小説作品一覧
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-「あなた呪われていますよ」 裏社会通り。日常のほんの裏側、一歩道を違えた場所にある謎めいた街には、その身に呪いを抱えた“厄人”が集っている。 あまりに不運な自分の身の上を「呪われている」と看破されてしまった四つ葉つゆりもまた、その街に迷い込んだ。 彼女が出会うのは、誰からも忘れられる女殺し屋、何もかもを忘れられない情報通、生ける藁人形に宿る探偵、セクシーなインチキ霊媒師……そして、全てを「生かす」呪いにとり憑かれた男――。 呪われた人々の運命が、ひとつの事件を巡って集約していき――。
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4.0直木賞作家・葉室麟がデビュー前に書いた小説が見つかった。織田家中の男が、信長本人も知らなかった出生の秘密に迫っていく中編小説「闇中問答」である。大胆な発想をもとに、のびのびとした筆致で描かれており、文芸評論家の末國善己氏も、「習作のレベルを超えている」と太鼓判を押す。この作品で著者は、信長の謎めいた出自について、乳母や家臣、一族の者らの証言をもとに明らかにしていくのだが、そこには著者の創作活動を知るうえで不可欠な要素を随所に見ることができる。著者の信長観が垣間見えるエッセイや読物を併せ読むことで、天下人・信長を読み解ける、ファン必読の書。解説:末國善己。文庫オリジナル。
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3.0――我は汝に去るよう命じる 元バチカンのエクソシスト、現在アンティーク雑貨店店主&心理学者兼医師、ワインダイニングオーナー かつてバチカンで司祭としてエクソシストを務め、現在はアンティークショップを営む天羽奏は、特殊な能力を持っていた。他人と異なるその能力に悩み、私生活でも辛い思いを経験した彼を見守ってきたのは、旧友にしてワインダイニングオーナーの清泉宏輝だった。心理学者兼医師という異色の肩書をもつ経営者、清泉と天羽は下北沢に互いの店を構えている。そんな二人の元に、奇妙な出来事がつぎつぎ舞いこんできて…? 風変わりな二人が遭遇する、小さくも心温まる不思議な謎解き! 木々・装画
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-古都金沢。情緒溢れるこの街のとある店では“本当の心”が見つかるという。「偽物には本物の物語がある」と語る星野灰。彼が始めた贋作しか取り扱わないという風変わりなアンティークショップには、訳あり客の品ばかりが集まる。マリー・アントワネットの首飾り、モナ・リザ、モネの睡蓮……灰は、店を訪れた客のため、贋作に隠された真実の物語を解き明かしていく――。一方、十年以上も音信不通だった兄が始めたおかしな店を手伝うことになってしまった妹の彩。兄の気持ちがわからないと悩む彼女だが、やがて贋作と向き合ううちに兄の本当の心に気付き……。
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3.6究極のバイオハザードと――怒涛のどんでん返し!! メフィスト賞出身作家・周木律の新境地&渾身、一気読みホラーミステリー誕生。ある県の山中にある大規模製薬会社・平成製薬の研究所で爆発事故が発生。主人公・泉夏樹はガレキのなかで目を覚ましたが、彼女はすべての記憶を失っていた。崩れ落ちた施設、くすぶる炎、視界をさえぎる煙とチリ……何が起きたかわからないままその場を避難した夏樹は、同じく爆発から生き残っていた研究者の信と出会う。彼もまた夏樹と同じ製薬会社の社員であったが、この事故の発生理由を知っているわけではないようだ。ふたりの他にも、わずかながら生き残った人々はいた――治験のバイトに来ていた羽田と小室井、警備員の蝉塚らとともに脱出を試みる夏樹と信。しかし、彼女らの前にあらわれたのは人ならざる人――。食人鬼と化したかつての同僚たちだった!? 倒しても倒しても、立ち上り、肉をむさぼろうとする「ウェンディゴ」たち。この研究所は、一体何を隠していたのか――!?
