小説作品一覧

  • アンリエツトの転地療養日記
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  • アンリ三世とその宮廷
    -
    一般に日本でのフランス・ロマン主義の研究は手薄だが、なかでもアレクサンドル・デュマについての研究は皆無に等しい。デュマと言えば『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』といった大衆娯楽作品の印象が強く、また数知れない代作者を使ったという理由で悪名も高い。また、その作品の全体について正確な総数すらわからないほどのいわば濫作者であったからよけいに始末が悪いのかもしれない。いったいどれだけ作品を出版したのだろうか。 カルマン・レヴィー出版社が1920年に出したアレクサンドル・デュマ作品総カタログによる作品分類は以下の如くであった。 (1)歴史小説および歴史研究128作品218冊 (2)小説、短編、個人伝 41作品、64冊 (3)回想録、閑談九作品、11冊 (4)少年少女物語五作品、6冊 (5)旅行記十八作品、35冊 (6)戯曲66作品25冊。以上合計271作品、359冊 アレクサンドル・デュマ協会のウェブサイトでは325作品がリストされている。また、個人のデュマ愛好家が作っているサイトによれば、すべての作品を取り混ぜて688作品としている。 「誰もが皆デュマの話は聞いたことがあるし、彼の作品の何冊かは読んだことはあるが、彼の才能の大きさを意識している人はごく少ない。『アンリ三世』から一夜明けた日の彼の栄光はたくさんの妬み屋のしつこい中傷をひき起した。彼らの言を信じれば、デュマは先人を剽窃し、代作者たちに自分の作品を書かせた無知無学の人間ということになるだろう」(フェルナンド・バッサン) 「『アンリ3世とその宮廷』を研究した人間はデュマの公式が一挙に分かる。彼はまことに多様な戯曲を書く。ところが本質的なものは最初の戯曲『アンリ三世』にある。つまり、民衆的な登場人物、地方色、変化、アクション、情念があるのだ。」(イポリット・パリゴー)この戯曲は、デュマ最初の本格的な五幕散文ドラマであり、スタンダールの理想の実現でもあり、ヴィクトル・ユゴーの『エルナニ』に先立つこと1年、ロマン主義演劇の最初の勝利を獲得した記念碑的作品でもある。 時は1578年7月20日のことである。フランス国王アンリ3世の母、フィレンツェから亡き国王アンリ2世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスと占星術師ルッジェリは、アンリ3世の寵臣サン=メグランがギーズ公爵の夫人に恋い焦がれていることを利用して、サン=メグランとギーズ公爵の両方から気弱な国王への影響力をそごうと画策する。カトリックとユグノーの殺し合いの宗教戦争の只中で、後にアンリ4世になるナヴァール王アンリを加えて3アンリの戦いと言われる時代である。ルッジェリは眠り薬で眠らせたギーズ公爵夫人とサン=メグランを引きあわせて二人が両思いであることを悟らせる。 新教徒に対抗するカトリック同盟の盟主に自らなって、次期国王の座も狙おうとするアンリ・ド・ギーズのカトリック同盟に盟主の任命という性急な要求に、ブロワの三部会まで待てと諭すアンリ三世。事態は切迫していると反論するギーズ公。甲冑で登場したギーズ公が弾丸が飛んで来ても正面で受けてみせようと豪語するのを、サン=メグランが吹き矢筒でボンボンを命中させる。怒りに燃える両者の間で決闘が決まる。 怒りに任せたギーズ公爵は鉄の籠手で青癒ができるほど夫人の腕を締め上げ、無理強いにサン=メグラン伯爵をギーズの館におびき出す偽手紙を口述させる。 一方、宮廷ではカトリック同盟の盟主の任命決議に入り、「余の権威において余自身を盟主と宣言する」と自ら盟主になることを宣言したアンリ3世。ギーズ公爵はカトリーヌ・ド・メディシスに何事か訴えようとするが、アンリは早く署名せよとダメ押しをする。第1の企みは失敗に終った、埋合せはつけてやる、憤怒のなかで署名するギーズ公の前で会議の閉会が告げられる。 半信半疑でギーズ公爵夫人の元に忍んできたサン=メグラン伯爵は来ないようにと祈る夫人の声を手がかりに部屋までたどり着く。危機一髪で部屋から逃げ出したサン=メグランは待ち伏せした手のものに暗殺される。公爵が最後の台詞を吐く。「よし!さあ、家来の始末はつけた、今度は主人の番だ!」 劇場が興奮のるつぼであった。臨席していたオルレアン公爵は名前も知らない自分の使用人が詩人として聖別されるのをきいたのである。こうしてアレクサンドル・デュマはフランス演劇史にみずからの名前を深く刻んだのである。
  • 暗流 ~誰が母を殺したのか~ 第一回
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    1~9巻275円 (税込)
    南紀の漁村で若妻が刺殺された。三歳になる息子は、毛布に包まれ、隠された状態で発見される――。
  • アンリ・ルネ・ルノルマンについて
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • アヴェ・マリアのヴァイオリン
    4.5
    14歳のあすかのヴァイオリンに隠された数奇な運命。強制収容所の音楽隊員として生き抜いた少女・ハンナ。家族、仲間、音楽のすばらしさを高らかに歌い上げた感動の名作。第60回全国読書感想文コンクール課題図書。
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    大学生YouTuberの「俺」。再生回数を稼ぐため、知り合いの配信者が消息を絶った曰くつきの廃墟に向かい、予想だにしない恐怖に直面する(「廃墟で○○してみた」)。不倫相手から情事をキャンセルされ、やむなく帰宅した男は、何者かに殺された妻の遺体を発見する。現場にいたのは息子だけで……(「目撃者」)。踏み込んだら戻れないホラー&ミステリ6編収録。織守きょうやのダークサイドが渦巻く、禍々しい短編集。
  • A.O.バルナブース全集 上
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    旅と書物をこよなく愛したフランスの作家ラルボー(1881―1957)の代表作.短篇小説と詩と日記から成る〈全集〉という風変りなこの作品は,いわば〈逆向きの教養小説〉だ.幼くして両親を失い,莫大な遺産を相続した主人公は,億万長者というばかげた境遇を捨て去り,一個の人間として生きるために世界各地を放浪する.(全2冊)

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  • アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中世のアーサー王時代にタイムスリップした近代人ハンクの奇想天外な物語! 人間の悲喜劇を描くトウェインの頂点をなす作品。喧嘩相手の一撃で気絶した19世紀のコネチカット・ヤンキーが意識を取り戻してみると、そこは騎士道精神に貫かれた6世紀のイギリスであった。6世紀の住人として生きることになった主人公ハンク・モーガンは、近代科学の知識を駆使したことからアーサー王の目に止まり、王直属の高官となって、6世紀のイギリス社会で多くの改革や教育に手を染める。そして、騎士道社会の習慣にならい、みずからも諸国遍歴の旅へ出て、数々の冒険を体験していく。……最後は虐殺を伴う大戦争という方向を取り、コネチカット・ヤンキーは、魔術師によって13世紀間も続く深い眠りに陥ってしまうという巧みな文学手法によって、ふたたび19世紀に出現する。そしてベッドのなかで狂おしいうわ言を口走って息絶える……。

