泉サリの作品一覧
「泉サリ」の「短編小説新人賞アンソロジー」「映画ノベライズ おとななじみ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「泉サリ」の「短編小説新人賞アンソロジー」「映画ノベライズ おとななじみ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
いやあ面白かった。いい話だ。
あるマンガ推しの4人が同人誌を作る約束でシャアハウスで暮らし出すお話。
あらすじ読んで4人が同人誌を作るのために頑張って協力したり喧嘩したり締め切り間際で焦ったりして完成させる話かと思って読み始めたんだけど、思っていたのとはいい意味でだいぶ違った。
これは4人のどこか劣等感を持った人間が好きなことで繋がることで受け入れられて勇気をもらって前を向いて歩き出す、そんな話。
どんな辛いことがあってもこのなんともいえない仲間がいればまた前を向ける、笑うことができる。
その関係がとても素敵だ。
同じものを好きな相手ってやっぱりいいんだよなあ。社会人になってからの好きなこ
Posted by ブクログ
集英社オレンジ文庫「短編小説新人賞アンソロジー」は、単なる新人作家の寄せ集めではなく、物語が生まれる瞬間の熱量そのものを封じ込めた一冊だと感じた。短編という制約の中で、それぞれの作品は無駄な装飾を削ぎ落とし、感情や主題の核へと一直線に踏み込んでくる。その潔さが、読み手の想像力を強く刺激する。
収録作には粗さも確かに残っている。しかしそれは欠点というより、書きたい衝動が理性より先に走った痕跡のように映る。登場人物の感情がときに不器用で、ときに過剰なほどまっすぐなのは、新人賞作品ならではの真剣さゆえだろう。その必死さが、むしろ物語に嘘のない重みを与えている。
また、短編という形式が際立たせるの
Posted by ブクログ
人気作家さんたちの原点となった作品。どの短編も個性的で、とても楽しめた。
短編を書くのってとても難しいのだろうなと、読んでいるだけの私も思う。限られたページの中で、物語を作る。この本の短編はそれぞれ、全く違う良さを持っている。書き方はそれぞれもちろん違うし、少し変わった設定があったり、どこか自分と似たような境遇が描かれていたりする。
作家さんの数だけその色があって、短い物語に込められた熱意や感情がとても伝わってきた。
今までよく読んでいた作家さんはもちろん、この本で初めて出会った作家さんがこの後、どのような本を書いているのだろうと気になり、読んでみたくなった。