【感想・ネタバレ】研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者のレビュー

あらすじ

「あなたは、サイエンスを愛していますか?」
興国科学研究所に勤めるクビ寸前の研究員・円城寺は、突然センター長の呼び出しを受けた。
2年前に論文捏造の疑惑で日本中を騒がせた“PAX細胞”についての論文が、今になって再び投稿されたというのだ。
三人の執筆者のうち一人は失踪、一人は怪死といういわくつきの論文。いったい誰が、何のために投稿したのか。
調査を命じられた円城寺の前に、一人の女性が現れる。
文部科学省・研究公正局から派遣されてきた、サイエンスを愛するキレ者役人・二神冴希。
彼女の強引な調査手法に辟易としながら、円城寺は捏造論文投稿の真相に迫っていく――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一大スキャンダルとなった論文捏造事件を元ネタに書かれていて興味深い。細胞はあるのかないのか。話の流れというのはあるだろうけど、著者はあるよりなのだろうか。
ヒロインはハンターというより処刑人という感じなのが怖い。
サイエンスを愛しているというよりも、サイエンスを愛した男を愛しているという印象なのがちょっと残念。

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2021年11月05日

Posted by ブクログ

論文ねつ造事件をモチーフにしたと思われる作品。実際の事件とは当然異なるだろうが、なかなかにショッキングな結末だった。
不正を糾弾していく二神冴希はなかなかいいキャラだが、テーマがテーマだけにシリーズ化はできるんだろうか。

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2016年03月18日

Posted by ブクログ

タイトルになってる二神の登場までが長かったけど、彼女が出てきてからは火がついたみたいに展開した。例の件を土台にしてるのは誰が読んでも明らかで、あの件について、作者がこう思ったんじゃないか? もしくは、こういう意見が周囲に多かったんじゃないか? と思わせる描写もあった。読み始めは、専門的過ぎて難しいかな?と思ったけど、読み進めるとそんなことも無く楽しく読めた。

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2019年03月05日

Posted by ブクログ

世間を騒がせた某論文捏造問題をモチーフにした化学ミステリー。
喜多氏の作品は流行りのパターンを踏襲する売れ筋狙いが大半ですが、今回はバチスタシリーズを模したようですね。
ただ、専門分野である化学の知識を上手く織り込んでいたので、いつもよりは楽しめたかも。

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2017年12月02日

Posted by ブクログ

この論文捏造問題を題材にしたミステリは二冊目なのだけど、水鏡の方が自分には合っていたな。
こっちは、まぁ不思議な力を持った女性が登場して解決するので、ミステリではなくオカルトだな。

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2016年03月19日

U11

なんか違う?

以前にスタップ細胞で世間を賑わせた理化学研究所の小保方さん関連をモデルにした小説と思われ、研究内容の捏造に関して、国の研究公正局に所属する二神冴希が調査に乗り出します

が・・・なんか違う?

何が違うのかよくわからないですが、なんか・・・?

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2021年08月16日

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