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  • アーサー王宮廷のヤンキー
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    そもそもの発端は喧嘩っぱやいヤンキーが頭にくらったバールの一撃だった。世界がパッと暗くなり、再び正気にかえってみると、なんと時は伝説のアーサー王の時代。騎乗の騎士たちや、すそをひきずる女たちの中で背広姿が目立たぬはずはない。たちまち囚われの身となり死刑の宣告! しかし彼は進んだ知識を身につけた近代人。突然まよいこんだ中世で科学を駆使し、アーサー王と円卓騎士団をけむにまくヤンキーの活躍やいかに? マーク・トウェインがSF的発想で描くユーモアあふれる異色作。

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  • アーサー王の墓所の夢
    4.1
    1154年、グラストンベリー一帯を襲った地震の直後、ひとりの老修道士が息を引き取った。アーサー王の埋葬を見たと甥に言い残して。そして月日は流れ1176年、話を聞きつけたイングランド国王ヘンリー二世の命により、町ごと大火で焼失した大修道院の墓地から、二体の骨が掘り出される。遺骨は伝説のアーサー王とその妃グウィネヴィアのものなのか? 住み慣れたケンブリッジを追われた女医アデリアは国王の依頼により、供を連れ骨の鑑定に赴くが、その途上で友人エマの身に異変が起きたことを知る……。CWA最優秀歴史ミステリ賞シリーズ第3弾。/解説=千街晶之
  • アーサー王物語
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    アルフレッド・テニソンによる作品。
  • アーサー王ロマンス
    3.1
    戦いと愛と聖なるものを主題に繰り広げられる一大中世英雄ロマンス。円卓の騎士たちと聖杯探求の旅、王妃グィネヴィアと湖の騎士ランスロットとの恋、トリスタンとイゾルデの悲恋など、神秘と謎に満ちた英雄の物語の数々。そのエッセンスのすべてをきわめて分かりやすく凝縮した、アーサー王伝説の入門にうってつけの一冊。
  • アーサーの甥ガウェインの成長記
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ガウェインの誕生と若き日のアイデンティティ確立の冒険譚! 婚外子として生まれた円卓の騎士ガウェインの青少年期の委細を知る貴重な資料であり、後の『ガウェイン卿と緑の騎士』やスペンサーの長編叙事詩『妖精の女王』等の作品研究の上でもきわめて重要な作品とされる。
  • 【電子復刻版】アーサー・ミラー――劇作家への道
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ミラーの大学時代の未公刊習作を詳細に紹介しながら、いかにして彼が独自のテーマ・技法をつかんで世界的作家となるに至ったかを論証する労作。 待望の電子復刻版。
  • アメリカ文学との邂逅 アーシュラ・K・ルグィン 新たなる帰還
    -
    想像力の持つ可能性と希望を信じ、異文化の共存の可能性を模索し、限界に挑戦し続けたルグィンの螺旋をのぼる旅をたどる  アーシュラ・K・ルグィンは、時の流れによる変化を恐れない作家であった。変化を受け容れ、常に新しい地平を目指すことを選んだ。旅することは終始一貫して彼女の作品のテーマであり続けたが、その旅には終わりというものはなかった。帰還は新たな旅の始まりでしかない。そして、その旅は、作品の中のはるかな未来の世界や、遠い宇宙の惑星、そして竜が空に翼をはばたかせる異世界を移動するものであると同時に、現実の世界における歴史の流れを映し出すものでもあった。  本書の目的は、SFとファンタジーの新たな道を切り開き、その可能性を模索し続けた、ルグィンという作家の旅をたどることにある。SFやファンタジーというジャンルの問題、同時代のアメリカ社会と文学の潮流、そして文学とジェンダーとの関わりが、各章をつなぐ大きな主題となるだろう。数々の賞を受賞し、SFとファンタジーを名実共に代表する作家としていまなお大きな影響力を持つルグィンの道のりはどのようなものであったのだろうか。自らの限界に挑戦し続け、芸術とは「つねに限界のそのさきを探し求めることであり、境界線を見定めてはじめて、完全で、確固とした美しいものを生み出すことができる」のだと公言する作家が、長い旅路の果てに見せてくれるのはどのようなものなのだろうか。 (序章より)
  • アースクエイクバード
    3.0
    彼は傘もささず、雨の新宿で写真を撮っていた――。東京に住むイギリス人女性ルーシーは、激しい恋に落ちた日本人男性・禎司との出会いを回想する。しかし来日して間もない友人リリーを彼に紹介したときから、奇妙な三角関係がはじまった。そして今、ルーシーはリリーの殺人容疑で事情聴取を受けている。はたして東京で、佐渡島で、故郷イギリスで、何が起きていたのか? 英国推理作家協会賞受賞のサスペンス。映画化原作!
  • アーセナルにおいでよ
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    スタートアップ企業を立ち上げようと奮闘する4人の訳アリな若者たち。 『バッテリー』『NO.6』から連なる、著者4年ぶりの現代青春小説! 若者たちに、生きていく武器をちゃんと身につけてもらいたい。 そういう思いを込めて書きました。――あさのあつこ 今、注目の起業家たちからも、絶賛のコメントが寄せられました! 「社会を変えるのは常にはみ出しものたちだ。生きづらさを武器に戦う若者たちの、起業物語」 ――家入一真(株式会社CAMPFIRE 代表取締役) 「僕も、自分たちで生み出した、眩いばかりの閃光に人生を変えられた一人。これは初期衝動からしか生まれない奇跡の軌跡!」  ――片石貴展(株式会社yutori代表取締役) 「高校生が挑む、自分たちの居場所革命! 正解のない時代に、生きる希望をくれる一冊」 ――福田恵里(SHE株式会社代表取締役/CEO・CCO) 【あらすじ】 「おれ、今度、起業するんだ」 幼馴染で初恋の相手・甲斐から突然呼び出された高校3年生の千香は、その文章力と思索力を見込まれ、スタートアップのメンバーとしてスカウトされた。会社の名前は「アーセナル」。“武器庫”を意味するという。容姿にコンプレックスを持つ千香。中学生で不登校になった甲斐。詐欺に巻き込まれて逮捕歴のある陽太。バツイチのコトリ。それぞれの痛みを抱えたメンバーたちは、起業という一つの目標に向かい、生きる「武器」を手に入れていく。 ネットの中傷、不登校、詐欺など学校や社会に馴染めずドロップアウトした4人の若者たち、彼らが起業という一つの目標に向かい、奮闘し、生きる「武器」を手に入れていく、まさに現代に求められる、青春小説の新たなる傑作です。 【著者プロフィール】あさの・あつこ 岡山県生まれ、在住。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991年『ほたる館物語』で作家デビュー。97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、99年『バッテリーII』で第39回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリーI~VI』で第54回小学館児童出版文化賞、11年『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『NO.6』『ランナー』『火群のごとく』『透き通った風が吹いて』『野火、奔る』など多数。児童文学から時代小説まで様々なジャンルの書き手として、幅広い世代に親しまれている。
  • アーダ〔新訳版〕
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    美しい11歳の従姉妹アーダに出会ってまもなく、14歳のヴァンは彼女の虜となった。青白い肌の博学なアーダと知的なヴァン。一族の田舎屋敷で、愛欲まみれの恋を繰り広げる二人はしかし、ある事情により引き裂かれる。著者の想像力と言語遊戯が結実する傑作長篇!【紙版上下巻を一冊にした合本版です】
  • アーチー若気の至り
    3.5
    舞台は第一次大戦終結後のニューヨーク。オックスフォード大学出身、心やさしくなにもできない青年紳士のアーチーは、大戦に従軍ののち、一族郎党から新大陸での成功を祈願されて米国ニューヨークに到着する。滞在の初日、アーチーはホテルで支配人とおぼしき人間とひと揉めして相手を大激怒させたが、向かった先のフロリダでは美女と恋におちて超スピード結婚。花嫁は、なんとそのホテル王の娘だった……。波瀾万丈抱腹絶倒の事件が連鎖する、笑いの巨匠ウッドハウス初期の傑作連作長編。本邦初訳。

