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シェフの亮は鬱屈としていた。創作ジビエ料理を考案するも、店に客が来ないのだ。そんなある日、山で遭難しかけたところを、無愛想な猟師・大高に救われる。彼の腕を見込んだ亮は、あることを思いつく……。
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Posted by ブクログ
ジビエ食べたい 猪も鹿も熊も食べたことないし みかんを食べたひよどりもヤマシギも初めて知った 害獣と判断するのは人間側で、動物たちはただ生きてるだけなのを忘れちゃいけないな ここから始まって行くこれからを読みたいので続編希望
自然 命 森 人間との関係 考えさせられた。 主人公たちの悩みだったり成長も描かれている。いい本だった。
みかんを添えなくても、肉からはみかんの匂いがするように、ぼくの身体には大高に教えてもらったいろんなことが染みついている。 --- 衝撃的に好みだった。まず冒頭が山から始まるところがとても良い。主人公同世代で仕事のモヤモヤとか気持ちもよく分かる。そして大高!!!!なんなの彼めっちゃ好き!!!!!2人...続きを読むの成長と友情と謎が解けていく爽快感が大変気持ちよかった。あとイッヌがトテモいい。読後感最高。 久々に2回読み返しちゃう本に出会ったよ。気付いてなかったけどこの前よんだ犬の話と同じ作家さんなのね。他の作品も読んでみたい。
旅のお供に一気読み。 近藤史恵さんの本は大好き。 シェフと猟師のお話だけども、最後の方、こう言う話になるのね、と思っても見なかった方向へ話が進んだ。 私も調理を仕事とする人間だけど、もっと大事に調理しようと思えた。 とにかく全てが美味しそう!
自分がジビエや食べることが好きだからだろうか この本と出会ったタイミングが良かったからだろうか 派手な本ではないが久しぶりの大ヒットだった 筆者も、食材や提供する人のことを考えながら調理された皿を味わうのが好きな人種だとわかる こういった食事の楽しみ方をする人はつい信用してしまう 大高のような暮...続きを読むらしについて最近考えていたので、それもちょうどよかったな
雇われフレンチシェフの亮、無愛想な猟師の大高、ジビエが好きなオーナー。それぞれがとても個性的なんだけどリアリティがあって、犬のピリカとマタベーも含めてみなが魅力的だった。 “そこで生きていた命を、ひと皿の料理にする。” そんな料理をこれまで食べたことはない。みかんの香りのするひよどりって何?ひよ...続きを読むどりどころかジビエもほぼ食べたことがないけれど、文章をたよりにどんな味なのか、どんな香りなのかを考えるのは楽しくて想像力がかきたてられた。
初めて読んだ作家さんでしたが時期といいタイムリーな、クリスマスから年末年始にかけてのストーリーで、山で遭難するは、地元の猟師に助けられるは舞台は京都の山奥だし、3拍子揃って楽しめました。 しかも美味しいジビエ料理の匂いが漂ってくるはです。 私も地産地消のジビエには興味あるのですが、生々しい解体現場の...続きを読むこととか許可がいることとか知ることができてためになったしテンポよく読書できて嬉しかったです。 みかんとヒヨドリってタイトルがどこで出会うのかずーと気になって読んでましたけど、絶品の組合せなんですね。 作中出てきた人類の祖先の話、そこに留まる者と進んでいく者の話はよかったです。そしてオーナーのまえむきな発想、ジビエを愛する自由奔放さ、ああいった考えの人ってソンケーします。 また1人推しの作家が増えました。
題名からは想像もつかない始まりだった。 すらすらと入り込んでいける。 ジビエは好きてはなかったが、この本を読んで自然のものを戴くことの大変さや、料理をするまでの工程の大切さが理解できた。猟師との関係も良かった。 流行ってないレストランのシェフが、すごく料理も上手いので安心した。そして食べてみたいと...続きを読む思った。
安定の、近藤さんの”お食事モノ”。 フレンチのシェフ・潮田は、猟に入った山で遭難しかけたところを、偶々通りかかったハンターの大高に助けられます。 ジビエ料理を扱う潮田は、無愛想だけど腕の良い大高の捕った肉を店に出す料理に使いたいと契約を持ちかけますが・・。 雇われシェフとしてなかなか店の利益に貢...続きを読む献できない焦りを抱える潮田と、孤高のハンター(猟師)大高との距離感が徐々に縮まっていく過程描きつつ、"ジビエ"というテーマを軸に、"命を頂くこと"について考えさせられる、何気に深い内容となっております。 私は、所謂"畜産肉"を使った料理しか食べたことがないので、潮田の創るジビエ料理の数々が美味しそうで、特に"みかんをいっぱい食べたひよどり"が、どんな風味なんだろう?と、すごく興味を抱きました。 野生肉を使うジビエを描く上で、やはり解体シーンも出てくるのですが、近藤さんの文体が巧みなおかげで、グロ耐性の弱い私でもちゃんと読めました(※でもグロはグロなので弱い方は要注意です)。 さらには料理の話だけではなく、大高の住まいが放火されたり、罠に細工がされたりと何者かの悪意が見え隠れするというミステリ要素も絡めつつ展開するので、その辺りも引き込まれて読ませるものがあります。 印象的だったのは、害獣の焼却施設の場面で、年間千頭以上の鹿や猪が"処分"されているということです。 "害"といっても人間側の都合ではあるのですが、悩まされている地域の人々にとっては深刻な問題ですし、その一方で動物愛護団体の方々の主張もあったりするわけで・・。 私なんかは"処分"されるなら"美味しくいただく"方が良いのでは?なんて思ってしまうのですけどね。 解説の坂木司さんも触れていましたが、狩猟に対して"野生肉を食べるなんて残酷"というバッシングがあるのに、海の魚を釣る漁師の方はそうでもないと書かれていて、確かに!と思いました。 そういえば"天然のウナギを食べるなんて残酷!かわいそう!"とかいう意見はあまり聞かないよな・・とその辺の矛盾を感じた次第です。(あ、「ウナギ愛護団体」とかあったらスミマセン) そんな訳で、面白いのは勿論なかなか奥深い内容で、これは良作でしたね。 あと何といっても、潮田の愛犬・ピリカと大高の愛犬・マタベーが、可愛い&健気&賢いと三拍子そろったいい子たちで癒されました。 もし続編があれば是非読みたいです~。
ジビエ料理は食べたことはありませんが、食材や命について考える機会を得ました。また出会いは不思議な力を持っていると感じました。
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