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-アンデルセンの童話は「人生で三度読め」といわれます。 美しい日本語にこだわり、戦後を生きる子どもの心身共に豊かな成長を願い、童話や児童文学の翻訳に務めた言語学者・矢崎源九郎の翻訳によるアンデルセンの童話を陶芸家・結城美栄子さんの、生命ある者の心のうちが伝わってくる作品とともに。 【目次】 わるい王さま はだかの王さま みにくいアヒルの子 りっぱなもの 空とぶトランク 人魚の姫 【著者】 ハンス・クリスチャン・アンデルセン デンマークのオーデンセに生まれる。父親の影響で本や芝居に関心を寄せるようになる。 14歳でコペンハーゲンに出る。30歳で出版した小説『即興詩人』が出世作となり、 各国に名声が広がる。32歳で「人魚姫」を含む第三童話集を刊行し、以降は近代童話の確立者として世界で認められた。 矢崎源九郎 1921 年、⼭梨県⽣まれ。東京帝国⼤学(現・東京大学)⽂学部⾔語学科卒業。東京教育⼤学(現・筑波⼤学)教授。⾔語学者、北欧⽂学者。言語学関係の著者を多く残す。そのかたわら、美しい日本語を大切に、戦後を生き抜く子どもの心身共に豊かな成長を願い、童話や児童文学の翻訳に務める。アンデルセンのほか、グリム童話、『フランダースの⽝』、『⼈形の家』、『ピノッキオ』など多数の作品を紹介。1967 年逝去。 結城美栄子 1943 年、東京都⽣まれ。⼥優・陶芸家。外交官の⽗と画家の母の元に⽣まれる。1968 から 69 年に、フルブライト奨学⾦受給者としてニューヨークのステラ・アドラー演劇学校に学び、俳優座養成所 13 期を経て劇団「雲」に⼊り、⼥優の道を歩む。1984 年からは陶芸家としての活動が活発になる。作品は東京国⽴近代美術館、岐⾩現代陶芸美術館にも収蔵。常設展示として、パークハイアット東京、グランドハイアットソウル、パークハイアットシカゴ、GARANCE(パリ)、のるすくショールームなどがある。
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-アレクサンドル・デュマの最も一般的な略歴は以下である。 1802年フランスのヴィレール・コトレ生まれ。 19世紀フランスを代表する作家の一人。幼少よりラテン語、古典文学を学び、17歳で『ハムレット』を観て劇作家を目指す。20歳でパリに出た後、『アンリ三世とその宮廷』、『クリスティーヌ』の大成功によって劇作家としての地位を得る。その後も数多くの劇作を発表し続けるが、フランス・ロマン派の影響を受け、徐々に歴史小説に移行する。1844年、「ル・シエークル」誌に連載された『三銃士』が爆発的な人気を得た他、『王妃の首飾り』、『黒いチューリップ』などの大作を世に送り出す一方で、革命に積極的に参加するなど当時のフランス国内に多くの影響を与えた。晩年はフランス、ベルギー、ドイツ、オーストリアなどを転々としながら創作活動を続け、1870年、ピュイの別荘にて死去。 主な作品は、『三銃士』、『二十年後』、『モンテ・クリスト伯』、『王妃マルゴ』、『王妃の首飾り』、『黒いチューリップ』など多数。 もちろん、フランス文学史がロマン主義を避けて通ることができないかぎり、デュマに触れないわけにはいかないが、ヴィクトル・ユゴー、アルフレッド・ド・ミュッセ、アルフレッド・ド・ウ゛ィニーなどと比較すると、デュマは明らかに挿話的な扱いしか受けないのが普通である。しかし、2002年11月、ついにアレクサンドル・デュマの亡骸が国葬としてパリのパンテオンに移され、国民作家の列に加わったのだ。 一般に日本でのフランス・ロマン主義の研究は手薄だが、なかでもアレクサンドル・デュマについての研究は皆無に等しい。デュマと言えば『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』といった大衆娯楽作品の印象が強く、また数知れない代作者を使ったという理由で悪名も高い。また、その作品の全体について正確な総数すらわからないほどのいわば濫作者であったからよけいに始末が悪いのかもしれない。いったいどれだけ作品を出版したのだろうか。 カルマン・レヴィー出版社が1902年に出したアレクサンドル・デュマ作品総カタログによる作品分類は以下の如くであった。1)歴史小説および歴史研究128作品218冊。2)個人伝41作品、64冊。