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  • アート少女 根岸節子とゆかいな仲間たち
    3.6
    優秀な三年生が引退して、オタクにヒキコモリ・・・変なメンバーばかりが残った美術部。弱小部活と校長に目をつけられて、存続の危機に。部室も部費も日にちもないのに県展に入選する作品をつくるには、いったいどうすれば? すぐブチキレる部長の根岸節子を筆頭に、個性豊かな仲間たちがタイムリミットぎりぎりまで色を塗り続ける。あきらめないヤツが強いんだ。アート愛と薀蓄あふれる、爆笑で感動の青春ストーリー!
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵
    3.6
    1~2巻770円 (税込)
    読むと美術館に行きたくなる? 爽やかでやさしいアート小説 求職活動中の優彩のもとに「あなただけのアート旅にご案内します」という不思議なDMが届く。アートと旅をめぐる連作短編集!
  • アーニイ・パイルの前に立ちて
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • アーネスト・サトウ伝
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幕末・明治維新の激動期に,日本語を自在に駆使して活躍したイギリスの外交官アーネスト・サトウ。日本,シャム,清国,モロッコ各地でのエピソードを交えてその生涯を活写する。
  • アーベド・サラーマの人生のある一日 ――パレスチナの物語
    4.5
    ピューリッツァー賞受賞作。ヨルダン川西岸地区で園児たちの乗ったバスが燃えた。アーベドは息子を探して奔走する。占領とは何かを問う悲劇のノンフィクション。
  • アーマード 生還不能 上
    3.8
    グレイマン・シリーズのマーク・グリーニー、衝撃の新シリーズ開幕!ベイルートの任務で片脚を失った民間軍事会社の傭兵ジョシュは、メキシコ麻薬紛争での危険なオペレーションに、再び身を投じる!
  • アーモンド
    4.3
    【2020年本屋大賞翻訳小説部門第一位受賞作!】“感情”がわからない少年・ユンジェ。ばあちゃんは、僕を「かわいい怪物」と呼んだ――韓国で30万部突破!「書店員が選ぶ今年の本」(2017)に選ばれた感動のベストセラー小説、ついに上陸! 扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない十六歳のユンジェは、目の前で家族が通り魔に襲われたときも、無表情で見つめているだけだった。そんな彼の前に、もう一人の“怪物”が現れて……。「わが子が期待とは全く違う姿に成長したとしても、変わることなく愛情を注げるか」――出産時に芽生えた著者自身の問いをもとに誕生した、喪失と再生、そして成長の物語。
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ
    3.8
    1巻572円 (税込)
    十三・十四・十五歳。きらめく季節は静かに訪れ、ふいに終わる。シューマン、バッハ、サティ、三つのピアノ曲のやさしい調べにのせて、多感な少年少女の二度と戻らない「あのころ」を描く珠玉の短編集。
  • アー・ユー・テディ?
    3.6
    1~4巻630~709円 (税込)
    「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。代官山のフリマでひと目惚れしたクマのあみぐるみを買って帰ると、なんとクマには殉職した刑事の魂が宿っていた! 事件の捜査中、崖(がけ)から落ちて死んだのだという。かわいいあみぐるみからオヤジ刑事(デカ)の魂を追い出すため、和子は、いやいや真相究明に乗り出す! 珍妙なコンビが軽快なテンポでお届けする爽快エンタテインメント、第一弾!

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  • R

    R

    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類が他の惑星にまで進出してるに違いないくらいの未来。高度なAIを搭載したロボット少女と、彼女を中心とした人々を描いたの4コマ漫画。2010年制作。
  • RI過剰投与
    -
    1巻1,287円 (税込)
    放射線技師が医師からの指示で小児に与えた放射性医薬品の量が問題になった。メディアは数値だけを取り上げて危険性を強調し、病院内では力関係によって技師にだけ責任が押し付けられた。技師の家庭では、妻や子が誹謗中傷やいじめを受け、そして技師はついに……。正義とは何か? 真実とは何か? 決して一面からでは分からない問題にどう向かい合うべきか? と世に問う医療小説。
  • R.I.P.
    3.7
    心の通い合う男性と巡りあえず、恋愛を諦めかけていた音響分析官の天海刹那。 気分転換に訪れたクラブで爆破事件に遭遇した彼女は、そこで出会った孤独な青年・キズナに強く惹かれる。 二人は激しく求め合うが、ある日突然、キズナが姿を消してしまい……。 謎に包まれたキズナの正体とは?破壊と再生の中で綴られる、確かな愛の軌跡。
  • R.I.P. 安らかに眠れ
    3.8
    1巻1,672円 (税込)
    優しかった兄が、三人もの自殺志願者を殺めた――。世間から極悪人と糾弾される村瀬真也。連続凶悪事件を犯した兄が語り始める不可解な動機を解き明かそうと、妹の薫子は奔走するが、一線を越えてしまった真也の「知らなかった一面」に衝撃を受ける。自殺志願者を次々殺めた男の告白から見えてきた真実とは――。行きすぎた正義と、無関心な親切は、どちらが正しいのだろうか。誰もが目を逸らしたくなる問題に、著者自身も懸命に向き合い書き下ろした長編小説。
  • R&R

    R&R

    4.3
    ゴールデンウイーク明けの5月7日、廻谷千瀬は久々に学校へ行こうとしていた。しかしふと気がつけば、今日は昨日過ごしたはずの5月6日だった。以来、千瀬は5月6日を繰り返すことに……。しかも、5月6日がリピートしていることに気づいているのは千瀬だけ。ほかの人たちはなにも知らず同じ日を過ごしていた。なかば自棄になりながら、何度目かもわからない今日を過ごしてた時、千瀬は新海百音に出会う。たまたま千瀬の話を聞いてくれた百音を頼りに、千瀬はこの奇怪な現象から抜け出そうとするが、百音もまた今日がリピートしていることを知らずに5月6日を繰り返していて……。
  • R -The regeneration tower-
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 深夜、とある塔に侵入した少年。彼はうさん臭い警備員の女性と出会い、会話をするうちに……。2014年制作。
  • R16

