シドニーの虹に誘われて

李琴峰

2023年、世界最大規模のプライド・パレード「マルディ・グラ」に参加するため、７年ぶりに渡豪した著者。いたるところで11色のプログレス・プライド・フラッグがはためくシドニーの地で、何を見、何を思ったのか。一人の性的少数者として向き合ったこの国のＬＧＢＴの歴史とバックラッシュ、そして国会で成立・施行された「ＬＧＢＴ理解増進法」を巡る日本の状況を観照し、丹念に綴った長編紀行。
著者撮影による口絵写真２頁付き。
眠らない街を探訪したエッセイ「歌舞伎町の夜に抱かれて」も併録。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / エッセイ
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 集英社文芸単行本
• 電子版発売日: 2024年10月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★☆]

LGBTが連帯する時、内部の差異と多様性はしばしば無視される。それでも、LGBTの連帯には歴史的必然性と政治的有効性がある。

[ブクログ · ★★★☆☆]

LGBTQ +当事者である李琴峰さんがシドニーのプライドパレードに行かれたときのエッセイ！彼女の視点や参加者との交流などが
書かれていておもしろい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

当事者ではないので、新しい価値観を吸収できた。

だから行動する！までは至らないけど理解はしたいと思った。

政治的な意見は本当に良くわかってしまう側だから、問題も山積みであると思う。

常識を壊す時はいつでもその変化の隙をつく悪がいるよな〜と思うと、お偉いさんは決断できないな。。

これは国民一人一人の理解と、どこまで改革するかの地点を決めなければなのかな、、、、、