3)回想録、閑談9作品、11冊。4)少年少女物語5作品、6冊。5)旅行記18作品、35冊。6)戯曲66作品25冊。以上合計271作品、359冊(若干数の作品は重複の可能性がある)。シャルル・グリネルの『アレクサンドル・デュマとその作品』ではカルマン・レヴィー版全集で298作品142巻という数字を出している。Webサイトで検索すると688作品がリストされていて、270作品とか289作品とかをはるかに超えた多作家であることは間違いがない。ジャンルも小説、伝記、回想録、おとぎ話、旅行記そして戯曲と多彩である。 ≪Elle me resistait, je l’ai assassinee!....≫ 「俺を拒んだ、だから殺したのだ!」 有名なこの幕切れの台詞と共に、愛人アデルを殺した暗い目付きの主人公アントニーは、1831年以後しばらくの間フランスの若い世代を席巻した。1831年5月3日ポルト・サン・マルタン座で初演された『アントニー』は、当時の上演事情から見ると異例としか言いようのないほどの連続上演記録を作った。「このドラマはパリで連続131回上演された。内訳はポルト・サン・マルタン座で100回、オデオン座で30回、イタリアン座で1回である。そればかりか、またフランス中で巡回公演され、その年1831年は非難ごうごうであったが、1833年から1837年までは大成功を収めた。 今日のわれわれから見るといささか大時代なこの姦通劇が、どのように着想され、どうしてこのような熱狂的な反響をもたらしたのであろうか。
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-アントニーはすぐれた武将であり、勇敢で偉大な人間であったが、クレオパトラに恋していた。恋に酔いしれたアントニーは公事を忘れ、ローマに残した妻を忘れて日を過ごす。彼に対する非難の声は高まるばかり。妻ファルヴィアの死の報にもエジプトをはなれない彼は、完全に武将としての生活をすてて、恋のとりこになり終わってしまったかのようにみえた……シェイクスピアの最も油の乗り切った時期の作品の一つ。
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3.6シーザー亡き後、ローマ帝国独裁の野望を秘めるアントニーはエジプトの女王クレオパトラと恋におちる。妖女の意のままになったアントニーはオクテイヴィアスとの大海戦に敗れ、クレオパトラ自殺の虚報を信じて自殺する……。多様な事件と頻繁な場面転換を用い、アントニーとクレオパトラの情熱と欲情を描いて四大悲劇と並び称される名作である。
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-春から春へ。事件無き彼女の肖像。 1人の女性がいる。 この小説は、彼女の輪郭と所作だけを丁寧に追ったものだ。 彼女がどんな部屋に住み、どうやってコーヒーを飲み、クーペを運転し、どのように眠り、バルコニーにいる時の様子や風を受けた時の表情などが、積み重ねられていく。 彼女には雨と月の光がよく似合う。 小説とは、ドラマや事件、葛藤とその克服、といった起伏が必要だ、 という思い込みを、この作品はワイパーできれいに払拭する。 それも、長篇と読んで差し支えない長さを擁して。 1点、注意を。「あとがき」は絶対に先に読まないこと。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代詩において稀にみる詩的達成をみた詩業を完全に収録し、その全貌を明かす全詩集成。詩集『六月のみどりの夜は』『蘭』『秋の島についてのノォト』『人それを呼んで反歌という』(「CALENDRIER」および「CALENDRIER補遺」)、句集『裏山』、訳詩『野うさぎ物語』(フランシス・ジャム)『詩篇――1920』(T.S.エリオット)『エリュアール詩抄』(ポール・エリュアール)