    R16

    -
    1巻990円 (税込)
    俺たちは街のどこかで陰謀とすれ違っている……。 何気ない日常。過去から現在へと続く時の流れはメビウスの輪のごとくアキラとゴエにからまる。国道16 号線上で起こる数々の事件は二人を闘いの渦に引きずり込む……。
  • Rのつく月には気をつけよう
    4.0
    湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。毎回うまい酒においしい肴は当たり前。そこに誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。今晩もほら、気持ちよく酔いもまわり口が軽くなった頃、盛り上がるのはなんといっても恋愛話で……。ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー!
  • Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    長江、渚、夏美は大学時代からの飲み仲間だった。やがて長江と渚は夫婦になり、夏美は会社の同僚・健太と結婚、それぞれ子を持つ親に。長江の海外赴任でしばらく途切れていた“宅飲み”が、帰国をきっかけに復活。簡単&絶品グルメをアテに、世間話はいつも思わぬ方向へ……。いつもの仲間が集れば、おいしい料理と「謎」を肴に宴の始まり。あの小粋な“宅飲み”ミステリーが帰ってきた!
  • RPGスクール
    3.5
    高校1年生の剣先は剣道で全国ベスト4になった実力者だが、幼馴染を通り魔から守れなかったため剣を捨てた。ある日、超能力体験学習のため来校した超能力者イマワの死体が足跡のない運動場で見つかる。すると学校が外部と遮断され、スピーカーから「脱出するには私を倒せ」という「魔王」の声が聞こえ、モンスターたちが出現。剣先は超能力少女ミラを守るため、モンスターと戦い、魔王を探すのだが。驚愕の「新感覚」本格ミステリ!
  • R62号の発明・鉛の卵(新潮文庫)
    3.9
    会社を首にされ、生きたまま自分の「死体」を売ってロボットにされてしまった機械技師が、人間を酷使する機械を発明して人間に復讐する「R62号の発明」、冬眠器の故障で80万年後に目を覚ました男の行動を通して現代を諷刺した先駆的SF作品「鉛の卵」、ほか「変形の記録」「人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち」など、昭和30年前後の、思想的、方法的冒険にみちた作品12編を収録する。(解説・渡辺広士)
  • イアリングをつけるとしたら
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    つけるときよりもはずすとき 編集者と書き手の情事。 ここでは編集者が男性であり、書き手はまだ書くことの経験が十分ではない。 小説とは、いかにして書かれるものなのか。 会話の中から、そして動作を伴う、あるモノからそれは生まれる。例えばイアリング。 男には得られない視点からイアリングを見て、そのことを構築できればすなわちそれが彼女の小説だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • マラマンダー ~イアリーの魔物1~
    -
    ホテルの忘れもの係の少年が伝説の謎を解く。  夏はにぎわう観光地、しかし、冬になると濃い霧に包まれ不思議なことが起こる海辺の町イアリー。魔物がすむという伝説のあるイアリーの海は通称「魔海」とも呼ばれている。  ある冬の日、この町の老舗「魔海ホテル」で忘れもの係をしている少年ハービーのもとへ、自分自身が「忘れもの」だと訴える少女バイオレットが助けを求めて転がりこんでくる。両親に会いたいという切実な願いと、おそろしい魔物マラマンダーの卵伝説が絡まりあい、物語は加速する。  気が弱いけれど正直者のハービーと、おてんばで賢いバイオレット。 絶妙コンビが町の伝説にまつわる謎と、自分たちの出生の秘密を解いていく冒険ファンタジー「イアリーの魔物」シリーズの第1巻。
  • イアリー 見えない顔
    4.0
    私立大学で教授を務める私が、病死した妻の葬儀を終えて帰宅した夜の10時過ぎ、自宅のインターホンが鳴った。「奥様、ご在宅でしょうか?」。インターホンのディスプレイに映る女性の姿に見覚えはなく、私が外に出たときには、女の姿は消えていた。あの女は誰だったのか。そんな思いに囚われながら、私は大学の総長選挙に深く関わっていく。やがて近所のゴミ集積場で身元不明の死体が発見され、私の身の回りで起こる不審な出来事と、混沌とした選挙戦のつながりまで見えてきて――。
  • いいえ私は幻の女
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    忘れられたら楽なのに――。 傷ついた言葉。消せない過ち。ふたりだけの約束。 すべてなかったことにしよう。この人生が変わるなら。 ミステリーの新鋭が贈る、奇妙であたたかな“忘れられない”物語。 小江戸川越の街にひっそりと佇む「Memory」は、“記憶を消してくれる”カフェ。不思議な力を持つ家入蘭のもとに、過去の失恋やトラウマに苦しむ人々が、今日も引き寄せられるようにやってくる。 最愛の人に先立たれ生きる気力をなくした坂下麻季は、自分のことは忘れてほしいという亡き恋人の遺志にしたがい、Memoryを訪れた。 記憶が完全に消去されるまでの間、川越の街をぶらつく麻季。そこに死んだはずの恋人が現れて……。 麻季の最後のデートを描いた「あなたに似た人」や、表題作「いいえ私は幻の女」のほか、驚きと感動せまる追憶の物語集。
  • いい女
    3.0
    平凡なままでは満たされない! 妻として母として一生懸命やっているのに、誰も認めてくれない――。結婚して以来、何よりも家庭を優先させてきた詩織だが、同窓会をきっかけに、女として生きようと決意する。高額エステ、仕事相手との不倫、初恋の男性との再会……。夢を実現させようとして、自らの中に閉じこめていた「女」を開花させていく一人の女性の挑戦と変貌をリアルに描く問題作。
  • いい女さまよう
    -
    1巻275円 (税込)
    今やシャッター街となった商店街で生まれ育った長谷川那美。彼女のさまようための旅物語。 残暑が続く中、地元の四国へフラリと戻った長谷川那美は、マンガの原作を主な仕事にしている。今やシャッター街となった商店街で生まれ育った彼女は、地元のショッピングモールでレストランを成功させている兄のダットサン・トラック720を借りて、地元を徘徊します。若い女性とダットサンが奇妙にマッチする地方都市の風景と、大きなショッピングモールで飲める自慢のコーヒー、兄の仕事上のパートナーの女性との食事。彼女の地元での徘徊は、そのまま、彼女の仕事であるマンガの原作へと繋がっていきます。さまようための旅の物語です。 底本:『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社 2015年11月 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
  • いい家庭の又の姿
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • いいからしばらく黙ってろ!
    3.5
    大学卒業直前に婚約破棄され、就職する同級生から取り残された富士。彼女が出会ったのは、社会からはみ出した小劇団。才能溢れる劇団員に欠けているもの=”常識”を武器に富士は居場所を見い出せるのか?
  • 異域の死者 上野着17時40分の死者
    -
    上野不忍池湖畔で殺された美女は人妻だった。しかも不倫の相手がいる。当然周辺の男女が疑われるが、皆アリバイが成立。物証の一つに疑問を抱いた名探偵浦上伸介が、その人物を追及すると、浦上の眼前で或る駅に電話をして、完璧とみえるアリバイを示したが……。浦上伸介をキリキリ舞いさせる快作。
  • いい気分だ
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    波が高まって、やがて凪。いい気分だ 舞台はプール。 水をたたえた空間だが人工物であり、やや密閉感じもある空間。 主役は2人の女性。というより、身体と視線だ。 もしかすると互いを捕らえる正確さと貪欲さは異性間のそれをしのぐものかもしれない。 言葉は不要。過不足のないしなやかな動きがあればいい。 波のようになめらかに高まってやがて凪へ。 身体だけではないが身体にあくまで忠実な欲求を解放させて、今、いい気分だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 異域録
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 18世紀初頭,康キ帝の命をうけ,遠くカスピ海の北,遊牧の民トゥルグート族のもとに赴いた著者は,3年にわたる旅の途上,各地の山川・民族・物産・城市・戸口など,未知の地域に関する克明な情報をもたらした。

