独り舞

独り舞

660円 (税込)

3pt

4.2

小学生の頃、想いを寄せていた同級生が亡くなった。迎梅(インメー)は死への思いに囚われながら、レズビアンである疎外感に苛まれて生きていた。高校時代の淡い恋、そして癒えない傷。日本に渡り、名を変え、異なる言語を使う彼女を苦しめ続けるものとは何なのか――。第60回群像新人文学賞優秀作にして、芥川龍之介賞受賞作家・李琴峰のデビュー作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

独り舞 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごくよかった、好きだった。
    初めて本を読んで泣きそうになった。
    これが、作者の全てを詰め込んで作られたような存在であるデビュー作なことが嬉しい。

    0
    2023年08月23日

    購入済み

    苦しい、けど面白い。

    当事者として読みました。比較するのも悪いですが、率直に彼岸花よりは読みやすく面白いと思いました。やっぱり他の作家のナンチャッテ同性愛小説とは一線を画している気がします。インターセクショナリティの問題や、生死の揺さぶりなど、著者の問題意識をありありと感じられる小説です。エンタメに昇華されない同性愛者の

    #泣ける #切ない

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    内容が好き
    彼女がちょっと不幸すぎる気もするけど、不幸になる前から死に執着していたし、わたしの求めていた主人公な気がする
    台湾人の作者ということでたまに漢字ばっかりのところがあって読みづらかったけど
    好きなフレーズだらけで読み返してしまいそう

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    なんと美しい日本語表現なんだろう。遠く曹の時代まで遡る漢詩や故事成語を使ったりしており、著者の李さん、学のある方なんだろうな…。

    レズビアンの主人公の人生を辿って生きづらさと不安を映した文学。人生の儚さ、やるせなさと言葉の美しさが相俟って写経したくなる。

    0
    2024年06月03日

    Posted by ブクログ

    人の自死を美しいと思った経験があるので、たとえフィクションの世界であったとしても同じ感情を抱いている人物が存在してくれて感謝

    0
    2022年10月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文体・構成の工夫と、終盤の崩しが主人公の心情と見事に響き合うデビュー作。

    最近は李琴峰にはまっている。広い意味での少数派からの視点という意味で共感できる部分が多いからかな。
    これで3冊目。どれもテーマが明確である。
    本作品は著者のデビュー作で、セクシャルマイノリティであることの生きづらさがテーマで

    0
    2025年09月12日

独り舞 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

李琴峰 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す