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-人気有名書店のコンシェルジュたちがお薦めする、料理にまつわるエッセイやレシピなどのガイドブック。電子版オリジナルのあとがきエッセイつき。【目次】〈第1章 日本の食文化〉辰巳芳子の「人として生きるための料理本」/料理好きの人に、悪い人はいない/ホルトハウス房子さんのおもてなし料理/「梅干し休暇」のための入門書/日本が誇るスローフードは「醗酵食」です〈第2章 世界の食文化〉シンプルな料理が取り戻す、親しい人との結びつき/皿の上で主役を演じる、野草の魅力/華麗なるグランメゾン、華麗なるレシピ本/世界一予約の取れないレストラン 、最後の7年間の記録/南米ガストロノミーの最前線を伝えるビジュアルブック/世界有数のグルメ都市へ変貌したバスク地方の軌跡を辿る本〈第3章 レシピを極める〉予定調和を拒む旅/多様なパスタに象徴される、料理への様々なアプローチ/フランス菓子の香りが呼び起こす時間と場所の記憶/コーヒーの深い味わいを読み解く/料理の名著、書店の力で復刊させます!〈あとがき〉「食を読む」
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 ※本書は『&Premium』2017年1月号から2019年3月号までの 連載ページに掲載されたものを再編集・増補改訂したものです。 誌面の内容は原則として初出時のもので、現在と一部異なる場合があります。 &Kyoto 暮らすように街を歩く、京都ガイド。 ■大和まこの京都さんぽ部 暮らすように歩く、京の街。全27回。 【紹介エリア】 大徳寺界隈/宇治/東山/東鞍馬口通&御蔭通/三条会商店街/御所西 御所南/五条界隈/出町柳/大山崎/一乗寺/北山&松ヶ崎/京都駅界隈 【紹介テーマ】 甘くない手みやげ/フルーツサンド/泊まる/骨董/コーヒー 朝のさんぽ/台所道具/祇園祭の菓子/路地&裏通り/家具/朝食 京都店/2018年の甘いもの/ホテル ■京都を新しい角度で知るコラム ・スモールタウンミュージック 『誠光社』店主・堀部篤史が選ぶ”京都の唄”のあれこれ。全9回。 ・ブックストアで打ち合わせ 堀部篤史とクリエイターの京都発ポップカルチャー裏話。全18回。 ・折々に見立てる京の暮らし。 京都の花屋『みたて』に習う、植物と歳時記。全27回。 ・京都たまごサンド巡り 喫茶の街のソウルフード、たまごサンドの名店を紹介。全27回。 ・めでたい縁起物 目出度い&愛でたい縁起物。全27回。 ・包装紙と箱のデザイン 老舗の意匠が語るもの。全27回。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 ※本書は『&Premium』の公式ウェブサイト『&Premium.jp』にて連載中の企画 「土曜の朝と日曜の夜の音楽」を再編集・増補改訂したものです。 &MUSIC 土曜の朝と日曜の夜の音楽 ミュージシャンやクリエイター、写真家など、音楽好きの“選曲家”たちが月替わりで登場。 土曜の朝と日曜の夜に聴きたい曲を毎週それぞれ1曲ずつセレクトする連載が、初めて一冊にまとまりました。 23人の選曲家が選んだ、週末を心地よく過ごすための音楽、全204曲。 本書のためだけにまとめた、収録作品のディスクガイド付き。 ■登場する選曲家 曽我部恵一 山本勇樹 畠山美由紀 橋本徹 中納良恵 坂口修一郎 松田“CHABE”岳二 斎藤寿大 川辺ヒロシ VIDEOTAPEMUSIC 多屋澄礼 中島ノブユキ 寺尾紗穂 大森克己 仲真史 坂本慎太郎 コトリンゴ クニモンド瀧口 cero 一十三十一 伊藤大地 Eri Liao 森俊二
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 ※本書は『&Premium』の公式ウェブサイト『&Premium.jp』にて連載中の企画「土曜の朝と日曜の夜の音楽」を再編集・増補改訂したものです。 &Music 土曜の朝と日曜の夜の音楽Ⅱ 音楽好きの“選曲家”たちが月替わりで登場し、土曜の朝と日曜の夜に聴きたい曲を 毎週それぞれ1曲ずつセレクトする人気連載をまとめた「&Music」シリーズの第2弾。 23人の選曲家が選んだ、週末を心地よく過ごすための音楽、全200曲。 本書のためだけにまとめた、収録作品のディスクガイド付き。 ■登場する選曲家 山本宇一、服部あさ美、tofubeats、甲斐みのり、jan and naomi、小西康陽、 Kaoru Inoue 、akiko、桑原あい、haruka nakamura、小林和人、青葉市子、七尾旅人、 アン・サリー、高木正勝、冬にわかれて、森 雅樹、長田佳子、Kan Sano、mabanua、 優河、TOWA TEI /テイ・トウワ、中嶋朋子