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  • いい子のあくび
    3.8
    芥川賞受賞第一作。 公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人を除けてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ?「割りに合わなさ」を訴える女性を描いた表題作(「いい子のあくび」)。 郷里の友人が結婚することになったので式に出て欲しいという。祝福したい気持ちは本当だけど、わたしは結婚式が嫌いだ。バージンロードを父親の腕に手を添えて歩き、その先に待つ新郎に引き渡される新婦の姿を見て「物」みたいだと思ったから。「じんしんばいばい」と感じたから。友人には欠席の真意を伝えられずにいて……結婚の形式、幸せとは何かを問う(「末永い幸せ」)ほか、 社会に適応しつつも、常に違和感を抱えて生きる人たちへ贈る全3話。
  • 飯島晴子の百句
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    ◆言葉の深淵へ 尽きることなき言葉との苦闘 よく第四句集の『八頭』から句風が変わったと評されるが、晴子の姿勢は一貫して存在としての言葉の追求であった。その時々に、どのような景と出くわすかによって、当然、出現する言葉も変わってくるが、晴子はいつも、渾身の力で言葉の深みへ降りていった。 (「ひとりの修羅」より:奥坂まや)
  • 言いたい事と言わねばならない事と
    無料あり
    -
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  • 言い出しかねて
    -
    1巻660円 (税込)
    ひとりぼっちの自宅で三十歳の順子が電話する相手は、年下の同僚水谷恵美だ。週に二度か三度、無言のまま切る夜の電話。エリートの恋人がいるらしい恵美のことが気になって仕方がなかった。ところが恵美が無断欠勤した日、順子は恵美のマンションを訪ね、死体となって横たわっている恵美を発見する。警察は自殺と判断しているが……。 表題作「言い出しかねて」の他、「誰かが私を愛してる」「ラブ・フォー・セール」「夢見る頃を過ぎても」「あなたと夜と音楽と」「ラウンド・ミッドナイト」「身も心も」「アローン・トゥゲザー」の7編を収録したアーバン・ミステリー。
  • 飯田線・愛と殺人と
    3.0
    十津川警部の部下・北条早苗刑事の友人で旅行会社に勤める野田花世が殺害された。彼女は、飯田線ツアーの企画を作る際に知り合ったアイヌの青年・金子太郎と愛を育んでいたらしい。一方、飯田線をめぐる歴史と神話を勉強していた花世に、偏執的につきまとう人物がいたことが浮上して……。十津川は、復讐心を燃やす金子をとめ、異常な犯人を逮捕できるのか!?
  • 飯田蛇笏
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 飯田蛇笏全句集
    4.0
    〈春めきてものの果てなる空の色〉 〈くろがねの秋の風鈴鳴りにけり〉 〈誰彼もあらず一天自尊の秋〉 郷里甲斐の地に定住し、雄勁で詩趣に富んだ俳句を詠み続けた飯田蛇笏。格調高く、気魄に満ちたその作品群は、現代俳句の到達した一典型として俳句史に足跡をとどめて他の追随を許さない。第一句集『山廬集』から遺句集『椿花集』まで、既刊9冊の句集を完全収録する初の文庫版全句集。略年譜、季題索引付き。  解説・井上康明 (目次) 山廬集 霊芝    山響集 白嶽 心像 春蘭 雪峡 家郷の霧 椿花集 解説 井上康明     略年譜 季題索引
  • 飯田の町に寄す
    無料あり
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  • 飯田橋駅
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    -
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  • 飯田龍太全句集
    -
    伝統俳句の中心的存在として活躍、昭和俳句史に厳然とその名を刻む飯田龍太。 「大寒の一戸もかくれなき故郷」 「かたつむり甲斐も信濃も雨のなか」 「春の鳶寄りわかれては高みつつ」 など、郷里の風光と人事をこまやかに詠い上げた。 鋭敏な感覚と豊かな叙情に支えらえた作品群は、高潔にして格調高く、自在の境地を示している。 既刊句集10冊に拾遺を加えた全5728句に、自句自解抄、年譜、季語索引を付す決定版! 解説・井上康明
  • 井伊直弼 己れの信念を貫いた鉄の宰相
    5.0
    1巻770円 (税込)
    「殿、世の中の大勢は依然、異国排撃。いまや鎖国論が再び盛り上がりを見せております」「そのようなことでこの国難は解決できぬ。攘夷論を打ち砕き、この国が清国の二の舞になることだけは避けなければならぬ」直弼は敢然と言い放った。――ふがいない幕府首脳を尻目に、単独で日米通商条約を締結した直弼。日本の真の改革のために独り戦い続けた幕閣の生涯。
  • 許嫁幼馴染が弟に純愛寝取られたので、俺は変わることにした。第一巻
    -
    1~2巻916円 (税込)
    せっかくギャルゲー世界に転生したが、転生先は主人公の出来損ないの兄 海道清澄というモブだった。 そして、高校一年の夏休み初日、目の前で、許嫁を純愛寝取られされた俺は、今はもう居ない海道清澄というモブの無念を晴らす話。 注意書き この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません ※本作はwakaba1890の個人誌作品の電子書籍版となります。【301ページ】
