上田誠の作品一覧
「上田誠」の「四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】」「デスゲームで待ってる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上田誠」の「四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】」「デスゲームで待ってる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
天才的に面白かった。最高だった。
四畳半神話体系から好きだった自分にとって
下鴨幽水荘!明石さん!師匠!小津!
知ってる名前たくさん!聞いたことあるセリフ!
もう楽しくて楽しくて仕方がなかった。
タイムマシンがこの世にあったら?と考えたことはないけれど、あったらあったで大変なのかもな〜なんて思いつつ、今を変えないようにこっそり覗き見るのも楽しそうだな〜って思ったり。
結局たくさんの選択をして今の自分があるから、
それがきっと正解なんだと思う。
過去を変えて今の自分が変わるのも寂しいし。
最後の最後。
ニヤニヤしながら読んだ。
森見さん。天才です。
Posted by ブクログ
とても良かった!
何より文体が好きだし、主人公の一人称視点の自著伝的、日記的な書き方かつ短文でスピーディな語り方が私の性に合ってた。
内容もとても良く、現実にファンタジー要素を組み込んでいるのにもかかわらず、リアルである感じは捨て難く、ファンタジーとしてではなく現実として受け入れられた。
今回が森見登美彦さんの作品のが初めてで、他の作品も読みたいと思えた。
私も無駄に人生を過ごさないように惰性で堕落してしまわないようにしたい。現実にはタイムマシンはないのだから。未来を自由に過ごせるように行動しようと思う。日々勉強。
実家にあった本を借りパクしてよんだ。皮膚科の待ち時間と寝る前の今。一日で。(
Posted by ブクログ
一言で表すと最高。前作に続き、これまた別の四畳半の世界だが、前作がややくどく感じたのに対して、本作は爽快でこれこそ森見登美彦さんの作品に期待していたもの。登場する小津や明石さん、樋口清太郎らは健在。むしろ小津は腹立たしさ、小憎たらしさが増している気がする(笑)。中でも京福電鉄研究会の内紛にまつわる小津のエピソードは悪辣すぎて、逆に笑えてくる。結果的に何に罪もない主人公だけが蚊帳の外に置かれる結末は、作者のセンスの賜物だと思う。
最も好きな場面は、主人公が明石さんを五山送り火に誘うところ。不器用なのに格好をつけたがる主人公が、全然かっこよくない形でしどろもどろになりながらも積極的に明石さんを誘っ