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-ジュリウス・ド・バラリウル、アメデ・フルーリッソアル、百足組…。そんな名前のラップグループがいてもいいぐらいですが、実はこれ各編のタイトルです(笑)。笑えるところに、すぐに食いつく文芸漫談。今回は、アンドレ・ジッドの『法王庁の抜け穴』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。本電子書籍は、文芸誌「すばる」2012年6月号に掲載された作品の電子版シングルカットです。
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3.9佐藤真白は、義肢のリハビリ専門病院で事務スタッフとして働いている。外見が生身の女性と寸分違わぬ精巧さで作られているが、実はある研究機関から送り込まれたアンドロイドだ。ある日、院内の庭で散らばったカードを集めている青年・響に声をかけられる。響は事故で左腕を失い、義肢のリハビリのため病院へやってきていた。屈託なく笑う快活な響とのふれあいの中で、真白の中で処理しきれない感覚が生まれて…。
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4.0大型台風の被害で東京東部が水没して、十年。“ホーム”と呼ばれる地下施設で育った殺し屋の三井は、彼の過去を知る人物に遭遇し、指令を受ける。「おまえの仕事は、ホームにいた子どもたちをみつけだして、回収することだ」一方、縁陰大学病院の女性理事が何者かに襲われ重傷を負い、その息子、天才ハッカーの定法哲がアメリカから帰国する。二十年前の犯罪、十年前の過ちが二人を結ぶ―。
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3.9事件はアリゾナ州の小さな町、人口48人のピードモントで起きた。町の住人が一夜で全滅したのだ。軍の人工衛星が町の郊外に墜落した直後のことだった。事態を重視した司令官は直ちにワイルドファイア警報の発令を要請する。宇宙からの病原体の侵入――人類絶滅の危機に、招集された四人の科学者たちの苦闘が始まる。戦慄の五日間を描き、著者を一躍ベストセラー作家の座に押し上げた記念碑的名作
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-モスクワのオブロンスキー公爵家では、夫のステパンの不倫を知って、妻のドリーがいっしょに暮らせないと言い出す。ステパンはペテルプルグにいる妹のアンナに助けを求める。同じころ、ステパンの親友で田舎暮らしのレーヴィンが、ドリーの妹キティーに求婚しようとモスクワにやってくる。しかし、キティーには意中の人、ウロンスキー伯という美貌の青年士官があった。そのウロンスキーは母を迎えに出た駅で、ペテルブルグからやってきたアンナ夫人と出会う。アンナの到来で、オブロンスキー夫妻の仲はまるくおさまる。ペテルブルグに帰る前日の舞踏会でアンナはふたたびウロンスキーに会い、二人は楽しげに踊る…これがアンナの破滅への序章だった。文豪トルストイが心血を注いで完成させた名作。
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4.016歳のアンナは、今日もベッドから起きてこない母親のかわりに 13歳の妹と5歳の弟の面倒をみている。 父親は自身が経営する中華料理店にかかりきりで母親を顧みることはない。 本書は、ヤングケアラーであるアンナが、人種差別、いじめなど、様々な困難を乗り越え成長し続ける物語。 精神疾患と闘う家族重くなりがちなテーマだが、アンナの気持ちがていねいに 描かれ、ローリーとの初恋がさわやかに織り交ぜられて、青春小説としても楽しめる。 ウェイ・チムは中国からの移民の人々と話した際に、精神疾患を不名誉・恥と 捉える文化の相違を知って本作を思いついたという。 患者本人だけでなく、家族も偏見に苦しめられる状況を変えたいと願いを こめた。オーストラリアを舞台に、精神疾患と闘う家族にスポットライトを 当てた本作は、オーストラリア、イギリスをはじめ、世界で高い評価を受け、 作者の代表作となっている。