  • 飯野文彦劇場 痛み
    -
    1巻330円 (税込)
    目を覚ますと、佳奈子が目を大きく見開いて立っていた。わかっているのに、酒を飲むといつもやってしまう…。「覚えていないんだ、どうか許してくれ」と頭を下げる私の脳裏に浮かんだのは、幼い頃、兄妹のように育った従妹の幹枝との、思い出。最初は好奇心からキスをしただけだった。やがていけない遊びはエスカレートし…。
  • 飯野文彦劇場 インターホンに見える
    -
    周囲の喧噪に耐えきれず、発作的な怒りに身を任せて暴れ回る男。ついに暴れている最中に意識を喪い、病院に担ぎ込まれるに至って、医者に勧められ辺鄙な郊外の一軒家へ転地する。水商売に出かける女を見送った後は、何をするでもなくただ庭をながめる日々。その生活が一変したのは、古屋の中でそれだけが真新しいインターホンの存在に気づいたときだった。その小さなモニターの中に、男はいったい何を見出すのか!?
  • 飯野文彦劇場 鰻屋
    -
    1巻220円 (税込)
    十年余り前。じめじめと蒸し暑く、金も当てもないまま夜な夜なK町を冷やかし歩いていた私の心にも、カビならぬいつも以上にしみったれたものが巣くいはじめた梅雨間近のころである――。その鰻屋を見つけたのは、裏通りのディープな一角だった。〈鰻を食べると。一・元気になります。二・若返ります。三・セックスが強くなります。四・死人がよみがえります。〉カレンダーの裏紙にマジックで書いたような稚拙な張り紙には、確かにそうあった。曇りガラスはいつも閉ざされて出入りする客もなく、鰻の匂いすら漂ってこないその店の奥で、いったい何が調理されているのか? 好奇心の虜となった私はある日、ついに意を決して暖簾を潜った…。
  • 飯野文彦劇場 栄子狂乱
    -
    内気で影の薄い、小柄で童顔の女はしかし、凄艶な色気で男の嗜虐心を刺激しながら、いつのまにか主導権を握って思うがままに自らを責めさせる、天性のマゾヒストだった。SM雑誌の編集者すら我を忘れるほどの、巧みで激しく妖艶な痴態。だが、とある田舎の廃屋で撮影をしたときから、何かが変わった。ふたりをさらなる深淵へと引きずり込んでいくのはいったい――?
  • 飯野文彦劇場 Mさんの父
    -
    近所に住むKさんが訪ねてきたのは、ゴールデンウィーク間近となった四月の下旬、穏やかな平日の昼下がりのことだった――。「昨日の夜、河原にMさんのオヤジさんがいたんだよ」。まさか。だって…。「しゃがれた声で『息子を呼んできて欲しいんだが』って言うんだよ」。でも、Mさんのオヤジさんは半年ほど前に…。飲み仲間の奇態な言動に正気を疑いつつも、断り切れずに深夜、Kさんに連れられて問題の河原に向かった私だったが――。
  • 飯野文彦劇場 おもろい夫婦
    5.0
    1巻110円 (税込)
    私は、これといって取り柄のない老作家である。極めて遅筆で、未だに単行本は出ていない。こんな男でも、作家という肩書からか、歳を取っているというだけのことからか、近所に住む連中からは、何かと相談事を受ける。今日も、酒好きの酒屋の亭主がくだらない相談にやってきた。からかってやるつもりで、適当なことを答える私だったのだが――。まるで落語のような登場人物たちの軽妙な会話に、飯野文彦氏独特のシモネタと、笑いを織り交ぜたユーモア小説。
  • 飯野文彦劇場 帰ってきた叔父
    5.0
    あれは盂蘭盆会の出来事だった。当時八歳だった私は、ひとり留守番をしていた。そこへ叔父がひょっこりやってきた。麦茶を用意している間に叔父の姿は消えていた。しばらくして帰ってきた姉たちに叔父が来たことを告げると、「叔父ちゃんは死んだでしょ?」と怪訝そうな顔をされてしまった。しかし、その直後、叔父からの電話で墓に呼び出された私は…。
  • 飯野文彦劇場 悲しき父
    -
    1巻330円 (税込)
    「ここは潰して駐車場にすることになったから、一カ月以内に出ていってくれ。すべては身から出た錆だろうが。てめえが飲んで暴れて、どれだけ苦情が来てることか」「お父さん、気にしないで。どうか、こらえてください」「おまえまで、誰の味方―」。いけない、いけない、この子を巻き込んではいけないのだ。酒が腐らす小宇宙を、陰鬱な苦悩の呻きが澱ませる。行き場のない孤独な作家の魂は、愛するがゆえに責め苛まずにはいられない子供をひたすら彷徨する。
  • 飯野文彦劇場 子を連れて
    -
    1巻220円 (税込)
    傾きかけたボロ家の二階で、腐ったように暮らす私小説作家のなれの果て。その傍らにいつも寄り添うのは、あどけなく健気な幼い子。「俺には六つになる息子がいるが、毎晩●●●●を吸わせてる」ああ、嘘だ嘘なんだ。なぜ優しくしてやれないのか。たった一人の肉親であり、たった一人の話し相手であり、たった一人の父であるのに。世界が彼を責め苛む。それから逃れるために、酒に溺れ妄想に溺れ…。粘り着くような孤独の中で、子供だけが、子供だけが彼の…。
  • 飯野文彦劇場 作家幻想
    5.0
    1巻110円 (税込)
    壊れている。脳味噌が「酢豆腐」並に、腐っている。軽蔑され冷笑され罵倒され、蹂躙され踏みにじられ陵辱されている――ような気がする。耐えられず、今日もまた酒を飲む。飲み続ける――。二十世紀末、私はまったくもって売れない作家として、かれこれ十年近くに渡って生活を続けていた。自身の無能と自意識過剰に苛まれ、他人の眼に脅え、それらを忘れるべく酒に溺れながら。個性的なその世界観からマニアックな評価が高い飯野文彦が出版社、編集者といった枠組みを超えて綴った、異形ワールド!

