・なんか違う?
何が違うのかよくわからないですが、なんか・・・?
Posted by ブクログ 2021年11月05日
一大スキャンダルとなった論文捏造事件を元ネタに書かれていて興味深い。細胞はあるのかないのか。話の流れというのはあるだろうけど、著者はあるよりなのだろうか。
ヒロインはハンターというより処刑人という感じなのが怖い。
サイエンスを愛しているというよりも、サイエンスを愛した男を愛しているという印象なのがち...続きを読む
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