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-台風が接近中の夜。とあるコーヒーの店で、不思議な「薄情の連鎖」が始まる。 東京に台風が接近中の夜、「コーヒーの店で、ひとときを」と看板に書かれた店の客は、カウンター前が好きな女性とスーツ姿の男性客の二人。その女性客は、店がある建物の四階に住んでいると話します。男性客が帰った後.店主は女性客に、この店で知り合って結婚して離婚した男女の話をします。その話に出てくる女性は、女性客の友人であり、薄情な人なのだという話をして、店主の元の奥さんのカフェについて訊ねたことから、不思議な「薄情の連鎖」が始まります。コーヒーの香りを背景に語られる「薄情」という言葉の意味をふと考えてしまいます。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』2015年、講談社 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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3.8累計110万部の「ホーンテッド・キャンパス」シリーズの著者による、ラブ&サスペンス最新作! 略奪婚、歳の差婚、毒親……ワケアリ結婚式はお任せあれ!? 結婚式の「サクラ」のバイトとして働く主人公が、“いわくつき”の老舗式場の謎を解く! 幼馴染の史郎を一方的に恋慕い、結婚を夢見る合路咲希は、ひょんなことから結婚式の代理出席者である「サクラ」のバイトをすることになった。サクラを頼むだけあって、出席する結婚式はどこか不穏なものばかり。そんな中、自殺した花嫁の幽霊が出るという“いわくつき”の老舗ブライダル会館で問題が頻発すると気づいた咲希は、史郎とともに謎に巻き込まれていく……。
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-母の万年筆に誘われ死者を霊視するツバサ。 襲いかかる悪しき霊たち── 美しすぎる怪談師・脚本家の山口綾子がついにホラー作品を執筆 恋に悩む30代の独身女性である脚本家のツバサ。新たな出逢いを求めて友人たちとともに、月一回、コンパに参加している。今日、参加するコンパの会場は、いかにも隠れた名店然とした、「ブレ・アムール」という名のダイニングバー。会場になかなか現れない男性陣を待つ間の暇つぶしに、それぞれが経験した最悪だった恋の話をしようということになったのだが── 山口綾子・モデル/岡田圭市・写真
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3.5「彼女とセックスできる理由を話して」 性的不能だと信じていた夫の愛人は、醜く太った中年の女だった。 専業主婦の日奈子のもとへ、ある日、夫の愛人と名乗る、太った中年女性がやってくる。 夫のユキは長らく性的不能だったはずで、日奈子とはセックスレスの日々が続いていた。 いったいいつから、私たちの関係は、こんなにも不安定なものになってしまっていたのか――。 日奈子は、衝撃のなかで、ある行動に出る。 どんな夫婦にも訪れ得る、あやうい瞬間。 繊細な描写で、残酷なまでにむき出される心の機微を描く。 解説・東直子 ※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これらは26の光の手紙である。この詩集はとりわけ易しい言葉を選んで綴られている。しかし、平易な言葉たちが、私たちの心に引き起こす複雑で連続的な化学反応のようなものを説明することは難しい。そして最後には、何故、これほどまでにきっぱりと単純に、私たちの心を打つのか? 彼女の言葉が、とても寒い国を通り抜けて届けられたことに思いを馳せざるを得ない。(帯文より)
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3.81925年に成立した治安維持法。歴史の闇の中であっても輝きを放つ、「敗れざる者たち」の矜恃とは――? 『蟹工船』の取材と執筆に熱中するプロレタリア文学の旗手・小林多喜二。 反社会的、非国民的思想犯として特高に監視される反戦川柳作家・鶴彬(つる・あきら)。 同業他社の知人たちに不可思議な失踪が続き、怯える編集者・和田喜太郎。 不遇にありながら、天才的な論考を発表し続ける、稀代の哲学者・三木清。 己の信念を貫く男たちを、クロサキと名乗る内務省の男が追い詰めてゆく。 彼らはなぜ罪なく裁かれたのか? 累計130万部突破「ジョーカー・ゲーム」シリーズの著者が令和の世に問う、もう一つの傑作スパイ・ミステリ!