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  • 飯野文彦劇場 残存性欲の女
    -
    「やさしいんですね。これから行っても良いですか?」「明日の晩も、来てもいい?」。毎晩、彼女はやってくる。汗にまみれ快楽に溺れ、わたしはもはや彼女なしではいられない。いかに浅ましかろうと、昼も夜も常に彼女のことを求め、胸は高鳴り肉体は火照る。しがない作家に初めて訪れた我が世の春。恋の、いや情欲の炎に激しく生命を燃やして、男はこの世ならぬ悦楽に浸りきる。夜ごとの美女の訪問は無上の愛か、異界の罠か。
  • 飯野文彦劇場 獅子と戦う
    5.0
    1巻110円 (税込)
    居酒屋での馬鹿話に、ライオンと戦って勝つ自信を高らかにぶち上げた男。すべては酒の上の冗談のはずだった。昨夜隣り合わせたTVディレクターが、約束通り訪ねてくるまでは。「あなたねえ。本気で人間とライオンを戦わせるつもりですか?」「はい」「テレビでそんなのを放映できるわけがないでしょうが」「できます。自分が責任を持って仕切ります」…。今、秘策を胸に、絶対安全な究極の異種格闘技戦のゴングが鳴る。
  • 飯野文彦劇場 性根
    -
    1巻220円 (税込)
    私が佐山外雄と出会ったのは、今から二年ほど前のことだ。その頃、すでに彼の性根は、残念ながら腐っていた――。先輩作家とのトークライブにファンとして現われた男は、にこにこと土産の焼酎を差し出した。三度四度と回を重ねるにつれて、男は馴れ馴れしく、いや図々しく、こちらの領域へと踏み込んでくるようになる。疎ましい男を何とか突き放そうとして、ますますその神経を磨り減らす気弱な私。だが、ようやく突き放しに成功したと思ったとき、男は新たな貌を露わにした。のっぴきならない状況に追い詰められた私が、機先を制するべく打った奇策中の奇策とは? 狂乱の宴が、今始まる!
  • 飯野文彦劇場 深夜の授業
    -
    幼い頃から暴君だった父。ある日、酔った父が私の部屋に入ろうとしたのを止めようと、咄嗟に体当たりをした。父はあやまって階段から転落…。幸い、大事には至らなかったが、一方的に暴力をふるわれる関係は終わりを告げた。今までの鬱憤を晴らすかのように、私は母に、そして父にも暴力をふるうようになった。そして…。果たして主人公がたどり着くのは?
  • 飯野文彦劇場 地獄のランチタイム
    -
    1巻330円 (税込)
    私立探偵…とは名ばかりの何でも屋のおれは、一か月前にアルのママから「あたしのかわいい坊やを連れもどしてちょうだい」という依頼を受けた。東京砂漠を愛車でぶっ飛ばしながら、アルを探すおれだったが…。荒んだ近未来の東京で繰り広げられる、バイオレンス劇! 飯野文彦節全開の、エロ、暴力ありの和製スプラッタパンク!
  • 飯野文彦劇場 体内小人
    5.0
    奇怪な手紙に導かれ、TVレポーターは山奥の社へと向かった。そこで彼を待ち受けていたものとは? 失踪後、再び姿を現わしたレポーターの会見で全てが明らかになる!? 「ま、待ってください。本当なんです。今、世界は、人類は危機に陥っている。だんだるしあが蘇ろうとしているのです」「で、結局その、だんだるしあって、何なの?」「わかりません。しかし、その手先の〈やつら〉のことならわかります」「じゃあその〈やつら〉は、どこにいるんですか?」
  • 飯野文彦劇場 煙草屋の二階に住んでいる
    5.0
    1巻110円 (税込)
    男は、痩せこけた老婆が店番をする、古びた煙草屋の二階に住んでいた。いつも排泄は床の抜けた押入れの中から、一階の古びた浴槽へめがけて…。臭気のこもる煙草屋の中、男と老婆の狂気と愛憎の世界が繰り広げられる。
  • 飯野文彦劇場 茶の魔
    -
    もうすぐ八月の声をきこうというある日、私のもとに、作家仲間のFから長文の手紙が送られてきた。性格的に問題があり、いつしか仲間内からも距離をおかれ、郷里に帰ったと風の噂に聞いたFからの手紙。そこにはアルコール依存症だったFが手に入れた「魔法のお茶」によって、酒を断つにいたった話、そしてそのお茶を飲むようになってFの目の前に現れた「あいつ」の話が…。
  • 飯野文彦劇場 友だちはブチ
    5.0
    1巻110円 (税込)
    生まれつきの難病のため入院していた9歳の少年・正和。学校にも行けない彼は友達もできず、いつも病室の窓から、通りを歩く少年たちを羨ましそうに眺めていた。そんなある日、窓の外にブチ柄の子犬がいるのを見つける。正和は子犬にブチという名前をつけ可愛がった。ブチは正和にできた初めての友達だったのだ。しかし、正和の病状は刻々と悪化し…。少年と犬との心温まる感動作。
  • 飯野文彦劇場 どんクリ
    -
    深夜の子供部屋に響いた壮絶な悲鳴。「傷口は接合しましたから。出血していますが、二、三日もすれば元気になるでしょう。しかし…事情が事情だけに、警察に連絡しなければなりません」「おっしゃってください。花恵は何をされたんですか!?」。ようやく授かった娘を襲った凶事が、母の精神を責め苛む。誰が何のためにこんな酷いことを? 護らなければ、この愛しい我が娘だけは。襲い来る悪意に敢然と立ち向かう母。その先に、血みどろな修羅の地平が広がる!
  • 飯野文彦劇場 ないものの子
    -
    主人公の「私」が小説家である事を知り「実は私も小説を書いたことがあるの…」と自作をメールで送ってきた憧れの女性。その内容は、彼女の清楚な外観からは想像もつかない淫らで、破廉恥な官能小説。いやはや、作中話として全文が掲載されているこの小説がまた本格的で、思わず生唾を飲みこみたくなるような内容。地位も名声もある夫人が、銀座の公衆トイレで繰り返す痴態…。これだけでも読み応えがあるのだが、さらに本作は驚くべき結末へと進んでいく。官能小説と言うべきか、ホラー小説というべきは、はたまた…。
  • 飯野文彦劇場 バルセロナの工房
    5.0
    1巻110円 (税込)
    妻にうながされて県立美術館に足を運んだのは、暖冬とはいえ北風の冷たい一月の末のことだった――。普段はバルセロナの工房で、制作に没頭しているという老版画家のことなど、興味もなければ知りもしなかった。だが、妻に無理矢理引きずられるようにして連れて行かれた講演会で、私は彼のたたずまいに強く惹かれる。彼のいったい何に、私はこんなにも惹きつけられるのか?
  • 飯野文彦劇場 一人多い生徒
    -
    紆余曲折を経て、40歳で小学校の教員となった私。生徒数は8人と少ないが、可愛い子供ばかり。しかし、私はある日、生徒が一人増えている事に気づいた。しかも、その少年は私の記憶の中の懐かしくも切ない思いを呼び起こし…。子供の頃の純真で深い友情。それでいて大人になったら相手の存在すら忘れてしまっている残酷さ。それらが呼び起こすキュンと胸が締めつけられるような想いを、奇才・飯野文彦が見事に操り、私たちを不思議な世界へ誘う…。感動と切なさ、そして恐怖をともなう秀作です。
  • 飯野文彦劇場 紐
    5.0
    「ねえ、わたしが養ってあげようか」「ヒモになれってことか」――。シメタ、と思っていた――。作家崩れの屑男は、40がらみのロートル・ストリッパーの安マンションに転がり込んだ。自慢の手管でモノにして、見事ヒモに収まる。毎日、ただひたすら安焼酎をかっ喰らい、ぼんやりと怠惰に過ごす日々。だがそれは、1人の美少女が部屋を訪ねてきた時に、終わりを告げた。男が手にするのは甘い生活か、それとも――?