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4.0私立探偵エド・ハンターの伯父が消息を絶った。救出に向かうエドを待ち受けるものとは? SF&ミステリの鬼才、フレドリック・ブラウンの代表シリーズ〈エド・アンド・アム・ハンター〉シリーズ最後の未訳作品が遂に登場!
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3.7人生で1度だけ思い切ったことをしたからには――。現代女性の奥底に潜む毒を描く、刺激的で挑戦的な桐野文学の方向性を示す短篇集。 不倫相手と夏休み、キューバに旅立った女性教師を待ち受けていたのは非難の嵐だった。 表題作の他、女同士の旅で始まった生々しい性体験告白大会、若い女の登場に翻弄されるホームレスの男達、など七つの短篇を収録。 「直木賞受賞後に発表された七つの短編を収める本書は、桐野さんの新旧二つの作品世界に架けられた吊り橋のようなものといえようか」 (本書解説より) 解説・杉本章子 ※この電子書籍は2005年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-医学雑誌に掲載された「医師に見破られず自殺する方法」の謎は解明できるのか 「医師に見破られず自殺する方法ありや」医家向け専門雑誌に掲載されたこの質問に対し、謎の投書が寄せられた。「有リ。但シ、影響多大ト思ワレルニ付、茲ニハ記サズ」……編集部の塩谷は、昨年から頭にこびりついて離れない自分の母親の経緯を考えると、その内容はとても人ごととは考えられなかった。彼は、その手紙に使用されている横罫便箋に小さく印刷されていた「東京養成院」の活字を手掛かりに、差出人を探すことを決意する。(「安楽処方箋」より) 現代における生と死の意味を鋭くえぐる小説現代新人賞受賞作「安楽処方箋」、直木賞候補作「サイレント・サウスポー」「詐病」他を併録した医療ミステリ短篇集の名作。 *安楽処方箋 *サイレント・サウスポー *詐病 *カルテの軌跡 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
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3.9両親の死の真相を探るため、引きこもり生活を脱し警察官を志した19歳の沖野修也。 警察学校在学中、ある能力を使って二件の未解決事件を解決に導いたが、推理遊び扱いされ組織からは嫌悪の目を向けられることになってしまう。 そうした人々の目は皆、暗がりの中で身構える猫のように赤く光って見える。それこそが、沖野の持つ「特質」だった。 ある日、単独行動の挙句、公安の捜査を邪魔したことで、沖野は副所長室に呼び出され聞きなれない部署への異動を命じられる。 「内閣府国際平和協力本部事務局分室 国際交流課二係」。 そこは人知れず、諜報、防諜を行う、スパイ組織だった--。 日本を守る暗闘に巻き込まれた沖野は、闇に光る赤い目の数々と対峙していくことになるのだが……。 スパイ小説のシンギュラリティとなる記念碑的作品、ついに刊行。