  • 飯野文彦劇場 揉みほぐされる脳
    -
    雨の蒸し暑いある日、売れない作家・井之妖彦は、自分の脳が誰かによって揉みほぐされていることに気づく。だから、すぐに感情的になり、ねちねちと細かいことにこだわり、優れた才能を見いだされず不遇のまま過ごしているのだ。すべてそれで納得がゆく。誰だ、誰が私の脳を!? 男の精神が壊れていく過程を、つぶさに、執拗に描ききった奇作。
  • 飯野文彦劇場 友人の妹と…
    -
    大学時代からの友人の義弟・佐川が失踪して一ヵ月。ある日、佐川の消息がわかったらしいという報告をうけた藤沢は、とても正気ではいられなかった。なぜなら、佐川は藤沢がその手で…。“鬼畜”という言葉がこれほどぴったりな作品があるだろうか? やがて非道ぶりを尽くした藤沢の耳に届いた怨嗟の声…。戦慄の結末までノンストップでお届けする奇作!! しかし、因果応報にしても酷すぎます…。
  • 飯野文彦劇場 夜の訪問者
    -
    「井之先生は、いらっしゃいますか。『怪奇無尽講』の続きを教えてください」――。独り執筆の進まぬ深夜、不気味な女が家の前に立つ。差し出された金に目が眩み、はるばる千葉からやってきたという言葉で情にもほだされ、家に上げた作家だったが、女の言動は次第に奇妙の度を増していく。そして電話が…。あの傑作『怪奇無尽講』に、こんな裏があったのか――もしれない!?
  • 飯野文彦劇場 留守電
    -
    留守電に吹き込まれていたメッセージは、見知らぬ若い女性からの間違い電話だった。そこに込められている切なる想いは、しかし相手には永遠に届かないのだ。それを知っているのは自分だけ。哀れさと焦燥に胸を焦がしながらも、どうすることもできない私は、日夜悶々としていたのだったが、ある日ついに二度目のメッセージが。そこに吹き込まれた相手の番号を前に、極限まで膨らんだ様々な想いが迸るとき、いったい何が起きるのか!?
  • 飯野文彦劇場 霊の笑い
    -
    小さな祠がある曲がり角に、今日も狂気を呼び起こす忌まわしい笑いが谺する。ボクと早智枝は幼い頃から、その笑い声に、そしてそれが生む狂気と死に魅せられてきた。「幽霊の笑い声よ。幽霊が相手を見て、こいつならって思ったときに笑うみたい」。やがて、狂気が爆発する現場を目の当たりにしたとき、ふたりの中でも何かが弾けた。他人の狂態を覗き見ながら、自分たちもまた繰り広げる痴態。歪んだ刺激の行き着く先には? 曲がり角には気をつけろ!
  • 飯野文彦劇場 ろくろ首
    -
    「お化けが恐いなんて、子供みたいだと思うでしょう。でもね、見ちゃったんですよ」「ろくろ首を、ですか?」「ええ、見てしまったんです。ああ、そのために……」――安居酒屋で偶然隣り合わせた男は、私が眺めていた妖怪画に血相を変えた。怪奇作家として、絶好のネタの気配を嗅ぎ取った私に、男が語った奇妙な体験談とは――?
  • 飯野文彦劇場 六本木にて
    -
    六本木の裏通りにひっそりとそびえ立つ洋館。奇怪な因縁の伝わるその幽霊屋敷に、暑気払い気分で出かけた作家一行。酒で恐怖を紛らせていた私は、二階の窓に不気味な少女の姿を見た。それが恐怖の始まりだった。瞼を閉じれば、その闇の中に浮かび上がる白い少女の姿。電話の向こうで、嗚咽を押し殺して囁く声…。酒が見せる幻覚か、それとも!? 恐怖に怯える私は、憧れの美人作家と手に手を取って、怪異と対峙すべく敢然と再び廃墟に立った!
  • いいひと、辞めました
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    四十路の独身男、平田は自他ともに認める「いいひと」。だが、モテない。結婚はおろか恋人すらできない。「いいひとなんだけどね……」って、もういい! こうなったらとことんサイテーになってやる! 立派な「サイテー男」になるべく向かった場所とは――ふかわりょうが描く、痛快! 人生180度逆転劇!
  • いい人ランキング
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    中学校生活をおくるのが不器用な子にエールをおくる、ちょっとビターな青春小説です。 木(き)佐(さ)貫(ぬき)桃(もも)は中学2年。母の再婚によって、2学期から名字が変わりました。本人にとってはどぎまぎするできごとですが、クラスメイトには、違和感があるのは最初だけ、慣れれば別にどうということのない小さな変化だとばかり思っていました。でも、9月の終わりの文化祭で、開催する予定だったミスコンを職員会議で禁止されたことから、2年1組は「いい人ランキング」といういい人を選ぶコンテストを行うことになります。木佐貫桃が第1位になり、そこからクラスの空気が変わりはじめます。小さなきっかけが、さまざまな連鎖を引き起こし、少女が追いつめられていく過程、そして、友人と妹の協力によって意外なところから、その状況を打破していく姿が、いきいきと描かれています。
  • 善いミリー、悪いアニー
    4.0
    殺人鬼の母親を告発した少女ミリーは、里親のもとで新たな生活を送ることになったが……少女の葛藤を描く異色の青春×法廷ミステリ。
  • いい奴じゃん
    3.3
    25歳の派遣社員鮎太は、毎日が不運続きでもオネエ言葉の同僚大道寺たちと能天気にたくましく生きている。ある日、警備会社の正社員になったはいいが、賊に頭を撃たれて意識不明の重態に! 最低の不運を最高のチャンスに変えて、一流の男になるべく大道寺と旅に出る。誰もが必ず元気になれる人生応援小説。(講談社文庫)
  • いい湯じゃのう(一) お庭番とくノ一
    3.8
    1~3巻660~709円 (税込)
    上さまの肩凝りで江戸が危機に!? 人気時代作家によるユーモア時代小説シリーズ開幕! 八代将軍・徳川吉宗は、ひどい身体の凝りに悩まされていた。熱海の湯を江戸に運ばせることで、その苦しみを癒していたが、どうしたわけか、急に湯が届かなくなる。さらに熱海だけでなく、草津、箱根の湯にも異変が起きたらしい。吉宗の一大事に、湯の中では最強のお庭番・湯けむり権蔵と、すご腕だけど玉の輿狙いのくノ一が調査へと向かうことに。一方、江戸では独自の「湯の神信仰」を説く天一坊なる者が現れ、町奉行の大岡越前がその素性について探索を始めるが……。新聞連載で話題の新シリーズ第1弾。
  • いいわけ劇場
    3.4
    言い訳しながら様々な方法で心のスキ間をうめようとする世間の人たち……。もう「コレ」なしじゃ、生きていけない! ――いいわけしながらやめられない、「だって、コレがないと生きていけないんだもん」。生きていれば、誰にでもあるよね、つらいこと、悲しいこと。だから、わかるよ、その気持ち。何かに依存するあまり、どこか本末転倒なおかしな人たちが次々登場。著者ならではの筆が冴えわたる、哀しくもおもしろい短編小説集。
  • 言い訳だらけの人生
    3.0
    1巻770円 (税込)
    田中修司、49歳。「バブル入社組」と言われ、上司からは翻弄され、部下からは突き上げられる。家庭の実権は妻にあって、それでいいと思っているけれど、なかなかどうして大変だ。ある日、徳市じいさんが死んだと聞き、幼なじみの和彦、達也と集まると、あの頃の記憶が蘇る。ただひたすら楽しかった思い出――。今を生き抜く「元・男子」に贈る人生の応援歌。

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